こんにちは。
12月17日木曜日、情報ライブミヤネ屋です。
まずはこちらからです。
去年10月ですが、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして起訴された、産経新聞の前ソウル支局長にまもなく判決が言い渡されます。
前支局長側は一貫して無罪を主張。
日韓関係に影響を及ぼす可能性があるこの裁判なんですが、どのような判決が下るんでしょうか。
つい先ほど、ソウル地裁に姿を現した、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長。
言論の自由を巡る裁判に、日韓のみならず、国際社会が注目。
果たして裁判の行方は。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけた罪で起訴された、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長。
韓国の政治状況を解説するための記事で、公益性があった。
言論の自由か、名誉毀損か。
日韓関係への影響も懸念されるこの裁判、その判決がこのあと午後2時から言い渡される。
未曽有の大惨事となった旅客船セウォル号の沈没事故。
その事故からおよそ4か月後、ある記事がウェブサイトに掲載された。
パク・クネ大統領が旅客船沈没当日、行方不明に。
誰と会っていた?
記事は沈没事故が発生した日、パク大統領の存在が7時間にわたり確認できなかったこと。
さらに、男性と会っていたのではないかといううわさがあるという内容だった。
この記事を書いたのは、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長。
加藤氏は、韓国紙、朝鮮日報を引用して記事を掲載したという。
これに対し韓国の市民団体が、パク大統領の名誉を傷つけたとして、加藤氏を刑事告発。
検察当局は情報通信網法の名誉毀損の罪で、加藤氏を在宅起訴、出国禁止とした。
この事態に日本は。
報道の自由および日韓関係の観点から、極めて遺憾であると。
民主国家としてあるまじき行為として批判。
一方、韓国メディアでも。
表現の自由の侵害を巡り、国際的な批判が起きるだろう。
報道の自由や日韓関係の観点から、国内外で波紋が広がる中、初公判が始まった。
加藤氏は、パク大統領を中傷しようと心に決め、記事を書いた。
内容は虚偽だった。
名誉毀損であると訴える検察側に対し、加藤氏側は。
記事に中傷する意図はなく、公益性があった。
公益性があったと反論し、無罪を主張した。
検察側と加藤氏側の主張が真っ向から対立する中、法廷では、右翼団体の男2人が、加藤氏に謝罪せよと叫んで退出させられ、終了後には、加藤氏の乗った車に卵を投げつける一幕も。
公判のあと、車両に対して卵を投げつけるとかですね、通行妨害をするとかっていうことも起こったわけで、邦人保護の観点からも、韓国側に適切な対応を求めたということです。
日韓の外務省局長級協議の場でも、裁判について言及されたが、韓国側は、司法の問題で外交問題ではないと主張した。
日韓関係にも少なからず影響を及ぼす中、1年にわたる審理を経て、検察側が求刑したのは。
有罪か無罪か。
大統領の名誉か、言論の自由か。
韓国の司法はどう判断するのか。
このあと、世界が注目する裁判の判決を、速報でお伝えする。
ここからは韓国の法律に詳しい、金紀彦弁護士です。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ちょっと日本では考えられない裁判なんですが、これまでの経緯、振り返っておきます。
去年の8月3日です。
産経新聞が韓国の朝鮮日報の記事を引用して、セウォル号沈没事故当日に、パク大統領が男性と会っていたといううわさを報道しました。
これを受けて、パク大統領の名誉を傷つけたとして、市民団体が刑事告発します。
そして10月、産経新聞の加藤前ソウル支局長を在宅起訴しました。
そして去年の11月に初公判が行われ、弁護側は起訴内容を否認して、無罪を主張。
一方、検察側は懲役1年6か月を求刑しました。
きょう判決が出るということなんですが、まず、金先生ね、これ、パク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、市民団体が刑事告発できるんですね。
そうですね。
韓国の名誉毀損罪にあたっては、親告罪ではなくて、検察官は判断に基づいて、起訴ができるというふうになっていまして、被害者の意思に反した場合には、それは起訴はできないというふうな定め方になっています。
本村さんね、これ、日本じゃこれはできないですよね。
日本では、名誉を毀損された当の被害者本人が被害を訴えないかぎりは、起訴できないわけですね。
そこは大きな違いですよね。
ですから、日本の場合だと、パク・クネ大統領がこういうふうに訴えを起こしたらできるけども、こういうふうに、第三者というのはできないと、これ、日本と韓国の大きな違いなんですが。
それから、本村さんもう一つ、これ、起訴したということですね?検察が、これ、どうですか?
政治家に対する批判記事ですからね、報道ですから、これを処罰を求めるというのは、例えば日本でいえば、安倍総理の名誉を毀損するような記事を書いた海外の特派員を日本の検察が起訴するということと同じですから、これは到底考えられないですね。
ーここも日本では考えられない。
さあ、問題となった記事ですが。
こちら、去年の8月3日に、産経新聞のウェブサイトに載せられた、加藤前ソウル支局長の記事を抜粋したものなんですが。
セウォル号の事故の当日、パク大統領が午前10時ごろに、書面報告を受けたのを最後に、中央災害対策本部を訪問するまで7時間、会った者がいないことが分かった。
さらに、世間では、大統領は当日、ある所で秘線、秘密に接する人物とともにいたといううわさが、と、朝鮮日報を引用したうえで、証券街の関係筋によれば、それはパク大統領と男性の関係に関するものだ、相手はパク大統領の母体、セヌリ党の元側近で、当時は妻帯者だったという、と、記事を書いたわけですね。
さらに、国政運営で高い支持を維持しているのであれば、うわさが立つこともないだろう。
大統領個人への信頼が崩れ、あらゆるうわさが出てきているのである、と引用して、パク政権のレームダック・しにたいかは、着実に進んでいるようだとまとめています。
これ、春川さん、引用ですよね。
というたら、朝鮮日報がこういう記事を書いてますよという引用ですよね。
そうですね。
だから朝鮮日報は訴えられてないわけなんですけども、韓国側がやっぱり気にしたのは、レームダック状態になっているという、その政治的に厳しい評論を加えているところもそうですし、あとうわさとか、関係筋によればっていうことを書いているところを言ってるんでしょうけれども、先ほどからお話出ているように、こういう内容で、権力者というか、政治家の人に対する評論に対して、国家権力が名誉毀損という形になると、表現の自由が本当に侵されてしまうので、日本のみならず、普通の民主主義国家では考えられないですね。
あのね、本当におかしいのはね、じゃあ、朝鮮日報の記者、どうなってんのと、これ、書いた。
この人は別に名誉毀損とかそんなんで訴えられてないでしょ?
訴えられてないですね。
本来なら、もともとの記事書いた朝鮮日報の記者も訴えられないと、僕はおかしいと思うんですけど。
ただ、その引用部分とですね、加えてその、男性関係だというような内容が付け加えられているので、そこのところをかなり問題にしたんではないかというふうな。
そこが引っかかっていると。
で、加藤前ソウル支局長が問われている罪ですが。
こちらですね。
情報通信網法の名誉毀損罪、他人をひぼうする目的で、情報通信網を通じて、虚偽の事実を挙げて、他人の名誉を毀損した者は、7年以下の懲役、10年以下の資格停止、または5000万ウォン、518万円以下の罰金に処すると。
情報通信網、つまりインターネットなどということですから、なんか、杉山さん、それだけ聞いても、われわれ日本人からすると、ちょっと違和感がありますよね。
そうですね。
公人ですからね。
これに対してこう、ちょっとリアクションしすぎなんじゃないかなという感じはありますよね。
金先生、あれでしょ?これは、じゃあ、市民団体が刑事告発したと。
パク・クネ大統領が、いやいや、そんなんいいよ、もうもう、大丈夫、大丈夫って言ったら、それは取り下げになるんですよね?
そうです。
検察官は起訴できない、もしくは起訴したあとの場合には、第1審判決までにそのような意志を表明した場合には、控訴棄却判決ということになります。
ということは、今、パク・クネ大統領は、なんのリアクションも起こしていないということですよね。
はい。
そういうことですね。
これ、名誉毀損罪、日本とちょっと違うんですか?これ。
一つは、インターネットの名誉毀損についてですね、このような特別な法律を設けて、法定刑を重くしているという点、もう一つは、虚偽の事実をあらわしてというときには、さらに7年という、7年以下という懲役ですから、かなり重い刑を定めているというところは、違いがあるかと思います。
韓国って本当に日本よりもインターネット社会で、実名で、まあ、例えば著名人だったりいろんな人を批判するっていうような、社会問題になってますよね。
そういう点も含めて、こういうのがある?
そのような社会背景があってですね、このような法律が定められたんだと思います。
本村さん、これ、日本の名誉毀損罪とはちょっと違う?
今、金先生がおっしゃったような違いはあります。
ただ、基本的な作りとしては、比較的似ているかなという印象もありますね。
例えば公益目的であれば処罰されないとか、あるいは真実だと証明できなかった場合にも、真実だと信じて報道した場合には許されるとか、そういう似ている部分もありますね。
今回は、いわゆるこの加藤前支局長が書いたことに対して、それは名誉毀損に当たるのか、いや、言論の自由は守らなきゃいけないのか、これは一つの大きな争点なんですけど、日本だったら、春川さん、総理の動静、何時何分、誰々に会うとか、何時何分、どこどこでごはん食べる、何時何分、総理官邸で、すっごい細かく書いてあるじゃないですか。
ないんですかね?韓国は。
大統領に。
ないからこういうことになるんでしょうね。
今回だけで話しに、要は、報告を受けるだけで、あんまり人に会わないというふうにも現地の報道なんかでは言ってるんで、だからそういう背景もあって、記事を書くほうの人間も、そこらへんに何かこう、例えば、支持率が下がっていることに、そういうことも関係してるんじゃないかという、政治的な状況、そういう背景も含めて書いたと思うんですけどね。
さあ、そして双方の主張、裁判の争点はここですね。
まず、ソウル地裁は、パク大統領と元側近が会っていたうわさは虚偽だと認定しました。
検察側の主張です。
加藤前ソウル支局長は、うわさが虚偽だと知りながら、記事を書いたと主張。
一方、弁護側は、加藤前ソウル支局長は、うわさが虚偽だと認識していなかったとしています。
記事の公益性と名誉毀損の意図については、検察側は、取材の努力をせずにうわさを記事にした、名誉を傷つけることが目的だったとしているのに対し、弁護側は、うわさがあることを報じる記事で、公益性はあったと、パク大統領の名誉を傷つける意図はなかったと、真っ向対立している状態で。
だからこれが争点が、加藤前ソウル支局長に、まあ、パク・クネ大統領に対して悪意があったかどうかっていうのが争点という、ここですか?
