生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
井ノ原⇒12月16日水曜日の「あさイチ」です。
どうなったんだろう。
連れてきていたね。
有働⇒新次郎が連れてくるっていうことは、そこから変なことにはならないでしょうね。
柳澤⇒赤ちゃんがアップになると悪いことになるんじゃないかなと思って心配したんだけどそうではないんだね。
亀助さんがお兄ちゃんということで。
有働⇒あの展開だとお兄ちゃんとして甘えてとしか言えないよね。
亀助さんが歌ったり、踊ったりしている姿が見たければ「みいつけた!」ご覧ください。
まずこちらからです。
こちらは、東京・渋谷で先月オープンしたばかりのおしゃれな本屋さん。
ここにある、青森県産の奇妙な野菜をぜひ紹介しようとやって来たのですが…。
ありました!これです、これ。
土からにょきにょきと生えたもの。
里芋やごぼうなど野菜の名前が書かれているのが分かりますか?実はこれ、野菜で作られた青森生まれのクレヨンなんです。
これまで発売されたのは全部で25色。
自然の野菜には存在しない青色がなく緑や茶色が多めなのはご愛きょう。
価格は10本でおよそ2000円とお高めですが発売から1年半で3万6000セットを売り上げるヒット商品になっています。
人気の秘密を探りにこのクレヨンを使う絵画教室を訪ねました。
一般的なクレヨンにはない色合いが評判だといいます。
こんにちは。
よろしくお願いします。
その魅力は優しい色合いだけではありません。
こちらの子育て支援グループはこのクレヨンを100本購入。
決め手は食品で作られているという安心感でした。
野菜のクレヨンの生みの親は東京から北へおよそ600kmの青森市にいました。
制作者の木村尚子さんとその娘の優那ちゃんです。
小さなときからお絵描きが大好きだった優那ちゃん。
そんな娘のために木村さんは、口に入れても安全なクレヨンを作りたいと考えていました。
そして2年前。
台所で野菜のゆで汁を見たときそうだ!これをクレヨンにしようとひらめいたのです。
クレヨンを作るには野菜の粉末が必要だと考えた木村さんは思い切って長芋やにんにくなどを粉にして食品メーカーに販売していたこちらの工場に、じか談判。
出荷できない規格外の野菜でクレヨンのための粉末を作ってほしいとお願いしたのです。
30種類以上の粉末を使って試作した結果野菜のにおいがほのかに香るオリジナルのクレヨンでした。
つるの⇒おもしろい。
雑草とか畑をやっていても捨てちゃうものなんです、抜いて。
そういうのを色だけ抜いてクレヨンにしたらおもしろいなと思いました。
有働⇒お子さんがいらっしゃる方はね。
坂下⇒ちょっとなめても大丈夫だったら小さいお子さんにプレゼントお子さんがいるご家庭にプレゼントするのもいいかなと思いました。
ちょっとお高いですけど2000円くらいでね。
松岡⇒実際に、お母さんどうしでプレゼントしたり子どもがいらっしゃるご家庭にプレゼントしているということが多いんです。
柳澤⇒間違えてはいけないが食べてもいいものではないということですね。
万一食べたとしても大丈夫ということですね。
子どもに食べてもいいと教えるものじゃないですよね。
松岡⇒絵を描いて楽しんでいただければと思います。
つるの⇒赤とか難しそうですね。
トマトとか。
柳澤⇒早速始まっている。
描き心地いいですね。
ぬめっとした感じではないんです。
クレヨンって油っぽい感じがしますけれどサラサラした感じです。
松岡⇒手につかないのも特徴です。
背景が紫芋で体はとうもろこし頭はブロッコリー全体の輪郭はコーヒーで描きました。
勉強しているんですか?文豪です。
つるの⇒優しい色だな。
カメラで見ると薄いかもしれないけど、十分だと思います。
松岡⇒自然由来の画材が人気でして見てください。
蜂の蜜ろうでできたワックスやクレヨンそして牛乳製の絵の具です。
そして注目していただきたいのがぶたまんの粘土です。
食品由来です。
青森市の工場で作られました。
何の食品でできたと思いますか?柳澤⇒青森ならではですか。
松岡⇒そうです。
坂下⇒にんにく?松岡⇒にんにくでありませんが青森市はおでんが有名です。
おでんの具材。
柳澤さんの大好きなもの。
柳澤⇒マヨネーズ!松岡⇒きのう特集されてましたこんにゃくです。
こんにゃくの粉でできたこんにゃく粘土です。
触りたい。
松尾⇒触るとですね…。
触らせて。
坂下⇒みんな触りたいよね。
ちゃんと粘土っぽい。
ちょっと水分が多いですねふかふか。
つるの⇒水分が多い。
ふかふかだけど。
新感覚。
ちょっとねちょねちょしている。
有働⇒色の調整で化学的なものもありますけれどこれは自然由来ですね。
続いては特集です。
こちらの女性最近、74歳の父親の運転に不安を感じています。
そろそろ、父親に運転を控えてもらいたいと思っているのですが。
しかし、高齢ドライバーによる事故が、後を絶ちません。
今月5日千葉県では、71歳の男性がブレーキとアクセルを踏み間違え骨とう市の会場に突っ込み6人が、けがをしました。
10月には宮崎市内で73歳の男性が歩道を700m暴走。
2人、死亡しています。
高齢者の運転について番組アンケートを取ったところ2000を超す回答が寄せられました。
すると、40〜50代の女性のおよそ半数が父親の運転に悩んでいる実態が明らかになりました。
「運転をやめたらと説得するが逆切れされる」。
「お前より運転歴が長いんだと妙なプライドがあるようでやめようとしない」。
親の運転が不安な娘と運転をやめたくない父親。
いったい、どうすればいいの?おはようございます。
「あさイチ」の三輪と申します。
澤戸です。
よろしくお願いします。
名古屋市内で同居している澤戸稚保美さんと父親の有雄さんです。
見せていただいていいですか?これまで乗りこなしてきた車は10台。
運転歴50年を誇る有雄さんですが、娘はというと。
有雄さんお気に入りのハイブリッド車。
一見、きれいに見えますが。
左後ろの角にも傷痕を発見。
こちらも、証拠隠滅を図った跡が。
稚保美さんが父親の運転に不安を感じるようになったのは3年前、有雄さんが71歳のとき。
趣味のあゆ釣りに出かけた帰り道居眠り事故を起こしました。
ここが、その事故現場です。
カーブを曲がることなくこの縁石に乗り上げてしまいました。
幸い、人も車も巻き込むことなく有雄さんも無傷でしたが…。
こすったり、ぶつけたり以前より事故を起こす頻度が高くなっていますが有雄さんは、まだ運転をやめる気はありません。
有雄さんが運転免許を取ったのは昭和35年、19歳のとき。
電気工事の仕事に就き車の運転が必要でした。
25歳で初めてマイカーを購入。
同年代の中では、かなり早く2か月分の給料をつぎ込んで買いました。
結婚後は、車で家族をいろいろなところに連れて行きました。
仕事に家族サービスに車の運転なくして有雄さんの人生は語れません。
悠々自適の生活を送るようになった今も車は欠かせない相棒です。
いちばんの趣味は釣り。
10本の釣りざおから選んだものを車に載せ名古屋市内から時には、岐阜や福井の川にまで片道2時間以上かけて出かけます。
