高専ロボコン2015「東北地区大会」 2015.12.17


(実況三輪アナ)互角の対戦両チーム。
見事!正確に的を捉えるロボット。
輪が高く遠く舞い上がる!高専ロボコン今年のテーマは…ロボット通りま〜す!若き技術者たちが知恵と体力と青春をかけてアイデア満載のロボットを作り上げました。
自分を信じ仲間を信じ全国大会を目指してチームのプライドが…高専生の熱いドラマが今年も開幕します!舞台は秋田県秋田市にある「CNAアリーナ★あきた」。
応援団やロボコンファンなどおよそ1,000人の熱気とともにいよいよスタートです。
(拍手)
(渡辺)「目指せ国技館!」を合言葉に手作りのロボットで熱戦を繰り広げる高専ロボコン2015東北地区大会!
(渡辺原)選手入場!東北にある高等専門学校7つのキャンパスからそれぞれA・B2チームずつ計14チームが勢ぞろい。
どんなロボットが登場するか楽しみです!
(拍手)大会はトーナメント方式。
ご覧の対戦カードです。
ここでルールをご紹介。
今回の…ロボットによる輪投げ合戦です。
まずは自分たちの陣地にあるポール3本から。
1本につき1点です。
各チーム赤青のエリアから輪を投げますがロボットは斜線の場所には入れません。
自陣ポールの3本に入れたら高さ3mの「中央ポール」およそ6m離れた「相手ポール」が狙えます。
9本すべてのポールに輪が入ると見事「Vゴール」!その時点で勝敗が決まります。
中央ポールにはボーナスポイントも。
1つの輪で2本のポールにかけると5点。
3本のポールにかければなんと10点!大技の「まとめがけ」見られるかなぁ?なお相手のポールには輪を何本でも入れられ1点ずつポイントを加算。
大量得点も狙えます。
輪投げの正確性はもちろんロボット自身のタフさ操縦者のロボットさばきも見どころです。
輪に使うのは「ゴムホース」。
およそ50m分です。
各チーム作戦に応じて輪の大きさや数は自由に決められます。
(村田)投げるものが軟らかいというところですね。
柔軟物体を扱うという事それからいろんな投げ方の工夫があるというところも見どころだと思います。
福島高専Aチーム「おくとばす」。
タコの吸盤のようにいくつもある発射台から…たくさんの発射台から正確に飛ばすため操縦は2人で分業。
位置の調整はリーダー小野さん。
角度と発射タイミングの操作は2年生の小川さん。
角度は数字でも確認できるんですよ。
更に発射台に付いたLEDの信号でお互いの準備が整ったことを知らせます。
気持ちもそろえて発射!伝わってるかな?まあ…対するのは一関高専Bチーム「百式砲」。
いかついタイヤのデンジャラスボディー!搭載する輪はボディーとは裏腹に花の形。
「輪花繚乱」にピッタリ。
「花の輪」を空高く飛ばすために使うのは釣り竿。
「飛距離」がとりあえずよく飛んでくれる。
あと「一定」で飛んでくれる。
あと今花みたいに積んでるんですけど「よく開く」。
ポール3本ずつ同時発射!
(会場)サンニイチスタート!・
(応援団)福島!さあまずは青ゾーンの一関高専Bチームの「百式砲」。
同時に複数の輪を投げます。
さあ位置を決めて。
3つ成功!そして真ん中も。
6つ成功!そして敵陣に。
1つ決まりました。
既に7ポイント。
村田さん速いですね!メチャクチャ速いですね。
本当に正確です。
ただ1度に多くの輪を投げますので「百式砲」は1回ずつ輪を入れ直さなければいけません。
さあその間に福島高専Aチームが追いかけていけるか?福島高専Aチーム「おくとばす」はここまで2ポイント。
そうですね。
こちらはオペレーターの操作がポイントになってきますので冷静な操縦が必要になりますね。
2人の操縦者が縦横から位置を確認して決めていきます。
さあこれで4ポイント。
3ポイント差になったところで。
さあ「百式砲」が戻ってきた。
7対4。
3ポイント差。
間もなく競技時間の半分。
中央惜しい!もう1本!惜しい!赤の「おくとばす」相手ロボットに輪をかけて発射を妨害する作戦。
こんな使い方もあるんですねぇ。
ああいうふうにかかっちゃうと次が打てないんですね。
ええ。
「おくとばす」は敵陣を狙いにいきます。
「百式砲」はまだリロードできない。
1ポイント差!さああと1ポイント差。
残り時間間もなく30秒になる。
福島高専Aチーム追いつけるか?今「百式砲」の準備が整った。
発射する!惜しくも届かない。
まだ1ポイントの差のまま。
福島高専追いつけるか?「おくとばす」。
残り時間間もなく10秒。
妨害に行く。
そしてポイントも狙っていきたい「おくとばす」。
7対6。
1ポイント差のまま。
残り3秒2秒1秒。
追いつかない〜!青「百式砲」が試合の最後に放ったのは相手の輪を撃ち落とすための防御システムでした。
7対6。
開幕試合から大接戦!一関高専Bチームの勝利!
