フィギュアスケートグランプリファイナル2015 男女フリー・エキシビション 2015.12.13


って思うぐらい…。
そんな2人から最終日に当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫フィギュアスケートグランプリファイナル。
いよいよ今夜チャンピオンが決まります。
男子シングルはおとといのショートから1日空いてのフリー。
羽生結弦選手にとっては男子史上初の3連覇とともに再びの世界最高得点の期待が高まります。
今夜も自分自身との勝負になりそうです。
そして、午前中の公式練習ではすばらしい動きを見せ大歓声を浴びていた17歳の宇野昌磨選手。
シリーズデビューからいきなりのファイナル表彰台となればこちらも男子史上初の快挙。
気迫あふれる表情も印象的でした。
もう1人、村上大介選手は自らのスケート人生を重ね合わせるこん身のプログラムをフリーに持ってきました。
心を込めて、初めての世界トップを争うリンクに立ちます。
一方、女子シングルは一夜明けてのフリー。
浅田真央選手は今朝の練習でも見事にトリプルアクセルを決めました。
世界トップ6の中でもやはり際立つ存在感です。
そして、初めてのファイナルでのショートをやはり緊張したもう少しできると振り返った宮原知子選手。
今夜は思い切って演技したいと話しています。
記録にも記憶にも残る演技が続く今年のファイナル。
いよいよ、最終章です。
≫初日の男子ショート。
羽生結弦が世界に衝撃を与えた。
≫「バラード第1番」。
羽生結弦の自分への挑戦です。
2つの4回転。
≫4回転サルコウ。
≫流れるように決めました!≫4回転トウループ。
3回転トウループ。
≫これも決めた!後半です。
≫イナバウアーからスリーターンを挟んでカウンターからトリプルアクセル。
≫完璧な演技で自身の持つ世界最高得点を更新。
男子初のファイナル3連覇に王手をかけた。
≫異次元を突き進む羽生。
伝説はどこまで続くのか。
更に、ファイナル初出場で表彰台を狙う2人。
驚異の17歳、宇野昌磨。
去年ジュニアを制したこの地で再び、歓喜を。
遅咲きの24歳、村上大介。
XJAPANYOSHIKIの名曲で勝負に出る。
一方の女子。
ショート首位に立ったのはシニアデビュー間もない16歳ロシアのメドベデワ。
それを追うのが、2年ぶりにファイナルの舞台に帰ってきた浅田真央。
こだわりのプログラム「蝶々夫人」で逆転を狙う。
≫4位からの巻き返しを図る宮原知子。
たゆまぬ努力を形に。
世界一決定戦グランプリファイナル。
それぞれの命運をかけた勝負のフリー。
頂点に立つのは果たして…。
≫ショート3位につけました浅田真央選手です。
今朝の練習でも、きれいなトリプルアクセルを成功。
練習後には笑顔も見えました。
2年ぶりのファイナルでうまく気持ちのコントロールができているように感じました。
そして、羽生結弦選手です。
ショートではまたまた世界最高得点。
このファイナルの舞台でNHK杯のショートを超えてみせました。
しかし、羽生選手本人は1つ1つを完璧だったと言ってもらえるように更に磨いていきたいと今日のフリーも挑戦する姿は変わっていません。
≫氷上サバイバル世界一決定戦グランプリファイナル。
ここ、スペイン・バルセロナでの頂上決戦もクライマックス。
今夜は、男女フリーです。
日本の皆さん、こんばんは。
いよいよ、ここで世界一が決まっていきます。
男子なんですが日本の羽生さん世界歴代最高得点。
フリーでも世界が期待しています。
≫そうですね。
練習でも好調をキープしていますしショートプログラムではNHK杯からあの短期間でものすごい進化を見せてくれましたのでフリーでも期待したいですね。
≫そして、日本から宇野さんも調子がいいですよ。
≫宇野選手は、シニア1年目でファイナルの表彰台に立ちますと史上初ですので。
調子もいいですし、宇野選手にも期待したい。
村上選手は念願のファイナル。
出し切ってほしいです。
≫それぞれの思いをかけた男子フリーですが。
女子なんですけれども、日本から真央さん、3位、そして宮原さんが4位と続いています。
≫ロシアのメドベデワ選手が1人、70点台でリードしているんですけど浅田選手練習ではトリプルアクセル全て成功させていましたので調子がいいと思います。
宮原選手もジャンプの失敗が全くないすばらしい安定感ですので宮原選手にも頑張っていただきたい。
≫全員が全てをこのリンクで出し尽くしてほしいんですがここスペインではこのグランプリファイナルジュニアも行われています。
日本勢、頑張ってますね。
男子は山本草太さん。
そして、女子も表彰台に上がりました。
≫14歳の中学2年生本田真凛。
3歳下の妹は女優としても活躍する本田望結。
きょうだい4人が選手というフィギュア一家に育った。
初出場のジュニアグランプリファイナル。
≫トリプルループトリプルトウループ。
きれいに決まりました。
≫ジャンプに加え持ち前の表現力を存分に発揮。
自己ベストをマークし3位につけた。
≫本田真凛が登場しました。
ショートプログラム終わって3位。
14歳の挑戦。
映画「ビートルジュース」より。
≫スパイラルからトリプルルッツ。
きれいに決まりました。
≫いいスタートを切りました。
鍵を握る3回転、3回転。
≫ダブルサルコウトリプルトウループ。
≫落ち着いてセカンドジャンプしっかり3回転回りました。
≫難しい入り方はしたんですけどもね。
≫ただ、致命的なミスにはしませんでした。
ショートが終わったあとはガッツポーズ。
自己ベストの得点でした。
本人いわく、ショートは苦手意識が強かったそうです。
フリーはいつも自信があるんです。
そう話して臨んでいます。
≫柔軟性を生かしていていいですね。
ステップシークエンスも1つ1つ丁寧です。
ダブルアクセル。
レイバックスピン。
≫非常にレベルが高いこのジュニア女子。
≫トリプルフリップダブルトウループダブルループ。
≫3連続、決めた。
≫トリプルループ。
≫2001年生まれ14歳、中学2年生。
ファイナルへの挑戦。
ジャンプはあと2つ。
≫ダブルアクセルトリプルトウループ。
ここで決まったのは大きいですね。
≫大きなジャンプ決まりました。
≫トリプルフリップ。
≫あーっと…。
本田真凛の演技。
初めてのファイナルの舞台。
のびのびと滑り終えました。
≫ジュニアグランプリファイナル初出場にして銅メダルの快挙。
14歳の白岩優奈。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
非常によかったですね。
≫16歳の三原舞依。
≫ショートではミスのあったコンビネーションですが…。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
≫銅メダルの本田真凛を筆頭にジュニアの日本女子が大健闘を見せた。
≫僕はテニス専門でやっていますがうらやましいぐらいフィギュアっていうのは続いていきますね選手が。
≫次のオリンピックに向けてどんどんジュニアのレベルも上がってきています。
頼もしいですね。
≫すばらしいわ。
さあ、いよいよ女子のフリーがやってきますが。
浅田真央さん。
≫ジャンプももちろん大切なんですけど僕は、あの美しい「蝶々夫人」が早く見たい。
≫最初の振りのところから真央さんの思いが伝わってきますよ。
≫宮原選手も年々、美しさが増しているので美しさプラス彼女の安定感。
これを武器に頑張ってほしいと思います。
≫宮原さんも一番変わったのは表現力じゃないですか。
≫表情豊かになりましたね。
≫その思いを全てこのリンクにぶつけてほしいです。
さあ、女子の世界一決まります。
≫入念に動きの確認をする浅田真央選手です。
悔しいNHK杯からこの大会に向けて全力でやってきたと話しました。
悔いのない演技をしたい。
その強い思いが今大会、非常に伝わってきます。
そして、その思いはこの選手も同じ。
宮原知子選手です。
≫世界一をかけた戦いはクライマックスへ。
≫トリプルアクセル。
≫きれいに決めた。
≫史上最多、5度目の優勝を狙う浅田真央はショート3位につけフリーに臨む。
≫初出場の17歳、宮原知子。
ショート4位から逆転での表彰台を目指す。
≫トップに立ったのは…。
≫ステップからトリプルループ。
全てのジャンプ、非常にランディングが滑らかでしたね。
≫自己最高得点をマークしたロシアの16歳メドベデワ。
2位につけた同じく16歳のラジオノワ。
ロシア勢がワンツーフィニッシュを狙う。
一方、ショート5位のゴールドと6位のワグナー。
アメリカ勢は巻き返しへ。
激戦を制し、女王に輝くのは…。
いよいよ、勝負のフリー。
≫女子シングル、フリー。
直前の公式練習がまもなく始まります。
解説は織田信成さんです。
よろしくお願いします。
今日も、カメラは控室前の通路のところにまで入り込んでいます。
今、場内にはファンファーレが鳴り響きました。
割と人通りがある中で選手たちは思い思いにこの直前の時間を過ごすんですね。
≫僕は、ここが一番緊張していました。
≫6人の選手たちカメラが捉えています。
右に見えたのがラジオノワ。
宮原の姿も見えました。
そして、落ち着いた表情の浅田真央。
アシュリー・ワグナーの姿もありました。
後ろにいるのはグレイシー・ゴールドです。
もう、ちょうど仮設スタンドの裏のところまで選手たちが来ています。
16歳でトップに立っているあのメドベデワは例によって、先ほどから通路のところ軽くジョギングしていました。
自分たちのリズムというのがあるんですね、やっぱり。
リンクのすぐ裏のところまで選手たちは進んできました。
それにしても大混戦になりましたね。
≫どの選手も実力者ですのでこのフリーもどんな戦いになるのか楽しみですね。
≫わずかにロシアのメドベデワがトップで抜け出して。
アメリカのワグナーが少し遅れた感じになりましたが2位から5位までは、なんとその差は3点ありません。
真っ先にリンクサイドに出てきたのは浅田真央です。
浅田選手は昨日も一番先にリンクサイドに出てきて何か氷をじっと見つめているようなそんな感じでした。
≫早く入って、少し長くこの会場の雰囲気などを確かめたいのかなと思います。
≫隣に映っていたのが浅田選手をサポートする佐藤信夫コーチです。
ロシアが2人、アメリカが2人そして日本勢が2人。
ショートを終わって浅田真央が3位。
宮原知子が4位につけての今日のフリーです。
≫リンクサイドには選手たちがそろいました。
一番右側、浅田真央。
自分の振り付けを確認。
完全に集中しています。
その選手たちを、横で松岡修造さんが見ているはずです。
松岡さん。
≫森下さん、ショートのときと6人の選手の雰囲気全然違いますね。
やはり、ショートの前はすごく周りの雰囲気ファイナルというものに対してそれぞれの緊張感などを感じたんですが。
このフリーに対してはもう、自分がやることはわかっていると。
自分に対してのいい意味での緊張感というのが織田さん伝わってくるんですよ。
≫やはりフリーは演技時間も長くなりますしそれぞれ、自分自身の演技にすごく集中していると思います。
≫特に、織田さん。
ここでどういう気持ちに持てるというのが大事なことになるんですか。
このリンクに入る前というのは。
≫入る前は、やはりいいイメージ。
練習で跳んだジャンプのいいイメージだったりいろんな、いいイメージを絶対に崩さない。
それを皆さん、想像しながら意識しながら6分間練習を待っているところだと思いますね。