稚保美さんも父親が運転が大好きなことはよく分かっています。
それでも、いつか大きな事故を起こすのではないかと心配でなりません。
坂下⇒お父さんの気持ちも分かるし、娘の立場の気持ちもものすごい分かるからやめなさいパパって言えないよね、強くはね。
老後は生きがいを持ったほうがいい、趣味を持ったほうがいいと言うけれど、それがすでにあって車ということになるとね取り上げるのも、ちょっとね。
つるの⇒年を取ったということを自分でプライド的に認めたくないこともあるでしょうけれどうちの祖父は今93歳だけど80歳過ぎまで乗っていたんです。
危ないからもう運転をやめなさいって僕も言っていたんです。
大丈夫やって言いながらミラーをこすってあれだけ言ったのにこすってしまった自分もいて免許を返すような気持ちになったみたい。
孫から言われるというのも1つね。
柳澤⇒違うかもしれない娘から言われるとカチンとくる。
坂下⇒娘はやっぱりあまり言わないほうがいいかもしれない。
つるの⇒車が発達して便利になったらなったで危ないところもあると思うんです。
昔は車がマニュアルだったから便利になりすぎて、危ない部分もあるかなと思っちゃいます。
有働⇒その辺りも含めてきょうもご意見をお待ちしています。
高齢の方々や親世代の運転に関する悩みや質問また、わが家ではこういうふうに運転をやめたとか工夫をしていますということをお寄せください。
親世代のドライバーの皆さんからのご意見もお待ちしています。
三輪⇒番組には2000件を超える声が寄せられました。
その一部をご紹介します。
一方、高齢の親世代からもきています。
柳澤⇒よく分かるね。
実際、いつやめるのかというのは本当に難しいと思います。
やめどきのポイントをまとめました。
運転の見極めチェックです。
本人だけではなくご家族の方も、丸バツをつけてチェックしてみてください。
車の接近速度を間違えるというのは、どういうことかといいますと例えば、右に曲がりたいとします。
対向車が来て、距離感を見誤ってぶつかってしまう。
まだ遠くにいると思ってしまうんだ。
逆に、遠くにいるのにいけるかなと思っていけなかった。
速度を見誤って距離感を測れないということなんですね。
疲れやすくなりますから長く運転できなくなりますね。
それから人に同乗するのが怖いと言われるということです。
VTRの有雄さんの結果です。
皆さんはいかがでしょうか。
どうだろうね。
柳澤さんには、親世代の。
柳澤⇒私はこんなあんばいになりました。
同乗するのが怖いと時々ある人が言っています。
車庫入れって面倒くさいんでよね。
乗って帰ってくると大概、事前に電話を鳴らして車庫に入れてって。
誰に?とある人に。
だから意外と困るんだよね。
時々実家のある地方に高速で帰るときなんか、時々眠くなるよね。
休み休み行ったりするんですね。
そうそう。
有働⇒何個くらい丸があったらどうなの?三輪⇒その辺りは高齢者の運転問題に詳しい愛媛県立医療技術大学教授で保健師の野村美千江さんに伺います。
野村⇒丸が多くつくということは地域社会の中で、危険な存在になっている可能性が高いんです。
その運転が、がその車が。
柳澤⇒私は危険な存在ですか。
つるの⇒走る凶器です。
丸が1つでもつけばやはり危険な存在というよりはもうそろそろ運転が危ないと自覚してほしいということです。
三輪⇒自覚して、続けるかどうか考えたほうがいいですね。
柳澤⇒該当するのが丸ということだね。
見落としてしまうときに丸をつけるということだね。
三輪⇒特に注意が必要なのは同乗するのが怖いと言われるということです。
どうしてでしょうか?一緒に乗っている方が怖いということは走っていると、周りにいる車や歩行者の方はその車を危険と感じている可能性が高いんです。
ですから、そろそろ運転をいつごろまで続ければいいかなと考え始めるあるいは中止を考える時期にきているということです。
つるの⇒これを言われたらさみしいな。
柳澤⇒まだ僕は高齢者の一歩手前の年だけど年をとってくると、確かに運動神経が落ちてきていると思います。
ただ運転をしていて身体的な運転能力というのはどの程度落ちるのかという客観的な目安でも示してもらえれば、ある程度納得しますけれどね。
70歳以上になると高齢者講習があります。
そのときに動体視力と有効視野を測ります。
動体視力は動いてるものを見るんですね。
それは40代を過ぎるとだんだん低下して60代以降はがたっと落ちます。
それから有効視野は周りの情報を集めて処理するためのものですが若いころは180度見えるんです。
それがだんだん狭くなって100度ぐらいになってきてしまいます。
難しいのは、若い人でも運転が下手な人もいるし視野が狭いんじゃないの、という人もいるから俺はずっとやってきたんだという負けないぞ、という気持ちがあるよね。
柳澤⇒そういうふうに自分がなっていることが分かってより慎重に運転することもありますよね。
そのとおり。
慎重になってくれればいいけれど過信している場合は危険なんですよね。
三輪⇒そこがまた問題です。
VTRの澤戸さん親子はお父さんの有雄さんに直接正面からやめてと言ってもなかなか聞き入れてもらえないんです。
娘の稚保美さんある作戦に出ました。
平日の午後有雄さんが1人でお出かけです。
ふだんは、スクーターにもよく乗りますがこの日はガレージにしまいました。
やはり、お気に入りの車で出かけるのか、と思いきやなんとシャッターを閉め歩きだしました。
そして、あまり乗ったことがないという路線バスに乗車。
やって来たのは駅前のコミュニティーセンター。
実は有雄さん、釣りと並んで大好きなのがマージャンです。
ことしから地域のマージャンクラブに通うようになりました。
これまでは片道1時間半運転してふるさとの友達と楽しんでいました。
マージャンクラブへの参加を勧めたのは稚保美さんです。
有雄さんの生きがいを損なわずに運転から距離を置いてもらおうと考えました。
稚保美さんが頼りにしているのが月に1回届く、市の広報誌です。
くまなく目を通し有雄さんが好みそうな催しを探して勧めています。
私が最近やっているノルディックウォーキングみたいな。
歩け、歩けっていう。
そうそうそう。
こうした工夫をし始めて3年。
有雄さんは、近所の老人クラブやスポーツクラブなどに通うようになり、以前に比べ車で遠出をする機会が減りました。
つるの⇒自分に置き換えると車の運転を取られると、何かね。
柳澤⇒羽をもがれるような感じがするね。
有働⇒家族が言わないと、何かあったからと思うから言うけれど娘の言うことを聞かないよね。
坂下⇒うちも何回言っても聞かない。
言い方もやめてよって直接的だから。
うちもそう。
乗っているときも先ほどの方と一緒に右だった左だったってけんかになるの。
柳澤⇒そういう言い方をされるとやっぱりね。
有働⇒相手のためを思って言っているのに。
柳澤⇒その心が伝わってこないんだよ。
三輪⇒いい方法がありますよ。
野村⇒けんか腰にならないように。
今の方はとても上手です。