大きな意味で言うと、そういうことになろうかと思います。
一つ問題としては、セウォル号事件という、韓国において極めて社会的に注目を受けた事件の直後に、しかも男性関係という、かなり問題のあるような内容を流したという部分、もう一つは、産経新聞自体がですね、かなり韓国という国自体に、厳しい記事を、継続的に出していたところがあるので、それに対して、これは看過できないというふうな判断があったのかと思います。
これ、悪意の認定っていうのは、本村さん、非常に難しいと思うんですけども。
そうですね、検察側の主張としては、これ、産経新聞が、その報道機関として、取材に当たって、不利益な取り扱いをされたんですね。
それに対する報復とか、そういう目的があったんではないかという筋立てなんですね。
やっぱりこの韓国ってのは、検察、それから裁判もそうかもしれないですけど、非常に春川さん、われわれから見ると、民意に敏感だなというような、印象は受けますよね。
そうですね、民意というか、世論というか、世の中の流れというか、もうなんかこう、検察とか裁判所、何か判断を示す前に、一般の国民の方たち、これは許せないとか、これはだめだみたいな空気になると、なんかそれに沿って、遅れて、司法当局がそれに沿った形で動くというふうに、日本から見ると見えますよね。
やっぱりね、卵投げつけられたり、右翼団体の人間が車の前で寝そべる、ある意味、パフォーマンスであると思いますよ。
ただやっぱり、杉山さん、身の安全をどう守ってくれてるんだっていうのがね、思いますよね。
そうですね、危険に感じたでしょうし、本当に弁論の自由というところを、奪われてしまうんじゃないかと思うと、これは相当、国で違うとはいえ、私たち、日本人としてはびっくりするようなことですよね。
そうですよね、だからこれからソウルとか、韓国に特派員で行かれる方なんかは、これ、萎縮する可能性は、当然出てきますよね、日本の感覚で記事書いちゃうとね、春川さん。
そうですね、私も海外特派員の経験があるので、海外特派員って、やっぱり自分で取材、もちろんするのが基本なんですけど、やっぱ国土も広いし、生活環境も違うし、ことばも違うので、やっぱり地元の報道によるとって、地元の報道を引用することってやっぱりかなりあるんですね。
でしょうね。
だから、今回、こういう形で、名誉毀損だということになると、その地元の報道によるとっていうことに対して、ちょっとためらうというか、そういうことあってはいけないんですけれども、そういうプレッシャーになる可能性はありますよね。
で?
こちら、新たな情報として入ってきたのが、韓国外務省からの、日韓関係の大局的な観点から、善処を望むという内容の文書を、廷内で読み上げたと。
韓国外務省がそういうのを出したんだ。
韓国外務省が、日韓関係の大局的な観点から、善処を望むという内容の文書を廷内で読み上げたと。
これを判決前に読み上げたと。
でも局長級の会議では、いや、これ、司法の問題で外交、関係ないんだっていう話が出てきて、これが急にどんと出てきたってことは、これ、外交問題だったということ?春川さん。
だから、判決前にこういうことを読み上げるっていうのは、ちょっと日本の感覚から言うと、いったいどうなのかなっていう。
そこはやっぱり、韓国政府がいうように、行政とか政治と司法っていうのは、別物なので。
別でしょ。
判決が出る前に、外務省からそういうのを読み上げるというのはね。
それで、さんざん日本も、菅官房長官はじめ、言論の自由があって、こういうふうな裁判だとか、そういうのはおかしいんじゃないかって、さんざん言ってて、韓国側は、いや、外交と司法は別だって、さんざん返答しておいて、裁判前にどんとこれが出てきたんですよ。
まあまあ、だから可能性があるとすれば、やっぱり、日本から、要は外交関係で問題が生じる可能性があるのでっていう、強い、ね、不満を表明していたので、それを受けて韓国の外務省は、いや、ちゃんと考えてますよということになっていたんですかね。
逆にいうと、あまり大きな外交問題にはしたくないし、日韓で、こういうことでもめたくないという韓国外務省のメッセージでしょうね。
ただそれをまあ、司法のね、判決の前に読み上げるっていうのも。
それは普通、裏でやるでしょ、水面下で。
日韓の水面下でやるでしょ、これは。
まあ、少なくとも日本の裁判所では、考えられないですね。
これ、読み上げるっておかしいと思いますが、韓国は、こういうのがあって、ちょっとご覧ください。
実刑、執行猶予付き懲役刑、罰金刑ってあるんですが、金先生、宣告猶予付き罰金刑、これ、何なんですか?
判決は判決で一応準備はされてるんですが、宣告はされるんですけれども、2年間、別件で有罪判決を受けなければですね。
ほかの罪を犯さなければ?
有罪判決自体が消滅するというもので、反省の情が深いとかですね、そういうような要件がいくつかありまして、それで認められるものです。
ということは、今、これ、真っ向対立してるわけですから、意見が、これはないですね。
適用される可能性は極めて低いとは、私は思っています。
ただ、この外務省が言った、善処を望むと、日韓関係の大局的な立場から、これがどういうふうに影響を及ぼすのか。
このあと、判決が出ましたら、すぐにお伝えします。
金先生、またのちほどお願いします。
さて、続いては、寒いですね。
これ、今?新潟の長岡。
横殴りの雪が、猛烈に降っております。
そしてきょうは、朝、福岡でも雪が降ったということで、ご覧いただきましょう。
長岡、すごいですね。
きょうは各地で初雪が観測されました。
平年より18日遅い初雪を観測したのは、石川県金沢市内。
けさ3時過ぎから、断続的にみぞれが降っています。
足早に出勤する会社員の姿が見られたのは、福岡市内。
けさ7時半ごろから、雨に雪が混じり始め、平年より2日遅い初雪を観測しました。
一方、この雪を歓迎しているのは、新潟県魚沼市内のスキー場。
あさって土曜日のオープンを前に、ゲレンデが白く染まりました。
日本列島の上空には、真冬の寒気が流れ込んでいるため、関東や関西の一部でも、このあと雪の降る所がありそうです。
酒井さんです、よろしくお願いします。
現在の長岡ですが、猛烈な吹雪、横殴りの雪、すごいですね、これ。
だんだん強まってきましたね。
ーということで、きのうの夜あたりから、大阪でも空気、入れ代わったなっていう感じがしましたよね。
もう、冬っていう感じがしましたよね。
さあ、現在の衛星画像、ご覧ください。
うわー、もうこのね。
日本海側ですね。
このうろこ雲のようなね。
筋状の雲が出ているのが分かりますけれども、寒気がしっかりと入ってきています。
等圧線も盾に、どんと入ってきました。
上空には寒気が入ってきていて、北日本や、特に西日本ですね、中心に寒気が入ってきているということです。
だって、けさ、福岡でも雪が降りましたからね。
初雪になりましたからね。
さあ、そして、新潟見ます?
新潟の様子、すごかったですね。
長岡見る?
長岡の様子。
長岡、これ、いつから雪降ってるんだろう?
雪が降りだしたのは、初め雨だったんです、けさの段階では雨だったんですが、だんだんもう、この時間になって雪に変わってきたっていうことですね。
まだ積雪、観測はされてないんですが、この様子見てますと、かなり積もってきてますよね。
でも逆に言うと、普通なんじゃないの?これが。
そうなんです。
でしょ?
新潟でも、3週間ぐらい遅れてるんですよ。
まだ初雪、観測されてないんです。
だから、これが普通なんですよね。
われわれはあまりにも、暖冬だったんで、えっ?って言いますけど、新潟の方は、ひょっとしたら、やっと普通に戻ったなという。
まだかなと思ってらっしゃったと思いますね。
新潟でもこのあと、初雪、観測されるんじゃないかと思います。
ということは、これ、雪、積もってきそうですね。
そうですね、積もると思いますね。
このあと平地でも5センチぐらいの雪が降りそうです。
そして、こちらも初雪がすごく遅かった、青森ですが、青森は。
今はやんでるようですね。
ただ、積雪、先ほど2センチ観測しています。
雪が降ったようです。
例年ですと青森はもっと雪があるんですか?
20センチぐらいありますね。
えっ?
20センチ。
20センチ。
今、屋根、うっすらと雪が残っているという感じですが、日もさしてるようですね。
そうですね、風が強いんですね、青森は。
平均で6、7メートル吹いているので、かなり風が冷たく感じられていると思いますね。
さあ、そして全国のきょうの気温、見てみましょうか。
特に西日本でもかなり気温が下がっているんですよね。
福岡8度、広島8.5度。
きのうに比べて、ぐっと各地、気温が下がっていて、5度以上下がっている所が多いですね。
大阪は10度、名古屋も10度で東京は13.4度。
東京だけは平年並みです。
これでも寒いですよね、東京はね。
まあ、寒いですね、風が冷たいと思います。
さあ、大阪見てみましょうか。
大阪はお天気はいいんですよ。
ただ、冷たい風が吹いてるという。
そうですね、気温も10度ぐらいですから、1月の上旬並みの気温になってますね。
これ、1月の上旬並み?
はい、いつもより寒いですね。
しかし、杉山さん、もう、あったかかったり、寒かったり、体おかしくなりません?
