FIFAクラブワールドカップ 準々決勝 「マゼンベ×サンフレッチェ広島」 2015.12.13


寺島
FIFAクラブワールドカップジャパン2015、準々決実況
クラブ世界一への道、FIFAクラブワールドカップジャパン2015。
11回目のクラブワールドカップ、日本では7回目の開催ですが、初めて大阪が舞台になりました。
大阪長居スタジアムです。
準々決勝、第2試合、マゼンベ対サンフレッチェ広島。
勝者は16日水曜日ここ大阪での南米王者リバープレートとの準決勝に進出します。
第1試合ではアジア王者・広州が勝って17日木曜日、横浜国際総合競技場でのヨーロッパ王者バルセロナとの準決勝を実現させました。
開催国王者サンフレッチェ広島は日本のクラブでは初めてとなる2度目のクラブワールドカップ。
前回出場した2012年は準々決勝でアフリカ王者エジプトのアルアハリに敗れ、5位でした。
佐藤寿人は、3年前はチャンスを決めきれなかった。
同じアフリカ王者との願ってもないリベンジマッチと表現しています。
森保監督もアフリカ王者に勝って、新たな歴史に名を刻み次のステージに進みたい。
さらなる高みを目指しています。
5年前、準優勝の実績を持つアフリカ王者マゼンベ。
3度目のクラブワールドカップです。
アフリカ大陸中央部、大阪からは1万2400キロ離れたコンゴ民主共和国から初来日ほかの大陸王者に先駆け南米王者を準決勝で撃破。
あの快進撃から5年です。
願ってもない相手。
リベンジマッチに燃えるサンフレッチェ広島のイレブンです。
アフリカ王者との対戦、何がポイントですか?都並
とにかくスタイルが慣れていないスタイルです。
アルアハリとはまるで違います。
奇想天外な発想もあります。
まず早く慣れることですね。
実況
佐藤寿人は開幕戦に温存されました。
このゲームにかける気持ちは強いでしょうね。
北澤
それも経験の1つですね。
今日の試合で彼の仕事ゴールを決めることをしてくれると思います。
実況
開幕戦から中2日での試合です。
毎年のように選手が入れ替わる中、4年間で3度目のJ1チャンピオンになったサンフレッチェ広島の底力を見せる時です。
両チームの選手が大阪長居スタジアムに入場してきます。
13年前のワールドカップ、日本代表がチュニジア代表を2対0で破り初の決勝トーナメント進出を決め日本中が歓喜に包まれた、あのげんがいいスタジアム、長居スタジアムです。
今日はマゼンベを相手にどのような戦いを開催国王者、サンフレッチェ広島が見せることができるでしょうか。
開幕戦に温存されたベテラン達に特に期待がかかります。
開幕戦からは6人のメンバーが入れ替わりました。
茶島が今日は抜てきされています。
キャプテン・青山の働きにも期待がかかります。
平和のダンスでおなじみ、世界中に実況
大阪長居スタジアムです。
天候は曇りです。
それほど冷え込みはありません。
ほとんど風はない状況です。
主審はロルダンさんです。
解説は元日本代表のお二人、都並敏史さんと北澤豪さんです。
今、独特の形でセンターサークルを囲んできました、アフリカ王者マゼンベです。
これを複雑な表情で見つめる森保一監督です。
都並
こういうことにも慣れていないだろうね。
実況
アフリカ王者マゼンベが右側のピッチエリアを選んできました。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015、MATCH3準々決勝、アフリカ王者コンゴ民主共和国のマゼンベ対開催国王者・日本のサンフレッチェ広島。
白いユニホーム、セカンドユニホームのサンフレッチェ広島が左から右に攻めていきます。
青いユニホームはマゼンベです。
9番はサマタです。
アフリカチャンピオンズリーグの得点王です。
各国の代表が名を連ねるマゼンベです。
立ち上がりが重要になります。
まずはしっかりと守ること。
広島はこれがテーマになりますね。
都並
自分達の狙った場所でボールを奪えるかが重要になりますね。
実況
キックオフの前からいなしてくるような行動がありましたね。
北澤
広島もゲームに入ってからいいリズムでボールを動かしています。
実況
青山からワンタッチで茶島です。
茶島は24歳。
シュート。
わずかにポストの右。