≫特に選手たちの声で多いのは羽生さんもそうですがバルセロナのリンク滑りやすいってみんな言うんですけれども。
≫お客さんもすごく温かいといいますか。
そういう雰囲気もありますしそういったところで滑りやすいというふうに感じるのではないでしょうか。
≫見ていて、真央さんの準備の仕方というのが1年、休養はありましたがほとんど変わっていません。
ただ、何かこうピリピリしたようなものが僕に伝わってきたのが1年前でしたけどもその雰囲気がちょっと変わっている。
よりエンジョイとはいわないですけどいい形に織田さん、僕は感じるんです。
≫彼女自身、休養を経て自分がどういうスケートを目指したいのか、どういうふうに戦っていきたいというのがすごく明確になって今はそれに向かって淡々と、1つ1つ挑戦していっているというふうに感じますね。
≫いよいよ、今から森下さん、リンクに入っていく。
もう、早くゲートを開けてくれというか…。
もう待って待ってというそういう感じですが。
今、開きました。
≫アシュリー・ワグナーを先頭に選手たちがリンクに飛び出していきます。
集中している浅田真央。
昨日のショートの順位下位の選手から今日は滑っていきます。
演技順に選手をご紹介していきましょう。
第1滑走はアメリカのアシュリー・ワグナー。
ちょっと昨日は出遅れる形になりましたね。
≫ショートで少しミスがありましたがフリーでは巻き返してくると思います。
≫そして、2番目に滑るのはグレイシー・ゴールドです。
昨日は緊張の表情でしたが今日はリンクサイド笑顔も見えました。
そして3番目に日本の宮原知子です。
初出場とは思えないぐらい落ち着いているんじゃないですか。
≫練習でもジャンプの失敗がほとんどないですので。
このままフリーも安定感で頑張ってほしいなと思います。
≫そして、ショート3位。
今日4番目に滑るのが浅田真央です。
午前の練習もご覧になりましたがどういうふうに見ました?≫トリプルアクセルが非常に状態がよくて全て成功させていましたので。
ジャンプもそうなんですけれどもこの「蝶々夫人」という美しいプログラムをバルセロナのお客さんにも見せてほしいなと思います。
≫今は優雅にダブルアクセルを決めていきました。
5番目の滑走が2位につけましたラジオノワです。
この辺りは、僅差の選手。
不安もあるんですけれども2位は見事。
そして、トップがこの人、16歳のメドベデワ。
強かったですね、昨日は。
≫ミスが全くなかったんです。
全てのエレメンツで非常に質がよかったですね。
≫それぞれの選手が先ほど、松岡さんからもありましたが自分に集中しているそれだけ自分に自信があるということでもあると思うんですが。
松岡さんは恐らく日本勢、浅田と宮原に注目していると思います。
≫今、真央さんがジャンプこれからトリプルアクセルを含めいろいろやっていくと思うんですが今回、今の結果が自分の実力であると真央さん何度も言っているんです。
真央さんらしいなと思うんです。
すごく自分に対して厳しさというのがある。
これは僕、日本の皆さんに伝えたいんですが今回、来て真央さんの練習を僕、見てます。
正直、トリプルアクセル今日に関しては全て、ここも目の前できれいに決めていますしね。
本当に、完全に僕は戻っていると思う。
ただ試合の中で、まだそれができていない。
1年の休養もあった。
織田さん、今日は、このフリーでしっかり練習そのままを出して、自信というものを真央さんにつかんでほしいですね。
≫本当に僕も練習を見ている限り非常にジャンプも美しく決まっていますし1年間休養していたということでどうしても試合の感覚をつかむのを今、切磋琢磨して頑張っているところだと思うのでこのファイナルで、ぜひ光をつかんでほしいと思います。
≫今回は、本当に最も難しい演技をしていくわけですからその中でも、1つ課題になっているというのはルッツジャンプでしょうか。
≫そうですね。
≫今、これなんですけど昨日もあったんですが抜けるとよく言うじゃないですか。
回転が。
これは、不安でなってしまうということですか。
≫意識しすぎたり、あるいは力が入りすぎてしまうと遠心力の関係で先に体が回ってしまって抜けるという現象が起こってしまうので。
やはり、アウトエッジでしっかり踏み切るというところにやはり、かなり意識を置いているのではないかと見ていて感じます。
≫じゃあ迷いとかいうことより…。
≫迷いではないと思います。
≫6人いるから自由に跳ぶジャンプがなかなか難しいところもあるんですが。
1つ、宮原さんのところを見てみたいんですが彼女の武器というのは安定感ですよ。
でも、僕、安定感の中に彼女の体力というのがあると思うんですね。
誰よりも体力がある。
ですから普通はアスリートっていうのは緊張とかプレッシャーというものから体力をどんどん奪われていきますがこのグランプリファイナル初出場。
体力、緊張からものすごく奪われていると思うんですがそれ以上の体力があるからこそ宮原さんの安定力がある気がするんです。
≫練習に裏付けられた体力ももちろんそうなんですが技術、そういったものが宮原選手を支えていると思うので。
本当に、この練習してきたこと。
練習することがいかに大切かというのを宮原選手の演技を見ていると感じさせられますね。
≫選手、それぞれジャンプを跳んでいますがやっぱり見ていて一番安定しているのはメドベデワ選手なんですよ。
何か、僕は浅田さんの15歳のころを思い出してしょうがない。
何を跳んでも軽々と跳んでいく。
これは女子の場合荒川さんもよく言っていますが成長につれ難しくなっていく。
例えばラジオノワも2年前と比べると苦戦していたり今、一番いい時期にメドベデワ、いるんじゃないかという気がしますが。
≫本当に若さ、勢いが一番ある選手それがメドベデワ選手だと思うので。
このフリーでもそういった若さを爆発させて戦ってくると思いますね。
≫それぞれの選手このファイナルで全てを出し尽くしてほしいですが森下さん、今のところまだトリプルアクセルを跳んでない。
ここで勝負にいくでしょうか。
≫いきました!≫きれいでしたね。
≫非常に高さも流れもあったいいジャンプでした。
≫本当に、午前の練習でもそうでしたがアクセルはつかみました。
≫自信を持って跳んでいますね。
≫そうなってきますと、織田さん1つ、昨日からの課題はルッツジャンプですよね。
今日はどうですか、ここまで。
≫少しミスはあったんですが浅田選手の今の実力なら絶対に跳べるジャンプなので自信を持って頑張ってほしいと思います。
≫もう1本、いくか…。
ルッツに挑んだんでしょうか。
≫そうですね。
≫ここまでの形でいうとルッツに不安を残しながら直前の公式練習が終了。
そして、本番。
この1本にかけるという形になりました。
≫第1滑走、アメリカのアシュリー・ワグナー。
ショート、終わって6位。
上位からはちょっと水をあけられた感はありますが去年は失意の最下位からフリーで圧巻の演技。
見事に表彰台に立ちました。
あのときと同じ曲で巻き返しを狙います。
アメリカアシュリー・ワグナー。
映画「ムーラン・ルージュ」より。
≫ダブルアクセル。
≫次が3回転、3回転。
今日は決められるか。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
≫決めてきました。
≫ウォーレイからダブルアクセルダブルトウループ。
コンビネーションスピン。
≫後半の大事なジャンプへ向かいます。
≫トリプルループシングルループトリプルサルコウ。
トリプルフリップ。
このジャンプも非常に流れがあります。
ダブルスリーターンからトリプルループ。
これもターンから直ちに跳んでいますので加点される要素となります。
≫去年を思い出させるようなすばらしい演技。
≫トリプルルッツ。
≫ラストジャンプも決めました。
そして、カナダ大会でシーズンの最高点をマークしているコレオグラフィック。
≫コレオシークエンス。
体も大きく使えていていいですね。
フライングコンビネーションスピン。
≫さすがです。
全米チャンピオン、本領発揮。
≫すばらしかったですね。
演技の流れ、スピードというのが後半になればなるほどどんどん上がっていく。
すばらしい演技でした。
≫アシュリー・ワグナーの強さを見せてくれました。
1人ちょっと出遅れた感がありましたが完全に気持ちも切り替えてきましたね。
≫そうですね。
昨シーズンと同じ、フリーの「ムーラン・ルージュ」という曲で彼女の力強さ、美しさを本当に、よく表現したすばらしいプログラムだと思います。
≫第1滑走のワグナーから堪能させてくれました。
最初のダブルアクセルを軽やかに決めて。
ここが…。
≫トリプルフリップトリプルトウループですね。
回転もしっかり回っていました。
≫昨日失敗したジャンプでした。
≫1つ気になったのはトリプルループ、シングルループトリプルサルコウのところで3番目のジャンプトリプルサルコウが…。
トリプルループシングルループ…。
最後のジャンプが少し回転が足りていなかったかなと思います。
そして、最後のトリプルルッツの部分でアウトエッジで踏み切らなければいけないところが少し甘かったかなと。
ただ、それ以外は本当に質の高いいい演技だったと思います。
≫2年越しの作品。
完成形が近づいているという感じでしたね。
≫完成間近というか完成していますね、もう。
≫この放送では、選手の採点結果や予定演技を見ることができます。
詳しくはリモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
ワグナーの得点です。
出ました、139.77!パーソナルベストを8点近く更新してきました。
トータル199.81。
見事な第1滑走ワグナーの演技でした。
アメリカ勢が続きます。
次はグレイシー・ゴールドの出番です。
≫宮原知子選手、非常に集中して準備を行っています。
ショートは緊張したといいながら僅差の4位。
十分、表彰台を狙える位置につけました。
宮原選手本人はショートでファイナルの雰囲気に慣れたと思う。
フリーは、自分のできることをしっかりやって思い切って頑張りたいと意欲を見せていました。
そして、宮原選手のあとにはショート3位、浅田真央選手が演技を控えます。
≫洗練された美しさで魅了するグレイシー・ゴールド。
フリーで演じるのは永遠の命を持つ不死鳥「火の鳥」。
≫実は、去年ファイナル目前に左足を骨折。
大会欠場という不運に見舞われた。
あれから1年。
アメリカ大会でフリーの自己ベストをマークするなどゴールドは不死鳥のごとくよみがえった。
迎えたグランプリファイナルはショート5位スタート。
「火の鳥」で巻き返しを狙う。
≫ショート終わって5位につけましたアメリカグレイシー・ゴールドです。
トップとの差は8点ありますが2位のラジオノワ3位の浅田との差は3点ありません。
今日のプログラム「火の鳥」が大きく羽ばたけば急上昇の可能性は十分にある選手です。
グレイシー・ゴールドアメリカ。
ストラヴィンスキー作曲「火の鳥」。
ゴールド本来のジャンプが決められるか。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
≫手をつきました。
≫手をついてしまいましたのでここは減点となります。
トリプルループ。
≫ジャンプ2つのあとにこのステップです。
≫ダブルアクセル。
フライングキャメルスピン。
≫これが最初のスピン。
火の鳥の翼が見えるようです。
≫ダブルアクセルトリプルトウループ。
こちらも少し着氷時に乱れがありました。
