「東北発☆未来塾」応援団長のサンドウィッチマンです。
どうも。
12月の講師はこの人。
はい。
デジタルで未来を変えると意気込む…で今回は何すんの?まずこちらをご覧下さい。
これ海の上でしょ?ダイナミックな映像だね。
そうですね。
海水を噴き上げて巨大なウォータースクリーンを作ってそこに映像を映し出してるんですねこれ。
ただ見るだけではなく参加型なのが猪子さんの作品の特徴なんですね。
もしかしてバーチャル魚釣り?4色の糸は釣り糸なのかな。
お!緑色…糸にかかったんじゃない?これどうすんの?自分のスマホをリールのようにグルグル回すんです。
スマホとバーチャル魚釣り関係してるの?関係してるんです。
いっぱい回せば回すほど釣れる可能性が高くなるんです。
回してみるか。
回して下さい。
こう?もうちょっと回した方が。
頑張れ頑張れほら。
なんか楽しくなってきた。
釣れたんじゃないのこれ。
なんか参加感あるね。
参加感ある?お前のスマホ全く参加してないけどね。
何でそんな冷めること言うんだよ。
せっかく盛り上がったのに。
遠いし大体。
なんだよ。
今まで見たこともない楽しい作品を作り出すのは猪子さん1人の才能ではなくたくさんの人の才能を集結した「チームのチカラ」なんですね。
僕も〜伊達さんとチームを組ませていただいてるおかげで多くの人を笑わせることができてると思ってます。
ほう。
知ってるよ俺も。
で今回は何やんの?今回はですね「チームのチカラ」でございます。
課題挑戦編です。
猪子さんからの課題に塾生たちがチームで取り組みます。
「未来塾」…
(2人)スタートです!できた?ほぼほぼ。
(テーマ音楽)じゃ聞こうかな?
(テーマ音楽)
(テーマ音楽)「チームのチカラ課題挑戦編」。
さまざまなアイデアが生まれるミーティングルームで講師の猪子寿之さんからいきなり重大発表です。
え〜っと実はね11月からチームラボはカリフォルニアのねシリコンバレーで非常に大きな展覧会をやるんだけども最後そこにみんなで行けたらいいと思うんだけどもなんか予算のね…都合でね3人だけなので全部で3つの課題を出してそれで3人をね3人を決めれたらいいなと思ってます。
猪子さん率いるチームラボによる一大展覧会がアメリカで開かれます。
ただし大人の事情で連れて行ける塾生は3人だけ。
そこでやります未来塾史上初選抜試験!まず1つ目の課題猪子さんよろしく!じゃ1個目の課題はえ〜っと「飛行機の乗客を増やすためには?」ていう課題なんで飛行機の乗客を増やすアイデアをね考えて発表してもらえればなと思ってます。
課題には3つのチームに分かれて挑みます。
制限時間は20分。
こちらAチームはデザインを学ぶ笹田奎太さんと久湊美弥さんソフトウェアを学ぶ田真也さんの3人です。
それぞれが個別に自分のアイデアを書き出すことにしました。
講師の猪子さんは何よりチームのチカラを大事にしようと言っていたはずなんですが…。
笹田さんは飛行機のデザインを親しみやすくして集客を図るアイデア。
一方久湊さんは通路側の人も景色が見られるようにするアイデア。
高田さんはもっと簡単な手続きで飛行機に乗れるようにするアイデア。
確かにみんなバラバラです。
じゃあどうしましょうかここから。
(田)どうしましょうか。
戸惑い気味の3人。
1つの案にまとめることはできるんでしょうか。
一方こちらBチーム。
飛行機って乗ります?頻度どれくらいの頻度で…。
今まで2回ぐらいしか…。
なんか好きに書いてきましょう。
3人の飛行機に対するイメージを共有することから始めました。
チームラボ特製のメモデスクも有効に使います。
ポジティブな点とネガティブな点を整理してみると「速くて快適」という利点はあるものの長い待ち時間がネックになっているという認識で一致しました。
「空港の待ち時間を楽しく」。
課題攻略のポイントが見えてきました。
Cチームは2人。
インドネシアからの留学生ウィッキー・シンツナタさんと建築を勉強する有住和華さん。
ターゲットを絞ることにしたようです。
会話を重ねるうちファミリー層受けを狙うことで意見が一致しました。
さてプレゼン。
まずはアイデアをまとめるのに四苦八苦していたAチーム。
私たちはイベントを実際に行って「この飛行機に乗らないと参加することができない」そういうような付加価値を考えました。
天井の全体に大きなモニターを設置して外側から撮影したものを映し出してそれをみんなで見ることができるっていう…。
