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首相 憲法改正は与野党で議論深める必要12月16日 22時12分
安倍総理大臣は、総理大臣官邸で、衆議院憲法審査会長を務める自民党の保岡元法務大臣と会談し、年明けから始まる通常国会の憲法審査会で、憲法改正を巡って与野党で十分に議論を深める必要があるという認識を示しました。
この中で、保岡衆議院憲法審査会長は、来月4日に召集される通常国会での憲法改正を巡る議論について、「衆議院選挙の最中に仮に大規模災害が起きた場合、今の憲法では衆議院議員がいない状態のままで、対応に遅れが出てしまう。何も手当てをしていなかったというわけにはいかず、そうした『緊急事態』の条項に関する議論が中心になる。政局に関係なく国会の責任でやらなければならない」と述べました。これに対し、安倍総理大臣は「憲法審査会で与野党でしっかりと議論を深めてほしい」と述べました。
このあと保岡審査会長は記者団に対し、「基本的に安倍総理大臣にはご理解をいただいた。衆議院憲法審査会長としては、与野党と同じ距離感を持ってやっていきたい」と述べました。
このあと保岡審査会長は記者団に対し、「基本的に安倍総理大臣にはご理解をいただいた。衆議院憲法審査会長としては、与野党と同じ距離感を持ってやっていきたい」と述べました。