情報収集をたくさんされてお父様に合うようなものを見つけていくつか提案をされてご本人が選ばれていますね。
すばらしいと思います。
坂下⇒素直に聞いてお父様もすばらしい。
普通は行くもんか、って言われちゃう。
有働⇒俺が決めるとか。
最初のVTRのときはちょっとちょっとと言っていたじゃない。
気持ちを入れ替えてみたのかな。
娘さんのほうも。
三輪⇒一進一退みたいです。
つるの⇒じわじわいくしかないよね。
三輪⇒外の人から言われるのもいいんですよね。
一目置いている親戚の大おじとか掛かりつけのお医者さんとか地域の長老とかね。
有働⇒世の中で俺がいちばん偉いと思っているタイプだからねうちは。
三輪⇒VTRで娘の稚保美さんは少しずつ運転を減らしているということですが難しいのは、最新の研究では高齢者が運転をやめるとあるリスクが高くなることが分かってきました。
愛知県大府市にある国立長寿医療研究センターです。
老年学が専門の島田裕之さんは65歳以上の高齢者が運転をやめると、どんな影響が出るのか調べています。
島田さんは高齢者およそ3500人の健康状態を2年間追跡しました。
すると、2年後に要介護状態になった人の割合は運転を続けているグループでは0.9%だったのに対し運転をやめたグループでは10.8%に上りました。
ここから、病気や加齢などの影響を取り除いて解析すると運転をやめたグループは要介護状態になるリスクが7倍以上高いことが分かりました。
つるの⇒先ほどのコミュニティーとかああいうセンターに行ってじわじわと趣味を狭いところで広げていってコミュニケーションを取っていくしかないんでしょうね。
何もなくなっちゃうと危険だと思うんだけれども先ほどの方のようにバスで移動して、人と遊ぶとかそういうところがあるんだったらいいかもしれないですけれどもね。
生きがいを取られちゃうとね。
坂下⇒7倍いっているってすごいよね。
こちら側の問題かもうまくやめさせてあげるという。
柳澤⇒運転して釣りに行きたかったわけでしょう?釣りに行くときに、運転を誰かがやってくれるというならね。
例えば、お孫さんが大きくなって免許を取って趣味が一緒になったらいいですけれどもね。
1人暮らしは誰がやめさせて誰と一緒に行くのか。
柳澤⇒山に無線をやりに行くときに荷物がいっぱいで公共交通機関を使って行くのも大変だよ。
有働⇒期間ということがありましたけれども理想的はどれくらいですか。
身体的な衰え、視力の衰えなどから考えると60代くらいになってだんだん運転行動を縮小していく特に女性の方は多いですね。
慎重に、ということです。
女性のほうが早めに対応しているということですか。
対応してらっしゃる方が多いということです。
柳澤⇒運転時間を減らすんですか遠出をやめるんですか。
三輪⇒段階的に運転を控えるということです。
夜や雪や雨の日などですね。
ちょっとずつ減らしていくということですよね。
柳澤⇒自転車で済むという話になりますよね。
三輪⇒それならそれでいいです。
スーパーまで遠い人はそこまで往復とか慣れた道ならいいんじゃないかということですね。
段階的に減らしてほしいんですけれども完全になくすというわけにはいかないのでその悩みの方のお宅を取材しました。
奈良県に住む渡邉早苗さんです。
84歳の父親が、車の運転をやめることを検討し始めましたが新たな心配をしています。
早苗さんの家から車で30分ほどのところで暮らしている、両親の金子忠正さんと節子さんです。
8年前、75歳を過ぎたころからちょこちょこ、車をこすったりぶつけたりするようになりました。
忠正さんが車の運転から引退しようと真剣に考えるようになったのはことし9月のことです。
自宅から僅か20mのところでこれまでにない大きな事故を起こしてしまいました。
車をガレージに入れるため自宅前の砂利道をバックしているときに誤って電信柱に激突したのです。
電信柱にぶつかった衝撃でリヤウインドーが粉々に砕け散りました。
しかし、2人の生活に車は欠かせません。
近所のスーパーへの買い物も車ならたったの5分ですが歩くと20分はかかります。
この日、買ったのは牛乳や料理酒。
いつもより少ないですがそれでも重さは3kgほどになりました。
車がないと重いものを運ぶのも一苦労になってしまいます。
また、節子さんの送り迎えにも車が必要です。
週に4日テニス教室に通う節子さんを、片道10分運転して送迎しています。
運転をやめると、日常生活が不便になるだけではありません。
ほかにも心配事があります。
2年前に心筋梗塞を患って入院してからというもの忠正さんは足腰が弱くなり外出することが減ってしまいました。
車がないと、さらに家に閉じこもるようになってしまうのではないかと娘の早苗さんは心配しています。
どうしたらいいんだろうね。
三輪⇒アンケートでも似たようなご意見があります。
82歳の男性からです。
ご近所さんの話なんですね。
柳澤⇒車を運転すること自体が楽しみな場合と車を運転して、楽しみに行くということと分けないといけないよね。
誰かに運転してもらえるんだったらそれはいいなと思うんですよね。
趣味は続けられるよね。
生活で必要な方もいらっしゃいますよね。
地域によってはスーパーが遠かったり。
公共交通機関が限られているとかね。
有働⇒富山県の方からです。
私の父親も84歳で亡くなるまで運転していました。
やめてくれと説得しても聞き入れてくれませんでした。
都会と比べようのないほど公共交通機関が皆無の田舎なら、わしが買い物したいときにどこにも出られないと確かに正論ですということです。
東京都40代の方。
数か月前、73歳の義理の母親がスーパーの駐車場で車の後部を大破させてきました。
幸い後ろは縁石と植え込みとフェンスで人を巻き込まなかったんですがブレーキとアクセルを踏み間違えいたんだねと、家族が言うと私は間違えてない車に欠陥があったに違いないと強い口調でいいます。
ニュースで高齢者の事故を見るたびに、ため息が出ます。
ベテランドライバーだというプライドが悩みです。
代わりに運転して不便を感じさせない覚悟ですが聞き入れてくれないということです。
間違えてということが多いですね。
野村⇒アクセルとブレーキ間違えるってよく聞きますよね。
柳澤さんは?柳澤⇒それはさすがにないです。
自分ではブレーキを踏んでいるつもりでも、アクセルにいってしまっている。
自分の認識と自分の体の行動がマッチしないケースというのはそろそろあるのかなという気はしますね。
頭では分かっているけれども。
ついてこないんですよね体がね。
途中で違うと思ってもやめられないという場合もありますよね。
間違えたと思っても前に進んじゃったら動転しちゃって踏み続けるというね。
思い切り、逆に踏み込んでしまうとかね。
有働⇒高齢の方からです。
栃木県70代の方です。
毎日乗っています。
年寄りも若い人も条件が同じなのが運転です。
ルール破りは若い方のほうが多い気がします。
障害者の場所に平気で駐車したり駐車場の中を逆走してわれ先に駐車する。
わがままな人は高齢者にも多いかな、ときています。
わがままな人はそういう人はそういう人なんです。
年齢は関係ないですよね。
