サンデースポーツ 2015.12.13


史上最高得点をたたき出したNHK杯から2週間。
次元が違います。
羽生結弦。
どこまで得点を伸ばすのか。
重圧はすごくあったと羽生。
冒頭の4回転サルコー。
4回転サルコー。
続く4回転トーループ。
4回転トーループ。
いずれも出来栄え点で満点の評価。
波に乗る。
さらに後半の4回転3回転。
表現でも多くの審判が満点をつけた。
みずから、ほぼ完璧と振り返る圧倒的な演技。
当面、更新は難しいといわれた世界最高得点をあっさり塗り替え、男子史上初の3連覇を達成した。
こんばんは。
サンデースポーツです。
いやぁ、羽生選手、またしても今度は330点を超えてきました。
本当にどこまでいくのかっていう感じですけど。
3連覇だけでもすごいんですけれども、でもこの点数がね、もう本当に考えられないですね。
まさに次元が違うとはこのことですね。
さあ、そして男子シングルでは、宇野昌磨選手が初出場で3位に入る大健闘。
村上大介選手は6位でした。
一方の女子シングルでは、ショートプログラム3位の浅田真央選手、4位の宮原知子選手が逆転をかけて、後半に臨みました。
浅田。
ショートプログラムではきれいに降りた冒頭のトリプルアクセル。
決まりません。
その後のジャンプでも精彩を欠きました。
心技体すべてが足りないと浅田。
6位に終わりました。
そうですね、まだ終わったばっかりなので。
一方、17歳の宮原は、自信を持って臨みました。
安定感のあるジャンプを次々に決めます。
ほぼノーミスの演技で自己ベスト。
初出場で2位に入りました。
本当に表情にも自信があふれてましたが、宮原選手、昨シーズンの世界選手権での銀メダルに続いて、堂々の2位ということで、浅田選手と共に日本の女子をもう引っ張る存在になってきてますよね。
本当そうですよね。
続いてはこちら。
卓球。
ワールドツアーのポイント上位者が争うグランドファイナル。
男女とも日本勢がダブルスの決勝に進出。
女子は15歳の、みうみまペア。
大会2連覇なるか。
男子は初出場の大学生ペア。
この種目で日本初の優勝を狙う。
連覇がかかった平野美宇と伊藤美誠。
決勝の相手は、去年は出場しなかった中国のペアでした。
序盤。
ミスを重ねてリズムに乗れません。
2ゲーム続けて落とします。
第3ゲーム。
ようやく競り合いに持ち込みます。
終盤で9対8とリード。
しかしここでもミス。
3ポイントを連続で奪われ、このゲームも落とします。
ストレートで敗れた平野・伊藤ペア。
大会2連覇はなりませんでした。
男子の森薗政崇と大島祐哉は、世界ランキング7位のペアです。
ゲームカウント1対1で迎えた第3ゲーム。
あと1ポイントでゲームを奪われるピンチ。
ここから3連続得点で、デュースに持ち込みます。
粘ってこのゲームを奪います。
このあとも競ったゲームを連取して勝利。
男子ダブルスでは日本勢初優勝です。
いやぁ、見応えありましたね。
よかったですね。
優勝おめでとうございます。
さあ、サッカーです。
クラブチーム世界一を決めるクラブワールドカップにJ1王者、サンフレッチェ広島が挑んでいます。
大会には各大陸チャンピオンと開催国代表の7チームが出場。
初戦に勝ったサンフレッチェは、中2日で、アフリカのチームと対戦しました。
チーム初のベスト4を狙うサンフレッチェ。
相手は、準優勝の経験もあるアフリカの強豪です。
序盤は攻め込まれる展開。
サンフレッチェは体を張ってしのぎ、チャンスをうかがいます。
18分、カウンターからエースの佐藤。
決められません。
前半終了間際、コーナーキック。
蹴るのは茶島。
塩谷が押し込みました。
サンフレッチェが先制して折り返します。
後半のサンフレッチェ。
またも茶島のコーナーキックからでした。
リーグ戦で3試合しか出ていない茶島が、追加点も演出します。
30分には、佐藤に代えて、浅野を投入。
3分後、その浅野。
監督の起用に選手たちが応えたサンフレッチェ。
快勝で準決勝に進みました。
中2日でサンフレッチェ快勝。
次はアルゼンチンの強豪リバープレートとのセルジオさん、戦いになりました。
