ニュース詳細
ビル・ゲイツ氏 保健医療分野で日本企業に期待12月18日 1時50分
k10010344611_201512180201_201512180206.mp4
感染症対策などに財団を通じて資金を拠出しているビル・ゲイツ氏がNHKのインタビューに応じ、日本企業が持つ進んだ技術は薬の開発など保健医療分野で役立つとして積極的な関与に期待を示しました。
ビル・ゲイツ氏が共同代表を務める財団は、去年、西アフリカを中心にエボラ出血熱が流行した際、5000万ドルを緊急支援のために拠出するなど、感染症対策をはじめとする保健や医療の分野での協力に力を入れています。
ゲイツ氏は17日、都内でNHKのインタビューに応じ、死亡率が高くなると人々がより多くの家族を持とうとして人口が増える傾向にあるとしたうえで、「健康問題に取り組まなければ、食糧問題や失業問題といったほかの問題も解決できないままになる」と指摘し、保健医療分野の課題に引き続き取り組んでいく考えを示しました。
そのうえで、「財団が出資している日本企業からの提案は、新しい薬を生み出す可能性があり、進捗(しんちょく)を期待して見ている。日本は薬をはじめとする科学の分野でとても強い」と述べ、政府による資金援助だけでなく、進んだ技術やノウハウを持つ民間企業にも保健医療分野の課題解決に積極的に関わってほしいと訴えました。
ゲイツ氏は17日、都内でNHKのインタビューに応じ、死亡率が高くなると人々がより多くの家族を持とうとして人口が増える傾向にあるとしたうえで、「健康問題に取り組まなければ、食糧問題や失業問題といったほかの問題も解決できないままになる」と指摘し、保健医療分野の課題に引き続き取り組んでいく考えを示しました。
そのうえで、「財団が出資している日本企業からの提案は、新しい薬を生み出す可能性があり、進捗(しんちょく)を期待して見ている。日本は薬をはじめとする科学の分野でとても強い」と述べ、政府による資金援助だけでなく、進んだ技術やノウハウを持つ民間企業にも保健医療分野の課題解決に積極的に関わってほしいと訴えました。