高齢者の交通事故に巻き込まれたという方からきています、秋田県の20代の方です。
停車したところに追突されました。
幸い同乗していた2歳の息子は助手席のチャイルドシートに乗っていたので無傷でしたが私はむちうちで1か月、通院をしました。
息子も後部座席に乗っていたら骨折では済まなかったと聞いて恐ろしくなりました。
運転したい気持ちも分かります。
でも大きな事故を起こしてしまってからでは遅いです。
70歳以上の方は毎年免許の更新をして認知症を含めて検査をしてから運転に臨んでほしいと思いますときています。
野村⇒本当にそのとおりですね。
確認を自分でしたほうがいいですか。
高齢者講習は3年ごとです。
違反をしたり事故があった場合にはそのときにすぐ臨時の講習というのが始まります。
それを受けていただいて自覚をしていただくということです。
事故を起こしたら取り上げられた以上のショックですよね。
70を越えて返納したという方からも届いています。
ではニュースをお伝えします。
財務省が特別の法律が必要な赤字国債について、来年度から5年間にわたって発行できるようにする法案を来年の通常国会に提出する方向で調整を進めていることが明らかになりました。
歳入不足を穴埋めするため、発行される赤字国債は、いわば国の借金であるため、財政規律を維持する観点から、財政法で禁止され、発行するには特別の法律が必要です。
平成24年に成立した現在の特例法は、今年度で期限を迎えますが、財務省は国の歳出が税収を大幅に上回る厳しい財政事情が続く中、国家財政を持続させるには、引き続き赤字国債の発行が欠かせないとして、特例法を事実上、延長させる方針です。
具体的には、来年度・平成28年度から平成32年度まで、5年間にわたって赤字国債を発行できるようにする方向で検討しています。
財政規律が緩みかねないという懸念も根強いだけに、財務省では今後、与党などと詰めの調整を行ったうえで法案を固め、来年の通常国会に提出したいとしています。
民主党は、来年夏の参議院選挙に向けて、格差の是正を柱にした経済政策の案を取りまとめ、人への投資を掲げて、子育て支援の拡充策などを打ち出すとともに、必要な財源を確保するため、累進課税や金融課税の強化を盛り込んでいます。
民主党は、来年夏の参議院選挙に向けて、安倍政権の経済政策アベノミクスに代わる独自の経済政策の検討を進めていて、このほど、中間報告の案をまとめました。
この中で日本経済の現状について、グローバル経済の拡大による競争の激化や行き過ぎた雇用の規制緩和によって、将来の希望を奪う格差の壁はますます高く厚くなる一方だと指摘。
その上で、人への投資を軸に格差の壁を打ち破り、一人一人の能力が最大限発揮できる社会の実現が政治の責務だとしています。
そして、具体的な政策として、子育て支援を拡充するため、児童扶養手当の支給額を、2人目の子どもから引き上げることや、非正規労働者への社会保険の適用の拡大、最低賃金の全国平均を2020年までに1000円にまで引き上げること、地方で企業を起こす若者への資金面での支援などを打ち出しています。
また必要な財源を確保するため、所得が多いほど税率が高くなる累進課税や、株の譲渡益などへの金融課税の強化を打ち出しています。
EU・ヨーロッパ連合の執行機関に当たるヨーロッパ委員会は、テロリストの流入や増加する難民の問題に対応するため、EUの国境沿岸警備隊をこれまでの数倍の1500人規模に増やすなど、域外との国境管理を強化する新たな提案を加盟国に示しました。
提案は17日から始まるEUの首脳会議で協議される予定です。
では全国の天気、まず雲の動きです。
北日本には、低気圧に伴う雲が広がり、雨の所があります。
九州の西の海上や日本海には、寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がっています。
きょうの天気です。
北海道から九州にかけての日本海側では雨となり、今夜は北日本の日本海側では雪になり、西日本の日本海側でも山沿いから雪に変わりそうです。
予想最高気温。
きょうは高齢者の運転をいつどうやめるかについてお伝えしています。
聞いてないよね。
つるの⇒いい音だな。
三輪⇒奈良にお住まいの渡邉早苗さん84歳のお父様がことし6月に事故を起こして運転をやめることを考えていますが問題がこちらです。
買い物とお母さんのテニスの送迎です。
車が欠かせないということで運転をやめたあとの暮らしをどうするのか家族会議が開かれました。
話し合いの日、早苗さんは高校3年生の息子泰斗さんを連れて行きました。
泰斗さんは、卒業までに運転免許を取る予定です。
車を譲り受け、忠正さんに引退してもらえればと早苗さんは考えています。
なかなかふんぎりがつかない忠正さん。
そこで、運転をやめたあとの生活をどうするのか話し合うことにしました。
まずは、節子さんが気にしているテニスの送り迎えです。
週4回のテニス教室は曜日によって場所が違います。
行き先によってバスとタクシーを使い分けることにしその交通費を計算してみることにしました。
タクシー代は、片道810円。
週に2日使うとすると年間でおよそ7万8000円かかることが分かりました。
バス代を合わせても年間10万円。
一方、車の維持費は保険料や税金、ガソリン代など年間20万円以上かかります。
タクシーを使っても問題ないことが分かりました。
もう1つは、買い物の足をどうするのかという問題です。
節子さんが、ふだんは歩いて買い物に行き重いものを買うときには忠正さんが電動自転車で迎えに行くことになりました。
さらに、車での外出が減ると忠正さんが家に閉じこもってしまうのではないかという心配については。
できるだけ早苗さんも協力して一緒に外出することや送迎付きの高齢者サロンなどを探してみることにしました。
車のない生活にめどがついたところで改めて、いつ運転をやめるのかという話になりました。
ここで、孫の泰斗さんの出番です。
坂下⇒いい感じの話し合いでしたね、うまかった。
おばあちゃん納得してるんですかね。
柳澤⇒ちょっとしてないよね。
つるの⇒思った以上にお金は保険とかを考えるとタクシーとかを使ってもそう、あれなんですね。
三輪⇒家族会議をするのはいいことですね。
野村⇒すばらしいですね。
フォーマルな場を設けてみんなが心配しているということを伝える。
それからお孫さんを連れて来ていらっしゃったでしょう。
おじいさんの発言が若返っていた感じがしました、USJとかいいところを見せようとしていらっしゃるし大事なのは、その場で家族の中に気持ちの違う方がいらっしゃる。
奥様はやめさせたくない。
やめたら困る方が家族の中にいたときにどうするかを一つ一つ考えていくのが大事です。
車検の期限とかお孫さんの教習所に行く期限とかいろいろあったからじゃあいつにしようかという話になりましたね。
そうなんです。
誕生日が来て高齢者講習とか、そういうタイミングを逃さないのが大事ですね。
メリットを言われるとある程度納得すると思うんですよ。
やめたことによって例えば得するよとか。
金額も実は半分だったんじゃないっていうふうに。