≫おっと…。
≫トリプルフリップの予定がシングルフリップになりました。
≫後半、ミスが続きます。
ジャンプは、まだ2つ残っています。
≫スパイラルポジションからトリプルルッツ。
こらえましたね。
トリプルサルコウダブルトウ、ダブルトウ。
≫ラストジャンプをコンビネーションにしてきました。
≫コンビネーションスピン。
≫火の鳥が高く舞い上がることはありませんでした。
最初のつまずきから後半のジャンプのミスが目立ちましたグレイシー・ゴールド。
初めてのグランプリファイナル。
フリーの演技でした。
≫冒頭のトリプルルッツトリプルトウループなんですが第1ジャンプのトリプルルッツは非常に流れがあってよかったんですけど2本目のトリプルトウに上がったとき少し軸が前のほうに傾いてしまったのでうまく着氷することができなかったですね。
その結果手をついてしまいましたので出来栄えのほうから減点となります。
ただ、トリプルトウで10.3の基礎点はしっかり入ってくると思います。
≫グランプリシリーズではこのジャンプで11点台の高得点を常にマークしてきた得意のジャンプだったんですが。
≫本当にスピードはあったので最後の小さいところでうまくコントロールできなかったかなというふうに感じました。
そしてダブルアクセルトリプルトウのところも同じような失敗のシーンがありましたね。
少し手をついたときに…。
本当に、少しなんですが軸が前のほうに傾いてしまったので降りたときにつま先のほうに乗ってしまってそのまま、体重を持っていかれましたね。
こういったステップシークエンスの振り付けの独創性は非常にすばらしかったと思います。
スパイラルポジションからトリプルルッツ。
出来栄えのほうでプラスをもらおうといろいろ工夫が見られましたね。
≫リンクにはもうすでに宮原が入っています。
キスアンドクライにグレイシー・ゴールド。
アメリカ勢が2人続いてそのあとに日本勢が2人。
最後に、ロシアが2人という形になります。
ちょっとミスが目立ったグレイシー・ゴールド。
どんな得点になるでしょうか。
現在はワグナーが199.81。
フリーの得点、128.27。
トータル194.79でワグナーを超えることはできませんでした。
アメリカ勢2人が終わってゴールドは2位です。
そして、このあといよいよ宮原知子です。
≫浅田真央選手がリンクへと向かいます。
≫ショート4位から表彰台へ。
勝負のフリーを迎える宮原知子。
彼女には欠かせない存在がいる。
7歳から指導を受ける濱田コーチ。
2人には試合のときに必ず行うことがある。
それは…。
おでこを、くっつける儀式。
実は…。
≫濱田コーチと二人三脚で歩んで10年。
初出場のファイナルで逆転のメダルを目指す。
≫宮原知子です。
昨日のショートプログラム順位の上では4位でしたが2位との差はわずか0.67です。
濱田コーチとおでことおでこを合わせてそして、自信を持ってリンク中央へ向かいます。
とにかく自分が思っている以上にほかの選手たちは宮原の強さを感じているはずです。
上位3人より、ひと足先にどんな演技を見せてくれるか。
宮原知子のフリーです。
リスト作曲、「ため息」。
≫スピードがあります。
トリプルルッツダブルトウ、ダブルループ。
トリプルループ。
≫そして、前半にステップです。
≫非常に体を大きく使いながらすばらしいステップシークエンスです。
トリプルフリップ。
≫練習を重ねてきたフリップ。
成功しました。
≫コンビネーションスピン。
≫次からが後半のジャンプ。
≫トリプルルッツ。
ダブルアクセルトリプルトウループ。
≫ここまで全て決めてきている。
≫フライングキャメルスピン。
≫最後、ジャンプが2つ続きます。
≫ウォーレイからトリプルサルコウ。
ダブルアクセルトリプルトウループ。
≫最後のジャンプも見事!≫コレオシークエンス。
≫そして最後はグランプリシリーズの最高点をマークしたレイバックスピンで締めくくります。
すばらしい演技でした。
今日もやりました。
初出場、目指していたファイナルの舞台でこの演技です。
≫本当にものすごく美しい演技でしたね。
≫場内スタンディングオベーション。
≫全てのエレメンツが非常に質がよかったですね。
≫満足そうな表情です、宮原。
一方、これからいよいよフリーという浅田真央。
ふっと息を吐きました。
日本勢が続きます。
ぜひ浅田にも宮原に続くすばらしい演技を期待したいところです。
いい表情でキスアンドクライに向かいます。
≫本当に練習どおり、練習以上のすばらしい演技でしたね。
冒頭のトリプルルッツ。
しっかりアウトエッジに乗って踏み切れていると思います。
ジャンプに全く乱れがなかったですね。
≫昨日も完璧かと思ったんですが自分自身の中ではいくつかジャンプに反省点があると話していました。
今日はまたそこを修正してきました。
≫後半にダブルアクセル、トリプルトウを2回、予定している難しい構成だったんですけれども全く、体力がつらい後半ということを感じさせない質の高いジャンプだったと思います。
アメリカ勢2人のあとに日本勢が2人そのあと、ロシアが2人という順番になりました。
いい表情で初めてのファイナル演技を終えました、宮原です。
集中しています、浅田真央。
宮原の得点が発表になります。
フリーの得点は140.09。
見事なパーソナルベスト!6点以上、自らの得点を更新。
トータル208.85。
これまたパーソナルベスト!この舞台で見事にやってのけました。
≫羽生結弦選手です。
自らの世界最高得点を更新したショートのあともショートはショート気持ちを新たにしてフリーに向かっていきたいと常に前を見据えています。
今朝の練習でも安定したジャンプを連発。
調子は、ここにきて更に上がっているそんな印象を受けました。
男子では前人未到のグランプリファイナル3連覇に向けて羽生選手、自分を超えるための戦いが待っています。
≫昨日のショートで3位につけた浅田真央。
フリーのプログラムは「蝶々夫人」。
明治時代の長崎を舞台にしたオペラの名作。
アメリカ軍人を愛し裏切られながらも一途に帰りを待つ悲しくも力強い女性を演じる。
≫中でも、印象的なのは…。
演技冒頭の、この表情。
浅田と10年前からコンビを組みこの「蝶々夫人」の振り付けも担当したローリー・ニコルさんは…。
≫10年の成長があってこそのプログラム。
きっかけはシーズン前にあった。
≫更に、浅田は自らも着物をまとい和の世界観を体験。
和のすばらしさを表現するため衣装は、着物をイメージしてデザインした。
浅田にとって2年ぶり7度目のファイナル。
こだわりのプログラムで挑むフリー。
≫浅田真央です。
今日は納得の演技ができるか。
史上最多、5度目のファイナルの優勝も7回目の表彰台も本人、納得の演技ができれば間違いなくあとからついてくるはずです。
自分を極めるという大きな目標に挑む浅田真央。
ファイナルのフリーです。
浅田真央のフリー。
オペラ「蝶々夫人」より。
トリプルアクセルへのアプローチです。
≫トリプルアクセル。
ステップアウトですね。
ダブルフリップ。
≫3回転、3回転の予定でした。
次が問題のルッツ。
≫トリプルルッツ。
フライングキャメルスピン。
ダブルアクセルダブルトウループ。
≫後半に入っています。
ジャンプは4本続きます。
≫トリプルサルコウ。
トリプルフリップダブルループ、ダブルループ。
ここで決めたのは大きいですね。
≫ジャンプはもう1つ。
≫トリプルループ。
≫プログラムも大詰め。
ここにステップです。
≫コンビネーションスピン。
≫浅田真央の「蝶々夫人」。
果敢に挑んだトリプルアクセルトリプルルッツ。
ただし、ほかでミスがありました。
≫2本目に跳んだトリプルフリップの予定がダブルになってしまったところとダブルアクセルトリプルトウの予定がダブルトウになってしまった。
少しジャンプが抜けてしまうところがありましたね。
ただ、後半に跳んだ3連続ですね。
トリプルフリップからの3連続はあそこで決められたのは1つ大きかったと思います。
得点源になってきます。
≫復帰してわずか3か月足らずというような浅田真央ではありますが目指すものが大きいだけに、いつのときも課題を抱えながら演技を終えているそんな戦いが目立ちます。
≫トリプルアクセルですね。
跳び上がったときに少し左肩が下がっていたので軸が真っすぐに跳び上がることができずに少しステッピングアウトしてしまいました。
トリプルルッツなんですけどもショートではシングルルッツになったところをしっかりしてきましたね。
ここは、よかったと思います。
ルッツもアウトに乗れていたんじゃないかなと思います。
≫こ後半のコンビネーションでミスがありました。
≫この3連続、1つ決められたのは大きかったです。
このステップシークエンス特に曲が盛り上がるところでイーグルポジション足を開いたポジションを使うところがあるんですけどもああいったところは効果的で曲の盛り上がりと相まって非常にいいと思います。
ただ、やはり休養を経てこれから試合の感覚をつかんでいくというまだ、段階だと思いますね。
≫どんな得点が出てどう受け止めるのか。
浅田真央。
フリーの得点は125.19。
トータル、194.32。
得点は伸びませんでした。
浅田真央、4人が終わって4位という順位になっています。
このあとはロシア勢。
まずはラジオノワです。
≫お疲れさまでした。
宮原知子選手です。
すごい演技すごい点数になりました。
≫点数は自分でも想像以上の点数が出てもう、驚きしかないです。
≫フリーの得点140点台に乗りましたよ。
≫まさかこんなに出ると思わなかったので出た瞬間はすごくビックリしました。
≫ただ、初めてのグランプリファイナルでこれだけの演技をした。
緊張感はなかったんですか?≫最初はちょっと緊張もしているかなと思ったんですけど演技中は、そこまでショートほどは緊張がなくて、落ち着いて滑れたかなと思います。
≫初めてのグランプリファイナルでこれだけの演技を見せました。
これからに向けて大きな財産になりそうですね。
≫これだけの点数が出せるっていうのを自分の自信にしてしっかりこれからも気を抜かないで頑張っていきたいです。
≫本当にすばらしい演技でした。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫去年の銀メダリストロシアの16歳、ラジオノワ。
ショート2位発進。
逆転優勝をかけフリーで演じるのは…。
大ヒット映画「タイタニック」。
豪華客船で運命的な出会いを果たすも予期せぬ事故で別れを迎える恋人たちの物語。
≫地元ロシア大会では観客をとりこにし自らも感極まった。
初の世界一へ。
とっておきのプログラムで勝負。
≫ロシアのラジオノワが紹介されました。
世界ジュニアを2連覇。
去年は15歳にしてグランプリファイナル銀メダルという天才少女。
今年は、10cm近く伸びた身長に戸惑うシーンもありましたが苦しみながらもこのポジションにいるのはさすがです。
ショート終わって2位につけました。
ロシア、エレーナ・ラジオノワ。
映画「タイタニック」より。
まずは昨日単独ジャンプになってしまった冒頭のコンビネーションです。
≫トリプルルッツ。
≫ここも単独でした。
≫トリプルフリップ。
トリプルルッツトリプルトウループ。
こちらにつけてきましたね。
≫ここに3回転、3回転。
≫コンビネーションスピン。
ステップシークエンス。
≫愛と感動の物語の大切なステップ。
≫体がよく動いていますね。
≫そして、後半のジャンプへ向かいます。