いや、本当ですね。
2日前ぐらいでしたっけ?20度ぐらいになって、もう、すごいあったかい、半袖でもいいんじゃないかっていうのに、いきなり寒くなったんで、体壊しそうですよね。
寒暖差が激しいですよね。
さあ、東京都内なんですが。
東京はちょっと雲が多めですね。
朝から雲が多い天気にはなっていますが、きのう17.4度まで上がったところ、きょうは12.2度ということで、かなり気温が下がっている。
かなり寒く感じてらっしゃるでしょうね。
そうですね、体感的には寒いと思いますね。
これ、東京、なんか今にも、ちょっとこう、雪が降りそうな、雨が降りそうな雲なんですが。
東京都心でも今夜、ぱらっと雨はあると思います。
雪になるのは、秩父や多摩などの山沿い、箱根などでも雪になるかなと思いますね。
さあ、そして各地で雪が降ったんですが。
まず初雪観測したのが、西日本の各地は金沢。
ああ、下関も降ったんだ。
えっ?金沢って、まだ雪降ってなかったの?
はい、これも平年よりも18日遅い初雪になりました。
彦根も?
彦根も先ほど観測しましたね。
…よりも4日遅い。
かなり雪、遅いんですね。
遅いですね。
まあ、寒気入ってきて、西日本などは、平野部でもこれから雪が降るんじゃないかということなんですが、平野部って、例えば京阪神辺りも降るんですかね?
京都や奈良などでも初雪、もしかしたら観測するかもしれません。
大阪ももしかしたらあるかもしれないかなと思いますね。
ただ札幌の4センチっていうのと、青森の2センチっていうのは、異常に少ないでしょ?
かなり少ないです。
ここからきょう、あす、あさってぐらいにかけてはまだまだ積もってきそうですね。
酸ヶ湯の52センチは?
これは平年並みかな?すみません、ちょっと、あとで調べます。
どうでしょう。
これ、蓬莱大介だったら、今、切れてるで、僕。
すみません。
大体、5メーターぐらい積もるからね、酸ヶ湯は。
そうですね。
一番多いときはね。
3時台、調べておいてくださいね。
分かりました、調べときます。
で、今夜のお天気ですが。
今夜ももう日本海側では、雨や雪が降り積もります。
だから、長岡の雪なんて、ずっと続くってことですか?
はい、雪がどんどん積もっていきそうな感じですね。
近畿辺りでも、このように雨雲、雪雲が入ってくるので、初雪、観測されるかもしれません。
今週いっぱい寒いんですかね?
今週まで、そうですね、土日ぐらいまでは寒くなりそうです。
特に日本海側、北陸中心に、雪雲はね、ずっと続く状態ですが、車の運転など、お気をつけいただきたいと思います。
また3時台にお伝えいたします。
さあ、続いてこちらいきましょう。
フィリピンで少女とのわいせつな行為を撮影したとして、児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われている元中学校校長の高島雄平被告の初公判が行われました。
27年間で、実に1万2000人以上の女性を買春したとされ、その以上ともいえる数に驚きましたが、初公判で、この元校長、何を語ったんでしょうか。
教育者としてひと言説明していただけませんか?
すみません、ひと言も話しませんので。
今のお気持ち、ひと言頂けないでしょうか?先生だったんですよね?
育ててきた生徒に対してどういうお気持ちですか?
記者の問いかけに、無言を貫く男。
横浜市の公立中学校の元校長、高島雄平被告65歳だ。
カメラに向かい、教師らしい真面目な表情を見せていたが。
自分が人よりも性的好奇心が強いということは認識していた。
買春した人数1まん2000にんいじょう。
撮影した少女らの写真14万7600枚。
フィリピンで当時、12歳から13歳くらいの少女とわいせつな行為をし、その様子を撮影した高島被告がついに法廷へ。
27年間にわたり買春を繰り返し、児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた男が、初公判で語ったのは、みずからの性癖と家族との関係だった。
今から5年前、横浜市の中学校の体育祭。
生徒に声をかける高島被告は当時、校長を務めていた。
このとき、すでに少女への買春行為は行われていたのだ。
これまで横浜市の教育委員会の指導担当や、中学校の校長を務めるなど、40年近く、教育の現場に携わってきた高島被告を変えたものとは。
プレッシャーが強ければ強いほど、倫理観のたがが外れたときに、より解放感を味わえた。
27年前、フィリピンの日本人学校に教員として2年間ほど派遣されたことが、すべての始まりだった。
違法な行為だと分かっていたが、27年前にフィリピンで買春を覚え、安いな、これで悶々とすることはないなと思った。
夏休みなど長期休暇のたびにフィリピンへ向かっていたという高島被告の渡航回数は65回。
買春した人数は。
なんと1万2000人以上と買春したと見られている。
1部屋に10人ほどの女性を集め、性的関係を持ったこともあったというのだ。
タガログ語や英語を話すと大胆になって、自分という人格が変わってしまい、感覚がまひしてしまう。
フィリピンからの情報提供を受け、警察が高島被告の自宅を捜索したところ、およそ400冊のアルバムが見つかった。
アルバムの写真のほとんどはわいせつなものだったと見られ、女性ごとに番号が振られていた。
最後の女性の番号は、なんと12660番だったというのだ。
さらに、撮影した少女らの写真が14万7600枚にまで上ったという。
記録として残しておきたかった。
思い出にするために。
14歳から70歳までの女性と買春し、その1割ぐらいは、18歳未満ではないか。
フィリピンで、少女とのわいせつな行為を撮影したとして、10月に児童ポルノ禁止法違反の罪などで起訴された高島被告。
これまでの調べで、動機については。
自分が人よりも性的好奇心が強いということは認識していた。
自分自身の性的欲求を満たす目的でやった。
と、
フィリピンで、1万2000人以上の女性と買春を繰り返したと見られる、元中学校校長、高島雄平被告。
ごぜん11時、初公判が始まった。
問われているのは、少女とのわいせつな行為を撮影したという、児童ポルノ禁止法違反などの罪。
これまでの調べに、さんざん、みずからの性癖を語ってきた高島被告だったが、きょうも。
自分自身、ほとんど記憶がありませんが、ただ、記録する性癖がありまして、自分が当時、記録したものに間違いない。
写真を撮ったのも自身なので、間違いありません。
と、やたら具体的に起訴内容を認めた。
その後、弁護人から、こう問いかけられたときも。
誰かに見せるために写真を撮影したんですか?
昔から自分には記録癖があって、すべて写真で撮っておくのは、思い出のためです。
70歳になったところで、処分するつもりでした。
その70歳まで6年を切ったところで、ついに露見したみずからの行為。
逮捕後の生活は。
家族の人は、あなたのことを非難していますか?
いや、妻はむしろかばってくれています。
マスコミの対応もしてくれているし。
息子も、これまでと変わらず対応してくれています。
では、家族関係は問題ないと?
いや、そんなことはなく、あきれています。
昔は外に出るのが好きだったが、今は家に引きこもっています。
友人、知人、誰とも会っていません。
65歳にして、教育界で築き上げた信頼も地位も失うことになった高島被告。
検察側は、フィリピンとの経済格差に着目した、身勝手な犯行だと、懲役2年を求刑し、裁判は終わった。
教育者として、ひと言説明していただけませんか?
すみません、ひと言も話せませんので。
ひと言だけでも頂けませんか?
もう繰り返さない。
法廷でそう何度も誓った元校長は、問いかけに無言のまま、裁判所を去ったのだった。
横浜地裁前には、中山さんです。
中山さん。
11時から初公判が開廷ということになりましたが、紺のスーツに、紺のネクタイ、その上にダウンを羽織って入廷してきたわけですけれども、表情、若干緊張気味かなという表情でした。
手には茶色のかばんを持っていて、そのかばんの中に資料などを収めていまして、弁護士と話しながら、その弁護士席の前に着席しました。
改めて証言台に立ちまして名前を聞かれますと、高島雄平ですと、はっきりとした口調で答えたんですが、その後のやり取り、裁判官とのやり取りでは、少し耳が遠いので、もう少し大きい声でお願いしますと、高島被告が裁判官にお願いするような、そんな場面もありましたね。
そして起訴状の朗読に続いて、罪状認否ですね、違っているところはありますか?と裁判から聞かれますと、いえ、ないと思いますと、当時の記憶がほとんどないんですけどもと、記憶がないということなんですよね。
ただ、記録しておく性癖がありまして、自分が当時記録したことに間違いはないと、写真を撮ったことにも間違いありませんというふうに答えているんですね。
そのあとですね、弁護側、検察側、双方の本人質問がありました。
弁護側は、児童ポルノは誰かにあげたり、売るために撮影したのかという質問をしたところ、いいえと、昔から記録癖があり、食べたもの、行った所を記録してきた、自分の思い出のために撮影していたと話しています。
これは処分してもいいものですね?と確認されますと、はい、そもそも70を過ぎたところで処分しようと思っていたと、量が大量にあるので、処分するのにも手間がかかるので、警察のほうで処分してくれればありがたいですというふうに話していたんですね。
同居する家族から非難されてませんか?という質問に対して、家内はかばってくれていると。
これはあれですよね、家族の話は、弁護側から出たんですけれども、ぽんと家族の話が出てきたというのは、印象的ですよね。
そうなんですよね。
家族もいて、ですから、その家族も住んでいる中で、すごい数の写真とかも全部あったということなんですけれども、家内はかばってくれていると、マスコミの対応もしてくれてると。
同居している息子も、非難がましいことは言わない、今までどおりの対応だというんですね。
じゃあ、奥さん、あきれてないんですか?っていうふうに質問されたところ、いや、もちろんあきれてるんですと、あきれてはいるんですと。
また独立した子どもたちとは、会ってもいないし、話せてもいないんだというふうに言ってますね。
これからのというか、今の生活ということでいうと、外に出るのが好きだったけれども、外に出ずに引きこもっていて、友人、知人、誰にも会っていない。
同じようなことはもうないんですかというふうに弁護士に聞かれますと、絶対にありませんと、1年前倒しして、もともと退職予定は1年後だったんですけれども、定年退職を1年前倒しして退職して、経済的な裏付けもありませんし、気持ちの面でも、年齢も重ね、気力も体力も落ちて、見た目も年寄り、もう魅力もないだろうというふうに話していたんですね。
ばれなければ続けたんですかという質問には、65歳で定年退職の予定でした。
退職したらやめるつもりだったというふうに話しているので、このへんは、そうすると、ばれなければ、あと1年は、ということだったのか、どうか分からないですけれども。
本当のところで反省しているのかどうかというのが。
しゃべってるのはすごく落ち着いた感じなんですか?
