ニュース・気象情報 2015.12.17


4時になりました。
ニュースをお伝えします。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対する裁判の判決公判がきょう午後2時から韓国の裁判所で始まり、事実認定などについての読み上げが続いていて、まもなく判決が言い渡されます。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は自社のウェブサイトに掲載したコラムで去年4月に起きた韓国の旅客船沈没事故の当日、パク・クネ大統領の所在が一時分からなくなっていたと伝えた韓国の有力紙、朝鮮日報の記事を引用したうえでパク大統領が元秘書の男性と一緒にいた可能性を示唆し、インターネットを使って大統領の名誉を毀損した罪に問われました。
この裁判の判決公判がソウル中央地方裁判所できょう午後2時から始まり双方の主張や、裁判所による事実認定などについて通訳を挟みながら読み上げが行われていて開廷から2時間がたった今も続いています。
また裁判所は、韓国外務省が、検察を通じて提出したとする文書の読み上げを行いました。
この中で韓国外務省は、日本側から、両国の関係を改善していく過程で今回の事件が大きな障害要因になっているという指摘があり、大局的な次元で善処するよう強く求めてきたと日本側が善処するよう求めてきたことを明らかにしました。
そのうえで韓国外務省は、最近、両国関係の改善の兆しがあり特にあす12月18日が、両国の基本条約が発効して50年の記念日であることも勘案し、日本側の主張をしん酌することを望むと裁判所側の配慮を求めました。
裁判で検察側は、加藤前支局長に対し懲役1年6か月を求刑しているのに対し、弁護側は無罪を主張しています。
今回の裁判を巡っては、日本政府が報道の自由の観点から韓国政府に繰り返し懸念を伝えてきただけに、判決の行方は今後の日韓関係に影響を及ぼすことも予想されます。
通信制のある三重県の高校で国の就学支援金が不正に支給された疑いが持たれていることを受けて、文部科学省は、全国95の広域通信制の高校を対象に支援金が確実に授業料にあてられているか経理処理を緊急に点検するよう都道府県などに通知しました。
国の就学支援金を巡っては、三重県伊賀市にあるウィッツ青山学園高校の広域通信制の課程で受給資格がない複数の生徒に不正に支給されていた疑いがあり、東京地検特捜部が詐欺の疑いで捜査を進めています。
これを受けて文部科学省はきょう、全国の広域通信制の高校95校を対象に緊急の点検を行うよう所管する都道府県などに通知しました。
通知では、本校以外に設置されているサポート校などと呼ばれる施設の所在地や業務内容を確認することや就学支援金の経理処理の流れのほか支援金が振り込まれる口座の名義なども確認して、支援金が確実に授業料にあてられているか調べるよう求めています。
文部科学省は、来月半ばまでに調査結果をまとめたうえで不適切な経理処理の疑いがある高校については、都道府県などによる実地検査を行うことにしています。
続いて気象情報、今夜の天気です。
冬型の気圧配置が強まり中国地方から、北日本の日本海側を中心に雪で雪と風が強まるおそれがあります。
平地でも、雪の積もる所があるでしょう。
あすの天気です。
北陸から北の日本海側は、雪が降ったりやんだりでしょう。
太平洋側は広い範囲で晴れる見込みです。
「グレートネイチャー」。
今回は2015/12/17(木) 16:00〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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