柳澤⇒それ以外にプラスアルファに何か…。
三輪⇒いいことがあるんですよ。
そう言うと思いまして運転免許自主返納制度です。
本来は65歳以上の人が返納するとこのような運転経歴証明書というのが発行されて公的な証明書になります。
それを提示しますとバス料金が割引になったりタクシーの割引になります。
そのほかいろいろ割引があります。
協賛店、協賛企業などで使うことができます。
どのくらい割引されるんですか?多いのはタクシー10%というのが多かったです。
市町村によって違うと思います。
ご自分で調べていただきたいと思いますがほかにも家族の自動車教習所の割引とか墓石の割引とか。
柳澤⇒気が早い気がする。
三輪⇒青森なんかでは除雪機の割引。
会津若松市ではなんと起き上がりこぼしがもらえるお店もあるんです!柳澤⇒よかった!つるの⇒免許を返して!三輪⇒自治体ごとに違いますのでご自身で確認してください。
起き上がりこぼしもマニアがいますから。
柳澤⇒そんなものでだまされない。
つるの⇒うちの祖父で言うと足腰が強くなりました。
いろいろ努力しますから今でもちゃんとします。
三輪⇒こういう制度もあるんですけれども運転をやめるというのは人生の中で大きなポイントになってきます。
野村⇒ある家族では今まであちらこちらに旅行に連れて行ってくれてありがとうございましたと車のお別れ会を開いたということです。
自主返納した経歴書を息子さんがお父さんに渡しお父さんは鍵を渡し本当にありがとうと家族で拍手をする。
有働⇒皆さんもいろいろな工夫があるみたいです。
大きな事故になる前に私が取った方法です。
富山県40代の方です。
75歳になったら免許証を返すと法律で決まっていると、うそをついて義理の父をだますことに抵抗がありましたがケアマネージャーがうそをついてだましているのではなくておじいちゃんのために演技をしていると思ったらいいと言われて気が軽くなりましたと強行策を取った方もいます。
北海道60代の方です。
私の息子に私の運転に不安を感じたら運転をやめろといってくれと言っています。
そのときがやめどきと思っています。
年をとったら第三者の意見をよく聞こうと思います。
柳澤⇒年を取ると人の話を聞かなくなるんだよね。
つるの⇒だじゃれが多くなるんだよね。
有働⇒後ほどまたご紹介します。
いきますよ「えぬイチ」。
ありがとうございます。
ここからは「あさイチ」がイチおしの番組をご紹介するコーナーです。
スタジオに来てくださったゲストは女優の前田亜季さんとバービーさんです、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今夜10時BSプレミアムでお二人のご出演の北海道発地域ドラマ「農業女子“はらぺ娘”」が放送されます。
この撮影のために前田さんは半年間北海道を行ったりきたり。
前田⇒3月から9月までどっぷりと北海道につかりました。
いい時期じゃないですか。
夏は涼しくて気持ちがいい時期でただ撮影が始まった3月は雪が残っていてとても寒かったです。
いろいろなシーンが撮影できたんですね。
バービーさんはドラマ初出演?バービー⇒そうなんですよ。
はじめまして女優バービーです。
つるの⇒達者な人だなと思いました。
女優、初めてなのでびびって現場に入ったんですがいろいろとアドリブが多くて。
アドリブだったの?大体、笑いの部分はアドリブです。
ご覧いただきます。
北海道発地域ドラマ「農業女子“はらぺ娘”」。
農家の娘に生まれ一人前の跡取りを目指す農業女子たちの物語です。
お前は本当に農業が好きなのか。
やりたいんだからしょうがない。
後継者はなしで。
女性が農場を経営していくうえでの厳しい現実。
うそでしょ。
それでも3人の農業女子はハングリーに挑み続けます。
反省するのも思い出を守るのもいいけどいちばん大事なのは、今でしょ。
そんな彼女たちが向き合う仕事そして恋。
頑張るべ!頑張るべ!!パートナー探しは後継ぎを目指す農業女子たちにとって大切な問題です。
果たして彼女たちの恋の行方は?広瀬菜摘さんですよね。
どうして、私のことを?聞いたんです。
あなたのお父さんに。
ああ、いい感じ!収穫体験を交えた食育など女性ならではのイベントにも挑戦。
そして、広大な北海道の農業の象徴ともいえる大型トラクター。
そのレースにも参戦します!勝負すれ!私が相手になってやるわよ!女に農業は無理とか言う男たちにギャフンと言わせちゃいましょうよ!負けたら、はらぺ娘やめる。
さまざまな思いを乗せて農業女子たちが北海道の大地を駆け抜けます!うまーい!というわけですけれども実在のモデルさんがいらっしゃるんですよね。
前田⇒同年代の方なんですが北海道で実際に頑張っていてドラマの中のエピソードは彼女たちの実際の物語恋愛だったり仕事の話だったり悩みだったり家族との物語だったり実際にお話を聞いてドラマを作りました。
だからあんなに愛されているわけなんですね。
バービー⇒今回モデルになった人たちにいろいろと差し入れをいただいて。
本当にメロンがおいしくて。
本番中も撮影中は食べているシーンが多かったということですが。
有働⇒パターンもご用意しています。
大根は確実にアドリブで食べましたね。
私は北海道出身なので実際に農業をやっている女の子をイメージしてやりました。
もう1人、芹那ちゃんも北海道の出身なんですけれども今回はほわほわした独特のしゃべり方を封印して。
封印できるの?見ていてこんな声も出るんだって思いました。
本格女優をやっています。
3人のチームワークというか女の子の、友達という感じがしたのが長い期間だったというのもありますけれど大地がそうさせたんですかね。
あとは食べ物ですよね。
食べ物とお酒。
終わってからお酒も。
飲みましたね。
ごはんを食べたり。
よくしていました。
女子トークも?夜一緒にごはんを食べるために1泊延ばしたりとか。
そんなに仲よくなっちゃってるんだ。
撮影の様子、VTRをいただいていますので。
前田さんは相当現地に行かれたということですが、すごい寒い時期の映像がありますよ。
暴風雪。
3月、こんなに雪がある中で。
ふぶいていましたね。
だんだん暗くなってきてしまって。
暗くなるのが早いんだよね。
テントが飛びそうな風の中で。
みんなで必死に押さえながら。
家族みたいになりますね。
笑いが起きるくらいの。
笑うしかないぞみたいな。
春になって。
いろいろな作業を手伝わせていただいてアスパラを刈ったり苗を実際に植えさせていただいて。
監督さんがそもそも?台本を読むよりも実際に農地で一緒になって作りましょうということで。
結構、農業体験実際に育てたという感じですか。
皆さんに協力していただいて。
やってみてどうでしたか?女性がやっている、農業で育てているというのがすてきだなと思いました。
母性がそのまま農業に生きているという感じだから。
子育てしているような。
より、女性のほうが向いているんじゃないかなという部分もありました。
柳澤⇒トラクターなんですが本当に運転していたんですか?していました。
ギュインギュインでした。
全然違いますか、運転のしかた。
全然違う、重いし。
