まる得マガジン 今から始める筆ペン(5)「中心そろえて美しく」 2015.12.14


(テーマ音楽)冠婚葬祭の場で筆を使う事が増えきれいに書けずお悩みの方も多いのでは?そこで今回学ぶのは「筆ペン」。
筆ペンの上達法を教えて下さるのは書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん。
筆づかいが上手になるさまざまなコツを教えて頂きます。
今日やるのは文字列を美しく見せるために「中心線串刺し法」というのをやります。
「中心線串刺し法」を学ぶため「あけましておめでとう」と書いてもらいました。
こう見た時にね…文字列?どういう事ですか?そのためには文字をね中心をそろえやすくするためのコツも必要じゃないですか。
文字を一文字一文字囲う図形。
囲う図形?それを「外形」というんですね。
これを一字一字の外形を捉えると中心が捉えやすくなるんですよ。
文字を外形で捉えるとはこのようにその文字を形に置き換える事です。
こうしてみると文字の大きさがそろっておらず中心もバラバラなのがよく分かります。
では今度は漢字を入れて書いていきましょうかね。
続いて漢字の外形を学ぶために奥山さんに「山の四季」と書いてもらいました。
漢字にはいろいろな外形があると言いました。
「山」はどんな形ですか?「山」は三角ですか?そのとおりですね。
三角と捉えておきましょう。
「の」はねひらがなこれ丸ですね。
このように外形と中心線を書く事でバランスが分かりやすくなりました。
実際に中心線をそろえてみるとバランスの良い文字列になりました。
これを「中心線串刺し法」といいます。
そしてもう一つポイントがあるんです。
まだ続きますか?でもこれやるともっとまっすぐにきれいな紙面になるんですね。
お願いします。
では今度は「厚く御礼申し上げます」。
え!長いんですねまた。
今まで教わったルールをもとに書いてもらいました。
きれいな文字列に見えますが他にどんなコツがあるのでしょうか?伝わってきます。
伝わりましたか。
もっと伝わるように考えてみましょうか。
これ何かと言いますと…例えば2つの文字を囲ってみるとひらがなが大きいのが分かります。
ルールに沿って大きさを変えてみるとご覧のとおり。
もとの文字列と比べバランスも見栄えも良くなりました。
こちらが青山先生の文字。
さすがにきれいです。
中心を意識する。
それはやっぱり字の形外形をまずイメージしてから書いてみるとそろいやすいという事なんですね。
「中心線串刺し法」。
これからも試してみて下さい。
はい。
ありがとうございます。
今日の「趣味の園芸」は2015/12/14(月) 11:55〜12:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン 今から始める筆ペン(5)「中心そろえて美しく」[字]

文字列を美しく見せる「中心線串刺し法」を学ぶ。まず文字の「外形」を意識して大まかな形を捉えることで中心が明確になり、串刺しが容易になって美しい文字列が生まれる。

詳細情報
番組内容
文字列を美しく見せる「中心線串刺し法」を学ぶ。まず文字の「外形」を意識して大まかな形を捉えることで中心が明確になり、串刺しが容易になって美しい文字列が生まれる。またもう一段美しくするポイントは「漢字は大きく、ひらがな・カタカナを小さく」書くこと。講師は書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん、生徒は女優の奥山佳恵さん。
出演者
【講師】書家・横浜国立大学教授…青山浩之,【生徒】奥山佳恵,【語り】戸丸彰子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 生涯教育・資格
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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