底冷えのする京都
御所の近くに京唐紙工房の看板を出している店があります
唐紙って何ですか？
平安時代なんですけれども中国との貿易によって中国から伝わった木版で柄をつけた装飾紙になるんです
からかみ作りはふのりと呼ばれる海草を煮ることから始まります
ふのりに顔料などを混ぜて絵の具を作りガーゼを貼ったふるいに塗って版木に色をなじませます
そこに紙を置いて手でなでる
これを２回繰り返して紙に模様を写します
版木の絵柄と絵の具の色そして紙の色
この３つの組み合わせから無数のデザインが生まれます
手刷りなので均一でなく模様に濃淡が出るところになんとも言えない温かみが
唐紙はびょうぶやふすまなど日本の伝統的な調度品に用いられてきました
これがきょうのココイロ
模様の入った障子紙です
障子といえば破れやすいのが難点ですがこの紙の間に樹脂が挟まれているので衝撃に強いのが特徴です
毎年年末に障子の張り替えをする必要がなくなるかもしれません
（からかみ師）新しい今までないものを作ってもっと色んなものに使って頂けるような提案をしていきたいなと
（角田六郎）おい。
（小松真琴・大木長十郎）はい。
2015/12/16(水) 20:54〜21:00
ＡＢＣテレビ１
ココイロ[字] 京都の冬景色から
「色」をテーマに関西のいろいろな街を訪ねる映像紀行。
詳細情報
◇出演者
語り トミーズ雅
◇番組内容
今週の番組は・・・「冬の古都」のココイロをお楽しみ下さい！
ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー／教養 – 歴史・紀行
福祉 – 文字（字幕）
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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