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ブルンジ 路上に多数の遺体 銃で殺害か12月13日 1時41分
大統領派と反大統領派との間で対立が続くアフリカ中部のブルンジで12日、首都の路上で銃で撃たれて殺害されたとみられる20人以上が遺体で見つかり、暴力の激化が懸念されています。
ブルンジではことしの春以降、大統領選挙を巡って大統領派と反大統領派の間で衝突が相次いでいます。こうしたなか、欧米のメディアによりますと、首都ブジュンブラで12日に20人以上の遺体が見つかりました。銃で撃たれて殺害されたとみられ、AFP通信は、中には複数の子どもが含まれていると伝えています。遺体が見つかったのは、反大統領派の支持者が多いとされる地区で、ロイター通信は目撃者の話として、警察官が住宅をまわり男性を次々に拘束して殺害したと伝えています。
ブルンジでは前の日の11日、首都やその周辺にある軍の施設3か所が武装した集団に襲撃される事件があり、今回多数が殺害されたのはその報復だったという見方が出ています。衝突の背景には、異なる民族間の対立もあると指摘され、暴力がさらに激しさを増すことが懸念されています。
ブルンジでは前の日の11日、首都やその周辺にある軍の施設3か所が武装した集団に襲撃される事件があり、今回多数が殺害されたのはその報復だったという見方が出ています。衝突の背景には、異なる民族間の対立もあると指摘され、暴力がさらに激しさを増すことが懸念されています。