こつこつ一つ一つ勝って、僕も20日、また出ますから、それまで頑張ってください。
Jリーグの力、世界にどんどんアピールしてほしいですね。
さあ、続いてはロード・トゥー・リオ。
この競技に注目です。
ことしの世界選手権で37年ぶりの団体金メダルに輝いたニッポン。
世界選手権6連覇のエース、内村航平が引っ張り。
きのう、H難度の新技を決めた白井健三が続きます。
アテネ以来のオリンピック団体金を狙う体操ニッポン。
その強さを徹底解説です。
体操ニッポンの強さを教えていただきましょう。
ロサンゼルスオリンピック金メダリストの森末慎二さんです。
よろしくお願いします。
こんばんは。
よろしくお願いします。
森末さん、37年ぶりの世界選手権金メダル。
なんかさい先がいいなっていう感じがしてるんですけれども、リオに向けて期待していいんでしょうか。
そうですね。
オリンピック前年の世界選手権で優勝してるっていうのは、これはもう、すごくプラスポイントだと思いますね。
若手がやっぱり強くなってるという点では、今、一番最強じゃないですかね。
っていう話ですけど、セルジオさん、ニッポン体操。
でも本当に層が厚くなりましたね。
そうですよね。
楽しみになってくるわけですが、まず、きょう行われた豊田国際大会の結果からお伝えしましょう。
1年を締めくくる大会で、けがで欠場の内村選手を除く世界選手権の代表メンバーが活躍しました。
白井、跳馬はゆかとともにことし勝負を懸けた種目です。
調子は悪かったと言いながらも、みずからの名前が付く3回ひねりを、確実に決めます。
白井は2冠で締めくくり、来年に弾みをつけました。
田中は得意の平行棒。
足先まで伸びた持ち味の美しい姿勢をアピールします。
全体的にまとめられたと田中。
このあとの鉄棒も制し、こちらも2冠達成です。
森末さん、本当に活躍していますね、みんな。
若手がいますけど、でもやっぱり、一番は内村航平選手じゃないですかね。
ちょっとメンバーを見てみましょうか。
今回の代表メンバーですけれども、こちら。
中でも、今おっしゃっていただいた内村航平選手が。
一番の強さのポイントということで。
一番強いですね。
スペシャリストと、よくいわれてる。
6種目ね、出るわけなんですけども、やっぱりスペシャリストといわれているだけに、オールラウンダーでスペシャリストっていうのがすごいですね。
そうですね。
付けたキャッチフレーズがこちらなんですけれども、オールスペシャリストという。
オールラウンダーではなくてですか?
オールラウンダーですよ。
オールラウンダーでもすごいのに、種目種目はスペシャリストなんですね。
だから今回の世界選手権も鉄棒で金メダルとりましたよね。
オールラウンダーっていうのは、大体平均的にいいんですけれども、それでもメダルがとれるほどのスペシャリストですから、オールスペシャリスターですよ。
分かりやすいですね。
さあ、その象徴ともいえる技、こちら見てください。
ことし、跳馬で取り組んだのが、リー・シャオペン。
後ろ向きに踏み切って、体をひねりながら手をついて、さらに2回転半ひねると。
跳馬が得意な選手でも、なかなか成功することができない難しい技だそうですね。
まあとりあえず、ロンダートで入って、後ろ向きに入るんですけれども、そのまんまバク転をするんではなくて、2分の1ひねるというところが、やっぱり一番難しいところなんですよ。
その分、足の振り上げができない。
すると、振り上げができないと、後半、失速して潰れてしまうわけなんです。
それなのに、潰れない。
で、着地までしっかり持っていく。
ただすごいのは、このスローモーション見ていただきたいんですが、蹴った瞬間から足がぴたっとついてます。
ひねるときも、ほとんど足の割れがないです。
足、結んであるみたいですね。
ほかの選手って、どうしてもずっとここの振り上げで、足が開いたり、ひねってるときに、ひざが曲がったりするんですけれども、だからもう、体操のカメラマンの方が、内村選手はどこを撮っても美しいという。
それだけ姿勢が乱れないっていうのが、やっぱり内村選手の一番の強さです。
どうして乱れないんですか?