≫トリプルループシングルループトリプルサルコウ。
このジャンプは非常に質がよかったです。
ダブルアクセル。
トリプルループは跳び上がってから回るまでに少し時間がかかってしまいました。
後半になってもスピードがあります。
ダブルアクセル、ダブルトウ。
レイバックスピン。
≫熱演でした。
エレーナ・ラジオノワ。
終盤にきての転倒がちょっと残念。
ただし、今ある力を出し切ったようにも見えました。
結構、練習で悩んでいただけにすばらしかったなという印象を抱くんですが。
≫後半、トリプルループ転倒した以外は非常によかったのではないかと思いますね。
トリプルルッツトリプルトウループをつけられなかったところを2本目のトリプルルッツでしっかり決めてきましたのでそういう巻き返しは非常によかったと思います。
≫あっという間にもう6人目のメドベデワがリンクに飛び出していきます。
ラジオノワの演技、スローです。
≫一番最初のトリプルルッツですね。
少し着氷時におなかが折れてしまったので無理しなかったですね。
こちらが2回目のトリプルルッツそこからのトリプルトウループですね。
非常に質もよく…。
≫最初から予定したのかというぐらいきれいに跳びました。
≫きれいでしたね。
この3連続も、よかったですね。
やはり身長が伸びることによって体のバランスが変わってきてジャンプの感覚もすごく変わって、苦しむ中で今日のフリーは非常にまとめたいい演技だったと思いますね。
≫今シーズンは悔し涙も流しましたがロシア大会で優勝。
見事に3度目のファイナル出場を決めました。
現在のトップは宮原知子。
ですから、宮原は表彰台は確定させています。
しかもトータルの得点が208.85。
極めて高い得点。
ラジオノワは、ロシア大会では211点台というパーソナルベストもマークしていますが。
どんな得点が出てくるんでしょうか。
去年、銀メダルでしたラジオノワ。
得点です。
フリーの得点、131.70。
トータル、201.13。
宮原に次いで2位。
ラジオノワも表彰台は確定させました。
≫お疲れさまでした。
浅田真央選手です。
ご自身、今日のフリーの演技振り返って、いかがですか。
≫自分が思っているような演技ができなかったのですごく残念です。
≫復帰したシーズンでグランプリファイナルまで勝ち上がってきました。
このことについては今、どんなふうに感じていらっしゃいますか。
≫ファイナルまで来れたということに関しては自分のやってきたことというのがようやく、体が戻ってきているんだなというのは感じていますけど。
≫では、このファイナル戦いを終えて、この先、浅田選手が目指していくところを聞かせていただけますか。
≫終わったばかりなので…。
次の試合に向けて気持ちを切り替えていくしかないのかなというふうには思っています。
≫お疲れさまでした。
ありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫ロシアの少女が歴史にその名を刻むか。
エフゲニア・メドベデワ。
あどけなさの残る16歳は初のファイナルで…。
≫片手を上げてトリプルフリップトリプルトウループ。
≫片手を上げる独特のジャンプと抜群の表現力で高得点を獲得。
自己ベストを大幅に更新しショート1位に立った。
≫シニア1年目でファイナル制覇となれば浅田真央、キム・ヨナに続く快挙となる。
≫ロシアの16歳エフゲニア・メドベデワ。
昨年のジュニアグランプリファイナルのチャンピオン。
あのときと同じリンクで今度はシニアの頂点に立つのか。
10年前の浅田真央その翌年のキム・ヨナ以来というシニアデビューイヤーのファイナル制覇へ向けていよいよ最終滑走です。
エフゲニア・メドベデワ。
映画「ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋」ほか。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
これも片手を上げていますので加点要素となります。
≫フリーは2つの3回転、3回転を用意しています。
1つ目、見事に成功。
≫トリプルルッツ。
フライングコンビネーションスピン。
≫ステップへ入ります。
ジャンプはここから5連続。
≫トリプルフリップ。
非常に流れがありましたね。
美しかったです。
トリプルループ。
≫次はアメリカ大会で転倒したジャンプ。
要注意です。
≫ダブルアクセルダブルトウループダブルトウループ。
トリプルサルコウトリプルトウループ。
≫2つ目の3回転、3回転も決めた。
≫後半にこれだけ難しいジャンプを跳べるのはすばらしいです。
ダブルアクセル。
≫ジャンプ、全て終了です。
いい表情。
≫こういった柔軟性を生かした動きもすばらしいですね。
≫去年は世界ジュニアジュニアのグランプリファイナルを制しました。
そして今年はシニアの舞台でこの演技。
≫レイバックスピン。
≫今日もガッツポーズ。
やりました、最年少16歳。
エフゲニア・メドベデワ。
≫最終滑走とは思えない何か、その場のプレッシャーをも支配するようなそんなすばらしい演技でしたね。
圧巻でした。
≫あの高難度の3回転、3回転を2つ、なんとも自然な形で演技の中に溶け込んでいました。
≫1つは冒頭に片手を上げて跳んでいましたし2つ目は、本当にプログラムの後半になって跳んできましたので本当にすごいですね。
どのジャンプもただ跳ぶだけではなくてそういった空中姿勢での工夫。
そして、ジャンプの流れが非常によかったです。
トリプルフリップはしっかりインサイドで踏み切っていますね。
回転もしっかりしていてとてもいいです。
ここがトリプルルッツだったんですけどもちょっとアウトが甘かったかなという感じがしますね。
少し、イン気味になっていたかもしれないです。
そういったところは、ジャッジがどう判断するかですね。
≫気になったジャンプはそれぐらいということなんですか。
≫そこのみですね。
このトリプルサルコウトリプルトウループも後半に跳んでいるとは思えないくらい。
しかも、跳んだあとすぐに振り付けに戻る。
そういったところでの演技構成点プログラムの工夫というのが見られましたので。
これはガッツポーズも出ますね。
≫パーソナルベスト139.73という得点をロシア大会ではマークしていますが。
現在のトップは宮原知子。
トータル208.85です。
メドベデワの得点です。
147.96。
トータル222.54。
このメンバーの中で最年少16歳のエフゲニア・メドベデワ圧勝の金メダル!シニアのグランプリシリーズデビューイヤーで見事、このファイナル金メダルを獲得しました。
そして、宮原知子も見事に銀メダルを獲得。
3位にラジオノワそれから今日巻き返したワグナーが4位。
ゴールド、5位。
浅田真央は6位という結果になりました。
6人の戦い、修造さん終わりました。
≫最後のメドベデワの演技は感動しましたけどただ、その中で僕は宮原さんにひと言、言いたい。
彼女は1つの演技を覚えるのに誰よりも時間がかかる。
本当に努力した。
その努力の才能がつかんだ銀メダル。
そして真央さん、僕は言いたい。
帰ってきてくれてありがとう。
そして、これからが挑戦の始まりなんだと。
そして日本の皆さんいよいよ次は男子のフリー。
いきましょう。
≫2位です。
銀メダルです。
今のお気持ち、いかがですか?≫まさか2位にはなれると思っていなかったのでうれしいです。
≫初めてのグランプリファイナルこのメンバーの中でつかんだ銀メダルですけどもその辺り、いかがですか。
≫自分の演技も大きなミスがなくてすごくよかったしフリーは特に自分でも、ビックリするような点数を出せたのでよかったんですけどまだまだ点数が足りないのでもっとこれからいろんな技術とか表現力とかもっと磨いていきたいです。
≫羽生結弦、110.95。
また世界最高を更新しました!≫あの衝撃から2日。
羽生結弦、異次元の演技を再び見せるのか。
3連覇をかけて臨む男子フリー。
≫羽生に次ぐ2位につけたのは地元スペインが誇る世界王者ハビエル・フェルナンデス。
驚異の4回転ジャンパーキン・ハクヨウは初出場ながらショート3位と大健闘を見せる。
日本の17歳、こちらも初出場の宇野昌磨。
ショート4位から逆転での表彰台を狙う。
24歳の遅咲きスケーター村上大介はXJAPANYOSHIKIの名曲で勝負。
まさかの6位スタートとなったパトリック・チャンは巻き返しを誓う。
世界トップ6による最後の戦い。
いよいよ決着のとき。
≫いよいよ、男子シングルフリーも始まります。
その幕開けを告げるファンファーレが場内に鳴り響く中でリンクに選手たちがいよいよ向かおうというところです。
村上大介の姿が見えました。
宇野昌磨、パトリック・チャン更にフェルナンデスもすでに姿を見せてキン・ハクヨウも見えました。
解説は引き続き織田信成さんです。
早々と今、5人の姿が見えて羽生選手だけは、まだちょっと今姿は確認できませんね。
羽生選手がなんといってもショートプログラムは織田さん圧巻の演技でしたから。
≫本当にすばらしいショートプログラムでした。
≫ただ、その羽生結弦を追いかける形のフェルナンデスキン、宇野、村上。
チャンは少し出遅れましたが表彰台争いはかなり激しくなりそうですね。
女子と違ってショートプログラムから中1日置きました。
この辺りというのはどう考えればいいですか?≫1日空いたことで少しリラックスしてフリーに臨めるという利点はあると思うのでショートがうまくいかなかった選手もうまく切り替えてフリーに臨んでほしいと思います。
≫宇野昌磨の場合はグランプリシリーズデビューイヤーです。
女子は、あのメドベデワがこの宇野と同じように去年のジュニア2冠からファイナルの一気に頂点へと駆け上がりましたが男子の場合はまだ、そうした選手はもちろん、いません。
ファイナルでいきなりメダル、表彰台に立った選手もいないということで。
この宇野と、それからキン・ハクヨウにとっては1つ、大きなフィギュアスケートの歴史の中でも1つ、チャンスを迎えました。
フェルナンデスの姿がすでに見えます。
羽生結弦が最終滑走ということもありますがようやく今、姿が見えました。
恐らく、私たちが想像できないぐらいのいろんな緊張感、プレッシャーがかかってくると思いますけども。
≫フリーは特に4回転ジャンプの数も増えるので緊張感も更に、また体力面でも厳しくなってくると思います。
≫すでに多くの選手たちはリンクサイドまさに、このいよいよ始まるフリーその場内の雰囲気を感じるような形で姿が見えるところにあります。
羽生結弦も今、最後に出てきました。
男子史上初の3連覇。
それから、やはりショートプログラム驚異的な世界最高がありました。
このバルセロナファイナルの舞台でまた大きなことをやってのけるのかそんな期待もあります。
松岡さんの姿も見えました。
緊張感、高まってきましたね。
≫本当に真横にいますからね。
やはり羽生さんを中心に動いている男子ですが僕は世界で戦ったアスリートたちに言いたいのはこれ、宇野さんと村上さんにとっては、どれだけ大きな経験というか力になるかって。
なぜなら、世界王者こんな選手いなかったっていう羽生さんがもし、これ外国人だったらやっぱり、すごいなというふうに見ていたと思いますが。
同じ日本人です。
そして、リンクをともにしてきているからこそあそこにいきたいんだと。
今から、この雰囲気も含めて織田さん、とんでもないものを宇野さん、村上さんは吸収していると思うんですよ。
≫やはり、この6人で滑るということ自体ものすごいことだと思うので。