飛行機の上に360度撮影できるカメラを設置します。
その映像を使ったゲーム大会で集客力をアップさせるプランです。
実際飛んでる風景でゲームができるみたいな。
あったらいいなと。
なるほど。
次行こうか。
続いてBチーム。
空港の待ち時間の間になんかモデリングなり自分のオリジナルのキャラクターみたいなものを作るんですよね。
ホログラムで投影されたキャラクターが空港を案内してくれるというプラン。
しかし講師の猪子さんまさかのリアクション。
さすが自由人。
Cまで行きますか?行こう!最後はファミリー層をターゲットにしたCチーム。
珍しく猪子さんから質問が出ます。
フリースペースって何?ちょっとわかんないもう一回教えて。
座席しか自分のスペースってないじゃないですか。
子供も窮屈だと思うんですよ。
飛行機の中にフリースペースを作るってことね。
子供たちも自由にストレスも発散できるだろうしおばちゃんたちもそこに転がれるし。
フリースペースは広いっていう。
(笑い)広いスペース。
広いフリースペースだ。
分かりました。
ありがとうございます。
塾生たちは気付いていました。
猪子さんが終始眠そうにしていたことを。
まあなんかねディスプレーをつけるっていうのもオリジナルのキャラクターを作れるとか確かにそうなんだけどスペースもさそりゃあ広い方がいいんだよねみんなね。
フリースペースがあった方がいいんだけど多分みんなそう思ってて。
まあ別に高く払えば広いからさスペース。
飛行機。
ファーストクラスとか乗れればさすっげえ広いからさ。
スイートとかもあってさ今。
ベッドだからさ。
ただただすごい高いっていう。
スペース分ね。
だから…いくら独創的なアイデアでもコストを考えないとお客さんはついてきません。
でも最初は塾生たちも気にしてたんです。
アイデアを膨らませることに熱中するうち「お客さん目線」という大切な大前提を見失っていました。
ここで猪子さん模範解答としてある映像を見せます。
(笑い声・拍手)出発前に行っている安全装置の説明をノリノリのダンスでやったんです。
この映像は大きな話題となりました。
ほとんどコストをかけることなく航空会社の名を多くの人に知ってもらい集客力アップにつながったといいます。
こういうのがあったりね他にもねちょっとビデオはないんだけど小売りのね大きいデパートと組んでそこの売りたい商品をなんか上空でファッションショーをするみたいな航空会社があったりまあいろんなみんな工夫をしてるのね。
創造するっていう…創造的な仕事っていうのは多分そういう問題だと思うのね。
まそんなことは…どうでもいいね。
(笑い声)そんなことより次の問題。
じゃあ次の課題はですね…。
俺は徳島出身なんだけど徳島は結構アーケードのね商店街がねガラガラになってるし学校の廃校みたいなのもいっぱい生まれてるし昔は駅とかあった路線がね廃線になってたりねするのね。
俺の地元だとね。
まあ別にどんな場所でもいいんだけども人が集まるようなもしくは町全体がねすてきになるようなものをね考えてみようかね。
ここでメンバーシャッフル。
短時間に意見をまとめる訓練です。
東北では今シャッター商店街や使われなくなった学校が増えています。
少子高齢化が進むこれからの時代。
それを担う若者たちに自分の問題として考えてほしいと猪子さんはこの課題を選びました。
いい?じゃあ。
まだまだ。
まだまだ。
そうだよね。
無理だよね。
俺もそう思う。
果たして今度は猪子さんをあくびさせずに面白がらせることはできるのか。
…と期待したものの商店街を高校生の活動の場として提供したりアーティストを集め作品展をしたり町の人たちの交流の場にしたりどのチームも商店街の空き店舗や廃校でイベントを開くというアイデアです。
猪子さんやっぱり納得していないご様子。
なんかよく似たようなアイデアだったね。
3つとも。
みんなの答えもねもうちょっと工夫していったらねいい答えになっていくと思うんだけど思い出したんだけど…。
猪子さんのふるさと徳島県にある意外な人気スポットを紹介します。
限界集落っていうもう存続が不可能なような集落。
その村はねすごくてね…。
これ。
かかし?これ村じゅうにかかしがいるんだよね。
怖い怖い。
リアル。
(笑い声)すごいよね。
村じゅうにね。
これヤバいよね。
(笑い声)かかし…ね。