これがオープニングシュートになりました。
まずは1本目のシュート。
北澤
一回攻めた後のセカンドボールです。
実況
ポストをかすめるシュートは柏です。
甲府からサンフレッチェ広島に移って今シーズン初めて優勝を経験した選手です。
中盤でのボールの奪い合いです。
10番はシングルマです。
パス回しが速いですね。
北澤
2タッチぐらいで回しますね。
実況
人数をかけています、サンフレッチェ広島のディフェンスです。
北澤
一度切りましたね。
実況
ミキッチの対応でした。
オープニングシュートはサンフレッチェ広島です。
Jリーグチャンピオン。
この4年間で3度のJリーグチャンピオンです。
シュート。
林がしっかり反応していました。
都並
7番のアサーレは怖い選手ですから注意したほうがいいですよ。
北澤
ファーストディフェンダーが決まらないとこのようにやられてしまいます。
実況
1本目のコーナーキックです。
UAEアブダビでの大会で準優勝という実績を誇っています。
実況
わずかにポストの右。
これはサンフレッチェ広島、助かりました。
北澤
どう入ってくるのかわかりませんから怖いですね。
実況
足の長さが違います。
10番はシングルマ。
北澤
ちょっと危険ですね。
実況
サンフレッチェ広島のスターティングメンバーをフォーメーションで確認しましょう。
佐藤寿人が1トップです。
開幕戦では温存されていました。
途中交代では29番の浅野拓磨と交代というお決まりの形があるでしょう。
ハードスケジュールの中では乗り越えるためにチャンスを得たものの成長が楽しみだと話していました。
1人、倒れています。
トラオレが倒れていますね。
直接の接触はありませんでした。
右の膝を気にしています。
20歳の選手です。
カルテロン監督、フランス人の指揮官45歳です。
就任3年目。
マリの代表監督も務めていたというアフリカの事情もよくわかっている監督です。
北澤
トラオレは5年前にもゴールを決めていますか?実況
トラオレは、5年前には出場していません。
今日は守護神のGK、キディアバではなく、グボウオです。
都並
あの時よりも縦に速い、スピードのある攻撃ですね。
総力としては上がっている感じがします。
実況
あの準優勝、そして国内でもアフリカの中でも恵まれている施設があるということで各国の代表が自分はこのチームでやりたいんだと手を挙げてくれるようになったといいます、マゼンベです。
北澤
このステップも軽いですよね。
都並
昨日の練習でもみんな歌いながら練習していました。
実況
林が迷った。
シュートを打ってきました。
林がおさえています。
ディアラのシュートでした。
どこからでも打ってくる、そんなイメージがありますね。
都並
膝下の振りがすごく早いですね。
イメージよりも速いボールが来たりします。
そのへんは驚かないで対応したいですね。
実況
アフリカチャンピオンというと広島が3年前、敗れた相手です。
アルアハリのスピード、特にパスのスピードになれることができなくて、のみ込まれてしまった。
いかに早く慣れるかがポイントと森崎は話しています。
チームの頭脳といわれる森崎和幸です。
北澤
危ないですよ。
実況
トラオレがペナルティーエリアの中。
ゴールキックに変わります。
実況
マゼンベのフォーメーションです。
GKグボウオはコートジボワール代表です。
キムワキがキャプテンです。
9番のサマタはアフリカチャンピオンズリーグの得点王です。
開始から間もなく10分です。
アフリカ王者マゼンベ対開催国王者のサンフレッチェ広島です。
大阪長居スタジアムで行われている準々決勝、第2試合です。
広島ベンチ
森保監督はケガ人がいて、日程も厳しいが逆境を乗り越えれば、また成長できる。
ポジティブにこの状況をとらえています。
新たにプレーする選手達の活躍が楽しみです。
と話していました。
実況
ここはミキッチが対応。
都並
茶島選手は重要なポジションなのでしっかりと縦パスを受けて壁を作ってサイドを使う、そういう仕事と守備の仕事、両方をこなさないといけないですね。
実況
切り替えして、シュートはディフェンス。
塩谷が体を張っていました。
北澤
今は、マゼンベの時間帯なんです。
