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パキスタン 市場で爆発 24人死亡12月14日 4時13分
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パキスタン北西部にあるイスラム教シーア派の人が多く暮らす町で、市場に仕掛けられた爆弾が爆発して、これまでに24人が死亡し、パキスタンのメディアは、シーア派を異端視する現地の過激派組織が犯行声明を出したと伝えています。
パキスタン北西部のパラチナールで13日、市場に仕掛けられた爆弾が爆発し、地元の当局によりますと、これまでに住民24人が死亡し、60人以上がけがをしました。パラチナールはイスラム教シーア派の人が多く暮らす町で、犠牲者の多くはシーア派の住民とみられます。
当局者によりますと、爆弾は積み上げたゴミの中に隠されていて、20キロ余りの爆薬が使われたとみられるということです。
事件のあと、パキスタンのメディアは、現地のイスラム過激派組織「ラシュカレ・ジャングビ」の関連組織が犯行を認める声明を出し、さらなる犯行を予告していると伝えています。声明は、内戦が続くシリア情勢を背景に、この過激派組織がシーア派への敵意を強めていることをうかがわせていて、パキスタンでシーア派を狙ったテロや襲撃が増えることが懸念されます。
当局者によりますと、爆弾は積み上げたゴミの中に隠されていて、20キロ余りの爆薬が使われたとみられるということです。
事件のあと、パキスタンのメディアは、現地のイスラム過激派組織「ラシュカレ・ジャングビ」の関連組織が犯行を認める声明を出し、さらなる犯行を予告していると伝えています。声明は、内戦が続くシリア情勢を背景に、この過激派組織がシーア派への敵意を強めていることをうかがわせていて、パキスタンでシーア派を狙ったテロや襲撃が増えることが懸念されます。