やっぱり、それだけ技に余裕があるということでしょうね。
内村選手、ほかの5種目でも難度が高いスペシャリストの技をたくさん持っている。
だから、オールスペシャリストなわけですけれども、日本には内村選手のほかにも、さまざまな種目ができるオールラウンダーがいます。
こちら。
体操一家の末っ子こと田中佑典選手。
そしてエースの後継者、加藤凌平選手。
田中選手は、ロンドンオリンピックに出場した田中理恵選手がお姉さんです。
足先のラインまで意識した美しい体操が持ち味。
一方の加藤選手は、世界選手権で個人総合で2位ということで、内村選手の後継者としても期待されている選手ですね。
この面々に加えて、まだまだいるんですよね、森末さん。
この3本柱のところに、あとほかに、俗に言うスペシャリストという選手がいるわけですよね。
これがまた、すごい、メダルをとってくるようなスペシャリストですから、この三大トリオ見てください。
大学生のトリオ、ご覧いただきましょう。
ゆかの白井健三、あん馬の萱和磨、そして、跳馬の早坂尚人という3選手です。
まずはひねり王子こと白井選手、見てみましょう。
白井健三選手19歳。
きのうの豊田国際で、新たな技を披露しました。
伸身のリ・ジョンソン。
これ、世界で初めて成功させました。
よく見ますと、2回転して、3回ひねるリ・ジョンソンというこの技。
これまで白井選手は、この技を抱え込み、こうやって丸まりながらですね、こういう姿勢で行ってきました。
それを今回は、難度を上げるために、体を伸ばして成功させました。
ゆかでは世界で初めてのH難度が出ました。
世界王者になってなお、さらなる高みを目指してるんですね。
ABCDEFGH難度。
H難度。
昔はウルトラCといわれたんですけどね、今はもうH難度まで出てきましたけれども。
なんで、こんなすごい技ができるんですか?
なんで?それは当然、スピードがあるということでしょうね。
それとあとしっかり、伸身の2回宙返りがしっかり余裕があるという、高さと回転があるということだと思いますね。
見てて分かるんですけども、ロンダートからのバク転の速さがすごいスピードだと思うんですね。
普通だったらこういう技っていうのは、失速して、どっちかといえば前かがみに着地するんですが、後ろに跳ねてますもんね。
ということは?
ということは、それだけ余裕があって、回転がありすぎるということですよね。
っていうことは次回はたぶん、着地決めてくるんじゃないですか。
それぐらいの余裕があるということだと思います。
期待したいですね。
さあ、続いてのスペシャリストは、あん馬の救世主、萱和磨選手。
先月の世界選手権で、日本が苦手としているあん馬で銅メダルを獲得して、まさに救世主となっている、その萱選手にも必殺技があります。
それがG難度のブスナリという技。
旋回のあとで倒立して1回転、そして再び旋回するという技なんですが、これのどこがG難度のポイント?
これ、スローモーション見て分かるんですが、この狭いあん馬のところで開脚して倒立で回転してますよね。
そのまま縦回転から横回転にしなきゃいけないという、ここがやっぱり一番難しいところですよね。
このとき、片手で全体重を支えるわけですよね。
上げて下ろす手。
これはなかなか、力も難しそうですよね。
そうですね。
もともと、ゆかなんかではやる選手がいたんですけども、ゆかだったら、幅はいくらでもありますからね、あの狭さの中であれをやるということが、やっぱり一番難しいということで、やっぱり相当なタイミングと、それから力がないとできない技ですね。
セルジオさん、サッカー選手にはない技ですよね。
ないですね。
これ見てたら、目が回るんです。
そうですよね。
でもあの体勢からシュートしてきたら、みんなびっくりしますよね。
開脚しながらシュートっていう技もあるかもしれない。
でもこれだけ若い選手が積極的にいろんな技に挑戦していて、トライしていって、成功させていくと、さらに期待ができますね。
そうですね。
でも、やっぱり、内村航平を見ながら若手がどんどんどんどん切さたく磨して、一生懸命、新しい技にも取り組んでいるということですから、もう来年のリオは、このまんまいけば、金メダルは十分、80から90%あるんじゃないでしょうかね。
高いですね。
うれしいですね、この話。
楽しみになってきました。
さあ、きょう行われた豊田国際は、女子も奮闘しました。
16歳の宮川沙江選手が、得意のゆかで、ロシアのメダリストに挑みました。
16歳の宮川は、世界選手権の種目別ゆかで、メダルにあと一歩の4位でした。
持ち味は、世界トップクラスの宙返りです。
オリンピックを見据えて取り入れたのが、課題のターンです。