すごい経験だと思います。
ショートプログラムを終えているのでいろいろ感じた部分もあると思うのでそれをうまく生かしてフリーで頑張ってほしいなと思います。
≫なんともいえない対自分に対しての期待感というか緊張感というか。
その思いを進藤さん氷にぶつけにいきます。
≫6人が、リンクに飛び出していきました。
グランプリファイナル各種目を締めくくるのがこの男子フリーとなります。
それではこの羽生も含めた6人を滑走順に改めてご紹介していきましょう。
第1滑走はこの人。
浅田真央選手と同様1シーズンの休養から戻って、見事にファイナル進出。
ショートプログラムはちょっと、らしさが見えなかったパトリック・チャンです。
≫少し4回転ジャンプそのほかのジャンプで少しミスはあったんですけどもなんといっても彼のスケーティングは武器ですのでこのフリーでもそのスケーティングを武器に4回転ジャンプを決めてほしいと思います。
≫そして、2番目に登場する村上大介は初めてのファイナル、初めての世界トップとの争いの中で見事にショートでは自己ベストを更新しました。
この5位の村上から次に登場する宇野。
それから3位のキン・ハクヨウまではわずかに3.48というポイント差です。
宇野昌磨は去年はジュニアで戦ったこのリンク。
ジュニアの金メダリストからさあ、いよいよ世界トップに挑む瞬間が近づいています。
この人も大きなチャンスを迎えました。
宇野よりもわずか2か月早い誕生日。
18歳のキン・ハクヨウ。
ショートプログラムを終えて3位です。
そして、最終滑走の1人前。
今日は羽生の前に登場する世界チャンピオンのハビエル・フェルナンデス。
ショートプログラムでは羽生のあと。
いつだって難しいそんな言葉を残しました。
そして、どんな状況でそしてどんな空気で最終滑走、羽生結弦は迎えるんでしょう。
松岡さん、本当楽しみですね。
≫日本の皆さんに伝えたいのはやはり、どうしても僕は日本人ですから日本人として注目しますが世界が注目する…。
きた、大きいな。
目の前で。
トリプルアクセル。
ちょうど、フィギュアをずっと取材しているフランス人の30年以上取材している人に聞いたんです。
とにかく、羽生さんは1つのしっかりしたパッケージを持っていると。
技術も、表現もそして、心もある。
だから、この表現で羽生から伝わってくるものは世界共通なんだと。
そして、彼がやっているすごさを織田さん自分は、フランスにちゃんと伝えないといけないとそういう使命を感じるそこまで言いました。
≫本当に世界的に見てもものすごいショートプログラムの演技でしたし。
そういった選手ですので世界のどの選手も今は羽生選手の背中を追いかけて切磋琢磨していると思います。
≫そして世界フィギュアスケートのISU自体ももう、次のステップにいかなければいけないんじゃないかと。
そんな状況に羽生がしているというんです。
≫点数的な部分で見ても満点の要素というのはいくつかありましたし本当にこれ以上ないというふうにジャッジの方に言わせた演技をしてくれましたのでこのフリーでもまたそういう姿が見られたら一体、次はどういう点数になってくるんだろうと思います。
≫そして日本で見ている子どもたちにこれを感じてほしいのは羽生さんのよさはやっぱり、自分の限界に挑戦するということだと思います。
昨年、アクシデントがあった。
棄権してもよかった。
でも、自分が出ろって。
自分に負けたくない。
そして、織田さん。
演技構成に関してももっと簡単なものでも多分、優勝できるわけじゃないですか。
あえて、自分の限界に挑戦していく。
それがこのフィギュアスポーツに対しての礼儀だとそこまで言うんですよ。
羽生さんは。
≫すごいですね。
そして挑戦することで成功できるすばらしさ、すごさ。
そして、成功してもまだ自分には、こういうところが足りないんですというふうにいつも口にしているのを聞くと、本当にもちろん技術もすばらしいんですけどやはり、精神的な強さすごさというのが今の羽生選手を支えているんだなと思います。
≫羽生魂というのは初出場の宇野さんも一番、感じているんじゃないかと思います。
≫そうですね。
ジュニア時代にも羽生選手と戦ってきた選手でもありますし4回転ジャンプなども見ていい刺激を受けているのではないかと思います。
≫共通して言えることは男子、ジャンプにミスがありません。
全員が本当にいい集中をしているという感じですけれどもその中で、村上さん。
今回、YOSHIKIさんの「Anniversary」。
本当に村上さんを見ていると心で滑っていく選手です。
≫曲に乗せて今まで経験してきたことを表現してそして念願のファイナルでその気持ちを思い切りこの氷にぶつけてほしいと思います。
≫進藤さん。
見てると、日本人が3人この世界のトップ6にいる。
そして、トップには羽生さんがいるすごさも感じるとともに地元のフェルナンデスを含めまさに、ファイナルだなという感じがしますよ。
≫本当に、そうですね。
特に、今、松岡さんからあったフェルナンデスは現世界チャンピオンです。
羽生選手もそうですしパトリック・チャンも入れると織田さん、本当に実に3人が世界チャンピオンを経験しているという。
≫そうですね。
かなり、ハイレベルな戦いになってくると思うんですけれどもやはり4回転ジャンプがどれだけ決まってくるか。
そして、その加点というところも演技の結果を大きく左右すると思います。
≫直前の公式練習今、ちょうど6分間を経過したところです。
一気に静まり返ってそして緊張感が高まっていきます。
ファイナル男子史上初の3連覇。
それ以上にどんな演技を披露するのか。
続々と選手たちがリンクをあとにします。
いよいよ、男子シングルフリーまずはパトリック・チャンからの演技です。
場内埋め尽くされた中で大歓声とともに登場してきました。
パトリック・チャン。
ショートプログラムでは信じられないようなミスが続いた2分50秒。
大きく出遅れました。
緊張感をコントロールするのは本当に難しかったと話したかつての世界チャンピオン。
パトリック・チャン。
「ショパン・メドレー」。
まずは4回転です。
≫4回転トウループ3回転トウループ。
高さ、流れ非常にすばらしかったです。
トリプルアクセル。
≫2つ目の4回転はどうでしょう。
≫3回転トウループ。
≫ピアノの旋律に乗ったステップが続きます。
≫ターンの滑らかさ彼の持ち味ですね。
足換えのキャメルスピン。
≫ここまでは、シリーズ2戦羽生を抑えて優勝を果たしたときと同じ流れできています。
大事な後半に入りました。
≫トリプルルッツダブルトウループ。
≫申告どおりのジャンプです。
≫トリプルルッツダブルトウ、ダブルループ。
≫これも予定どおり。
≫トリプルループ。
トリプルサルコウ。
≫ジャンプの要素はあと1つ。
≫トリプルフリップ。
≫決めました。
≫190点を超えたカナダ大会を上回るようなそんな演技です。
≫コンビネーションスピン。
≫さすがの演技にいきなりのスタンディングオベーションです。
≫すばらしいです。
≫男子シングル、フリー。
パトリック・チャンが見せました。
≫冒頭の4回転トウループ3回転トウループは完璧でしたね。
高さ、流れ、回転空中姿勢。
加点要素がたくさんありました。
≫まさかというような表情を見せていたおとといのショートプログラムから見事に立て直してきました。
チャンの演技が出てきました。
≫冒頭の4回転トウループ3回転トウループ。
ランディングも非常に美しいですね。
完璧なジャンプです。
このトリプルルッツもしっかりアウトエッジで踏み切れていますね。
≫192点台。
ものすごい得点を出してきました。
トータル263.45。
パトリック・チャンがまずは、場内の雰囲気を一変させました。
次は日本の村上大介です。
≫ファイナル初出場村上大介、24歳。
フリーはシーズン前に対面したXJAPANYOSHIKIの名曲で勝負する。
≫その曲は、人生の喜怒哀楽全ての感情を表現したという「Anniversary」。
かつて大怪我を負うなど苦難の人生を歩んできた村上にとって特別なプログラムとなった。
≫そして…。
≫4回転サルコウダブルトウループ。
≫魂を込めて演じ切りました、村上!≫2大会続けて3位となり初めてファイナルの切符をつかんだ。
そして4日前日本でツアー中のYOSHIKIからこんなメッセージが。
≫シリーズ参戦7年目。
初めての世界トップの舞台です。
村上大介、XJAPANのYOSHIKIさん作曲「Anniversary」。
美しい旋律に自らのスケート人生を重ね合わせていきます。
≫4回転サルコウはステッピングアウトです。
≫もう1つ、4回転を予定しています。
≫少し4回転サルコウに入るまでにスピードが十分ではなかったですね。
≫得点源のジャンプです。
≫トリプルアクセル。
少しジャンプ全体、回りすぎてるイメージがあります。
フライングキャメルスピン。
≫村上大介にとって特別なプログラムも後半です。
≫トリプルアクセルダブルトウループ。
このジャンプはきれいでした。
≫ここでコンビネーションにしてきました。
≫トリプルフリップ。
トリプルルッツシングルループダブルサルコウ。
≫予定どおり。
≫トリプルループ。
トリプルサルコウダブルトウループ。
≫よく持ち直してきました。
そして、思いを込めて最後まで滑り切りたいと話したステップ。
≫コンビネーションスピン。
≫世界の舞台で披露した「Anniversary」。
村上大介に大きな拍手が送られます。
≫冒頭の4回転ジャンプで転倒があって苦しかったと思いますが最後までよく頑張りましたね。
ただ、前半のジャンプは緊張からか少し回りすぎていたりする場面が何度かありました。
≫そして日本勢は続いて今度は17歳の宇野昌磨が村上と入れ替わるようにリンクへ入っていきます。
宇野昌磨はシリーズデビュー戦から一気にファイナルへと駆け上がりましたが村上大介選手の場合は織田さんも本当に苦しんでいた時期だったりいろんな時期をご存じかと思いますけどもグランプリシリーズ自体も今シーズン初めて2試合出場のチャンスをつかんでファイナルまで来ました。
≫本当にこのファイナルに来られたというのがまた村上選手を更にレベルアップさせてくれるんじゃないかと思います。
2回目の4回転サルコウは回転が足らずに着氷してそして4回転サルコウは2度目でしたのでここは、コンビネーションにしなければいけなかったんですがコンビネーションがなかったですので基礎点の70%しか入らなくなってきます。
≫大会が始まる直前は本当にショートは緊張感を笑顔で抑えて乗り切った。
そんなふうに村上選手は話していました。
こちらも、緊張感の中でとんでもないところにいるんだなと大会前、話していましたがその舞台で見事にメダル争いをしてこのフリーを迎える状況です。
来週、18歳を迎える宇野昌磨です。
村上大介の得点が出ます。
転倒による減点が1あって152.02。
ショートとのトータルは235.49。
≫ファイナル初出場宇野昌磨。
躍進を遂げる17歳には強いこだわりがある。
≫目指すは魅せるスケーター。
お手本としてきたのは…。
幼いころから憧れてきた高橋大輔。
たぐいまれな表現力で観客の心をつかみ華麗なステップは世界一とうたわれた。
≫グランプリシリーズデビュー戦から快進撃を続け表現力でも高い評価を得てきた宇野。
その演技を、高橋大輔に見てもらうと…。
≫かつて、高橋も活躍したファイナルの舞台。
メダル圏内まで点差はわずか0.48。
勝負のフリーで表彰台を狙う。