(拍手)赤い円盤が印象的な秋田高専Aチーム「ワッカマン」!円盤が回る遠心力で輪を自在に飛ばします。
引っ掛けた輪は飛ばす瞬間爪が外れることでタイミングよく飛び出します。
円盤の回るスピードを変えればより遠くへ!うわ〜っ!らせん状のワイヤーを自動で動かし輪を補給。
スタートゾーンに戻らなくても発射し続けることができるんです。
対する鶴岡高専Bチーム「わなげびと」。
人型を目指したロボットはローラーを使って輪を発射します。
輪の補充もすごい!まず三つ折りにして箱の中に詰めちゃいます。
これを縦に9個積みます。
ところてんのように押し出してローラーの力で発射!
(会場)サンニイチスタート!両チームともに輪を1本ずつ確実に投げ入れていくそうしたロボットの特徴です。
まず赤ゾーン秋田高専Aチームは村田さんこれ遠心力を使って輪を投げてますね。
そうですね。
このリング状のものを回して飛ばす機構が非常にユニークですね。
そして青ゾーンの鶴岡高専Bチーム「わなげびと」は…。
あっ発射!あの輪をそのままではなく箱の中に入れて詰めるという。
これは新しいアイデアでしたね。
そうですね。
機関銃のようなあの機構がかっこいいですね。
さあ一方で秋田高専Aチーム「ワッカマン」は自陣のポール3つクリア!あっそして青ゾーン「わなげびと」は「リペア」だ。
今リペアが認められました。
相手チームが輪を投げてこないとき安全が確認されたときロボットが動かなくなりますとロボットを直接手で触ってスタートゾーンまで戻して整備をすることができます。
さあちょっと鶴岡高専Bチーム「わなげびと」の調整が必要になってる中で「ワッカマン」は次々と相手陣内を狙っていきます。
さあ今度は近くのポールを投げる時に比べて1回転多くなっています。
そうですね。
近くの時は半周で投げるんですけど遠くの時は1周半回して投げますね。
さあそして「わなげびと」追いかけることができるか?3ポイント差。

(応援団)鶴岡!角度をもう一度調整し直します。
うわっ!その間に「ワッカマン」が後ろから捉えた!4ポイント差!残り時間10秒を切った。

(応援団)鶴岡!間もなく5秒。
(終了を知らせる音)「わなげびと」反応できず!4対0。
秋田高専Aチーム「ワッカマン」の勝利です!鶴岡高専Aチーム「イカ略!?」。
かわいい見た目の裏に奇想天外なストーリーが…。
高専生の想像力って無限大!輪投げの仕組みは至ってシンプル。
ゴムを使います。
引っ張るゴムの強さを変えるだけで近い所も遠い所も狙えます。
イカリングを飛ばして目指すはVゴール!去年全国大会出場の鶴岡高専。
イカを「生かしきれるかな!?」。
対するのは八戸高専Aチーム「YABUSAME」。
狙うポールに合わせて3つの発射台があります。
こっちは逆に…メンバー3人それぞれの発射台に集中して操縦できるんです。
片手で使えるコントローラー。
実は3Dプリンターで自作しちゃいました。
かっこいい!チーム「YABUSAME」。
勝利のカギは3人のコンビネーション。
果たして大丈夫?