D難度の2回転を狙いましたが、回転が足りず、判定は1回転。
得点が伸ばせません。
その宮川に世界の技を見せたのは、ロシアのアファナシェワ。
ことしの世界選手権ゆかの銀メダリストです。
難度が高い連続のターンを決め、得点を稼ぎました。
宮川は2位。
新たな構成で課題を見つけ、来年の飛躍を誓いました。
でもオリンピックに向けて、期待が高まりますね。
本当ですね。
ではスケジュール見てみましょうか。
オリンピック本番まで団体の国際大会はありません。
来年4月に行われる全日本選手権と5月のNHK杯、そして6月の全日本種目別選手権と、この3大会の結果で、日本代表チームが選考され、オリンピックメンバーが決まりますということなんですね。
見ていきましょう、見守っていきましょう。
もう期待してください。
以上、体操ニッポン特集でした。
森末さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、そして今、うれしいニュースが入ってきました。
バドミントンの世界のトップ選手で争うスーパーシリーズファイナルの女子シングルスで、20歳の奥原希望選手が優勝。
そして、先ほど終わった男子シングルスの決勝でも、21歳の桃田賢斗選手が勝ちました。
このスタジオにも桃田選手、来てくれましたが、この種目で日本選手の優勝、初めてということになりました。
すごーい!おめでとうございます。
すばらしい。
いやー、すばらしい。
では今週の動き、見てみましょう。
東京オリンピックのエンブレムのデザイン審査が始まります。
水球はオリンピックの出場権を懸けたアジア予選が開幕。
トランポリンのジャパンオープンに代表に内定した伊藤正樹選手と棟朝銀河選手が出場します。
以上、ロード・トゥー・リオのコーナーでした。
ことしの流行語大賞にも選ばれたトリプルスリー。
打率3割、ホームラン30本、30盗塁を成し遂げた2人の打者。
ソフトバンクの柳田悠岐選手27歳。
そして、ヤクルトの山田哲人選手23歳。
1シーズンに2人がトリプルスリーを達成するのは65年ぶりのこと。
広島弁も飛び出しての本音トーク。
ご覧ください。
いつもとはひと味違う、大人の雰囲気。
2人でじっくりと語り合うのは、今回が初めてです。
トリプルスリー。
おめでとうございます。
すごいですね。
すごいっす。
何がいっちゃんむずかった?
僕はやっぱホームランすっかね。
ホームラン、むずいもんね。
ホームラン、いっちゃんむずい。
めっちゃむずいっす。
28号とか、29号あたり打ったあと、緊張しません?
やばい。
ちょっと狙っちゃいます?
狙いまくる。
お前、一気にいったじゃん。
一気にいきましたね。
すごいよなあ。
…で全然。
あんとき調子よかったんで、めっちゃラッキーだったんです。
打てる気しかせん?ちょっと、結構打てる気がしましたね。
すごいな。
盗塁とかは、めっちゃマーク厳しくなるじゃん?最後らへんは。
そうやったらむずかしない?
難しかったですね。
一番難しかったのは?
いや、ホームランがやっぱむずいけど、ホームランが30いったあとは、もう盗塁のことしか考えてない。
結構、積極的に走ってましたもんね。
…、って感じだった。
フルスイングが信条の柳田選手。
打って打って打ちまくって首位打者を獲得。
山田選手は細身の体からの鋭い当たり。
ホームラン王に輝きました。
話題はまず、あのホームランについて。
柳田選手がパワーを見せつけた一打です。
やっぱバックスクリーンの、あの横浜戦、あれは、なんじゃあれ?みたいな。
あれ、風じゃけん。
いやでも。
ほんまに風じゃけん。
風でも、あんな所まで飛ばないっすよ、普通。
乗った。
軌道に乗った、風の。
あれはすごいっすよ、もう。
化けもんやなと思いましたね。
これはあれっすよね、僕が見て思うに、すごい、体全身を使ってるっていうか、本当、背筋とか、すごいっすもんね。
まじで?
あっていう。
これ、バリ、軽くうっとるで。
まじっすか?でもやっぱ、なんていうんですか、自分のパワーがしっかりボールに伝わっているスイングっすよね。
わからん、難しいよ。
これ、軽く振ってるんですか?
うん。
軽く振ってるっていうか、ここしか意識してない。
この当たるとこだけ、がーんって力入れる感じで。
あとはもう、なんも力入れてない。
もうこれ、打った瞬間っすよね。
そうやね。
当たるとこだけ。
イメージは。
もうここらへんとか、意識してないんですか?当たる所だけぱーんって感じですか?
そう。
まさにそれ。
ボールの潰れる音っていうか、ボールの飛んでいくときの音っていうのはすごい、激しい。
はげしめ?
