いずれの調査も大半はトランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと主張したあとに行われていて…。
こんばんは。
12月14日月曜日ニュースほっと関西です。
では最初のニュースです。
まずは、こちら。
個人情報持ち出しとありますがこんなことはちょっと聞いたことがありません。
堺市の職員が市内の有権者68万人全員の個人情報を勝手に持ち出したうえインターネット上で誰でも見られる状態にしていたことが市の調査で分かりました。
目的は自分が開発したシステムを企業に売り込むためだと話しているということです。
市は、この職員を懲戒免職にするとともに地方公務員法違反などの疑いで刑事告訴する方針です。
懲戒免職になったのは市の会計室の古矢敬一課長補佐です。
堺市によりますと、ことし6月までの3か月間、市から無断で持ち出した内部資料をインターネットのレンタルサーバーに保存し外部の人が誰でも閲覧できる状態にしていたということです。
この資料の中に平成23年の大阪府知事選挙の際の市内の有権者全員およそ68万人の個人情報が含まれていました。
個人情報は氏名や性別、住所それに生年月日などです。
これまでのところ個人情報が悪用されたという被害は確認されていないということです。
課長補佐は平成18年から6年間堺市北区の選挙管理委員会で勤務していてその際に有権者の情報を持ち出したということです。
レンタルサーバーは個人で契約したもので市の調査に対し課長補佐は個人で開発した選挙に関するシステムを企業などに売り込むために外部から閲覧できるサーバーを使用していたと話しているということです。
堺市は課長補佐を、きょう付けで懲戒免職にするとともに内部情報を不正に持ち出し流出させたとして地方公務員法違反や市の個人情報保護条例違反の疑いで警察に刑事告訴する方針です。
この問題で竹山市長は責任を取って1か月分の給与を30%減額する条例案を今開かれている市議会に提出する方針です。
また中條良一副市長は1か月分の給与を30%自主的に返納する方針を示しました。
次です。
大阪府の松井知事は再選後初めての議会で所信表明を行いました。
この中で大阪が首都機能の一部を担う副首都化の実現に全力を挙げる考えを示しました。
先月の大阪ダブル選挙で2回目の当選を果たした大阪府の松井知事。
再選後、初めての府議会本会議に臨み所信表明を行いました。
松井知事は、このように述べ大阪が首都機能の一部を担う副首都化の実現に全力を挙げる考えを示しました。
また松井知事は新たな大都市制度の設計図の再検討に向けまずは住民の皆さんの意見を伺っていくあわせて大学の統合や港湾管理の一元化なども早期に実現したいと述べ大阪都構想の練り直しと二重行政解消の実現に強い意欲を示しました。
関西経済同友会の代表幹事らが今月19日に大阪市長に就任する吉村洋文氏と会談しました。
同友会側は国の特区の制度を活用した産業の振興などを求めました。
関西経済同友会の代表幹事の村尾和俊氏と蔭山秀一氏などが今月19日に大阪市長に就任する吉村氏のもとを訪れて要望しました。
会談で同友会側は国の特区の制度を活用した健康医療産業の振興、中小企業への支援、それに市営地下鉄の民営化の速やかな実現などを求めました。
高齢者ドライバーの死亡事故が後を絶ちません。
和歌山県警では10月から85歳以上のドライバーを戸別に訪問して車の使用状況を調べる聞き取り調査を始めました。
どうすれば高齢者ドライバーの事故を防げるのか。
現場の取り組みと課題を取材しました。
そしたらまっすぐ行ってください。
和歌山市の自動車学校で行われている高齢者講習です。
70歳以上のドライバーは免許を更新する際に受講が義務づけられています。
中には、ひやひやする場面も。
後を絶たない高齢者ドライバーの事故。
和歌山県内で、ことし先月末までに交通事故で亡くなった高齢者は27人で、このうち半分を超える14人が運転中でした。
危機感を抱いた警察が始めたのは。
こんにちは。
いくつになられたん?87歳。
87歳、達者やよ。
85歳以上のドライバーの戸別訪問でした。
和歌山県警としては初めての、この取り組み。
安全運転を呼びかけるとともに免許の自主返納を促すのが目的です。
運転に不安を感じて免許を返納する高齢者は年々増加しています。
ことしもすでに1500人を超え去年を上回っています。
一方で、こんな声も。
生活に車は欠かせないという高齢者もまだまだ多いのが現状です。
実際に返納した人はどう感じているのか。
有田市の西田嘉子さんです。
40年以上車を運転していましたが先月、免許を返納しました。
すっきりしましたね。
事故の不安から解放された西田さん。
免許を返す前は毎日のように車で出かけていましたが今では外出の機会は減りました。
西田さんの家は、こちら。
近くのスーパーまではおよそ700メートルです。
足の弱った西田さんには非常に遠く感じます。
有田市では免許を返納した人を支援するためバスの料金を半額にしています。
しかし、最寄りのバス停までは交通量が多く信号もないため歩いて行くのが怖いといいます。
西田さんは毎日の買い物を近所の人にお願いするようになりました。
寒いのに、ごめんやで。