サンフレッチェは守り方を持っています。
Jリーグでも最少失点ですから、そういったよさも出すことが必要です。
実況
コーナーキックのチャンスはマゼンベです。
11番のトラオレが蹴ります。
高さがあります。
ヘディングでクリア。
佐々木です。
北澤
攻守の切り替えが早いですよ。
都並
切り替えが早い。
実況
佐藤寿人とクリバリーでしょうか。
クリバリーに対して、イエローカードが出されました。
累積2枚になると次の試合に出場できません。
北澤
マゼンベの決定的なシーンが2回くらいありましたね。
これをしのいだのは大きいです。
開幕戦でけが人が3人出ていますからね。
実況
野津田と柴崎、清水がケガをして3年の交代枠をその負傷で全て使い果たしたわけです。
北澤
これはイエローカード。
実況
4番のシンカラです。
体の強さがあります。
シンカラにイエローカードです。
都並
青山をフリーにしてくれるんですよ。
その後のパスコースがなかなか足が長くてね。
うまくパスが出ていかないんです。
実況
長い足でクリアしたのはクリバリーです。
北澤
あのへんのかわしかたもマゼンベはうまいですね。
これは、オフサイドないんじゃないですか。
実況
コーナーキックになりました。
危ないところ、5番の千葉です。
北澤
レフェリーによってはPKをとってもおかしくない。
ぎりぎりですね。
都並
ボールは触っているかな。
実況
審判によってはというところです。
オーバーヘッドキックを見せました。
身体能力の高さがあります。
アサーレです。
マゼンベベンチ
カルテロン監督は自分達にはオフェンス力があると話しています。
それに加えてカルテロン監督になってからディフェンスも良くなったとサポーターが話していました。
北澤
こういう形で裏は取りやすいと思います。
マゼンベベンチ
キディアバのことを聞きましたが、ケガや不調で先発から外れたわけではないということです。
グボウオはコートジボワール代表です。
身長は190センチです。
北澤
代表クラスが多いですよね。
実況
ここは青山がついていました。
都並
落ち着いた守備ができるのも広島の強さです。
実況
コーナーキックが続きます。
圧倒的にマゼンベの時間が続いています。
前半16分が経過。
マゼンベのシュートはすでに5本です。
北澤
プレッシングが激しいですね。
実況
パスをつないでいきたい広島です。
北澤
やっと広がりが出てきましたね。
実況
広島は3−6−1のシステムです。
広島ベンチ
マゼンベは個の能力が高い。
だからこそ2対1など組織で守って粘り強く攻撃していきたいと話していました。
都並
広島は、ある程度、うまく対応していると思います。
相手の寄せが早くて攻撃はまだですね。
パスをもらうと少し戸惑っている感じがあります。
いつものテンポならボールが回るのに何だか回らないなという感じがありますね。
実況
佐藤寿人は決めるか。
これは大きくクロスバーの上になりました。
しかし森保監督は拍手。
北澤
佐々木が強かったね。
負けないですね。
実況
開幕戦は途中出場だった佐々木から温存されたエース・佐藤寿人へ。
都並
最後は少しボールがはねたんですね。
実況
リズムをここから奪っていくことができるか、サンフレッチェ広島。
開催国王者・日本の代表です。
大阪長居スタジアムで行われています。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015準々決勝の第2試合です。
北澤
いいテンポで動かしていますね。
実況
ゆったりと攻撃を組み立てようという意図が見えました。
マゼンベです。
アフリカ王者の落ち着きが目立ちます。
ここまでの試合展開です。
北澤
寄せが速いなあ。
実況
強さがあるクリバリーです。
マリの元代表です。
クリバリー。
ここもキープ力があります。
7番はアサーレです。
コートジボワール代表。
開幕戦、オークランドシティに2対0で勝ちましたがボールポゼッションは67パーセントがオークランドシティでした。
33パーセントだったサンフレッチェ広島。
ある意味こういった戦い方もできるわけですね。
都並
状況に応じての戦い方が選べるのも広島の強さです。
実況
ゆっくりとボールを回すようになりました。