激しいっす。
なんじゃあれ、みたいな。
そして、山田選手について、柳田選手が気になっていたのは?
まずね、哲人は応援歌がかっこよすぎるんだよ。
あれはね、打てるよ。
打てますね。
なんか、やっぱモチベーション上がりますね。
あれ、上がるよね。
かっこいいもん。
俺も神宮のときね、口ずさんどったもん。
口ずさんだ?
センターで。
でも本当に、かっこいい。
バッティングはもう、なんていうんっすか、むだがないですもん。
しっかり足上げて、間が取れてるって感じで、当たるまで無心、無心っていうか、なんも考えずにこういうスイング、できてるんやろうなっていう感じがしますね。
間の取り方がうまいんで。
スムーズに打ててると思います。
僕は、そうっすね。
タイミングだけですかね。
当たる瞬間とかよりも、最初の足上げるタイミングだったり、振りにいくタイミングをしっかり。
スイングの軌道とか、なんも意識してない?
スイングの軌道とか意識してないですね。
強く振るっていうだけで。
あとはもうタイミング図っているんです。
なんか子どもがまねしたくなるようなフォームやと思うんで。
背がそんな大きくないし、体もね、筋量とか分かんないですけど、ぱっと見の大きさっていうのは、あんま感じないけど、ホームランを量産するっていうところがやっぱり、スターやと思いますね。
いやぁ、うれしいっすね、なんか。
いや、ほんまに。
僕は逆で、顔からしてかっこいいし。
もうええって。
一番はやっぱ体が大きいっていうのが、やっぱ羨ましいですね。
僕、大きくなりたいんですけど。
体大きいのよくないよ。
いやいや。
いや、まじで。
僕は会う人、会う人に、なんか、あれ?そんな体大きくないねみたいな。
それがいいんじゃん。
ちょっと嫌なんっすよね。
もっとちょっと。
いや、絶対せんほうがいい。
そのままのほうが一番いい。
かっこいいもん。
やっぱ、あれっすね、ないものねだりですね。
絶対そうや、絶対そう。
俺、ちっちゃいほうがいいもん。
ちっちゃくなりたいもん。
僕は大きいほうがいいですね。
不思議な話だ。
はい、次行こう。
行きます。
日本シリーズ。
同じ舞台で戦った日本シリーズは、ソフトバンクが圧勝。
しかし、柳田選手はけがの影響もあって、打率1割台と苦しみました。
俺もう、全然打てん過ぎて、ああ、打てん、ああ、打てんって思ったら終わった。
一方の山田選手は、日本シリーズ史上初となる1試合で3打席連続ホームラン。
3連続ホームラン。
どうやった?
この日はちょっとね。
調子よかった?
練習から調子よくて。
でも1本目、2本目、1本目打てたから、1、2、3ていけたんですけど、この3本目のホームランでちょっと、難しい球を打ったんですね。
打ったね、インハイ。
インハイですね。
こっから、その感覚が忘れられなくて。
そこからおかしい?
またおかしくなったんですよね。
難しい球をホームランすると、なんか狂いません?
でもそんなんできんもん。
俺、甘い球しかできん。
そうっすか。
そんなことないですよ。
あれがすごかったね。
打つんじゃないかなって思ったもん、でも。
まさかうたんやろと思ったら、ぱこんっていった瞬間、あっ、て感じ。
オフの楽しみ。
おっ、いいね。
野球のこと考えんでいいっていうのが一番いい。
次の日の先発ピッチャーを考えんでいいっていうのが一番いい。
分かります、それ。
イメージトレーニングしないで寝れる。
そう。
まさに。
好きな女性のタイプ?どんなん?
外見から言いますと、きれい系よりかわいい系っすかね。
あっ、俺も。
一緒ですか?
最近ちょっと、変わってきたんけど。
次、行きます。
おっ、監督。
お前ちょい、真中さんに似てない?
僕ですか?似てます?言われたことないですよ。
え、まじで?
はい。
俺、たぶん哲人のお父さんが真中さんって言われたら、いや、似とるなって。
確かにってなりますね。
まじっすか?初めて言われましたよ。
まじで?
そして話題はトリプルスリーのその先へ。
40本、40盗塁。
これは無理っすね。
これ、盗塁きつくないですか?
無理無理。
次の日とか、足、超痛くないじゃないですか?