落ち着いた感じでしゃべってますね。
本当に背筋もまっすぐ伸ばしてですね、正面を見据えて、しっかりとしゃべっていました。
女性たちに対して、何か思うところはと聞かれて、非常に申し訳なく思うと。
自分の倫理観の弱さを強く感じて、恥じ入っているというふうに話していました。
検察側からは、児童ポルノ製造について、悪いと思っているんですか?と聞かれて、もちろん悪いと思っていると。
自分の思い出のためとはいえ、児童を守る法律を犯し、私が持ってるだけで、相手に対して悪いこと。
当時はそこまで考えなかったんですか?と聞かれて、自分が記録癖がある中で、甘えがあったんだというふうに話しているんですね。
裁判官にも、何が…。
きょう、結審ですよね?きょうで終わりですよね?
きょう、そうです、きょう結審になりました。
ちなみに検察側は、自己の性欲を満たすための犯行で、犯行態様が悪質で、児童の成長に悪影響があると、規範意識が鈍磨していて、再犯の可能性もあるということで、懲役2年を求刑しているんですね。
弁護側はといいますと、これは児童ポルノを制作したのも、売却であるとか、譲渡を目的としたものではないので、犯情に悪質性がない、また真摯な反省をしており、前科も前歴もない。
更生の姿勢を示しているから、執行猶予付きの判決が相当だというふうに言ってるんですね。
最後にということで、裁判官が最後に何かひと言ありますか?と聞いたところ、とにかく逮捕されてからこれまで、多くの人たちにショックを与え、信頼を裏切ったことへの反省と後悔を強く思っていると。
今後は、社会や家族のために生きていきたいというふうに話しています。
きょうで結審ということになりまして、判決は12月25日に下されることになっています。
分かりました、ありがとうございました。
改めて、こちら、ご覧ください。
今回、本村さんね、わいせつ行為をする様子を撮影した、児童ポルノ禁止法違反ということで、いわゆる、買春の罪ではないんですね。
児童ポルノの製造ということなんですね。
おととし12月と昨年の1月、12歳から14歳の少女とわいせつな行為をして、それを撮影したと、これが児童ポルノの製造に当たるわけですね。
そういうものを記録したと、DVDに落としたとか、写真に撮ったというところが、これが児童ポルノ禁止法違反の罪ということですね。
これが3年以下の懲役に当たる罪なんですね。
これが例えば、売る目的だったとか、金銭目的だったっていうことになると、罪はさらに重くなる?
もう所持とか販売とかによって、細かく法定刑が分かれていますのでね、さっき弁護人が聞いていた、どういう目的でそういうのを作ったんですか?いや、これは販売目的ではありません。
じぶんでたのしむためにい持ったものなんですと。
そこは動機に関わってくるんですね。
さあ、そして検察の求刑ですが。
懲役2年を求刑しています。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていまして、判決は今月の25日です。
まあ、これ、春川さん、中山さんのリポートでも出てましたけれども、起訴内容をほぼほぼ認めると。
それから、家族の話も出てきた。
外に出るのが好きだったけども、もう出れなくなっちゃったっていうようなところは、やっぱり弁護士の先生といろいろ打ち合わせをして、なんとか執行猶予というところは狙ってるなという。
そうですよね。
やっぱり被告にとって、有利な情状っていうか、いわゆる社会的制裁を受けてるんですということと、本人が全部認めて反省してますから、なんとか執行猶予の刑でお願いしたいということでしょうね。
ですよね。
ただまあね、数が尋常じゃないですしね、それ、全部保存しているって、ねぇ。
そうですね、いくらプレッシャーがあってっていうふうに言っても、やっちゃいけないことはいけないことですし、ちょっとこの数を見ても、異常だなと思いますね。
いや、それは奥さんとか、ご家族の方、かわいそうですよね。
これ、本村さん、どうなんですか?執行猶予付きますか?
もともと逮捕はされましたけれども、釈放されて、在宅起訴ですよね。
もう判決がもう来週ですから、まあ、ほぼ間違いなく、執行猶予付きの判決になるだろうと思います。
さあ、先ほどもお伝えしました、産経新聞の前ソウル支局長なんですけれども、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとされる裁判なんですが、まだ裁判は続いているようです。
ソウル地裁前には藤田記者です。
藤田さん、お願いします。
お伝えします。
裁判は、こちらのソウル中央地裁の3階の部屋で行われています。
加藤前支局長は、1時25分にこちらに到着しまして、車から警備の方と一緒に、あちらのほうへはいっていったんですが当時は、あそこには日本メディアのカメラの列がありまして、到着の前には裁判所の中と外、どこからかというのか、警備の警察が20人か30人ぐらい、警備に当たったという状況でした。
その後、法廷で時間どおり裁判は始まりまして、廷内では10人ぐらい、私はちょっと確認できていないんですけれども、10人ぐらいの裁判所の職員がいまして、裁判所の入り口側にいまして、これも警備の方ではないかなというふうに思われました。
裁判では、まず韓国の外務省ですね、が出した文書というのが読み上げられまして、その趣旨に関しては、日本の外務省および関係者から要請がありまして、日韓関係の改善に向けての観点から、裁判における善処を求めますというような文書が読み上げられました。
こちら、加藤前支局長はこちらに入ったときには、気負いのない表情で、淡々とといいますか、法廷に入っていったと、そういう印象でした。
これ、韓国のメディアはどういうふうに報じてるんですか?
韓国メディアは、やはり判決の日が近づくにつれて、報道が増えてきまして、きのう、きょうと、報道が出ていました。
ただ、韓国メディアの観点というのは、報道の自由というよりも、日韓関係における、なんというんでしょう、悪材料というか、日韓関係、どうなるかという観点で報道しているように思います。
先ほども話していたんですが、ちょっと、日本では考えられないような裁判なんですけども、これ、パク・クネ大統領がこれ、いいですよって言ったら、この裁判は終わるわけですよね?
そうですね。
韓国の名誉毀損ですと言うならば被害者側が処罰の感情、処罰を求めないという意思を表せば、裁判自体も成り立ちませんので、パク・クネさんが、もういいですよと言えば、裁判はなくなると、そういう事案ですね。
これはでも、パク・クネさんは、今のところ、どういうリアクションも起こしていないということですか。
そうですね、パク・クネさんご本人の発言というのは、この件に関しては、私は知るかぎりではありません。
今、裁判続いているということなんですけども、どうなんですか、藤田さん、当然、ソウルでもね、大学教授がいわゆる慰安婦問題の本を書いたときに、これも大きな問題になった、そこでも言論の自由っていう話が出てきた中で、藤田さんもソウルいらっしゃって、なんとなくこう、萎縮してしまうんじゃないかみたいなところってありませんか?こういう裁判が始まると。
まあ、なかなか難しい質問ですね。
私たち、萎縮するということは特になくですね、私たちは淡々と日々の仕事をするということなんですけども、こちらに来て、韓国メディア、韓国の世論にせよ、非常に日本というものを、私が赴任する前に感じていたよりも、非常になんというのか、意識しているなと、そういう面からいろいろと、裁判であったり、日韓関係であったり、非常に難しいなと感じてるのが実感です。
つまり韓国っていうのは、やっぱり日本に対して、よくも悪くも、いろんなことにやっぱり敏感になってる中で、今回の加藤前支局長の裁判というのも、やはり、司法の場とはいえ、ある部分で、日韓関係っていうのを、頭の隅に置きながら、もしくはかなり大部分の割合で考慮しながら進んでいきそうなということでいいんですか?
そうですね、それはもうはっきりとは誰もが言えませんが、明らかに日韓関係の一つの要素という感じですね。
少なくともメディアの報じ方に関していうとそうです。
いわゆる、韓国の中でも、もちろん、パク・クネ大統領を支持している方もいる、支持していない人もいる中で、これ、おかしいじゃないかって言う韓国の人もいらっしゃるんですよね?