ちょっとね場所がほんとに奥地過ぎてそれでもやっぱり来るって言ってたね。
見に。
わざわざ見にくるって。
徳島駅から車で3時間。
42人が暮らす三好市名頃集落。
かかしを作っているのは父親と2人で暮らす66歳の女性です。
集落の人口が減っていくなかかつてのにぎわいを再現しようと作り続けています。
今では人口の4倍以上にあたる180体のかかしが集落の暮らしに寄り添っています。
ここに人が来るようになったきっかけはネットに投稿されたこちらの映像でした。
うわさを聞きつけたドイツ人留学生が撮影したものです。
かかしを作った女性にインタビューもしています。
私が子供のこんな小さい時小学校の時はですねここにダムがあるんです。
大きな会社があってダムをした時は何百人もこの村に住んでたことがあるんです。
英語の字幕がついた動画は世界中で50万回以上再生されています。
インターネットで情報が瞬時に世界を飛び交う時代。
極めてユニークなことをやれば人は集まってくるんです。
なんかやっぱり何かがないと集まらないと思うんだよね。
結局…やっぱり相当ね何かやり切らないと時間をくれないような気がするんだよね。
お客さんがわざわざ足を運んででも直接見たくなるもの。
それを強く意識して猪子さんは作品を作ってきました。
この作品では踊っている農民や侍ウサギやカエルなどの映像が観客の動きを察知して挨拶をします。
体験することで面白さが倍増する仕組みです。
こちらは子供たちが描いた魚の絵が自由に海の中を泳ぎ出すその名も…これまで日本各地で開催し延べ200万人以上が楽しみました。
でも多分社会に出て何か仕事をするようになった時に…創造的な問題って多分答えは無限にあって今までのさ…まあ正解っていうのは1個で…創造っていうのは極めて自由で答えは無限にあって無限にあるんだけど…大げさな言い方をすると他人が喜びさえすれば何でもいいわけだよね。
そんなこと言っても難しいね。
これね。
フフフ…。
どうすべきだったのかというのは今後の…まだ続いていくのでそこで生かせたらなって思いました。
(テーマ音楽)無限にある答えの中からお客さんが喜んでくれる正解を探すってなんだか「お笑い」を作り出す僕たちの仕事にも通ずるものがあるのかもしれないね。
そうですね。
確かにたまに間違えた答えを選んで滑ることありますからねぇ。
えっお前滑ったことあんの?俺一度もないけどねぇ。
いやいや一緒に滑ってますよ。
ほんとに?一緒に滑ってる時は一緒に滑ってますよ。
で次回は?次回の「未来塾」舞台は福島の会津若松です。
どうして東京からいきなり会津若松なの?この町の復興に猪子さんは半年前から取り組んでるんです。
「ならぬことはならぬものです」。
おっ会津藩の心得ですね。
「ならぬことはならぬものです」。
はい。
その会津でシリコンバレー行きをかけた3つ目の課題に塾生たちが挑戦します。
「ならぬことはならぬものです」。
来週もお楽しみに!「東北発☆…
(全員)未来塾」!
(テーマ音楽)2015/12/14(月) 23:00〜23:20
NHKEテレ1大阪
東北発☆未来塾 猪子寿之の電脳教室「シリコンバレーに行きたいか!!」[解][字]
デジタルアートの風雲児・猪子寿之さんから重大発表!展覧会を開くアメリカ・シリコンバレーへ塾生を連れて行く!そこで番組史上初選抜試験を決行!MCサンドウィッチマン
詳細情報
番組内容
次々とデジタルアートの作品を発表して世界中の人を驚かせ続ける猪子寿之さんが、アメリカシリコンバレーで開く大規模な展覧会に塾生を連れて行くことに!ただし、8人の塾生のうち3人だけ。選抜は猪子さんから出される3つの課題への対応をもとにされる。チームのチカラを重視する猪子さんは、課題ごとに異なるメンバーでチームを組ませる。第一問から超難問。さらに奇抜な模範解答が!MC:サンドウィッチマン 語り:吉本実憂
出演者
【出演】チームラボ株式会社代表取締役…猪子寿之,【キャスター】サンドウィッチマン,【語り】吉本実憂
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – コンピュータ・TVゲーム
バラエティ – クイズ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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