(会場)サンニイチスタート!ともにまず自陣のポールを狙っていきます。
さあ「YABUSAME」は3つの砲台があって村田さんあの3人の操縦者がいるというのが面白いですね。
そうですね。
人間のオペレーターを最大限利用するという作戦ですね。
さあ1本成功!そして「イカ略!?」も1本成功しています。
ここまで1対1。
いや「イカ略!?」はこの輪の投げる機構よりもこうデザインが非常に目を引きますね。
そうですね。
手が動くところがかわいらしいですよね。
本来の競技性とはまた違ったところにも動力を使っているという辺りに遊び心も感じます。
余裕があるからできるんですね。
そういうことなんですね。
さあ「YABUSAME」が先に3ポイント決めました!あの非常に前日の調整などではかなり苦しんでいたんですが修正してきましたね。
そうですね。
そして「イカ略!?」も3本クリア!3対3。
同点に追いついて「イカ略!?」はこのようにパチンコの原理でゴムの引き伸ばしで輪を飛ばしていきます。
うわっ!中央のエリア成功!この機構は意外と信頼性高いんですよね。
誤差が少ないということですか?そうですね。
これも成功!中央エリア残るは3mの一番高いポール。
当ててますよね。
ええ。
一方で「YABUSAME」はさあどこを狙っていくか?1度スタートゾーンに戻る。
スタートゾーンに戻って整備をし直します。
輪が崩れちゃったんですね。
なるほど!輪が引っ掛かってますか?さあ「イカ略!?」もスタートゾーンに入ってここがチャンスだ。
「YABUSAME」。
2ポイントを追いかける「YABUSAME」。
残り時間間もなく10秒で…。
さあ両者同時にフィールドに戻って2ポイント差!青の「YABUSAME」が追いかけたい!残り時間がなくなる〜!接戦5対3。
鶴岡高専Aチーム「イカ略!?」の勝利です!福島高専Bチーム「ぐる輪」。
なんとこれボタン1つで輪投げをしてくれる自動制御ロボット!見えます?「ロータリーエンコーダー」と呼ばれるセンサーがロボットがどれくらい進んだかっていう距離を読むことができて…。
このタイヤで距離を計測。
ポールの前に来ると自動で発射!対する八戸高専Bチーム「大冠乱射」。
見どころは回転する大観覧車の機構!なんと…そこに直径2mの大きな輪をかけて狙うは…その観覧車に乗り込むのはかわいい動物たち!過去の大会に登場したチームのキャラクターなんです。
(奥村)今まで…ざ残念!先輩たちの思いはしっかり乗せて大技決められるか!?
(会場)サンニイチスタート!・
(応援団)福島!まずは福島高専Bチーム「ぐる輪」に注目してください。
完全自動制御。
正確無比!3本連続。
村田さんすごいですね!これ動きながら打って当てちゃうというところが。
さあそして既に5ポイント!なんと20秒足らずで5ポイント。
圧倒的なスピード!全自動はうまく動くとホントに外さないですからね。
ねえ。
一方で八戸高専Bチーム「大冠乱射」はかなり直前まで調整を強いられていましたが輪の発射機構は連射が利く非常にいいものでしたよね。
そうですね。
かなり速いスピードで。
この大会の中でも速いほうじゃないでしょうかね。
さあ位置が決まって。
「ぐる輪」が後方から相手陣を狙っていきました。
お互いにスタートゾーンに戻って調整します。
福島高専Bチーム自動制御ではありますが1本ずつということで少し輪の装填には時間がかかりますね。
そうですね。
この押し出す方式だとどうしてもこのタイプになってしまうのでそこが弱みと言えば弱みですね。
一方で八戸高専Bチームの「大冠乱射」は少し思いどおりに動かすことができていないでしょうか?さあ再調整をして。
位置が決まって。
(声援)さあまず自陣のポール狙っていきたいところ。
慎重に調整をしながら。
福島がまた出てきましたね。
さあその後方から福島は中央を狙っていく。
追いかけたい「大冠乱射」はなかなか自陣のポールに輪をかけることができません。
5秒を切りました。
(終了を知らせる音)試合終了!福島高専Bチームが勝ちました!いらっしゃい。
秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」。
お祭り大好き「はなびちゃん」が国技館の切符をかけて輪投げに挑戦!人間の投げ方を見事に再現!まるではなびちゃんが投げてるみたい!人間の腕をイメージした肘と手首の動き方。
そしてかわいい「はなびちゃん」を作ったのはリーダー平塚さんの妹萌さん。
対する仙台高専広瀬キャンパスBチーム「ぱせり」。