そういう方もいらっしゃいます。
はい、ありがとうございました。
北朝鮮のキム・ジョンイル総書記が死去し、キム・ジョンウン体制へと移行してきょうで4年。
しかし、一番の後ろ盾とされた中国との関係が大きく揺らいでいる。
その理由が。
北朝鮮の女性音楽グループ、モランボン楽団のどたキャン問題だ。
その原因として指摘されているのが、指導者への崇拝。
きょう、キム・ジョンイル総書記死去から4年を迎えましたが、中国で起きたモランボン楽団のどたキャンは、キム・ジョンウン体制の今後にどう影響するんでしょうか。
このあと中継による最新情報を交えて、専門家とともに解説いたします。
きょう、北朝鮮のピョンヤン市内。
キム・イルソン主席とキム・ジョンイル総書記の銅像のもとへ向かう市民の姿が。
きょうは、キム・ジョンイル総書記が死去して4年。
いまだ絶対的な指導者として、市民の心に残っているのだろうか。
寒空の下、多くの北朝鮮国民がその追悼のために花をささげていた。
北朝鮮のキム・ジョンイル総書記の死去からきょうで4年。
キム・ジョンウン体制となり、4年目の節目を迎えるのだが、一番の後ろ盾とされた中国との関係が、大きく揺らいでいる。
その理由が。
モランボン楽団のどたキャン問題だ。
キム・ジョンウン氏の指示で結成された北朝鮮の女性音楽グループ、モランボン楽団。
先週土曜日から3日間、初の海外公演を行う予定で中国を訪問していたのだが。
なんと、直前になって公演をどたキャン。
その理由を語ることなく、北朝鮮に帰国してしまった。
一体何があったのか。
韓国の情報機関によると。
リハーサルで明らかになった公演内容が、キム・ジョンウン第1書記を崇拝するものだったため、中国側が、観覧する幹部のレベルを下げ、これに北朝鮮が反発した。
どたキャンの原因が、公演の内容にあったというのだ。
朝鮮日報によると、これがモランボン楽団が今回の公演で演奏する予定だった楽曲。
この楽曲がどたキャンの引き金になったというのだ。
さらに、北朝鮮が暴走するという指摘も。
一体何が?ことし10月の労働党創立70年の演説で、人民ということばを連呼し、北朝鮮国内の固い結束を世界にアピールしていた、キム・ジョンウン第1書記。
キム・ジョンイル総書記の死去から4年、北朝鮮はどこへ向かおうとしているのか。
国内で今、キム・ジョンイル総書記が亡くなってから4年たちました。
そんな中で、モランボン楽団が、
ここで最新のニュースです。
下川さんお願いします。
お伝えします。
ことし10月、大阪市で道路に置かれたコンクリート製の土台にミニバイクが衝突し、男性が死亡した事件で、警察が13歳の少年を補導していたことが分かりました。
ことし10月、大阪市住之江区の府道で道路に置かれていたコンクリート製の土台にミニバイクが衝突し、運転していた中山こうじさんが死亡しました。
警察は、何者かが意図的に置いたものと見て、捜査していましたが、今月10日、傷害致死の非行内容で大阪府内の13歳の少年を補導し、児童相談所に通告しました。
現場周辺の防犯カメラには、不審な動きをする少年の姿が映っていたということです。
少年は大きな騒ぎになるのが見たかった。
人が死ぬとは思っていなかったと話していて、児童相談所は少年を一時保護し、現在、対応を検討しているということです。
都内の学校法人、嘉悦学園の理事長とその家族が、勤務実態が伴わないのに給与を受け取るなど、3年半でおよそ5600万円を不正に受け取っていた疑いがあることが分かりました。
不正受給が指摘されているのは、東京・江東区のかえつ有明中・高校を運営する学校法人嘉悦学園の嘉悦克理事長とその家族です。
文部科学省によりますと、2012年度からの3年半、理事長の妻は勤務実態がほぼなかったにもかかわらず、特別顧問として、およそ3000万円の給与を受け取り、同じように母親も、およそ1000万円を受け取っていたということです。
さらに嘉悦理事長が受け取った手当ておよそ1600万円も、規定に沿わない支出だったということです。
文科省は嘉悦学園に対し、第三者委員会を設置し、今月中に詳しい報告をするよう求めています。
一方、取材に対し嘉悦学園は、調査中につき、一切答えられないとしています。
東京・千代田区のJR水道橋駅できのう、エスカレーターの踏み板が突然壊れ、緊急停止するトラブルがありました。
けが人はいませんでした。
これはきのう、トラブルがあったエスカレーターです。
踏み板がめくれ上がっているのが分かります。
JR東日本によりますと、きのう午後5時半すぎ、水道橋駅の2番線ホームに上がるエスカレーターで、踏み板が突然割れてめくれ上がり、吸い込み口に入らなくなりました。
後ろから続く踏み板も次々とつかえ、合わせて9枚が壊れたということです。
エスカレーターは緊急停止しましたが、けが人はいませんでした。
先週金曜日に行われた月1回の定期点検では異常はなかったということで、JR東日本はトラブルのあったエスカレーターの使用を中止し、原因を調べています。
これ、踏み板が割れたんですか?
そうですね。
割れてしまって、めくれ上がって、吸い込み口に入らなくてめくれ上がって、次々と9枚が同じように壊れてしまった。
どういうふうに割れたか分かりませんが、こういうふうになって、吸い込めなくなったということですね。
そうなんですよね。
でも午後5時半で、けが人の方がいらっしゃらなくてよかったですね。
本当、不幸中の幸いですけれども、ずっと原因がまだ分からないというのが、怖いですよね。
でも、降りる所ですから、でもこれ、杉山さん、想定しないですよね、踏み板が上がるなんてことは。
全然ふだん、普通に乗ってますし、普通にエスカレーター、使ってますけど、こんなの見たことないので、ちょっと怖いですよね、こんな急にあったら。
原因は分からない?
まだ分からないということで、きょうもこのエスカレーターの運転を止めて、原因を調査しているということなんですけれどもね。
そう簡単に割れるようなものではないとは。
本当。
思うんですけどね。
中国でよく踏み板が抜けちゃうとかね。
抜けるというのはありましたね。
そういうのはありましたけど。
でも、1か月に1回、点検されてるんでしょ?
遭難ですよ、先週の金曜日にまた点検したばかりで、その定期点検のときには、異常はなかったということなので。
とにかく原因究明、早くしてほしいですよね。
本当にそうですよね。
ほかのエレベーターでも起きるかもしれない。
エスカレーターです。
エスカレーターでもね。
本当にそうなんですよ。
怖いですもんね。
続いてのニュース、お願いします。
ニュースを続けます。
来年3月に開業予定の北海道新幹線。
開業まで100日となったきょう、直通列車の始発駅となるJR東京駅には、カウントダウンボードが設置されました。
東京駅でお披露目されたこのカウントダウンボードには、開業日の来年3月26日までの日数と、北海道の観光名所の映像が流れます。
きょうのセレモニーでは、北海道新幹線のPRキャラクター、どこでもユキちゃんが、1日観光駅長に任命され、開業ムードを盛り上げました。
北海道新幹線の詳しいダイヤはあす発表されますが、東京と終点の新函館北斗の間は、1日10往復走る予定で、このうち上下3本は、最も早い4時間2分で結びます。
古代エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクが、元の姿になって戻ってきました。
エジプトの首都カイロにある考古学博物館に、修復作業を終えたツタンカーメン王の黄金のマスクが戻されました。
黄金のマスクは去年8月、博物館の職員の作業中にあごひげの部分が取れ、職員が修理を試みましたが、接着剤がはみ出るなど、ずさんな状態であることが発覚。
ドイツの専門家らが、修復作業を行っていました。
エジプトは治安の悪化で観光産業が低迷していますが、ダマティ考古相は、黄金のマスクは無事戻った。
日本の方にも来てほしいと述べ、観光客の呼び戻しに期待を寄せています。
黄金のマスクは17日から一般公開される予定です。
けさ、富士山頂から朝日が昇る、この時期だけの絶景、ダイヤモンド富士が山梨県の富士川町で見られました。
山梨県富士川町の高下地区は、この時期、ダイヤモンド富士を捉える絶好のポイントとして知られています。
けさの富士山頂はよく晴れわたり、日の出前には、辺りが真っ赤に染まります。
そして午前7時20分ごろ、山頂付近から、まばゆいばかりの日の光がさし込んできました。
富士と朝日が織り成す幻想的な景色。
ここ高下地区でダイヤモンド富士を見ることができるのは、冬至前後のこの時期だけです。
また元日には、幻想的な初日の出で新年を祝おうと、大勢の人でにぎわうということです。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
すごいですね、ダイヤモンド富士。
幻想的。
本当、ダイヤみたいに輝いていましたね。
ね。
でも富士山って、静岡側から見る富士山と、やっぱり山梨から見る富士山と全然違って、趣があっていいですよね、富士山ってね。
ダイヤモンド富士も、反対側からだと今度、これ今、朝日のダイヤモンド富士でしたけど、夕日のときの、沈むときのダイヤモンド富士が見られる地域もあると。
それは静岡なの?
そうですね。
たぶんあちら側のほうだと沈むほうのダイヤモンド富士。
どっちがきれいかで、またけんかなんですよね、山梨と静岡でね。
どっちもね、きれいですからね。
本当に、富士山、本当すてきですよね。
いや、本当に富士山、見ると、本当、得した気分になりますよね。
一日ハッピーな気持ちになりますね。
ねえ、あとツタンカーメンですけど、一番、本村さん、取れたらあかんところですね、ここ。
変な修復はやっぱりしないでもらいたいですね。
そうですね。
誰かが、うわー、適当に塗って、ぽこんとつけたんでしょうね。
本当にね。
そんな接着剤、はみ出しちゃだめですよね。
しかもそれ、一般の人がかってにつけたわけじゃなくて、ちゃんと、職員の、博物館の職員の方がやったっていうことですからね。
まあまあつけとけてきな感じで、ぼんってつけたんでしょうね。
もうね、ちょっと、もうちょっと考えてやってほしかったですけどね。
そうですよ。
だって、わざわざ見に行って、接着剤はみ出てたら、嫌やもん、そんな。
ツタンカーメン。
全然ありがたくなくなっちゃいますからね。
元に戻ってよかったですね。
本当によかったです。
ありがとうございました。
さあ、ということで、北朝鮮なんですけれども、きょうキム・ジョンウン書記がなくなってから4年、モランボン楽団が本当に公演直前でどたキャンしたということで、今、北朝鮮国内、何が起きているのか、中朝関係どうするのか、きょうは龍谷大学、李相哲先生に解説いただきます。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして野村明大さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前総書記が亡くなってから4年ということで、きょうは、12月17日ということで、例年ですと、ピョンヤンのキム・ジョンイル総書記の遺体が安置された、クムスサン太陽宮殿という所で、追悼大会が開催されるんですね。
キム・ジョンウン第1書記とか最高幹部らが出席するということなんですが、さあ、死去4年のことしはどうなったかということで、最新の情報が実は入ってきていまして、こちらがけさの労働新聞になりますけれども、このように幹部を引き連れて、ジョンウン第1書記が参列したと。
敬愛するキム・ジョンウン同志が偉大な指導者、キム・ジョンイル同志の逝去4周忌に際して、クムスサン太陽宮殿を訪ねたということで。
これはあれですか?午前0時と?
