米 オスプレイが着艦に失敗 けが人はなし

12月14日 11時32分

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アメリカ西部カリフォルニア州の沖合で、海兵隊の新型輸送機オスプレイが揚陸艦への着艦に失敗し、けが人はいませんでしたが、海兵隊が事故の原因を調査しています。

アメリカ海兵隊によりますと、カリフォルニア州サンディエゴの沖合で、今月９日、海兵隊の輸送機ＭＶ２２オスプレイが海軍の揚陸艦への着艦に失敗しました。オスプレイは当時、非戦闘員を退避させることを想定した訓練中で、機内には合わせて２６人が搭乗していましたが、海兵隊は、この事故によるけが人はいないとしています。
オスプレイは、カリフォルニア州のペンドルトン基地に拠点を置く第１３海兵遠征部隊に所属していて、海兵隊が事故の原因を調べています。事故の詳しい状況は分かっておらず、海兵隊はオスプレイの被害の程度についても、「今後の調査で判明する」としています。
オスプレイを巡っては、ことし５月、ハワイ・オアフ島の基地で着陸に失敗し、兵士２人が死亡、２０人余りがけがをする事故が起きていて、アメリカ軍は先月、操縦士の人為的なミスが事故の主な原因だったと結論づけています。