大きな輪で大量得点を狙います。
発射装置に一工夫。
大きな輪を安定して飛ばすため輪を直線状にして発射!大きな輪で的に入る確率もアップ!勝ちにこだわります。
実は広瀬Bチーム過去6年間勝ち星がありません。
チーム名に「勝利」の願いを込め必勝を誓います。
(会場)サンニイチスタート!ストーリー性のある秋田高専「BLUEHAWAII」とシンプルな仙台高専広瀬の「ぱせり」。
ともに1本ずつ輪を投げていくタイプのロボットです。
「ぱせり」は今回一番シンプルな機体と言ってもいいかもしれないですね。
機能を絞ってぎりぎりの最適化を狙っていると。
さあ一方で秋田高専Bチーム「はなびちゃん」は既に自陣の3つ決めて相手陣内を狙っている。
さあ「ぱせり」も追いついた。
3対3。
いや秋田高専Bチーム「はなびちゃん」ですがストーリーを織り込んでくるというのは非常に遊び心がありますね。
そうですね。
さあ相手陣も1つ成功して4対3。
お互いに中央エリアのポールを狙っていきます。
追いついた。
4対4。
さあ「ぱせり」が5点目。
「ぱせり」の強みは補充しなくていいってことなんですね。
最初に全部積んじゃってますので。
20数本の輪を先に積んでおきますのでスタートゾーンに戻る必要が少なくなります。
さあお互いの投げ合いになってきました。
5対4。
青の「ぱせり」がリードしています。
仙台高専広瀬キャンパスBチーム。
6ポイント目!さあこれで残るは相手陣内。
追いついてきた。
5点目。
秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」も追い上げます。
「BLUEHAWAII」はリングにスピンがかかってるんですね。
はい。
だからただコントロールがいいだけじゃなくて輪の姿勢も変わらない。
なるほど!「ぱせり」にはまだ輪がある。
追いつきたい秋田高専Bチーム。
(声援)6対5。
追いかけてほしい!
(歓声)追いついた!6対6!あと10秒。
逆転!7対6。
もう1本!「はなびちゃん」の夢はまだまだ続く。
(終了を知らせる音)
(拍手)秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」の勝利です!一関高専Aチーム「風迅雷迅」。
注目は……を使った中央ポールの「まとめがけ」。
釣り竿が伸びる力でダイナミックに発射!とその前にトラブル発生!試合前日自陣ポールに発射するためのパーツが壊れてしまったのです。
これを直さないと大技「まとめがけ」も宝の持ち腐れ。
なので…試合に間に合うか!?頑張れ!一関高専Aチーム!一方の仙台高専名取キャンパスBチーム「輪ーking!!」。
2年生だけの最年少チーム。
それぞれが発射台の仕組みを考えました。
近い自陣ポールは空気圧で輪を押し出し高い中央ポールはゴムを使って高く飛ばし遠い相手ポールはローラーで飛距離を伸ばします。
そして最後は神頼み!前の日トラブルに見舞われた一関Aチーム。
何とか修理して試合に間に合いました!
(渡辺)ロボットの神降臨!
(会場)サンニイチスタート!さあ声援の中両チームの競技が始まりました。
まずは「風迅雷迅」自陣のポールを狙っていきます。
あっとすぐにスタートゾーンに戻りました。
ちょっと調整が必要でしょうか?一方で「輪ーking!!」は十分に位置を決めて。
(声援)うまく予定どおりの動作がしないのか?いや微調整だ!更に調整する。
慎重に位置を決めていきます。
1分経過しました。
かなり自陣のポールに苦戦している両チーム。
慎重に距離を合わせていきます。
いやどちらの機体もですね3種類の投てき装置持ってまして。
それが動くところをホントに見たいんですけども。
まず最初の3本クリアしてもらわないと次のマシンが使えないんですよね。
さあ残り時間が40秒を切ろうかという中でまだ両チーム得点がなし。
さあ最初の1点が何か勝敗を分けてきそうな流れになってきました。
「風迅雷迅」はスタートゾーンに戻って…。
さあ1本成功!仙台高専名取B「輪ーking!!」が先制得点!追いかけたい「風迅雷迅」。
さあこの辺りの時間との勝負。
残り時間が間もなく5秒。
なんと1つの輪が1回戦の明暗を分けました!
(拍手)最後にもう1本入れました。
勝ったのは仙台高専名取キャンパスBチーム「輪ーking!!」!負けた一関Aチーム。
試合で出せなかった「まとめがけ」をご披露。
(発射音)来た!あ〜っと…。
(拍手)すばらしい!皆さん拍手をお願いしま〜す!