クイックがバリ速い。
速いっすよね。
なんかクイックがもう、みんな速いって感じじゃけぇ、なかなか厳しいけど。
この数字はちょっと難しいですよね。
そんなんしたときには、跳ね上がるんちゃう?給料が。
これ、したときはね。
これしたときはもう。
相当。
そんぐらいすごい数字だと思います。
ことしが限界っす、僕は。
今23歳なんですけど、すっごい疲れるんですよね。
分かるよ、俺もバリ疲れるもん。
これをあと何十年も続けるって考えると。
死ぬで、たぶん。
ねぇ。
考えられないですよね。
過労死するで。
ほんまに。
すっごい大変っすよね。
めっちゃ分かる、俺もばり疲れるもん。
疲れますよね?
どっと疲れ来て。
息の長い選手になりたいんですけど、その40歳まで野球をしてる自分が想像つかないんすよね。
分かる、それ、すごい分かる。
もうなんか、途中でへばってそう。
疲れん人は全然疲れへんやろ。
なんなのあれ、ね、すごい不思議。
すごいっすよね。
メジャー。
メジャーね。
見たいですね、哲人のメジャー。
どうですか?大リーグは。
いやぁ、どうやろね。
声かかったらすぐ行きます?そのタイミングは。
そんな選手やったら、そんなすごい選手やったら行きたいと思うっていう感じ。
でもまだまだや。
でも、哲人はちょっと見たいな。
僕、この体っすよ。
関係ない。
じゃ、行きたいか行きたくないか。
うーん、僕は今のところは行きたくないっす。
まじで?ころころ変わるんで。
そうやね、大体そうやね、みんな。
1年後にはやっぱ行きたいですってなるかもしれません。
分からんよね。
ことし、大きな偉業を成し遂げた2人。
来シーズン、目指すものは。
そうっすね、まぁやっぱり、2年連続日本一になれたんで、3年連続日本一目指して、その中で個人的には、無理やと思いますけど、40本、40盗塁っていうところを目指してやりたいなと思います。
来年こそはセ・リーグ優勝して、日本一になれるように頑張りたいですね。
個人としてはもう、40本、40盗塁は無理なんで、またトリプルスリーを達成できるように、2年連続達成できるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本当に偉業を成し遂げた若い2人だったんですけれど、なんか、新しい時代がプロ野球に来たなっていう感じが、見てて。
本当そう感じましたよね。
それもセ・リーグとパ・リーグで優勝したチームの中の2人ですから、これからすごく注目されることじゃないかなと思いますよね。
チームに貢献してるってことですもんね。
そうなんですよね、それが一番大きかったんじゃないかなと思いますね。
現場にいてですね、私、一番印象に残ったのは、さっきもありましたけど、疲れたーって、2人が口々に言っていて、どれだけ全力を注いでシーズン戦ってきたのかなっていう気がしました。
トリプルスリーって実は、2人を含めて10人しか、まだ成し遂げてない記録ですので、やはり全力をつぎ込むと、そういう記録へたどりつくんだなという気がしました。
特集でした。
続いてはセルジオが斬る!
決めました!
ことし6月の女子ワールドカップ。
決勝の前日に語ったキャプテン、宮間選手のことばが話題になりました。
しかし、この発言以降も、女子サッカーを取り巻く厳しい状況は続いています。
ブームから文化へ。
そのためには、何が必要なのか。
セルジオ越後さんと考えます。
宮間選手のブームではなくて、文化にしていきたいということば、改めてセルジオさんは、どのように、このことばを受け止めていますか?
すごい大きな宿題をスポーツ界に投げたなっていう感じがしますよね。
これはなでしこだけじゃなくて、スポーツ全体で、いろんな種目にもそれがまた宿題として受け止めてほしいと思いますね。
その中で、宮間さんもいる、なでしこリーグの観客数なんですけれども、ご覧いただきましょう。
ワールドカップで優勝した2011年の観客は、前の年と比べて、3倍に増えているんですけれども、しかし、以降は年々と減少していて、ことしのワールドカップで少し盛り返しましたけれども、現状としては下火になっているという状況なんですね。
こうした厳しい状況が続くなでしこリーグ。
今シーズン、チーム存続の危機に立たされたスペランツァ高槻を取材しました。
きのうのなでしこリーグ入れ替え戦。
来シーズンの1部残留を決めたスペランツァ。
それでも試合後、選手が口にしたのは、不安の声でした。
今シーズン、スペランツァは出資企業の撤退により、運営資金の半分近いおよそ3000万円が不足。
選手への給料支払いが遅れ、遠征費も削減。
公式戦への参加さえ、危ぶまれました。
選手たちは、少しでも赤字を補填するため、自主的に活動資金の募金を呼びかけました。
スペランツァ、頑張れ!
