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ノロウイルス院内感染か 「こども病院」で10歳死亡 神戸
12月18日 14時35分

神戸市にある「兵庫県立こども病院」で今月初め、入院患者7人に相次いで発熱や下痢などの症状が出て、このうち、10歳の女の子が死亡しました。一部の患者からノロウイルスが検出され、病院は院内感染の可能性があるとみています。
神戸市須磨区の兵庫県立こども病院によりますと、今月1日から3日にかけて、2歳から28歳の患者7人に相次いで発熱や下痢、おう吐の症状が出て、このうち、今月3日に症状が出た10歳の女の子が翌日、腸炎によるショックで死亡しました。
症状が出た患者は5階の同じ病棟の4つの病室に入院していて、死亡した女の子と同じ病室にいた患者など3人からノロウイルスが検出されたということです。また、死亡した女の子はおよそ10年間にわたって入院し、免疫力が低下していたということです。
女の子がノロウイルスに感染していたかどうかの検査は行われなかったということですが、病院は院内感染の可能性があるとみています。
県立こども病院は、「患者が亡くなったことは残念に思う。感染防止の対策にしっかり取り組みたい」としています。

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