(拍手)
(一同)輪花繚乱。
合ってないなぁ。
抽選でシードとなった仙台高専名取キャンパスAチームと仙台高専広瀬キャンパスAチームは2回戦からの登場です。
仙台高専名取キャンパスAチーム「Re:act」。
発射台の先に付いている板状の鉄にご注目。
これはゼンマイのようなバネになっていて板が巻き取られる力で輪を発射します。
3本ずつ同時に打って狙うはVゴール!使う輪も人が輪投げをするような小さな輪にこだわりました。
あくまで……ではなく「輪花繚乱」という形でうちは小さい輪っかを投げるっていうことで。
対する一関高専Bチーム「百式砲」は1回戦驚異のスピードで7点を獲得。
1点差を守り抜き2回戦に登場です。
(会場)サンニイチスタート!お互いが複数の輪を同時に発射することができる両チーム。
スピード勝負にもなってきそうです。
さあまずは自陣のポール3つを狙う。
お互い位置が決まる。
まず先に「百式砲」だ!そして中央。
これで6本成功!惜しい!あと1本。
一気に8ポイント。
なんと20秒で8ポイント。
いやあVゴールなるかという村田さん展開でしたが。
すごいですね。
同じ位置から3つとも発射してるんで最初の位置決めができると全部当たっちゃうっていう。
そういう作戦ですね。
一方の仙台高専名取Aチームの「Re:act」は2本成功!3本目が入らずにまたスタートゾーンへと戻っています。
こちらも実はなかなかいい機械でゼンマイのようなバネを使ってるんですね。
これが「定荷重バネ」と言いまして一定の推力で輪を押し出すことができるので。
しかも長い砲身が付いてますからそれで正確な射的ができる。
そういうものですね。
さあ最後の自陣のポールを狙って。
さあ今「百式砲」も動き出した!早めに決めたい仙台高専名取A。
もう一度スタート地点へ戻ります。
さあVゴールを狙って「百式砲」。
位置が決まって。
Vゴール!
(拍手)負けた名取Aチーム。
小さな輪の同時発射を見せてもらいました。
ニイチ!
(発射音)
(歓声と拍手)1回戦遠心力を使って着実に得点を重ねた秋田高専Aチーム「ワッカマン」。
4対0で見事勝利!対するは仙台高専広瀬キャンパスAチーム「Onyx」。
発射装置は輪を回転させて飛ばす仕組み。
輪の片側にローラーを当てることで輪に回転をかけます。
すると軌道が安定しポールまで正確に飛ぶんだとか。

(会場)サンニイチスタート!さあ青ゾーンの「Onyx」。
発射機構の精度には非常に自信を持っていました。
選手たち。
慎重に位置を決めていきます。
さあ一方の「ワッカマン」は着実に着実に遠心力で進んでいきます。
そしてリペアになりました。
仙台高専広瀬A「Onyx」リペア。
ロボットをこのままスタートゾーンに戻しにいきます。
その間に「ワッカマン」は着実に着実に進めていく。
おっと!これは得点認められません。
輪の頂点よりも下に下りなければいけません。
これでOK!自陣3本成功!仙台高専広瀬Aの「Onyx」。
さあまずは自陣のポール3つを狙います。
(声援)さあ3人のメンバーそれぞれから指示が出て…。
発射する!まず1本成功!「ワッカマン」は「Onyx」の背後から相手陣内を狙っています。
残り時間1分を切った!ホイールがリングを挟んじゃったんですね。
この辺り足元の輪そういったものも何とかくぐり抜けながら発射位置を決めなければいけません。
さあもう一度スタートゾーンから出ていく。
「ワッカマン」は着実に狙っていく。
「Onyx」発射できるか?3秒2秒1秒。
(終了を知らせる音)3対1。
秋田高専A「ワッカマン」が準決勝進出です!広瀬Aチーム。
発射できなかった回転する輪をご披露!
(発射音)確かに回ってますねぇ。
(拍手)鶴岡高専Aチーム「イカ略!?」。
1回戦はイカリングを飛ばし中央ポールも決め5対3で勝利!1回戦はラスト8秒で逆転した秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」。
「はなびちゃん」の夢はどこまで?