さらにこちらはサポーターが開いた食事会。
チームの主力選手が参加し、会費の一部が支援金として寄付されました。
新たに複数のスポンサーが見つかり、来シーズンの存続の見通しが立ったスペランツァ。
それでも選手が安心してプレーできる環境は、まだ整っていません。
選手が食事会までして、経費を捻出しなければならない、サッカーに集中できない現状があるんですね。
これ、ちょっと長く続いていまして、世界であれぐらい結果出しても、まだ、これが打開できないところが、やっぱり、いろんな関係者に、この画を見てどう思われるんですかね。
これは、選手があそこまで頑張らなかったら、違う人たちらも立ち上がって、組織側も立ち上がって、頑張ってほしいと思いますよね。
さあ、スペランツァの1年間の支出の内訳、ちょっとご覧いただきたいんですが、1年間の支出、およそ7000万円。
人件費が4割、プロ契約の選手1人と監督、スタッフを賄っています。
さらに遠征費が3割、チーム運営費が2割、事務所経費が1割という内訳になってるんですが、ここから3000万円が不足したために、VTRで見ていただいたような状況になってしまったわけなんですね。
チームは限界まで切り詰めて、存続への努力を行ってきているわけですけども、この状況、変えるためには、どうしたらいいんでしょうか。
やっぱりサッカーっていうのは、組織がありますから、例えばヨーロッパで、なでしこの選手なんか、ヨーロッパに移籍してやってる、名門チームばっかり。
男子で有名なチームに入ってその土台があるんですよね。
日本には全部Jリーグのチームのもとで、やってないから、別々になってるのはすごく難しいと思いますね。
だからJリーグ関係者、日本サッカー協会の関係者も、その国内の問題をね、どう改善できるっていう宿題を、もっと真剣に考えてほしいと思いますよね。
代表だけじゃなくて?
じゃなくてね。
勝ったときだけじゃね、ちょっと寂しいですね。
そうですよね。
一方、セルジオさんもアイスホッケーの日光アイスバックスのシニアディレクターとして、9年前から務めていて、親会社の撤退で存続の危機にあったチームの立て直しに携わってきたんですよね。
まずこちら、ご覧ください。
先日の日光でのホームゲームの様子なんですが、こうしてセルジオさんが、みずからお客さんを出迎えているんですね。
まあ、当たり前なことでね、みんな仲間ですから。
そこがね、やっぱり一体感を作るっていう、スキンシップをするというのが基本じゃないかなと思いますよね。
ご覧のとおりこの盛り上がり。
1300人のファンで満員になっていたんですけれども、日光という町に根づいているという実感ってありますか?
少しずつね、やっぱり9年かかったんですけれども、苦労した時代よりだいぶ明るくなったっていうのが、実感しますよね。
その9年の間にセルジオさん、そしてチームが大切にしてきたものがこちらなんですね。
ちょっと1つずつ見ていきますが、まず1つ目、スポンサーは地元の小口が大切。
2つ目、選手全員を日光市民化。
そして3つ目、イベント、メディアにはノーギャラで、確保、契約で義務化ということなんですが。
1つずつ見ていくと、まずスポンサーは地元の小口が大切、これは大企業だけに頼らないで、地元のスポンサーを大切にしていくということですが、2つ目の選手全員を日光市民化。
セルジオさん、これ、ちょっと説明してもらえますか?
要するに、一応プロ選手ですから、ほかの仕事している方と同じで、そこに住んでたら、一市民として、栃木県民として、同じことを地域でやらなくてはいけないという義務があると、僕は思うんですね。
スポーツ選手だから、別生活することじゃなくて、どの会社に勤めて、そこの市民、県民であるということ。
そこにやっぱり、試合の日のスタンドと、フィールドだけでつきあうじゃなくて、試合少ないから、年間。
要するに1年間365日に、市民、県民としていろんな地域の人と触れ合うことによって、地域と密着ができてくるということ。
試合だけじゃないんですよね、これがね。
それが3番目のイベントメディアには、ノーギャラで。
これ、契約で義務化されているんですね。
そうですね。
一応、来るのに、けじめをつけなかったら、どうしてるか、あれ、じゃなくて、やっぱり契約の中に入れれば、選手も賛同して、それをやってくれるんですね。
やっぱりサポーター、フロント、選手もチームとみんなで一緒になって、メディアも含めてチームを存続させるっていう、一番みんなと会いたいのは、やっぱり選手ですよね、フロントじゃないです。
だから彼らの露出を自分たちで上げることによって、スポンサーにお返しができる、チームと密着できる、そして、自分たちらが、有名になっていって、得するっていうね、そこはやっぱり基本じゃないかなと思いますね。
地域にいかにこう、還元していくかという考え方ですね。
そういうことです。
だからみんなでわがチームにするっていう、基本ですね、それがね。
そして最後になりますが、ブームから文化へと語った、宮間選手。
あの発言から半年がたちましたけれど、その半年を経た今、何を考えているのか聞いてきました。
こんにちは、杉浦です。
よろしくお願いします。
宮間です、よろしくお願いします。
女子サッカーを文化って、文化ってどういう意味を含んでいるものなんでしょうか?
