2015年12月16日09時04分
慰安婦問題などを話し合う日韓局長協議が15日、外務省で開かれ、石兼公博アジア大洋州局長と韓国外交省の李相徳(イサンドク)・東北アジア局長が約3時間議論した。この日の協議でも結論は出ず、両者は年明けに改めて協議することで一致。朴槿恵(パククネ)大統領が朝日新聞書面インタビューなどで求めていた「今年中の妥結」は困難な状況になった。
局長協議は11月の日韓首脳会談以降、2回目。終了後、石兼氏は記者団に「様々な懸案について議論した。慰安婦問題は互いに積極的な姿勢で臨んでいるが簡単ではない」。李氏は「今の段階で成果があったか、なかったかの評価は早い。次は可能な限り早期にソウルで石兼氏と会う」と語った。
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朝日新聞官邸クラブ
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