(会場)サンニイチスタート!輪を入れるだけじゃない。
見て楽しんでもほしいという両チームです。
さあまずは1本ずつ1本ずつ自陣のほうを狙っていく。
さあともに1本成功!同じように1本ずつ輪を入れていくという形ですから村田さんどうでしょうね?勝敗の行方はどういうところがカギを握って…。
これは難しいですね。
どちらもいい精度出してますからね。
ええ。
さあ両方3本成功!ここまで順調!それから1度に装填できる輪の数ということでいきますと「イカ略!?」のほうが20本を積んでいますので戻る必要が少なくなってくるわけですよね。
そうですね。
さあ相手陣を狙う。
「BLUEHAWAII」4本目!そして「イカ略!?」は中央!さあこちらも4対4。
1本ずつ狙っていく。
(応援団)鶴岡!鶴岡!さあ5対4!すぐに追いつく!「BLUEHAWAII」。
まさかイカと少女が対戦する事になるとは思いませんでした。
さあ「はなびちゃん」がリード!ここで「はなびちゃん」が逆転だ!おお!すぐに譲らない。
追いつく追いつく。
6対6。
準決勝進出に向けて互角の対戦両チーム。
さあ操縦者は自分の焦りとも闘わなければいけません。
残り時間間もなく30秒!惜しい!まだ同点まだ同点のまま。
さあ7本目。
リードをするのはどちらか?妨害に出ましたね。
あっ妨害に出ました。
あっ!お互いを狙うような形にもなってきました。
7本目!「はなびちゃん」リード!イカの頭を越えて「はなびちゃん」のスーパーショットがさく裂!さあ7対6。
秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」がリード!追いつけるか?「イカ略!?」。
5秒を切った!追いつかな〜い!大接戦!秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」準決勝進出!1回戦は僅差を制して勝利した仙台高専名取Bチーム「輪ーking!!」。
一方福島高専Bチーム「ぐる輪」は自動制御ロボットの正確な輪投げで5対0と相手を圧倒!
(会場)サンニイチスタート!準決勝最後の椅子をかけて仙台高専名取Bの「輪ーking!!」と福島高専Bの「ぐる輪」。
さあ自動制御の「ぐる輪」が初戦どおりの正確さ。
3本連続成功!そして中央を狙っていきます。
ここはずれた。
ただあっという間に自陣を決めていきました。
さあ追いかける仙台高専名取キャンパスBの「輪ーking!!」。
非常に昨日まではセッティング苦労していましたが少しずつ精度を上げてきて。
こうしたところもすばらしいですね。
そうですね。
ここで決めて次の武器を見せてほしいですね。
もう1本で狙えるか?1分が経過しました。
1本成功!3対1。
さあ「ぐる輪」は…。

(応援団)頑張れ頑張れ名取!輪を装填して相手陣を狙う!4点目!4対1。
点差3点に広がりました。
じっくりと位置を決めて。
「輪ーking!!」成功!2本目!ああ!そしてその後ろから5点目を入れてきたのは「ぐる輪」。
あの自陣からすぐの場所から打つというのがね特徴ですよね。
時間のロスが少なくなっています。
福島高専Bの「ぐる輪」。
さあ自陣のポールこれが入れば相手陣内も狙えるところ。
(声援)おお!おっと!中央のポールを「ぐる輪」が狙って6点目!6対2。
4点差に広がって。
3秒2秒1秒!
(笛)試合終了!6対2。
最後のベスト4進出は福島高専B「ぐる輪」です!
(一同)輪!準決勝進出は2回戦Vゴールの一関高専B「百式砲」。
遠心力投法がさえわたる秋田高専A「ワッカマン」。
大逆転を続けてきた秋田高専B「BLUEHAWAII」。
自動制御のスピードスター福島高専B「ぐる輪」。
以上4チーム。
対戦はご覧のとおり。
接戦が続く今大会勝利の女神は誰にほほ笑むのでしょうか?