今の宮間選手の思いを受け止めて、今後、どうしていったらサッカー協会も含めて。
もちろん宮間選手ですから、彼女が与えたメッセージは、やっぱり管轄は日本サッカー協会ですから、この宿題は、サッカー協会が解決しなくちゃいけないですね。
だって、ワールドカップで優勝したら、サッカー協会、あんなに喜んでるじゃない。
っていうのも、これをこの今、数字が下がっているところも、サッカー協会の責任にあるっていうことをもっと自覚持ってほしいと思いますね。
いいときだけではなく?
そうです。
以上、セルジオが斬る!でした。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
スキージャンプ女子のワールドカップ第3戦。
高梨沙羅は、1回目98メートルでトップに立ち、2回目。
さらに距離を伸ばし、99メートルの大ジャンプ。
高梨が圧倒的な強さで優勝しました。
高梨に続いたのは、伊藤有希。
1回目で4位につけ2回目。
伊藤も2回とも90メートルを超えるジャンプで2位。
日本勢2人が表彰台です。
甲子園ボウルは5年ぶりに立命館大と早稲田大の対戦。
前半は立命館のペース。
得意のラン攻撃から。
西村だ、西村が…。
2年生の俊足ランニングバック、西村が独走。
リードを広げます。
早稲田も負けていません。
21点差を追い上げ、第3クオーター。
いったんは逆転し、勝負は接戦のまま終盤へ。
立命館が1点リードし、残り3秒、早稲田は52ヤードのフィールドゴールにすべてをかけました。
届かない!
早稲田、悲願の初優勝はならず。
逃げ切った立命館が、8回目の大学日本一です。
ラグビーのトップリーグは第5節。
グループBの1試合が行われ、キヤノンが勝って、決勝トーナメント進出を決めました。
バレーボールプレミアリーグ男子は、首位の豊田合成がFC東京に快勝し、首位を守りました。
女子は首位の久光製薬がデンソーに勝って7連勝です。
バスケットボール男子のNBLは首位のリンク栃木が9連勝。
男子プロバスケットボールのbjリーグ、イースタンカンファレンス首位の仙台は、4試合ぶりの黒星です。
バスケットボール女子のWリーグ。
新潟は開幕から20連敗です。
さあ、次回のサタデースポーツですが、サッカー女子の日本一を決める皇后杯、ベスト4を懸けた戦いをたっぷりお伝えします。
トゥモローソングは宮間あや選手の一曲です。
サンデースポーツは、バレーボール日本代表の若きエース、石川祐希選手に迫ります。
そして特集では、近年、スポーツ選手を悩ませる脳震とうについて、知られざるリスクと対策の最前線に迫っていきます。
それにしてもきょうは、日本人選手の優勝が、国際大会、目立ちましたね。
恵まれてるね、僕もここで伝えられるというのはね。
引きが強いというんでしょうか。
いやー、すごいです。
持ってるんですね。
僕じゃないと思います、選手ですよ、これ。
そうですね、選手の頑張り、それを支えていくのも、僕らですからね。
これからまたオリンピックへと楽しみが増えました。
2015/12/13(日) 22:15〜23:05
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]

柳田悠岐×山田哲人!トリプルスリー対談!▽速報!クラブW杯▽羽生世界最高得点更新は?▽強いぞ!体操特集▽セルジオ越後と考える“ブームから文化へ”その後▽宮間あや

詳細情報
番組内容
▽柳田悠岐×山田哲人!トリプルスリーを語る ▽団体金へ!体操特集 ▽羽生最高得点更新は ▽クラブW杯速報 【ゲスト】セルジオ越後,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】セルジオ越後,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之

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スポーツ – スポーツニュース
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