ただ安定感があります。
それにクーラーやCDラジカセもあります。
つるの⇒僕も小さいトラクターを自分の畑で使っています。
今すごいですよね、ラジカセがついていたりして。
前田⇒快適なんです。
うまくなった?前田⇒ふだんの運転はへたなんですけれどもトラクターはうまくなりました。
免許を返さなくちゃ。
いろいろな思いをして作られた作品なんですね。
写真を見ると、女子から見て野菜がかわいく見えますよね。
前田⇒実際に農業女子の方に写真を送っていただいて実際にふだん撮っていらっしゃるということです。
作品をきっかけに、女の子たちも野菜作りに興味を持ってほしいなって思われますか。
もうちょっと女性が入りやすい農業というのが、広まればいいんじゃないかなというのはありますね。
作品の中にもありましたね。
お父さんとの思いだったりとか女の子、大丈夫、みたいな気持ちがあったりでもその中でもできますよという強い意志を感じました。
放送は今夜ということでぜひ皆さんに。
前田⇒北海道発地域ドラマ「農業女子“はらぺ娘”」は今夜10時からです。
そうだね。
BSプレミアムで放送します。
見てよ!ぜひご覧ください。
仲よしですね。
ほれっぽいんだわ、バービーは。
すごい、人にほれちゃうんだよ。
リアルでね、役柄でもね。
その辺も楽しんで見ていただければと思います。
続いては翔ちゃんお願いします。
小堺⇒宮城県名取市の田んぼ一面に緑が広がっています。
その正体こそきょうのピカピカ主役、せりでございます。
皆さんおはようございます。
小堺です。
このせりなんですがやっぱりお正月に食べる春の七草としてもうおなじみだと思います。
この宮城県がせりの生産量では全国ナンバー1です。
中でも名取市が県内トップの生産量を誇っているんです。
これだけびっしり緑がなっているわけです。
ここで作られるせりなんですが仙台せりとして出荷されていきます。
せりは一年中作られているんですがこの冬の時期のせりというのは見ていただくと分かりますが根っこをつけたまま出荷するんです。
根せりと呼ばれるものです。
根までしっかり味わうというのが特徴です。
きょうは名取市の三浦さんのせりの田んぼにお邪魔したいと思います。
三浦⇒よろしくお願いします。
ひざまずいている感じですが収穫のときは膝をついてやられるんです。
私、ちょっと中に入らせていただきます。
すいません、いきます。
柳澤⇒転ぶなよ、翔ちゃん。
足を取られるよ。
小堺⇒足がすでに抜けません。
おっとっと!怖い怖い。
危ない危ない。
これは地面が泥のようになっていって。
きれいな泥だね。
泥パックができちゃう感じの泥です。
だから根まで深くまっすぐ張ることができるんです。
皆さん落ちるのを期待しすぎて聞いていませんね。
聞いている聞いている。
これぐらいどろどろした感じの泥になっています。
今入ったときに思ったんですが水が思ったより温かいですね。
秘密はあるんですか?地下水脈があるので井戸水をかけ流しているので温かいんです。
だから冬寒くても凍らないんです。
水にも秘密があるんですね。
成長とともに水位を上げていってより根っこに甘みがたまるようにしています。
葉っぱにかからないぐらいのところに水位を持ってくるのが大事だということですね。
僕も早速今ひざまずいているので収穫を手伝わせていただきたいんですがいいですか、取っても大丈夫ですか。
どうぞ。
根っこが大事だということだったので行きますよせーの!よいしょあれ。
ちょっと取れないぞ。
翔ちゃん頼むよ。
これどうですか?残念ですね。
結構、根っこもついているみたいですけど。
プロの手仕事で全部手でやるんですけど指の腹の部分を使って土をこそぎ落とすみたいなやり方です。
指の腹を使って土ごと根こそぎ落とすような感じ根っこも茎も大切に折らないようにします。
こういう感じ。
比べてみてください。
全然だめだ、やっぱりそろい方が違う。
これほどでも大事にしないときれいにしないと出荷には値しないんですね。
おいしい部分なので。
根っこまでおいしく味わってもらおうということでこのあと洗う工程がありますので見せていただきましょう。
出るのも大変ですね。
膝をひねれば大丈夫ですよ。
収穫したせりを持っていきましょう。
よいしょ。
収穫、大変ですけれど冬に根っこがおいしいというのは理由があるんですか?仙台は雪国なので積もるほどではないんですが結構寒いんです。
その寒さで、根っこに甘みがたまるんです。
その甘さが秘密なんですね。
そうでございます。
ここに、水洗いの大きなマシーンがあります。
タイムマシンなのか車なのかというぐらい若干手作り感がありますが。
手作りです。
おもむろに三浦さんが座られました。
洗いの作業に入っていきます。
準備よろしいですか。
はい。
僕がスイッチを入れますのでよく見ておいてくださいよ。
行きますよ、せーの!ゴー!うわあ、すごい。
すごい勢いで水が出てきました。
お願いします。
まずは根っこの部分から洗っていくわけです。
どんどんきれいになっていきます。
反対側に回して葉っぱのほうもこのように洗っていくわけなんです。
すごい水圧です。
そろそろ大丈夫ですか。
とめます。
よいしょ音がすごかった。
きれいきれい。
これだけの水圧で洗ったんですが根っこが取れたりすることはないですか。
ないですね。
温かい井戸水の水圧で汚れを落とすので浮き草や異物がみんな流れてきれいになるんです。
井戸水で育てて井戸水で洗うんですね。
実はこのあともう一手間あるんですね。
手仕事で選抜していきます。
あとは食べる直前に根っこの部分を歯ブラシで泥を落としてもらったりしています。
そこまでやって初めて出荷なんですね。
ここまで、出荷までの流れを見せていただいたのでいよいよ食べましょう。
用意していただいています。
根っこを食べるってなかなかないと思うんですが根っこの部分がおいしいんですよね。
そうですね。
取ってすぐ食べるのが大事です。
鮮度を大事にこの場所で食べるのも大事です。
鮮度が大事ということで地元の皆さんに集まっていただきました。
よろしくお願いします。
仙台の皆さんの間で特に女子の皆さんの間で人気が出ているという鍋が正面にあります。
開けてみますね。
せーの!あら?ちょっと待って。
鶏としょうゆはあるんだけどせりが入っていないんです。
お母さんどういうことですか。
新鮮なものをいただいてほしいので、今、自慢の嫁が。
自慢の嫁が切っていただくということで。
いい音がしていますね。
根っこの部分を入れていくんですね。
お鍋にどんどん入れちゃっていいんですね。
どれぐらい煮るのがいいんですか。
しゃぶしゃぶ程度にやわらかくなったら。
なるほど。
おしょうゆのおだしのいい香りがしています。
そろそろもういけますか。
大丈夫です。
何もつけずに。
味が付いていますから。
おしょうゆのおだしにくぐらせた根せりをいただきます。
つるの⇒おいしそう。
有働⇒いい音。
小堺⇒すごくおいしい。
最初においしい苦みがくるんですがおだしもよく吸っていますね。
三浦⇒鶏のだしだけですシンプルに。
ちょっとくぐらせただけですね。