(会場)サンニイチスタート!さあ決勝戦をかけた準決勝の第1試合。
2回戦ではVゴールを決めた「百式砲」がさあここから9連続。
おっと!自陣のは1本だけ!これは「百式砲」にとっては珍しいミスになりました。
今まで2回成功してますからね。
ええ。
一方でさあ「はなびちゃん」「BLUEHAWAII」は自陣を決めて3対1とリード。
さあここから「百式砲」本来の持ち味が出てくれば十分に追いかけられますがいや「はなびちゃん」がすばらしい速さで。
すごいコントロールですよねしかも。
決めています。
4対2。
夏祭り輪投げを頑張れば国技館行きの切符が手に入れられる。
そんなストーリーも描いてきました。
秋田高専5本目!5対2。
リード!3ポイント差を追いかけます。
「百式砲」。
自陣のポールが決まれば…。
これで3つ決まった!さあここからが速いぞ!3本同時に発射できます。
さあ競技時間半分を過ぎた。
位置を決めて。
さあ中央エリアは…。
2本だけ。
先に2本決めた!一気に逆転!7対5。
さあここからVゴールを狙うのか?いや!どうやら妨害しに行くようです。
弾を撃ち尽くしてますからね。
ええ。
さあその妨害をかいくぐって「はなびちゃん」が狙います。
秋田高専Bチームの「BLUEHAWAII」。
残り時間30秒。
追いつけるかどうか?さあこの黄色と黒が邪魔になる。
妨害にいきました。
決められない。
残り時間5秒。
ああこれも引っ掛かってしまう!
(終了を知らせる音)何とか決めたか?試合終了!逃げ切りました!「百式砲」!一関高専Bチーム決勝進出です!あと1点が届かなかった秋田高専Bチーム。
惜しくも敗退です。
今年はきょうだいで頑張りました。
う〜ん。

(会場)サンニイチスタート!決勝戦最後の椅子をかけて福島高専B「ぐる輪」と秋田高専A「ワッカマン」。
さあ自動制御のスピードスター「ぐる輪」は一気に3本成功!そして「ワッカマン」も一つ一つ着実に取っていきます。
さあ5本成功!もうこの辺りは正確無比。
1回戦から変わらない正確さ。
そして「ワッカマン」も手動なんですけれどもこの正確さ。
お互いに対照的な持ち味ですけどもね村田さん。
そうですね。
こちらのほうはオペレーターの方が非常によく練習してるんですよね。
さあそしてリードしている「ぐる輪」が狙っていきます。
まだ「ぐる輪」も追加得点することができません。
5対4!さあ1点差に追いついた!もう1個入れたいところですね。
地元開催。
秋田高専。
リードしているのはこちら「ぐる輪」。
福島高専Bチーム。
スタートゾーンに近い所から相手陣を狙って輪がなくなればすぐに戻る。
この辺りもかなり計算し尽くされてますね。
ただ2発ずつしか打てないのでその辺がどうなるかですね。
さあこの間にしっかりと輪を補給した「ワッカマン」が狙っていきます。
5対4。
1点差。
秋田高専Bチームは先ほど準決勝第1試合で敗れました。
地元勢決勝に残れるか?追いかける「ワッカマン」。
さあそして福島高専Bはセンター中央のポールを狙いましたがもう一度戻ります。
さあまだ「ワッカマン」にチャンスありそうです。
追いついた〜!秋田高専追いついた!逆転!「ワッカマン」2連続!逆転しました!残り30秒!さあ福島高専B「ぐる輪」。
追いかける。
点差は僅かに1点。
2点差だ〜!1点差。
同点!いや追いつかない。
1点リードは変わらず「ワッカマン」。
5秒。
さあ地元開催秋田高専「ワッカマン」が決勝進出〜!
(拍手)持ち味は出しましたが惜しくも敗退の福島高専Bチーム。
波に乗る秋田高専Aチーム「ワッカマン」。
決勝に向けて準備は万端。
(黒崎)やったぜ!1点1点着実に得点を重ねてきた「ワッカマン」。
自分たちが作り上げてきたロボットを信じてあとは優勝するのみ。
対する一関高専Bチームも決勝戦に向け準備に余念がありません。
圧倒的な速さでVゴールを決め会場を沸かせてきた「百式砲」。
最後はどんな勝負を見せてくれるのでしょうか?「百式砲」!
(一同)お〜!よし!頑張るぞ!
(一同)お〜!スタート前の1分間ロボットの最終調整です。
両チーム優勝への夢と思いを輪に乗せて最後の対決です。
(渡辺)準備が整いました。
(発射音)うわ〜!ここで一関高専Bチームにトラブル発生!誤作動で3本の輪が飛んでしまいました。
果たしてどうするのか?「百式砲」大ピンチ!
(渡辺)このままいくということになりました。
さあ!いよいよ東北地区大会の王者が決まります。
決勝戦!