≫さあ、うなずいて集中した表情でリンクの中央に向かいます。
ショートを終えて3位のキン・ハクヨウとはわずかに0.48という得点差。
グランプリシリーズデビューイヤーにファイナル表彰台なれば男子シングル史上初という快挙です。
観客席で見ていた舞台。
そのリンクの中央に立ちました。
宇野昌磨。
フリーの曲は「トゥーランドット」。
フリーで取り返すと話した4回転からです。
≫4回転トウループダブルトウループ。
≫決めました。
緊張のジャンプが続きます。
≫トリプルアクセルトリプルトウループ。
非常によくコントロールされたいいジャンプです。
≫去年、ものにしたばかりのアクセルをもう1つ。
≫トリプルアクセル。
≫ここも流れるように着氷です。
≫ステップシークエンス。
フライングキャメルスピン。
≫後半です。
≫トリプルループ。
トリプルサルコウ。
≫自分の、入り込んでしまうこみ上げてくる思いを表現したい。
そのため、絶対決めたいと話すジャンプがこのあとです。
後半の4回転はどうか。
≫4回転トウループ。
≫こらえました!ジャンプは、あと2つ。
≫トリプルルッツ。
ダブルアクセルシングルループトリプルフリップ。
≫見事です!この舞台で戦っていける力自信をつかみとりたいとファイナルに向けて宇野昌磨は話してくれました。
≫スピードがいいですね。
≫戦いました!やりました!場内は総立ちです。
まさに何かいろんなものを一気にぐっと、つかみとるようなそんなフリーでした宇野昌磨。
≫すばらしかったですね。
全てのジャンプがよくコントロールされて流れもありましたし。
これはたくさん加点がほしいところですね。
≫守らず攻める。
それが今年の僕のテーマと話していましたがショートも、それから織田さん、このフリーも本当にすごかった。
≫練習よりも決まったジャンプ。
質が何倍にも、よかったなという。
そんな印象です。
ランディング姿勢もきれいですね。
≫そしてジャンプはもちろんこの表現力ももっと磨いていきたいんだと今シーズンは話していましたが。
≫確実にお客さんの心をつかみましたね。
このトリプルフリップシングルループトリプルフリップも一番最後に予定していたジャンプなんですけれども完璧でしたね。
非常に質がよかったです。
≫シニアにデビューをして試合のたびに強く、大きくなってきましたがどんな得点が出るでしょうか。
楽しみですね。
3人がこのファイナルに進出した日本男子。
村上に続いて登場してきた宇野昌磨。
最後はオリンピックチャンピオン羽生結弦も控えていますがまずは、去年のジュニアグランプリファイナル世界ジュニア2冠の宇野昌磨。
自己ベストは176点台というフリー。
190.32!190点台に乗せました。
276.79ももちろん自己ベスト。
初めてのファイナルでシリーズデビューからこれで、一気に表彰台に届くのか。
宇野昌磨がトップに立って次はジュニア時代からの宇野のライバルキン・ハクヨウが演技を行います。
≫村上大介選手です。
お疲れさまでした。
≫お疲れさまでした。
≫改めて今、フリーご自身の感想、いかがですか?≫やはり、ちょっと4回転が出だしでミスがあってちょっとそれが引きずって焦っちゃったかなと自分自身、思っています。
≫ただ、後半はしっかり立て直しましたね。
≫とにかく、やりすぎないように考えていたんですけど得点は出ていたのでよかったと思います。
≫このファイナルという舞台でYOSHIKIさんの「Anniversary」というプログラムを滑りました。
このことについては今どんなふうに感じていますか?≫とにかくファンの皆さんとYOSHIKIさんのファンもすごい温かいメッセージがいつも送られてきているので本当にパワーをもらって毎日練習しているので本当にありがとうございます。
≫では、また次すばらしい演技を期待しています。
≫ありがとうございました。
≫お疲れさまでしたありがとうございました。
≫初出場でショート3位につけたキン・ハクヨウ、18歳。
≫フリーの見どころは…。
≫4回転ルッツ!≫4回転ジャンプを4本跳ぶ超高難度の演技構成。
≫中国18歳、キン・ハクヨウ。
映画「ヒックとドラゴン2」より。
4度挑戦する4回転の中でも最も難しいルッツからです。
≫トリプルルッツ。
≫こらえました。
≫次も4回転。
≫4回転サルコウ。
回転はしっかり回っていたと思います。
≫2種類目もなんとか持ちこたえました。
≫トリプルアクセル。
開くタイミングが合わなかったですね。
≫初めてのファイナルの演技も後半に入っていきます。
ここから、更に2つ4回転を予定しています。
≫4回転トウループダブルトウループ。
≫コンビネーションで決めました。
転倒もなく回転不足もなくここまで4回転は、きているか。
≫4回転トウループ。
≫4つ目も跳んでいきました。
後半に2本、4回転を決めましたね。
トリプルルッツトリプルトウループ。
トリプルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
≫ここで前半できなかったアクセルからの3連続。
2年前は福岡でのジュニアグランプリファイナルで金メダル。
去年は宇野昌磨と激しく表彰台を争いました。
≫トリプルフリップ。
≫18歳になったばかりです。
≫フライングキャメルスピン。
≫NHK杯では羽生の闘志に火をつけたのがこのキン・ハクヨウ。
ファイナルの舞台でも歴史に残るような演技をやってのけました。
≫冒頭のジャンプで少し転倒するシーンはあったんですけれども後半にきて少し緊張もほどけてきたのか4回転、2本跳んでそしてできなかったコンビネーション。
トリプルアクセルシングルループトリプルサルコウを持ってきましたね。
すばらしかったです。
トリプルルッツは少し、軸が左のほうに傾いたんですけれどもうまく着氷しましたね。
トリプルサルコウも少し、やはり冒頭は着氷でのミスがありましたね。
ただ、後半の4回転トウループダブルトウループは非常によかったです。
≫キン・ハクヨウ、宇野昌磨。
どちらにとってもフィギュアスケート男子シングルの新しい歴史を作るわけです。
笑顔で得点を待ちます。
キン・ハクヨウの得点は176.50。
トータル263.45は3位。
この瞬間に日本の宇野昌磨が男子としては史上初めてシリーズデビューからグランプリファイナルの表彰台、メダル確定です。
いよいよ残すは2人。
世界チャンピオンフェルナンデスの登場です。
≫男子では史上初ファイナル3連覇のかかる羽生選手です。
出番が近づいてきてもキリッと引き締まった表情は全く変わりません。
ショートでは自らの世界最高得点を見事に更新。
羽生選手はプレッシャーもある中でしっかりと自分をコントロールできたと≫宇野昌磨選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫すごい演技すごい点数になりました。
≫フリーは、とてもすごい、いい演技ができて自分でも満足しています。
≫190点台という点数を聞いたとき、どうでした?≫ジャパンオープンの点数よりも高くて自分でもビックリしました。
≫ただ、このフリーの演技完璧だったんじゃないですか。
≫そうですね。
まだ詳しい要素は見てないですけどもジャンプは本当にベストを出せたんじゃないかなと思います。
≫最後、演技の終盤大歓声の中で演技している気持ちというのはどうでした?≫去年もこのようないい演技をして今年も、このように同じ、いい演技ができたので。
とても大歓声の中、気持ちよく滑ることができてうれしかったです。
≫初めてのファイナルでこれだけの演技これだけの点数を取りました。
この先に向けても大きな意味ありそうですね。
≫ここがゴールではなくまたもっと上へと目指していきたいなと思います。
≫本当にすばらしい演技でした。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫残るは男子トップ2。
ショートで自身の持つ世界最高得点をまたも更新。
断然トップに立った羽生結弦。
フリーで演じるのは「SEIMEI」。
先月、異次元の演技でフリーの世界最高得点をたたき出した。
この演技を特別な思いを持って見た人物がいる。
狂言師・野村萬斎。
≫なかなか見られないものじゃないかと思います。
≫羽生がプログラムのモチーフにした映画「陰陽師」。
そこで、主人公安倍晴明を演じたのが野村萬斎。
シーズン前の8月「SEIMEI」を演じるにあたり羽生たっての希望で2人の対談が実現した。
≫すごい今の、自分の中でためになりました。
≫NHK杯では誰もが目を奪われるほど美しい形で、難度の高いジャンプを決めてみせ…。
会場の空気を完全に支配し「SEIMEI」を演じ切った。
≫そして、ショート2位につけた地元スペインのハビエル・フェルナンデス。
ただ1人、シリーズ2連勝でファイナルに進出。
ショートで蓄えていたひげをフリーでは、そり落とす独特の演出。
≫いよいよ、金メダルが決まる。
≫バルセロナインターナショナルコンベンションセンターは一番の盛り上がりです。
スペイン国旗が揺れています。
現世界チャンピオン去年は、このバルセロナで初めて行われたグランプリファイナルでは羽生に次ぐ銀メダル。
今日は羽生の前に演技を行います。
ハビエル・フェルナンデス。
映画「野郎どもと女たち」より。
今シーズン完璧に決めているジャンプから。
≫4回転トウループ。
少し勢い余りましたかね。
≫今朝の練習から気迫あふれる表情、姿が印象的でした。
≫4回転サルコウトリプルトウループ。
≫2つ目の4回転は見事なコンビネーション。
≫トリプルアクセル。
足換えのシットスピン。
≫大切な後半の4回転です。
≫4回転サルコウ。
≫持っていきました。
≫ステップを挟みながらトリプルフリップシングルループトリプルサルコウ。
トリプルトウループ。
トリプルルッツダブルトウループ。
コレオシークエンス。
イーグルからトリプルループ。
≫最後のジャンプも完璧です。
≫コンビネーションスピン。
フライングコンビネーションスピン。
≫すでに、すでに場内はスタンディングオベーション。
世界チャンピオンがその演技を見せました。
≫フェルナンデス選手もすばらしかったですね。
冒頭、4回転トウループでステップアウトする場面があったんですけどもそれ以外は、ほとんど減点のない加点がたくさんつくそんな、すばらしい演技だったと思います。
≫この場内の空気で、羽生も恐らく、フェルナンデスがどんな演技をしたかは十分にわかっているはずです。
それにしても、男子シングルのこのフリーはすばらしい演技が続きます。
≫4回転サルコウと3回転トウループのコンビネーションジャンプ。
完璧でしたね。
本当にきれいでした。
≫そのフェルナンデスと入れ替わるように羽生結弦がバルセロナのリンクに入っていきました。
キスアンドクライに戻ってきたフェルナンデス。
もう、本当に最初は気迫があふれすぎたような形でしたが。
≫最初は逆にスピードがあり余りすぎたかなと。
そのぐらい勢いがあったジャンプでした。
跳び上がったときにうまく軸を作ることができなかったですね。
ただ、それ以外は本当にすばらしかったです。
フェルナンデス選手のいいところは、ジャンプが突然、現れるようなステップの中でジャンプを跳べる。
そして、また4回転ジャンプも組み込んでいますのでジャンプの質であったり演技構成点というところではやはり高い点数が出てきます。
≫くるぞ、くるぞと思わせておいて跳ぶのではなくて驚くような、見ている人が。