シンプルな味付けでも本当においしくいただけますね。
シャキシャキとした食感がグーでございます。
このようにして根せりのおいしさを楽しめる鍋を紹介していただきました。
地元仙台のレストランで働いていらっしゃる瀬戸さんです。
瀬戸⇒おはようございます。
マスターですね。
このサラダにも根せりが入っているんですか。
次はサラダがとてもおいしいんです。
今回はせりのシャキシャキ感とベーコンのカリカリ感を同時に味わえるサラダです。
上の部分はフリットのような感じですね。
揚げてあります。
お隣はパスタです。
根っこはうまみが非常に強くてパスタと相性がいいんです。
いろいろな楽しみ方があるんですね。
本当にたくさん、楽しみ方を紹介してもらいましたがどのように消費者の皆さんに楽しんでいただきたいですか。
三浦⇒たくさん量を出して楽しむんじゃなくて在来野菜の産地だからこそ仙台に来て、冬のせりを食べてほしいと思います。
地産地消ということで、現地まで来て食べていただきたいということですね。
非常においしい根せりをきょうはご紹介しました。
最後は皆さんでお別れです。
せーの、ごきげんよう!せりパーティーだ。
生産者の方の苦労を見るとね味も変わってきますね。
ずっとそういうのを見てきたんですもんね。
バービー⇒ドラマをやって改めて、よくかまなきゃなとか。
前田⇒大事にしようって。
実感がこもっていますね。
続いてはこちらのコーナーです。
♪〜
(「お正月」)駒村⇒お正月といえば何ですか?お餅。
それもいいんですけどきょうは、おせちを紹介します。
この方に、教えていただきます。
日本料理研究家の斉藤辰夫さんです。
斉藤⇒やあやあ、ブラザー。
やっと会えましたね。
きょう辰ちゃんの資料をいただいたんですがモノクロでプリントしていたので真っ黒で誰だか分からなかった。
黒い。
早く始めましょう。
兵庫県の方からのお悩みです。
薄味でおいしいのはハードルが高いよね。
そうなんです。
おせちといってもなかなか作るのが大変だと思うんですがご覧いただきましょう。
福を呼ぶ簡単五福煮をきょうは紹介していただきます。
これおせち?おせちの煮しめ。
福を呼ぶ五福煮と名付けて縁起がいいね。
縁起はいいけど大変そう。
めちゃめちゃ簡単概念が変わりますよ。
毎回概念が変わっていますけれど。
ゲストのお二人にも参加していただきます。
おせちは作られますか?バービー⇒おせちは作らないですね。
作るんだったらプロフィールに入れていいと思う。
おせちを毎年作っていますって。
斉藤⇒きょうの煮物を作っていただければ株が上がります。
決して難しい材料もないです。
レパートリーに入れちゃっていいんじゃないですか。
薄味ですが、日もちもします。
鶏肉をもう焼いています。
一口大に切ったものがスーパーで売っていますよね。
もも肉とかね。
それでいいので油を引いてちょっと焼く。
焼くだけでいいの?焼いて香ばしさをつけることが大事なんです。
なぜ鶏肉を使うかということですが。
なぜですか?なぜでしょう。
つるの⇒おせちの何か?語呂合わせでいわれがあるんですおせち料理は縁起がいいから。
子だくさんになるとかね。
そうそう。
その意味が全部入っています。
鶏にも?入っています。
何かというと。
♪〜
鼓
鶏肉食べて福をとり込む!あらあら、きちゃった。
柳澤さんが首をかしげていました。
柳澤⇒ちょっと取り乱しちゃった。
首をかしげていたときにずっと考えていたんだね。
きょうはすんなり考えていただいて香ばしく鶏を焼いて福を取り込むと。
干ししいたけですね水で戻していただいて1時間か2時間ぐらい軸を切っていただいたもの。
これは、しいたけなんですが。
見れば分かります。
松ぼっくりがあるでしょ。
松かさの松ぼっくりに見立てています。
色合いもそんな感じ、しませんか。
うん、見ろと言われれば想像力です。
駒村⇒心の目で見てください。
あとは、たけのこ、これは竹でいいですね。
軸のほうはいちょう切りで、末広がり。
ほかはくし形に切っていただくと縁起がいいですね。
にんじんは、京にんじん赤い和にんじんを使っています。
梅の型で抜くんです。
なければ丸でもいいですし色がなんとなく春の色でしょ。
色が合いますよね。
松、竹、梅。
松竹梅になりましたね。
さらにもう1つお野菜が入ります。
れんこんです。
これはいちばん皆さんご存じですね。
つるの⇒向こう側まで見えるってね。
そうですね、先の見通しがいいということです。
もう1回仕切り直しましょうね。
なぜれんこんがいいんですか?カメラに向かって!♪〜
鼓
先の見通しがいいということでございます。
こんな感じ。
見える?見通せました。
半分に切って1cmの厚さに半月切りですね。
決して難しい材料じゃないでしょう。
手に入りやすいですね。
ごぼうとか何でもいいから入れていただいて。
これを煮ていこうということで普通の昆布を下に敷きます。
そこに、れんこんをちょっとねブロックごとに分けて入れていただくといいですね。
混ぜたらだめ混ぜると煮汁が濁るから全然混ぜない。
れんこんはれんこん。
食材ごとに固めて入れてください。
下にかたいものがあるかられんこんとかじゃだめ絶対に横に入れてください。
5つになるような感じで。
全部が見えていますね。
全部見えたほうがいい。
あとで盛りつけやすい。
最後、福を取り込むので全部の松竹梅、見通しがいいものなど全部取り込むので最高に鶏を飾る。
意味もあるんですね。
全部見えていますよ、一応。
そこに水です。
ちょっと日もちをさせたいのでおせち料理では大事なお酒これもお酒をたっぷりめに使ってください。
これを火にかけてちょっと沸かしましょう。
おだしを取るわけではなくて昆布を敷いてその上に材料を入れて水なんですね。
それでいいんですね。
それで十分。
だしを取らなくていいです。
普通はだしを取って煮てということで鍋がいるでしょう。
きょうのはいらない。
柳澤⇒素材からいい味が出てくるんでしょう。
そうです、そうです。
つるの⇒おせちは大変でしょ作るの。
鶏肉焼いただけですよねこれって。
フライパンをちょっとと鍋が1個あればできる。
これでできちゃうということでしょう。
いろんなやり方ありますけれどもこれで十分おいしいのができます。
分けて入れて軽く沸いてきたら、いいですか温まってきたらあとは調味料もポイントです。
砂糖、それからみりんいいですかそこへ、しょうゆそれから薄口しょうゆ。
しょうゆのダブル使いですね。
薄口と濃い口を混ぜたほうが先ほどのお悩み薄味で悩んでいましたよね。
薄口だけでやるとちょっと違うんですね。
濃い口の香りと薄口の塩分ですね。
これは同割りです。
大さじ2と2分の1ずつですね。
濃いのが好きだったら全部3でいいかもしれないですけれどもね。
ここで削り節を入れるんです。
キッチンペーパー?紙タオルですね。
2枚用意しています。
まず上に載せる。
落としぶた?あれさっき言おうと思ったのに。
言っていいですよ。
落としぶたの代わり。
落としぶたなのにその上に削り節が載るんですか。
間違えたわけじゃなくて?あれ間違えた?間違えていません。