午前0時ということですね。
ともに。
はあ、こうやって見ると、李先生ね、周りは軍服姿の人ばっかりで、例えば奥さんもいないし。
過去とは明らかに違うんですね。
ことしは恐らく軍を掌握したんだぞというような表現と、それから過去から進めてきている…と富力のへいしん路線、それをずっと貫くというようなメッセージを送ってるんじゃないかと。
非常にこう、威圧感を感じる写真ですよね。
去年の追悼大会、ご覧いただきましょうか。
ちなみに、去年の追悼大会というのは実は、これ、キム・ジョンイル総書記の、3年間の喪が明ける節目だったということも、去年あるんですが、中国の最高幹部の一人である劉雲山政治局常務委員が参列しました。
北京の北朝鮮大使館の記念行事に参列したということで、じゃあ、これから1年たったことしは誰が来るのか、来ないのか、ここも注目なんですよね。
さあ、ここで、NNN中国総局の中村記者に中国の動きを伝えていただきます、よろしくお願いいたします。
まずその4周忌に対する中国の動きはどうだったんでしょうか。
私はけさ、ここの支局から、車で5分ぐらいの北朝鮮大使館に取材に行きました。
朝はマイナス7度で相当寒い中でしたが、8時前からですね、白い花を持った北朝鮮の方々だと思うんですけれども、1人だったり、あるいは2人だったり、あるいはグループだったり、花を持った人たちが大使館を訪れて、敷地内の建物の中に入っていきました。
そして花を持った方々に、私たちが話を聞こうとするんですけど、みな、一様に無言で中に入っていきまして、印象で言うと、例年ならひと言ふた言ですね、話す人が中にはいるんですけれども、きょうは、全くと言っていいほど無言で、そして1人、女性がわれわれに話をしたんですけれども、そうするとたまたま通りかかった大使館の関係者でしょうか、強く怒られてですね、何を余計なことを言ってるんだというような形で、若干、いつもよりはぴりぴりとした感じを受けました。
大使館の話によると、きょうは追悼行事があるということで、今、ご紹介した、怒られてしまった女性は、日本時間の午後4時から大使館のほうで追悼行事があるということを明かしていただきました。
ただ、先ほどスタジオでもあったように、ことしは4周忌ということなので、おおむね、中国側から、最高幹部が訪れるということはないだろうというふうに見ています。
あればですね、あったで、楽団の公演中止にも関わらず来たということで、関係が良好であるということが言えるんですけれども、来なかったということで、中朝関係になんらかの悪影響があるということは決して言えないと思います。
いわゆる3周忌だったんで、去年は中国政府からこの方ですね、劉雲山さんが行ったんですけれども、今回は死去から4年ということなんで、どなたかが行くかどうかというところは、まだ今のところは分からない。
それから行く、行かないにかかわらず、中朝関係がどうのこうのという直接的な部分は結び付けられないということですね。
で、月曜日に伝えていただいたモランボン楽団、こちらのどたキャン騒動なんですけれども、これは中国はどういうふうに報じているんですか?
まず当局なんですけれども、この間も月曜日お伝えしたんですけれども、新華社通信が公演中止の日に発表した内容です。
記者が何を聞こうとも、その新華社通信が発表した内容以上のことは話すことはないということで、同じことを繰り返しました。
事務レベルの意思疎通がうまくいかなかった、交流は前進させていきたいという内容ですけれども、つまりこれ以上ですね、必要以上にことを荒げたくないということが透けて見えます。
そしてメディアのほうなんですけれども、中国共産党の機関紙、人民日報の国際版、環球時報ですが、モランボン楽団の公演中止について、よいニュースではないが、マイナスの影響はそれほど大きくないと評価していますね。
そしてちょっと、原因につながるところなのかどうなのか、私どもも判断しかねるんですが、外には中朝関係に問題が起きるのを見たがっている人と力がある。
そしてさらにこの人たちは、中朝関係のあらゆる現象に騒いだりするんだと。
中国と北朝鮮の双方の当局は、そういった事情を知るべきだということを指摘しているんですね。
何を指しているのか、いろいろ頭は浮かぶんですけど、予断となりますのであえて言いませんけれども、何かを指しているような、思わせぶりな指摘ですね。
そして今後の関係についてですね、北朝鮮の核問題の影響を強く受けながらも、関係改善への変化の局面は変わらないということで、関係は変わらないけれども、条件付きですと、つまり北朝鮮の核問題というのが、中朝関係には大きく影響するんでというところを、くぎを刺しているというような評論になっています。
恐らく、どたキャンというのは、多少なりとも影響はあったと思うんですが、ここで中国と北朝鮮がもめることによって、中朝とも双方メリットはないよと。
つまり、それを喜ぶ人たちがいるんだよというようなメッセージですね。
そうですね。
しかしこれからの中朝関係なんですけれども、われわれの所にも情報も入ってこないんですけれども、一時はね、中国がね、パイプラインを止めたとか、いわゆるそういう、ガスだとか、石油なんかをもう北朝鮮、止めちゃったって、相当冷え込んでるっていう話があったんですが、そのあたりがどこまで本当なのかというのは分からないですよね。
原油の輸出が統計上ないということはですね、いろいろな思惑が言われておりまして、われわれも確認する手段がないと、あくまでも統計上、出ていないということであるので、ただ、それ以外の部分で言いますと、ご承知かもしれませんけれども、ことし10月の党70周年のときに、先ほど出た序列5位の劉雲山政治局常務委員が、北朝鮮に訪れて、軍事パレードを、キム・ジョンウン第一書記と一緒に見ていると。
そこで会談も行われて、その後、モランボン楽団の訪中につながっているということからすると、今後の中朝関係を考えると、来年の5月には、北朝鮮は36年ぶりの党大会を開くことを決めていますので、そこまでにもう一回、モランボン楽団の訪中を仕切り直して、さらにそのあと、キム・ジョンウン第一書記が訪中するといった形が実現すると、党大会で、キム・ジョンウン第1書記の外交的な成果を示すことにもなると思いますね。
一方で中国側としては、そういった北朝鮮側の可能性ですけれども、そういった思惑があるとすれば、中国側としては、当然ですね、やらなければいけないことはありますね。
核問題を話し合う6か国協議の議長国ですから。
やはり日本やアメリカ、韓国などから、期待されている北朝鮮への説得、これを中国としてはしっかりやって、少しでも6か国協議再開に結び付ける譲歩を、やはり北朝鮮から引き出さないと、北朝鮮がやりたいことだけを受け入れるわけにはいかないと、そういうことは中国としての課題としてあると思います。
ーということは労働大会までに、労働党の大会までに、何か中朝で動きがあるかもしれないということですね。
中村さん、ありがとうございました。
そうですね、来年…。
どうぞ。
次のですね、注目は一つありまして、来年1月8日のキム・ジョンウン第一書記の誕生日です。
ことしの1月8日の誕生日には、中国外務省が祝電を送っていますので、ことし、同じように、祝電を送るかどうかも一つの注目ですね。
先ほど言った5月に向けてどういった動きになるかということになります。
分かりました。
ありがとうございました。
すごく興味深いお話でしたが、さあ、そのモランボン楽団のどたキャンですね、どうなる中朝関係ということなんですが。
まずこのモランボン楽団について、もう1回整理しておきたいんですけど、先週から今週にかけて、今月の12日から14日に、北京、中国の北京でキム・ジョンウン第1書記肝煎りの初めての海外公演をする予定だったんですが、公演初日に突然のどたキャン帰国したと。
ちょっとね、いろんな情報が出てきていて、韓国の国家情報院は、リハーサルで明らかになった公演内容が、キム第1書記を崇拝するものだったために、中国側の観覧する幹部のレベルを下げて、これに北朝鮮が反発したんじゃないかということを言っていますね。
それから、さらに韓国の国防省は、ですから中朝関係が再び悪化する可能性というのを指摘していて、軍事的挑発の可能性に注意すべきということを言っていると。
だから来るときは非常に笑顔で、バスの中から手を振っていたモランボン楽団が、帰るときはこの表情ですよ。
もう非常に険しい表情で帰っていった。
それも李先生、夜中3時までリハーサルやってて、朝6時くらいに北朝鮮大使館で話し合いして、それで帰っちゃうんですもんね。
そうですね、直前にどたキャンしたというのは、やっぱり実務レベルの現場レベルでのトラブルだっていうふうに考えられますね。
で、言われているのがあって。
そうなんです。
現場レベルで。
いわゆるキム・ジョンウン第1書記をたたえるような歌が多すぎるじゃないかというような。
私もずっと言っておりました。
恐らく曲目に不満があるんだろうと。
そうですよね。
中国政府が。
ひょっとすると宮根さんの言っていたことがほぼ的中になったということもなったといえるかもしれない。
僕がプロデューサーだったら、そんな歌、知らんやんってなるもん。
ちょっと朝鮮日報が報じた内容を見ますけれども、今月11日、先週の金曜日になりますけれども、モランボン楽団のリハーサルがあって、そのときに中国のしゃが…思想を含めるのはよくないということで、例えばこの上ですね、死んでも革命の信念を捨てずにいようとか、あるいはわれわれは誰も怖くないなどなどの歌詞が入った曲を公演プログラムから外すように要求したというんですね。
それに対して、このジョンウン第1書記の元恋人ともいわれる人が…、直接、ご覧になって指導された作品なので、点の一つ、助詞の一つも外せないし、外してはいけないということで、こういうことが現場レベルであったんじゃないかと報じているんですね。
李先生ね、さっき北京の中村さんからのリポートもあったんですけれども、6か国協議って、北朝鮮の核について話し合う会議で、この議長国が中国なんで、なんとかテーブルにつかす、責任は中国にあるんですね。
今のところテーブルついていない状況で、公演でまあ、キム・ジョンウン第1書記をたたえるだとか、例えば、核の歌が出るとかって、絶対だめなわけですよね。
そうですね。
たぶんですね、中国人は、北朝鮮の人たちが韓国語で歌っている内容は、あんまり分からないはずですね。
例えば字幕とかで何を書いているのか、それからもう一つは後ろのスクリーンに、一説によると、ミサイルを発射したのが最後はアメリカに向かっていって、地球を破壊したと。
それはちょっとやめたほうがいいとか。
そんな歌もあるんですか?