≫本当にステップの中でジャンプが出てくるところはジャッジも高く評価してくれるはずです。
≫場内はハビーコールですかね。
ハビエル・フェルナンデスの我々が見ていたのと同じような映像が場内のビジョンにも表示されていたんですが。
去年のこのバルセロナでのファイナルを上回る場内の空気になってきました。
とにかく、このスペインでフィギュアスケートをもっとメジャーにもっと見てもらいたいその思いで僕は頑張っているとハビエル・フェルナンデスは話します。
ともにオーサーコーチのもとで指導を受ける羽生との金メダル争いということにやはり、なりそうです。
得点が出ます。
フェルナンデスの得点フリーは200点台。
羽生の世界にフェルナンデスも入ってきました!トータル292.95は文句なしの現時点トップ。
さあ、この空気の中で羽生結弦が登場してきます。
大きな期待とあふれる緊張感の中で静けさの中で出番を待つ羽生結弦です。
日本で驚きの演技を披露してからわずか2週間です。
今夜はこのバルセロナから世界へ、そして日本へどんな演技を届けてくれるでしょうか。
この空気の中で自分への、そして限界への挑戦です。
自らの息を吸う音とともにプログラムは始まりました。
映画「陰陽師」より「SEIMEI」。
最初の4回転。
≫4回転サルコウ。
≫流れるように決まりました。
2つ目。
≫4回転トウループ。
≫これも見事。
≫ダブルスリーターンからトリプルフリップ。
フライングコンビネーションスピン。
≫3つ目の4回転はコンビネーションにすることが求められます。
≫4回転トウループ3回転トウループ。
≫持っていきました。
≫トリプルアクセルダブルトウループ。
ターン、チェンジエッジからトリプルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
≫得点源のジャンプことごとく成功!≫トリプルループ。
≫残すジャンプは1つ。
プログラム唯一のルッツを乗り切れば…。
≫トリプルルッツ。
≫また新しい世界が見えてくるかもしれません。
≫いいですね。
コレオシークエンス。
≫戦う相手は世界最高の自分です。
世界最高の自分に挑んでいきました!あとは、やりきった。
待つだけ。
≫すごい!≫この状況で、どうしてこんな演技ができるんでしょうか。
≫最終滑走者と思えない。
完璧に場の空気を支配していましたね。
≫しかも、ただ3連覇であったり自分の得点だけではない直前にハビエル・フェルナンデスが200点台というこれまた羽生だけが知る世界に飛び込んできて。
もう条件としてはここまで厳しいのはないんじゃないかというような気もしていました。
≫本当に地元スペインのフェルナンデス選手がすばらしい演技をしたあと会場が、一番ボルテージが上がっている状態でこれだけの演技ができる。
もう、なんと言葉で表現すればいいのか。
≫人差し指をピンと伸ばして大きく天に向かって突き上げて。
羽生結弦が戻ってきました。
去年の1年前のこのバルセロナのリンクと同じリンク、大好きなリンクに戻ってこられてうれしいと大会前に話していた羽生。
去年は本当に滑る喜びを存分に体を使って表現してくれましたが今年は1年経ったいろんな強さをまざまざと見せてくれました。
≫冒頭の4回転サルコウですね。
非常によくコントロールされていました。
ランディングも美しかったです。
イーグルポジションを挟みながら4回転トウループ。
完璧ですね。
流れ、高さ、幅空中姿勢。
満点が出てもおかしくないです。
4回転トウループ。
少し着氷でこらえたんですけども持ち前のひざのやわらかさで持ちこたえましたね。
すばらしかったです。
後半の本当に苦しい場面でものすごい難しいコンビネーションジャンプなんですがいとも簡単に決めてしまいましたね。
≫織田さんが1つあのNHK杯の得点を更新する可能性があるとしたら全てのジャンプ特に4回転は満点、完璧にいかなければだめだということでしたが。
≫それに近い出来だったと思います。
≫どんな得点が出るんでしょうか。
もう、どんな得点というよりもすばらしいものを見せてもらいました。
もう、それだけで場内のお客さんも拍手喝采。
大満足です。
216.07。
本人も、そして私たちもこの先はないんじゃないか。
そう思っていましたが期待できるところもある。
それだけの演技を見せてくれました。
≫まだまだ先がありそうですね。
≫もう、仲間は羽生をチャンピオンとして認めています。
あとは得点。
超えました!羽生結弦が羽生結弦を超えました。
330.43!歴史的な得点で羽生結弦ファイナル男子シングル史上初の3連覇達成です。
この状況、やはり涙をこらえきれないかもしれません。
グランプリファイナル男子シングル。
羽生、金メダルフェルナンデス、銀メダルそして、宇野も見事に銅メダル。
チャンが4位に順位を上げてキン・ハクヨウが5位。
そして、村上大介は6位に入りました。
≫羽生さんは全て自分の記録を破った。
本当に自分に勝った感じがします。
≫フェルナンデス選手のあと最終滑走でものすごいプレッシャーだったと思うんですけどそれすらも跳ねのけて。
ものすごい演技を見せてくれましたね。
≫そして、隣にいる宇野さん。
昨年はジュニアで僕はこの場所で見た。
その彼が表彰台に上がった。
≫史上初、シニア1年目でファイナルの表彰台ですからものすごい、宇野選手も演技でしたし。
誇りに思います。
≫そして女子では宮原さん。
努力でとった銀メダルですよ。
≫そうですね。
本当にどんな状況でもあの安定感を出せるというのは彼女の努力のたまものですね。
≫ちょっと正直言って織田さん、どう理解していいか。
今、起きていることがね…。
≫本当にえーっていう感じですよね。
≫その羽生さんの演技日本の皆さんもう一度、見ましょう。
≫自らの息を吸う音とともにプログラムは始まりました。
映画「陰陽師」より「SEIMEI」。
最初の4回転。
≫4回転サルコウ。
≫流れるように決まりました。
2つ目。
≫4回転トウループ。
≫これも見事。
≫ダブルスリーターンからトリプルフリップ。
フライングコンビネーションスピン。
≫3つ目の4回転はコンビネーションにすることが求められます。
≫4回転トウループ3回転トウループ。
≫持っていきました!≫トリプルアクセルダブルトウループ。
ターン、チェンジエッジからトリプルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
≫得点源のジャンプことごとく成功!≫トリプルループ。
≫残すジャンプは1つ。
プログラム唯一のルッツを乗り切れば…。
≫トリプルルッツ。
≫また新しい世界が見えてくるかもしれません。
≫いいですね。
コレオシークエンス。
≫戦う相手は世界最高の自分です。
世界最高の自分に挑んでいきました!超えました!羽生結弦が羽生結弦を超えました!330.43!歴史的な得点で羽生結弦ファイナル男子シングル史上初の3連覇達成です!≫おめでとうございます。
今、「君が代」をどんな思いで聞いていました?≫かなりのプレッシャーの中で今回は戦ったつもりではいたのでよかったなと。
本当にうれしいというより何かほっとしたというか本当によかったなと思えた、今回の試合でした。
≫羽生結弦を破った羽生さんに自分自身に、今どんな思いでいますか?ひと言、お願いします。
自分に対して。
≫ありがとうですね。
本当に、今回の試合もはっきり言ってやっぱり、前回の大会から時間もなかったですし自分自身、前回の大会では本当におお、こんな演技できたと思うくらいビックリしていたので。
でも今回は、そうじゃなくて完全にこれを狙ってやっていたので。
それをできるような練習に耐えてくれた体または、もちろん周りの方々が多分僕の体の中に本当にたくさん力を入れてくださったと思うので自分の体にありがとうと言いつつその自分の体に入ってきてくれた皆さんの力に感謝したいなと思います。
≫日本だけじゃなくて世界の思いを伝えます。
羽生さん、おめでとうありがとう。
≫ありがとうございました。
≫スケート史に刻まれるであろう今年のグランプリファイナル。
戦いを終えた選手たちが華やかに見せますエキシビションが始まります。
このエキシビションの解説も織田信成さんにお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫今、今大会まさにその歴史を刻んだ羽生結弦もリンクの上に滑り出していきました。
羽生も、このエキシビション特別なプログラムになっています。
織田さん楽しみですよね、本当に。
≫楽しみですね。
選手たち全員、メダリストが出てきますから楽しみですね。
≫笑顔で今、観客の声援に応える羽生結弦。
宇野昌磨の姿もありました。
トップスケーターたちが作り出す夢の空間。
どうぞ、皆さんお楽しみください。
≫グランプリファイナルで激闘を繰り広げたメダリストたちが再び登場。
氷上のミュージカルエキシビション。
またも世界最高得点をたたき出し3連覇を成し遂げた羽生結弦。
そして、シニア1年目で銅メダルの快挙。
宇野昌磨。
初出場で銀メダル、宮原知子。
バルセロナの宴はまだ終わらない。
≫初めて挑んだグランプリファイナル。
トップスケーターに囲まれた中ですばらしい演技をショート、フリーそろえました。
女子の銀メダリスト宮原知子がエキシビションの演技に臨みます。
何か本当に堂々とした表情で滑り出していきました。
このグランプリファイナルで得た経験つけた自信も大きなものがあるでしょう。
女子の銀メダリストです。
日本、宮原知子。
エキシビションの曲は「Wingstofly」。
「翼をください」のカバー曲です。
このファイナルの舞台でフリー、更に合計得点もパーソナルベストを大きく更新していきました。
≫本当に年々どんどん美しくなってそして強くなっていっているなという印象ですね。
≫最後は両手の翼を大きく広げて空へと舞い上がっていきました。
宮原知子の演技でした。
本当にすてきなプログラムですねこれも。
≫彼女を見ていると、本当に努力で越えられない壁はないんだという彼女自身、回転不足などで悩んだ時期もあったんですけどそれを真摯に受け止めて努力してきた結果が今だと思います。
≫またファイナルを経て大きな成長が見られました。
楽しい音楽で、これからエアロビクス教室が始まります。
男子の銀メダリストハビエル・フェルナンデス。
エキシビションの演技です。
このエキシビションはソチオリンピックのときのエキシビションでも披露してくれました。
今回、フリーで200点台をマーク。
織田さんちょっとこのエキシビションはそんな演技中のフェルナンデスとは全く違う表情が見られますよね。
≫どちらかというとこういったプログラムのほうが彼らしいというかちょっと楽しいプログラムですよね。
≫さまざまな名曲も流れていきます。
ちょっと足、痛めましたか…。
≫大丈夫でしょうか。
≫今度は華麗なスピン。
出てきましたね。
ヒーローの登場です。
≫真ん中のマークもSではなくハビエル選手のJという文字が刻まれています。
≫もう一度、場内は大歓声。
楽しいエアロビクス教室もそろそろ終わりの時間が近づいてきています。
おっと…。
場内、みんな笑顔です。
男子銀メダリストハビエル・フェルナンデス。
その魅力、たっぷり詰まった本当に楽しいエキシビションでした。
≫自らの世界最高得点を見事に更新した羽生選手です。
エキシビションの演技に向けてウォーミングアップを繰り返しています。
今大会はかなりのプレッシャーがあったという羽生選手ですがその重圧から解放されたのか少しリラックスしているように≫見事、グランプリファイナル2連覇を達成しました。