さらに上からもう1枚。
かつお節、載せたでしょう。
よう見ていてね。
そこへ紙タオルを。
間違えてない?間違えてないよ。
やけになっているわけじゃない?やけになっていないよ。
ことこと弱火で30分煮るだけ。
味は下に落ちていくの?ほんまよ。
昆布の味が上にきてそれで循環して最後かつおの味が上からくるすべての喜びうれしいことを勝ち取るということが大事なんです。
かつおってね。
へえ、そうなんだ。
かつおは漢字で勝つという字に男という字、当て字でも書くんですけれどもね。
調理にも意味があるんですね。
縁起がいい。
これで30分ですね。
受験生の方がおられるんであればこの煮しめをお正月にやっていただくと縁起がいいじゃないですか。
30分煮たものが用意されています。
ほら!つるの⇒いい照りだ。
おいしそうですね。
しみこんでいるよ、この紙タオルが。
これうまそうですよね。
でも紙を食べたらだめよ。
だめだめ、知ってるよ。
紙は食べちゃだめだけど中は食べることができる。
これをぎゅっと絞る。
もったいないからね。
味がしみていますからね。
絞ってね。
余すところなく使います。
中のかつお節を取って食べてもいいけれどもね気をつけてね。
食べちゃいけないんだ。
たぶんいけないですよ。
それは間違いですよ。
おいしそうだなと思って。
このまま火から離して冷ましてください。
そのときに味がなじんでいきます。
皆さん冷ますことをしないと味が薄かったりとかするんですよね。
冷ましたものを用意しています。
冷ましたものです。
余すところなく、梅を使ったのがいいですよね。
にんじんですよね。
型を抜いたところは実といってその周りは影といいます。
料理屋さんが賄いを食べるんですけれども家ではもったいないから全部したほうがいいと思います。
このままでもおいしいんですけれどもきょうはお正月ということでちょっとお化粧を。
ごまと青のりと粉がつおですね。
一味とか、辛いのが好きだったらそれでもいいと思います。
れんこんにはごぼうをつけます。
あら、ごぼうじゃなかったごまをつけます。
ごぼうって。
繊維いっぱいですよねそれだったら。
先週、料理教室でごぼうを使っていたからね。
それを引きずっちゃったのね。
たけのこには粉がつお粉がつおがなかったらざるでこしていただければ下にたまるからそれを使ってください。
そして梅に新芽として青いのがあるほうがいいでしょう。
あとおめでたい器でね。
鶏とれんこんを飾って。
大変じゃないのかもしれないけれども見た感じすごく大変そう。
煮物は別々に煮なければいけないんじゃないかなと思うんですけれども1つの鍋でできちゃうんですね。
絹さやは塩ゆでしたものですよ。
あと梅を置いて。
ゆずは皮だけを四角に切ってね。
かぜ予防と昔からいわれているんですよ。
家族全員がかぜをひかないで健康な1年を迎えられるようにということでね。
なるほど。
福を呼ぶ簡単五福煮、完成です。
では皆さんに試食していただきましょう。
つるの⇒すごい、なんか一足早くいただける感じですよね。
いただきます。
いただきます。
なんかいいね。
お正月が来たみたい。
柳澤⇒いただきます。
何から食べたほうがいいですか。
お好きなものからでいいですよ。
そういう決まりはないんですよ和食の場合は。
おいしい。
つるの⇒味がしみている。
薄味なのに味がしみている。
かめばかむほど、何となくじわっときますよね。
バービー⇒にんじんもやわらかい。
つるの⇒冷やしたほうが味が入るんですよね。
坂下⇒これは作れそう、簡単に。
今、見ていたら。
別々に炊かなきゃいけなかったりとか、炒めて筑前炊き風にするのもいいですけれども水だけでいけるというふうに考えればね。
つるの⇒手軽に縁起物をいただけるのはいいですね。
お正月にちょっとね。
話をしながらおせち料理を食べていただくとそれもまた日本の大切な文化ですね。
ぜひ、ことしは一品これだけでも挑戦していただければと思います。
つるの⇒斉藤さんはお料理が上手なんですね。
すみません、一応料理人なので。
なんか何しにきたんだという感じですよね。
立派な料理人の方です斉藤さんは。
あしたも斉藤辰夫先生にお越しいただきます。
あしたもおせちですよ。
ここでごぼうを使うんですねあした。
つるの⇒先取りしちゃったんださっき。
どうしようかなと思って。
あしたもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
有働⇒たくさんのファックスが届いています。
バービーさんに届いていますよ。
きょう見ますときていますよ。
バービー⇒実際、生で見るとかわいいんですよね。
ほれちゃうよ。
魅力にあたっちゃうんですよ。
前田さんにも届いています。
前田⇒すみません。
拍手
まえだということでね。
つるの⇒柳澤さんいつ出したんですか。
柳澤⇒さっき携帯からね。
三輪⇒認知症が疑われる運転行動を挙げています。
これを1つでも繰り返して起こすようなときは、できるだけ早く医師の診断を受けるようにしてください。
各都道府県では運転免許センターや試験場などに運転適性相談窓口を設けています。
そちらに相談もしてみてください。
認知症の親の運転についてはどうですか。
野村⇒認知機能が低下していけばいくほど車の運転をやめるのが難しくなります。
早めに、お互いおかしいなもの忘れが始まったぞというころから運転を縮小していくということを始めてください。
ほかにも意見が届いています。
きょうはお子さん側から親の運転が心配だというファックス1000通近く届きました。
そんなにきたんだ。
「農業女子“はらぺ娘”」ありますね。
バービー⇒10時からです。
どきどきしちゃうね。
2015/12/16(水) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「いつやめる? 高齢者の運転」[字]
いつやめる? 高齢者の運転▽ピカピカ日本「根っこまでおいしい!“仙台せり”」▽簡単お正月料理(1)五福煮【ゲスト】つるの剛士、坂下千里子、前田亜季、バービー
詳細情報
番組内容
いつやめる? 高齢者の運転▽ピカピカ日本「根っこまでおいしい!“仙台せり”」(小堺翔太)▽解決!ゴハン「簡単お正月料理(1)五福煮」【ゲスト】つるの剛士、坂下千里子、前田亜季、バービー【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀夫 ※「解決!ゴハン」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】つるの剛士,坂下千里子,前田亜季,バービー,愛媛県立医療技術大学教授…野村美千江,【講師】日本料理研究家…斉藤辰夫,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵ほか
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
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