2015年12月17日12時26分
福井県議会の議会運営委員会が17日開かれ、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を認める決議案が提案されることが決まった。議席の過半数を占める自民党県政会が提出し、同日午後開かれる本会議で決議案は賛成多数で可決される。
西川一誠知事は「県議会の議論を十分承った上で責任ある判断をしたい」と述べており、知事が再稼働同意への意思を表明する環境が一つ整った。
決議案では高浜3、4号機について「安全性は国と県によって厳正に審査、確認されており、国のエネルギー安全保障、地球温暖化対策、経済の好循環などを確立していく必要がある」とし、再稼働の必要があると訴えている。原発の必要性など国民理解の取り組みの継続▽高レベル放射性廃棄物の最終処分についての取り組みを着実に進めること――など4項目も求めている。
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