カナダ、ケイトリン・ウィーバーアンドリュー・ポジェ。
アイスダンス金メダルカップルのエキシビション。
映画「ロミオとジュリエット」より「Kissingyou」。
一度、ここで2人の間に距離が生まれます。
倒れたジュリエット。
苦しむロミオ。
悲しい恋の物語をこのリンクの上で描ききりました。
今大会、アイスダンスの金メダルカップルケイトリン・ウィーバーアンドリュー・ポジェでした。
≫まるで、映画のワンシーンを見ているかのような吸い込まれる演技でしたね。
本当にロミオとジュリエットがその場にいて本当に、そのシーンを目の前で見ているかのような。
それぐらい引き込まれました。
≫初挑戦のグランプリファイナル。
フリースケーティングでは大幅な自己ベストの更新。
合計得点もパーソナルベストを更新しました。
見事な銅メダルです。
日本男子、宇野昌磨。
銅メダリストとして臨むグランプリファイナルエキシビションの演技。
今大会、男子の銅メダリスト日本、宇野昌磨。
エキシビションの曲は去年、宇野自身がショートプログラムで使用していましたベートーベン「バイオリンソナタ第9番」。
≫トリプルアクセル決まっていますね。
もう1回、跳んできましたねトリプルアクセル。
本当に昨シーズン身につけたジャンプとは思えないくらい安定していますよね。
フリーでは圧巻の演技を見せてくれましたね。
≫演技の終盤、拍手が鳴り止まないというような演技になりました。
≫伸びしろという部分でいえば先ほど跳んだルッツ。
そこのエッジが更にアウトエッジになってテイクオフできるともっともっと点数は伸びてきます。
≫そして、見せます。
世界のトップスケーターの中で確かな魅力を今大会も見せてくれました。
男子の銅メダリストとしてエキシビションの演技を行いました日本の宇野昌磨でした。
1年前は、このバルセロナジュニアとしてこの曲でショートを戦った選手なんですよね。
≫それから世界ジュニアも制してその勢いのままにこのファイナルまで来ましたよね。
≫本当に堂々とした演技でしたね。
≫すばらしい演技でした。
≫このファイナルで宇野昌磨も、また確かに≫今大会は付け入る隙のない強さを見せました。
ロシアエフゲニア・メドベデワ。
女子金メダリストの演技です。
ロシアのメドベデワ。
エキシビション、曲は「Toremyheart」ほか。
このエキシビションではティム・バートン監督の映画「コープス・ブライド」をモチーフに演じます。
≫エキシビションでも3回転、3回転をやってきましたね。
このエキシビションでも安定感抜群ですね。
≫何か今大会本当に好調を最後まで維持し続けたというメドベデワです。
最後は笑顔が見えました。
今大会、女子の金メダリストメドベデワのエキシビションの演技でした。
≫ジャンプももちろんそうなんですけど表現という部分でもシニア1年目とは思えない豊かな表現力ですよね。
≫ですから、本当に今シーズンのグランプリファイナルではメドベデワショート、フリーを通じて強かったなという印象です。
≫羽生選手です。
本人も山あり谷ありと話した、昨シーズンのグランプリシリーズから1年。
≫ペアの金メダリストロシアクセニア・ストルボワフョドル・キリモフが大歓声を受けてリンクに飛び出していきました。
ロシア、クセニア・ストルボワフョドル・キリモフ。
ペアの金メダリストの2人。
エキシビション、曲はアデル、「Hello」。
ソチオリンピックでは銀メダルを獲得した2人です。
≫サイドバイサイドのトリプルトウループですね。
≫今大会パーソナルベストでこのグランプリファイナル自身にとっては初優勝。
初めての金メダルということになりました。
≫フリーではサイドバイサイドでトリプルトウループトリプルトウループダブルトウループの3連続のコンビネーションジャンプを跳んでいたんですよね。
ものすごいことですね。
≫3連続のジャンプというのはペア史上、初めてのことだということなんですが。
≫普通はシークエンスで行うことが多いんですがコンビネーションにすることで更に難しく。
それを決めてくるというのは本当にすばらしいです。
≫3連続ジャンプという大きな武器を持ってこのファイナル初優勝を果たしました。
ロシア、クセニア・ストルボワフョドル・キリモフ。
ペアの金メダリストの演技が終わりました。
この2人も、織田さんやはりジャンプというのを大きな武器で戦ってきましたよね。
≫サイドバイサイドは質が高いですし。
きれいですよね。
≫ですから、ペアで言いますとボロソジャール、トランコフも今シーズン復活を果たしましたがただ、この2人安定感、強さをしっかりと見せ付けました。
≫さあ、大歓声が迎えます。
自身がマークした世界最高得点をこのファイナルでも塗り替えてみせました。
場内、ものすごい歓声です。
男子金メダリスト。
世界歴代最高得点をマークした羽生結弦。
歴史を刻み続ける羽生結弦。
エキシビションの曲は「天と地のレクイエム」。
東日本大震災の鎮魂歌です。
羽生結弦自身もあの日、仙台のスケートリンクの上にいました。
そんな羽生結弦だからこそできる演技。
込めるメッセージ。
それを見た人に自由に感じて受け取ってほしいと羽生自身は話します。
スペインの観衆大きな拍手に包まれます。
羽生結弦自身がこのスケートリンクの上で表現し続ける挑戦し続ける。
その姿勢を改めて感じたグランプリファイナルでした。
織田さん、どんなふうにご覧になりました?≫非常に心のこもった演技だなというふうに見ていたんですけれども前回の大会すごくよくて、この大会に向けてそれを、超えないといけないというプレッシャーの中そして、フリーの最終滑走で更にその自分を超えてきた強さ。
本当に心から尊敬します。
≫羽生自身もプレッシャーがあったと話していましたからね。
それを乗り越える強さ。
このグランプリファイナルで見せました。
挑戦する姿勢というのは本当にすばらしいですね。
このエキシビションでも私たちの心に確かに羽生結弦からのメッセージ響き、届いてきました。
≫世界のトップが集まったこのグランプリファイナルならではのフィナーレ行われているわけですけれども2か月間グランプリシリーズを通して伝えてきました。
僕はこのファイナルこの10年間見ていてこれだけ盛り上がったというか世界が、こんなに注目した大会はなかったと思います。
それが、この羽生さん世界歴代最高得点を出した。
ここでも跳ぶ!織田さん、異次元という言葉が出てきました。
≫本当に、世界が注目する中であれだけの演技ができて点数も世界歴代最高得点ですから本当にすごいと思います。
≫そして、ちょうど…。
羽生さんらしさが出てますけれども。
ちょうど、エキシビションの前に僕、話を聞いたときにやはり演技が終わったときの涙。
それは、こう言ってました。
怖かった。
やはり、自分と戦っていたんだなというのを感じるんですよ。
≫やはり、あの場面フェルナンデス選手のあの歓声のあとに滑るというのはやはり、誰でも足が震える場面だとは思うんですけどその中でも、自分の最大限の力を出せるというのはかなりスケーターとして人間、羽生結弦としてのすごさというのを改めて感じさせられましたね。
≫でも、その羽生魂というのは日本選手にずっと伝わってた。
宇野選手シニアに入って、いきなり表彰台に上がりました。
自信をつけたとそう言ってましたよ。
≫本当に宇野選手もすばらしい演技でしたしこれから、日本男子を引っ張っていく存在になることは間違いないですから。
これから、更なるレベルアップを目指して頑張ってほしいなと思います。
≫そして、村上大介さんもこの中に入れた。
それが、大きな自信になったと言っています。
≫目標であったこのファイナルに進出できてすばらしい演技も見せてくれましたので次は更なる演技を目指して村上選手も頑張ってほしいと思います。
≫そして、僕は大きな声で言いたい。
やっぱり努力は裏切らないという。
宮原さんが銀メダルをとった。
そして、その表現力がどんどん、豊かになっている。
すごく僕はうれしく今回、感じました。
≫宮原選手、本当に彼女もいろいろ悩んだ時期があってそれを努力で乗り越えてきてそして今、輝いている宮原選手がいると思うので努力することが大切だと改めて感じさせられました。
≫そして、日本の皆さんに僕は伝えたいです。
やはり浅田真央さん。
やっぱり簡単じゃなかったカムバックですよ。
ただ、彼女は逃げない。
立ち向かっていっている。
織田さん、僕はここからが本当のスタートだと思ってます。
≫彼女の、すごいといつも感じるところはいつも、苦しい道を自ら選んでそれを乗り越えていく。
そういったところが本当に僕は一番尊敬する部分なんですけれども今、その壁にぶち当たっているところだと思うので彼女なら絶対乗り越えられると思います。
≫このフィナーレというのは特別な時間。
全てを出し切ったからこそ何かお客さんと共有できるそんな感じに見えます。
≫お客さんも非常に盛り上がって楽しそうです。
≫日本の皆さん終わってなかった。
何?何?≫4回転ループですね。
≫ファイナルフィナーレ?これ。
≫これファイナルフィナーレです。
すごいな。
≫羽生さんが何度も言ってるやはり皆さんの思いを感じながら応援してくれる思いを感じながらできたからこそあの演技ができた。
僕は日本で見ていただいている皆さんに2015/12/13(日) 18:57〜23:10
ABCテレビ1
フィギュアスケートグランプリファイナル2015 男女フリー・エキシビション[デ][字]

【男子】羽生結弦、宇野昌磨、村上大介
【女子】浅田真央、宮原知子
“世界トップ6”頂上決戦いよいよ勝負のフリー!!世界一の座をつかむのは!?▼メダリストが豪華共演!!

詳細情報
◇番組内容
【男子】羽生結弦、宇野昌磨、村上大介
【女子】浅田真央、宮原知子
“世界トップ6”頂上決戦いよいよ勝負のフリー!!世界一の座をつかむのは!?▼メダリストが豪華共演エキシビションも!!
◇大会予定選手
【男子】羽生結弦、宇野昌磨、村上大介、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、パトリック・チャン(カナダ)、金博洋(中国)
【女子】浅田真央、宮原知子、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)、エフゲニア・メドベデワ(ロシア)、グレイシー・ゴールド(アメリカ)、アシュリー・ワグナー(アメリカ)
◇出演者
【メインキャスター】松岡修造
【解説】織田信成
【実況】森下桂吉、進藤潤耶、大西洋平(共に、テレビ朝日アナウンサー)
【インタビュー・リポート】角澤照治(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜バルセロナ(スペイン)
◇おしらせ
☆番組HP
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☆番組公式ツイッターアカウント
 https://twitter.com/figureskate5ch
☆番組公式フェイスブック
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ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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