それでも病院に行くときなどはタクシーを使わなければならず経済的な負担になっています。
ここからは取材にあたっている和歌山放送局の平山記者とお伝えします。
命を守るためには大切な取り組みだと思いますけれども免許を返納したあとに生活に支障が出るというのでは、お年寄りも困ってしまいますよね。
そうですね。
VTRでご紹介した西田さんは、ふだんから親密なご近所づきあいがあったのでよかったのですが近くに家族や親しい人がいない場合、こうはいかないと思います。
免許の返納を促す警察は次のように話しています。
自治体などとの連携ということですが具体的な取り組みは進んでいるんですか。
和歌山県内の30の市町村のうち有田市を含む7つの市や町が免許を返納した人に対するバス料金の割引きを行っています。
また免許の有無とは関係なく一定の年齢以上のお年寄りに対してはバス料金を無料にしたりタクシーチケットを配ったりして交通手段の補助を行う自治体もあります。
しかし、こうした取り組みができていない自治体もまだまだあるのが現状です。
運転に不安を感じた人が安心して免許を返納できるように高齢者の暮らしをどこまできめ細かく支えていけるかが問われています。
和歌山放送局の平山記者とお伝えしました。
こんばんは。
スポーツはプロ野球から。
ソフトバンクやオリックスでリリーフとして活躍し最多セーブにも輝いた馬原孝浩投手が現役を引退することになりました。
馬原投手は熊本県出身の34歳。
ソフトバンクの前身当時のダイエーに入団し150キロを超える速球を持ち味に平成19年には最多セーブに輝くなど抑えとして活躍しました。
おととしからオリックスでプレーし昨シーズンは中継ぎとして55試合に登板してクライマックスシリーズ進出に貢献しましたが、ことしは右肩やひざを痛めた影響などで9試合の登板にとどまっていました。
馬原投手はオリックスから大幅な年俸の減額を提示されて自由契約となりきょうまでに現役引退を決断したということです。
シリーズでお伝えしている全国高校駅伝の関西の代表校。
きょうは奈良です。
女子の代表は初出場の智弁学園。
おととし21年ぶりに女子の陸上部が復活し、3年目で全国への切符を手にしました。
初出場の智弁学園女子。
県大会を12連覇していた奈良育英を破って全国大会出場を決めました。
3年生の阪口あとり選手。
入学した年に女子陸上部が21年ぶりに復活。
3年間、キャプテンを務めチームを引っ張ってきました。
エースは1年生の嶌岡侑里選手。
県大会では1区を任されライバルの奈良育英と互角の走りを見せチームを勢いづけました。
陸上部を復活させた先輩たちに恩返ししたいと本番に向け意気込んでいます。
学校には専用のグラウンドがありません。
放課後、バスで1時間かけて練習場所に移動します。
選手たちは練習場所の1キロ手前でバスを降ります。
勉強のため練習時間は午後6時すぎまでの僅か1時間。
少しでも時間を有効に使おうとウォーミングアップをしながら練習場所に向かいます。
今、チームが取り組んでいるのはスピードの強化です。
県大会では全員が自己ベストのタイムを更新。
さらに上を目指して1キロごとにペースを上げていくランニングを繰り返し、最後までスピードが落ちない走りを身につけようとしています。
駅伝チームの3年生は全員が進学クラスで1月には大学入試センター試験を控え受験勉強も今が正念場。
文武両道、頑張ってください。
一方奈良の男子代表も智弁学園でこちらは21年連続31回目の出場です。
あすは兵庫の代表校を紹介します。
スポーツをお伝えしました。
こんばんは。
気象情報です。
ふたご座流星群が活発に活動する時期になっています。
特に今夜が見頃です。
まだ雲は少なめ、晴れている所が多くなっていますので願い事を思いながら空を広く見渡してみてください。
きょうの日中は日ざしがぽかぽかと暖かく感じました。
まだ冬らしくない陽気となりました。
ただ今週後半になりますと上空に強い寒気が流れ込んできます。
そのため一気に真冬並みの寒さとなる所も出てきそうです。
今のうちに寒さ対策、そして雪への対策、しっかりとしておいてください。
2015/12/14(月) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西▽死亡事故を減らせ。高齢ドライバー運転免許自主返納の取り組み[字]
高齢ドライバーの死亡事故を減らすため、和歌山県警では、85歳以上のドライバーを対象に運転免許の自主返納を促す戸別訪問を始めました。取り組みや課題をお伝えします。
詳細情報
番組内容
後を絶たない、高齢者ドライバーの死亡事故。和歌山県警は危機感を抱き、10月から85歳以上のドライバーを対象に戸別訪問を始めました。目的の1つは、運転免許の自主返納を促すこと。「車は生活に欠かせない」という高齢者も多い中、どうすれば自主返納に踏み切ってもらえるのか。現場の取り組みと課題についてリポートでお伝えします。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理
ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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