それに歌が出るんですね。
一発だ、一発だという歌があるんです。
そんなもん流したら、えらいことになると。
それやめてくれと。
それをやめてくれという話があります。
それも一説なんですけどね。
臆測ですね。
さらにそういう臆測という意味で言うと、本当にさまざまなね、例えば韓国の新聞なんかで情報が出ていまして、例えば一番上、これ、朝鮮日報が報じているんですが、やはり水爆保有発言ありましたよね。
モランボンの訪中時にありましたけれども、中国側はやはり、それを持って観覧者の格下げをして、それに対して第1書記側が激怒したんじゃないかという話もありますし、それからさっきも言いましたけれども、元彼女、恋人であるモランボンの団長、これに取材が殺到したことが関係あるんじゃないか。
中国メディア、それから韓国メディアが殺到したという話もありますよね。
そうですよね。
それから一番下、やはりキム・ジョンイル総書記の、いわゆる4周忌、哀悼期間になるので、歌ったり踊ったりするということになんらか難色というのを示されたっていうような内容も報道されている。
でもこれ分かってるわけですからね。
これ、春川さん、いわゆるモランボン楽団が、いわゆる中国に行ったっていうことで、中国と北朝鮮はなんとか関係改善を図りたいっていうさなかで、突然この水爆の発言、どーんと出た。
これ、どういう状況で出たか分からないんですけれども、普通、外交で言うと、これ出しちゃまずいだろうって話になると思うんですけどね。
普通の国際感覚で言うとそうでしょうけれども、でも、今までもね、アメリカと合意をしたとたんに、ミサイルを発射したりとか、いわゆる北朝鮮の瀬戸際外交っていうのは、国際的外交の常識では考えられないようなタイミングで考えられないようなことをやるので、ひょっとしたら、この水爆の保有発言がなんらかの影響したっていう可能性も高いんじゃないですかね。
これ、李先生ね、モランボン楽団の何か真意は分かりませんよ。
曲があまりよくない、で、中国が怒ってる、北朝鮮は中国なくしては成り立たない、貿易から何からというときに、キム・ジョンウン第1書記はほなやめとこかというふうにはならないんですね、やっぱり権威を保たなきゃいけない。
あの方の今話にあったように、あの方の性格からすると、これはね、政策のレベルの問題ではなくて、恐らくキム・ジョンウン第1書記のキャラクターというか、性格上の問題ですね。
気分?
気分一つで、すぐ決定する、今までの過程を見ますと、ほとんどそういう気分一つで大きなことを決めるという、そういう過去がずっとありますので。
それで外交がうまくいくのかなと思いますけれども。
いろんなことがありましたね。
やはり中朝関係、やっぱりキム・ジョンウン体制になってから冷え込み気味と言われておりますけれども、やはり一番大きなところで言いますと、やはりジョンイル政権時代から、中国とのパイプ役だったチャン・ソンテク氏の粛清ですよね、2013年ですけど、叔父に当たる人物ですからね。
さらに、やはり2013年2月に北朝鮮3度目の核実験。
これは中国は非常にこれに対して、厳しい目を向けていて、やはりこのあたり中朝関係の大きな関係があるだろうと。
これ、チャン・ソンテク氏が粛清されたときには、われわれはびっくりしたんですけど、おじさんに当たる、それからこの人がやっぱり、後見人だったわけですよね。
この人が中国との関係が非常に近くて、非常に力を持ち出したんで、怖くなって、粛清したっていう話が出てきたんですが、ここにきて、この人はモランボン楽団にものすごい近かったという話も出てきて、それで怒ったっていう話もあるんですが、これ、どうなんですかね?
今おっしゃられたとおり、背景はそうなんですが、ただ今回の不幸はチャン・ソンテクのような方がいないので、ちょっとそれもう一度考え直してくれませんか?っていうふうな助言ができる体制になっていないんですよ。
ですから誰も、戻ってこいと言ったら、そのとおりにいくしかない。
やるしかない。
そうかそうか、今まではブレーキ役がいたんですね。
柔らかい言い方であるかもしれませんが、少しは助言ができた。
今、全くそういう人は、周りにいないと。
チョ・リョンヘもどっか行かされたとか。
チャン・ミョンソルも処刑されて。
だから今から考えると、本村さん、チャン・ソンテク氏が健在であれば、中朝関係はもっと変わっていたし、ひょっとしたら、このチャン・ソンテクという人は、徐々に北朝鮮を解放していって、市場経済も入れようと思ってたかもしれない。
だからこの人がいたら、今の北朝鮮の姿じゃなかったかもしれない。
その可能性はありますよね。
で、ことし9月ですが。
9月、10月の動きなんですけど、やはり中国で9月に抗日戦勝70年軍事パレードがあったときに、北朝鮮側のジョンウン第1書記の側近のチェ・リョンヘ氏が訪中したんですけど、このときに中国側と大きな交流っていうことは、できなかったわけですよね。
さらに10月には今度は北朝鮮で、労働党の創立70年があったときに、序列5位の中国側の劉雲山氏が来たんですけれども、この序列5位というのをどう見るかっていうのも、諸説あるところだとは思います。
劉雲山、序列5位ということで、決して低いポジションの人じゃないですけれども、これはどういうふうに。
この方は中国のいわば外部では序列5位と言っているんですが、宣伝を担当しているんですね。
ですから習近平主席を除いては、序列5位も何もなく、担当が決まっているんですよ。
ですから担当が決まってるからこっちに来てますし。
ただ一つ言えるのは、この人は、中国ではいわば強硬派、左派として、宣伝部長になるときに、結構、地方で反発があったという説もあるんですね。
ですから、もしかして心情的に北朝鮮寄りになっている方かもという、これは推測ですけど、そういう人物ではあります。
ただ、これ、杉山さんね、さっき中村さんの話でね、恐らくここのところで、モランボン楽団、じゃあ派遣しましょうか、じゃあ来てくださいよっていう話があって、恐らくここで話が出来て、今回のモランボン楽団が行ったんじゃないかという推測がある。
そこから、ひょっとしたら、この来年の労働党大会までに、キム・ジョンウン第1書記と習近平さんの首脳会談があって、いよいよデビューという、国際舞台にデビューっていう青写真を描いたとするならば、あまりにも唐突などたキャンというね。
そうですよね。
それだけうまく前もって、決まっているんだったら、内容的なことだったり、すべて詰めて進められてるんじゃないかなというのが、ちょっと私たちのイメージするところなんですけど。
水面下でね、やってて、恐らくここで、ここの前にどーんと発表して、それからこのときに、もうこれの前に、首脳会談するか、ここで首脳会談するって発表するかっていう、非常に大きなデビューの場でもあったかもしれないんですけど、曲目、前もって送らなかったんですかね。
知ってると思うんですけどね。
ただ最高尊厳にひと言でも、何か違うことを言ったら、現場にいる人たちは絶対それを見逃してはならないんですね。
粛清されますので。
ですからそれが1点と、もう1つは、キム・ジョンウンという方は、ちょっと私たちは、常識的に物事を見ているんですけれども、そういうふうに見ては、ちょっと外れるんですよね。
ですから僕は、来年の訪中も、ちょっと、なんとも言えない。
訪中あるかどうかも分からない?
それはないんじゃないかと思います、僕は。
ただ中国は非常に、冷静にモランボン楽団のどたキャンは見ていると。
中朝関係は悪化してはいけないというふうに言っていると、中国、北朝鮮、これはどう向き合うかということなんですが。
やはり中国側も、若干の不快感はあるんじゃないかというように臆測したくなるような内容なんですが、実はこちらなんですがね。
習主席の中国の腹心で、宋とうという連絡部の部長がいるんです、一方、北朝鮮側の、楽団を率いて中国に来たチェ・ヒトという副部長がいるんですが、この2人が実は公演前に対談しているんですよね。
どたキャン前には、これ、中国側のホームページで、写真と記事がこういうふうに載っていたんですが、どたキャン後には、これ、ふたりはあいましたという自分だけになったと、やはりここらあたりに少し中国の思惑というのが出ているのかなと。
李先生、この2人怒られてんとちゃいますか?
一つは逆の見方も出てきまして、それで、SNSでも、モランボン楽団がヒットしなくしているという話があって。
もう見れなくなってる?
見れなくなってる。
ただ、本音のところでは、宋トウという方は、ー対外連絡部長になったばかりなんですよ。
それで最初の仕事がしくじったので、必ず影響は出ます。
この人、最初のお仕事がモランボン楽団?
そうですね、11月になったばかりなんです。
それが彼が、このことを指揮したのにこうなってしまって。
いやいや、プロデューサーですね。
初仕事、めちゃくちゃしくじってしまってますやん。
なので。
むちゃくちゃ。
中国側は、彼はこれから中朝関係をしくじったのを意識すると思うんですが、それがだめになったということですね。
しかしこれ、春川さん、実はモランボン楽団がどたキャンしたことが、SNSで見れなくなっているという中国も怖いっちゃ怖いですよね。
そうですね。
北朝鮮側の事情ばかりお話、今なってますけど、やっぱり中国は中国で大国としてメンツがあるので、やっぱりこういう形で、後ろ足で砂かけるような形で帰られたというのは、メンツを潰されたっていうことがあるので、中国は中国で国内でこれを巡って、いろんな反応が出てくると思いますけどね。
まさに今、中国からのリポートにあった、あまり事を荒立てないようにしようということは、痛いということですよね。
影響があって、あまり触られたくない。
逆に抑えてるっていうことは、やっぱり影響があるっていう見方ができるんじゃないですかね。
逆に言うと、李先生ね、中国側からすると、北朝鮮は、友好国であると同時に、中国の言うことだけは聞くんだっていうのが、中国の一つのメンツであるわけですよね。
今回、完全にメンツを潰されているわけですよね。
それが全くきかないと。
それで一般の国民の間では、キム・ジョンウン第1書記を、3番目の天狗とか言っているんですね、中国では、そういうことばを使って、北朝鮮にものすごく怒っている、そういう情報は伝わっている。
だからこのあとどうなるかということなんですが、36年ぶりに来年、朝鮮労働党大会っていうのが開かれます。
先ほどからもう話が出ていますが、やはりこれは非常に大きな節目になってくる可能性があるので、一応ちょっと説明しておきたいんですが、来年5月に、1980年以来36年ぶりになる朝鮮労働党の第7回大会になるんですけれども、開催するということが、朝鮮中央通信で10月に発表されています。
前回35年前、どういう内容だったかといいますと、実は1980年の10月10日に行われています。
キム・イルソン国家主席の後継者としてキム・ジョンイル総書記、お父さんになりますけど、を、位置づけを明らかにした大会です。
そして南北統一プランの提案などもなされたと。
じゃあ、今回はどういうテーマになってくるのか。
朝鮮労働党の党大会がこれ、本村さん、逆に言うと35年間、行われていなかったという、この尋常じゃない状況ね。
党大会を開く意義ですよね、一体なんなのか、なんの目的なのかっていうのがね、何もなかったということですよね。
逆に言うと労働党大会というのはセレモニーというか。
非常に大事な本当は大会なんですよね、労働党の規約からすると、国の方向を示す、それから今まで何をやったかというのを報告する。
それから人事を決めるんですね。
しかしそれをずっと一人で、お父さん一人でやってきたもんですから。
開く必要がなかったと。
そんなもん、全然関係ないよっていう、体をなしてなかったということですね。
今回じゃあ、来年開くという意義っていうのは、どこに?