(原)スタート5秒前。
(会場)サンニイチスタート!さあ泣いても笑っても最後の3分間決勝戦です。
あっと「百式砲」がスタートすることができない。
その間に「ワッカマン」はまず1ポイント。
着実に着実に決勝戦でもやることをやるだけ。
「自分たちらしく」というチームリーダー秋山さんの話。
その言葉どおりのパフォーマンスです。
3本成功!ノーミスです。
ただ村田さんあの「百式砲」がスタートできない。
ちょっと心配ですね。
そうですね。
最初のちょっとミスかトラブルか分かりませんけれども。
リロードに時間かかってましたね。
さあ準備ができました。
少しアクシデントもありましたがここからが速いのが「百式砲」。
3つ同時に輪を放ちます。
3本成功!同点!すぐに追いついた!そして中央エリアも見事な輪!そして狙うは…大逆転!一関高専Bチーム「百式砲」が優勝です!
(拍手)
(原)優勝しました一関高専Bチームの堀さんです。
今のお気持ちいかがですか?最高で〜す!イェイ!
(拍手)
(原)ハプニングもありました。
だいぶ焦りました。
だいぶ焦りました。
予期せぬハプニングだったんでまあちょっと危ないんじゃないかなと思ったんですけどみんなで作ったマシン成果出してくれました。
はい。
狙ったどおりVゴール1発で出来ました。
うれしいです。
全国大会でも勝てるようにこれが100%毎回これのように決まるように頑張っていきたいと思います。
全国でもまあもうちょい速いタイムでVゴール決められたらうれしいです。
本当に優勝おめでとうございました!
(拍手)優勝した一関高専Bチームは全国大会への切符を手に入れました。
おめでとうございます。
(拍手)
(渡辺)会場の皆さん改めて拍手をお願いいたします。
(拍手)今大会のアイデア賞は「はなびちゃん」が活躍した秋田高専Bチーム「BLUEHAWAII」。
技術賞は自動制御の輪投げロボット「ぐる輪」の福島高専Bチームが受賞。
デザイン賞は鶴岡高専Aチーム「イカ略!?」。
イカちゃんかわいかった〜!そして優勝チームと共に全国大会に出場する審査員推薦の2チームは…。
準優勝も獲得した秋田高専Aチーム「ワッカマン」。
遠心力を巧みに操って着実に得点を重ねました。
全国大会行きを決めました。
ここで満足せずにまだまだ伸びしろのある機構マシンだと思うのでこの先約1か月更に「ワッカマン」の魅力を増していけるように頑張っていきたいと思います。
そして福島高専Bチーム「ぐる輪」。
大会唯一の自動制御ロボットで正確な輪投げを実現しました。
今のお気持ちお聞かせください。
もう一度チャンスを与えられたということで今ある課題をしっかりと乗り越えていって全国でも通用するマシンに仕上げていきたいと思います。
(拍手)アイデアの輪が咲き乱れた高専ロボコン2015東北地区大会。
高専生が情熱をかけて作り上げたロボットたちの対決は見ている人を存分に沸かせてくれました。
輪花繚乱。
全国大会でも舞い上がれ!百式〜!ファイ!
(一同)オー!福島〜!
(一同)お〜!
(一同)ワッカマーン!2015/12/17(木) 01:55〜02:50
NHK総合1・神戸
高専ロボコン2015「東北地区大会」[字]

「めざせ!国技館」を合言葉に、東北6県の高等専門学校生たちが手作りのロボットで熱戦を繰り広げる「高専ロボコン」。今年の競技課題はロボットによる輪投げ合戦。

詳細情報
番組内容
「めざせ!国技館」を合言葉に、東北6県の高等専門学校生たちが手作りのロボットで熱戦を繰り広げる「高専ロボコン」。今年の競技課題は「輪花繚乱(わっかりょうらん)」、ロボットによる輪投げ合戦。若き技術者たちの発想から生み出す輪投げロボットのアイデアと巧みな作戦、夢と情熱にあふれた決戦の舞台を、あますところなく紹介。
出演者
【解説】東北大学大学院教授…村田智,【司会】渡辺健太,原綾香,【実況】三輪洋雄,【ナレーション】星川幸

ジャンル :
情報/ワイドショー – イベント
バラエティ – その他
趣味/教育 – コンピュータ・TVゲーム

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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