11時になりました。
ニュースをお伝えします。
中国共産党は、北朝鮮の女性音楽グループ、モランボン楽団を引率してきた朝鮮労働党との高官どうしの会談の写真を、ホームページから削除し、楽団が北京から急きょ、帰国して、公演が中止になったことに対する中国側の不満の表れと見られています。
北朝鮮の女性音楽グループ、モランボン楽団は、今月12日から3日間の日程で、中国の北京で公演する予定でしたが、直前になって急きょ帰国し、公演は中止されました。
こうした中、中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部が、トップの宋涛部長と楽団を引率してきたチェ・フィ朝鮮労働党第1副部長との会談の写真を、ホームページから削除したことが分かりました。
中朝友好を強調する2人の発言も紹介されていましたが、削除後は、会談が行われたことだけが記されています。
中国国営の新華社通信は公演の中止について、業務面での意思疎通が原因と伝えるにとどめ、理由は明らかになっていませんが、写真の削除は、中国側の不満の表れと見られています。
楽団の帰国を巡っては、水素爆弾の爆音をとどろかせることができるという、キム・ジョンウン第1書記の発言に対して、中国側が、朝鮮半島の非核化の立場を示したことに、北朝鮮側が反発したためだという見方が出るなど、臆測が広がっていて、中朝関係の行方に関心が集まっています。
総務省の有識者会議で検討されている携帯電話の料金引き下げ。
焦点の一つになっている、他社からの乗り換えを促すため、多額のキャッシュバックを行う販売方法の取り扱いについて、NTTドコモは乗り換える利用者だけを優遇し、不公平だという指摘を踏まえ、廃止する方針を固めました。
こうした販売方法については、KDDIやソフトバンクも見直しを検討しています。
核開発問題を巡って、アメリカなどと最終合意に達したイランは、経済制裁が解除されても、アメリカ製品の輸入を禁止することを発表しました。
イランでは、核開発問題を巡って、アメリカなど関係6か国と最終合意に達したあと、穏健派の政権の下で、アメリカとの関係改善が進むことを強く警戒する保守強硬派が、反米路線の徹底を図っていて、国政の実権を握る最高指導者のハメネイ師も、アメリカの侵入を許してはならないなどと呼びかけています。
こうした中、イランのメディアが14日、伝えたところによりますと、イラン政府は、227品目に上るアメリカ製品を、輸入禁止の対象にすることを決め、そのリストを国内すべての州当局に配布したということです。
保守強硬派の一部からは、アメリカのみならず外国企業の参入は必要ないという意見も出ていて、今回の決定の背景には、アメリカとの関係改善によって、影響力を失いかねない国内の保守強硬派による巻き返しの動きがあるものと見られています。
全国の天気、雲の動きです。
日本列島は低気圧に伴う雲に覆われています。
西日本や沖縄には厚い雲が広がり、雨の所があります。
雨雲はこれから東日本や北日本へ移るでしょう。
(拍手)2015/12/15(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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