ですから、来年はそれが見えてくるというところに、みんな注目しているんですね。
最近ですと、水産加工場に行って、とにかく水産業をすごく活発にするんだ、養殖を盛んにするんだっていう話がありますけれども、今、やっぱり経済でしょ、経済が一方で、ちょっと上向いているんじゃないかっていう話もあるんですね、北朝鮮、これどうなんですか?
それはね、民間では経済はちょっと活気が、活気の兆しが見えてるんですね。
それは、国が面倒を見れなくなって、もう勝手にしろと言ったので、みんなが活発に動いているだけで。
これは北朝鮮は、本来、民間なんかないわけで、民間ということは闇市場ということですね。
そうですね、闇市場。
闇が活発になっている。
それは国がくれないから?食料とか。
それはどういう問題をはらんでいるかというと、闇で行われている経済からは、資金を吸い上げられないんですね。
ですから国はますます貧乏になっていく。
ですからここが、今、一番政権としては難しいところですね。
恐らく、朝鮮労働党大会含め、それ前にしても、この人は最近やたら経済のことを言うようになりましたよね、キム・ジョンウン第1書記は。
ですから、今、北朝鮮経済というのは、外部から資金が全く入らなくなっているんですね。
それでそこから手口というか、観光事業をなんとかしてお金を稼ぐ。
それから食べる問題は水産に頼ろうとしているんですね。
ですからやたら今、水産事業場を視察したり、それで日本に。
木造船が。
それはその影響だと思います。
木造船がどんどんどんどんついているのも、北朝鮮のいわゆる水産業というのを活発にして、ノルマがあって、取らないと帰れないから。
経験のない人も、もう設備が劣悪な、そういう木造船を持って、漁に出て、それで遭難するという結果だと思います。
今後どうなるかということなんですが。
実はこういう見立てがありまして、韓国の聯合ニュースによりますと、恐怖政治がキム・ジョンウン第1書記の指導力への疑問ですとか、あるいは支持基盤が弱まるということもあるので、来年5月のその朝鮮労働党の大会、これを前に緩和されるんじゃないかという見方もありますよということを、聯合ニュースなんかは紹介しているんですが。
ただね、もうすごいですからね。
これまでの粛清された面々ですけれども、先ほどから話が出ているチャン・ソンテク氏ですとか、あるいは人民武力相ですとか、副首相ですとか、最近でいいますと、チェ・リョンヘ氏も、農場へ労働かということで、キム・ジョンウン体制4年間で100人余りを処刑しているといわれているんですよね。
これ、指導力への疑問、支持基盤が弱まるということで、そういうことをしないんじゃないかということですが、どっちか分からないですよね。
これはやっぱり論理的に分析すると、間違いがちというか、間違えますね。
ですから、彼の気分一つなんですが、やっぱり今の状況では、恐怖政治をやらざるをえない。
あめがないから。
ですから。
あめとむちで言うと、むちしかない。
むちしかないんで、続くんじゃないかと思っています。
しかし、中国との関係が冷え込んでる。
今回、モランボン楽団が行くことによって改善しようと思ったけど、どたキャンだった。
一方でロシアは、ちょっと食指を伸ばしてて、パイプラインを引いて韓国までみたいな話もあった。
一方、日本ではもう立ち消えになった拉致の問題があって、拉致は本当だったら、調査報告上がってなきゃいけない。
日本にも近づきそうになった。
どこかと仲よくしようと思えば離れ、どこかと仲よくしようと思えば離れという外交で、お父さんのようなしたたかな、瀬戸際外交ではないような気がするんですが、どうですかね。
そうですね、戦略的にやるべきところを、誰かが助言してですね、それが失敗したら命がないので、周りにブレーンがどんどんどんどんいなくなってるんですね。
水面下ではいろいろ交渉しているとは思いますが、春川さん、拉致問題の進展、全くないですよね。
本当もう、あれから1年7か月ぐらいたちましたけれども、全然途中経過もないですし、日本としては本当に一刻も早く解決したいですけれども、今このような状況だと、普通なら、例えばロシアともうまくいかない、中国ともうまくいかない、もちろんアメリカともうまくいかないので、じゃあ日本が窓口になれるのかなと普通なら期待しますけどね。
でも今のこのやり方を見てると、たぶん日本に対して、ほかとうまくいかないから、じゃあ日本とやりましょうかという雰囲気じゃないですよね。
韓国ともね、いわゆる南北離散家族を会わせるという話も出た、実際にあった、クムガン山観光を復活させようという話もあったけれども、これも具体化されていないという中で、韓国との関係も微妙。
ただ、中国が一つ、中国と北朝鮮がもめると喜ぶ人と力がいるっていったところが、これがすべてで、いわゆる韓国があって、北朝鮮があって、中国があって、ここの北朝鮮という場所、ここだけが一つの北朝鮮の何か一つ、生き延びる術みたいなところもありますよね。
ですから中国の北朝鮮に対する姿勢は全く変わっていないというのは、もう一度確認できてますね。
ですから、表面的に見えるそういう検証と、裏は全然違うという。
本当は6か国協議の場に出てきて、核問題をじっくり話し合わなきゃいけないですけど、一方で、韓国、つまり在韓米軍と、中国人民軍のクッションの役割を北朝鮮が果たしているという。
そうですね。
皮肉なところもありますが、どこに向かっていくんでしょうか。
李先生、野村先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ続いては、こちらです。
これ?こちらですが。
サンケイスポーツの山下さんがですね、実は2014年12月18日ですから、去年ですね、去年に、来年結婚する人は交際1年のフレッシュカップル。
酸いも甘いもかみ分けたカップル、元アイドルとって書いて、これが実はどんぴしゃに当たっちゃったんですよ。
さあ、ずばり的中した去年ですが、交際1年のフレッシュカップル。
これは?
杏さんと東出さんですね。
ですよ、ありましたね。
酸いも甘いもかみわけたカップル、元アイドルと?これは?
その前の酸いも甘いもは、爆笑問題の田中さんと山口もえさんです。
なるほど。
なるほど。
お互い、酸いも甘いも?バツイチで。
さあということで、来年はということで、書いていただきました。
これも当たるかどうか1年間保存しますが。
人気芸人の再婚。
まあ大体察しがつくと思うんですけれども。
ああ、そうです。
でしょう。
中堅お笑いコンビの1人とタレントのカップル?
中堅?
これは分かんない。
中堅どころ、たくさんいると思うんですけれども、相手の女性の方もそこそこ有名な方です。
これが。
元アーティストとナンバー1ほにゃらら。
女性のほうがアーティストですね。
元?
元。
今はやめてはるいうこと?
今、タレントやってます。
タレントっていうか女優さん。
そんな感じですね。
アーティストで今、女優さん?
タレントさん。
タレント?
女優、そういう形ですね。
女優もやってる?
女優やってますね、ナンバー1ほにゃららって、これはなんですか?
その世界でナンバー1ということですね。
その世界って芸能界じゃないってこと?
芸能界にもそうですけども、詳しく言うと、ちょっとまたね、ほかが。
動くからね。
全然分からないですけど。
去年のね。
ああ、これ、去年の。
元アイドルとほにゃららっていうのは。
これはまた別か。
これ、まだ着地できてないんですよね。
これは何?外れたっていうこと?
まあ今後に期待ってことですね。
まだ2週間ありますから。
中堅お笑いコンビなんてめちゃくちゃいますよ。
はっきり書くと、ちょっとやばいんで。
ほかに抜かれる?ちょっとじゃあ、これは来年まで取っておきます。
これは分かるね。
え?分かります?
えっ?
分からない?
あの、女優さんと結婚した人?1回。
そこまでで止めてください。
えー?
ちょっと、本当に。
怒られちゃうんで。
これはもう大概、みんなもうマークしてますやん。
×××の、×××。
え?
あの人ちゃう?ね。
ね。
あの人ね。
本当に分からない。
みんなわからへん?
ほほほほほんの人でしょ?
うん。
金土日と寒いんですね。
そうですね。
先ほど、新潟からの初雪の便り届いたんですが、このあと、金、土曜日ぐらいまでは日本海側中心に、雪になりそうです。
北海道はどか雪の可能性があるんですか。
そうですね。
日曜日ぐらいまでは警戒が必要ですね。
名古屋は最低気温、3度、2度、2度。
かなり寒くなりそうです。
ただ週明けはだんだん暖かくなっていきそうなんですよね。
産経新聞の前ソウル支局長の裁判なんですが、これ、金先生、まだ判決出てないんですが、判決なんですけどね。
理由から述べているんだと思います。
韓国の場合には、判決理由から述べることもままありますので、その理由がある程度の長さになってるということだと思います。
これ本村さん、もう2時間近くですけどね。
相当長くしゃべってるんですかね、裁判長が。
不思議ですよね、ちょっとね。
でも大概、なんとなく、しゃべってることで分かるでしょ。
大体、途中で、雰囲気は分かりますけれども。
それにしても、どういう判決が出るかということなんですが、日韓関係をにらんで、2015/12/17(木) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
▽澤穂希がきょう登場!何を語る?▽速報!産経前ソウル支局長に判決▽モランボン帰国…中朝亀裂?きょう金正日総書記死去4年…北で何が▽絶景イルミネーション特集
詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
杉山愛
本村健太郎
春川正明ほか
番組内容
▽澤穂希がきょう登場!何を語る?
▽速報!産経前ソウル支局長に判決
▽モランボン帰国…中朝亀裂?
きょう金正日総書記死去4年…北で何が
▽絶景イルミネーション特集ほか
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