マゼンベとしては、戦い方を変えて来ていますか?北澤
取られたら切り替えが早いというスタイルを持っています。
ここからどうするかですね。
実況
茶島にボールが入った。
シャドーの位置です。
ここからサイドを使う。
柏が上がります。
実況
森崎がシュートに行きましたがすぐに足が伸びてきます。
各国の代表クラスがピッチに立っている身体能力です、マゼンベ。
後ろに目があるように素晴らしい対応を見せました。
都並
マゼンベのスタイル的には広島の最終ラインが上がっている時に走りたいんですけれど、引いて守った時にはアイデアに行き詰っているような感じがありますね。
実況
広島は今シーズンJ1最多得点で最小失点です。
バランスのいい戦いを見せてきました。
北澤
けがをした柴崎と野津田もスタンドから見ていますね。
実況
リオオリンピックを目指すU−22代表でもあります、野津田です。
森保監督はチャンスをつかんだ茶島の成長が楽しみと話しています。
北澤
安定感があって、いろんなバリエーションがあるのがサンフレッチェだと思います。
実況
成長、そして我慢というものがこの4年で3度目のJリーグチャンピオンという栄冠をもたらしました。
北澤
立ち上がりは不安定でしたが、少しずつ取り戻していますよね。
実況
クロスを上げさせません、マゼンベです。
佐藤寿人は今、狙っていましたね。
佐藤寿人はクロスに対してセンターバック、屈強で大きいんだけれどもチャンスがある。
そのあたり、いったん、消える動きを見せたいと話していました。
都並
サイドやシャドーの選手達が前を向ければ十分、動きだしが生きる可能性があります。
北澤
ここはいい対応でした。
都並
Jリーグの選手で試合では青山選手があそこで取られることはほとんどないんですけれどね。
北澤
1対1にさせたくないんですけれど、なるシーンが多いですね。
実況
ショートコーナーです。
アサーレがシュート。
しかし2人がスライディングを見せました、広島。
我慢の時間帯がまだ続いています、サンフレッチェ広島。
都並
これくらい早いテンポで回すとスペースの空いている位置がありますね。
実況
柏が走り込んできましたが、グボウオがおさえています。
クリバリーは長身のセンターバックです。
大阪長居スタジアムには独特な打楽器の音が響いています。
マゼンベベンチ
民族楽器のマラカスのような楽器を使って応援しています。
実況
ファールはありません。
ここは倒してしまいました。
ファールです。
森崎のファール。
都並
体が入っていくんだよね。
実況
また広島陣内でマゼンベが狙っていきます。
ゴール前で待っているのはサマタです。
我慢の時間帯が続いています。
北澤
少ないタッチで動かすのが一番でしょうね。
都並
そのためにも走ることが大事ですよ。
北澤
瞬間的な動きが速いですね。
広島ベンチ
ドウグラスに話を聞きましたが、この試合勝てばリバープレート、さらにバルセロナと戦う可能性もあります。
自分達にはその権利がある。
夢をつかむために今日の試合、必ず勝ちますと話していました。
実況
ここは少し連携ミスがありました。
これが6本目のコーナーキックです。
ショートコーナーも含めて、いろいろなパターンがありそうです。
ゴール前には長身193センチのクリバリーがいます。
リバープレート、この試合の勝者がリバープレートと対戦することになります。
選手、スタッフ、すべてのメンバーでこの試合を見ています。
どこに穴があるのかと見ているわけですね。
都並
自分達のイメージを膨らませていると思いますよ。
北澤
南米はいつも視察も来ますし、1週間前に来て、しっかり準備をしますからね。
実況
バルセロナは明日、来日予定です。
アルゼンチンの名門です。
リバープレートが16日水曜日、ここ大阪長居スタジアムで、この試合の勝者と対戦することになります。
開幕戦を勝った開催国王者サンフレッチェ広島です。
Jリーグチャンピオン。
一方で5年前には準優勝の実績、南米王者ブラジルのインテルナシオナルを破った実績を持つマゼンベです。
さぁ、怖い位置で、マゼンベにとって、いい位置でフリーキックのチャンス。
北澤
7番、11番、10番は小刻みでうまいですね。
都並
いろいろポジションを代えて動きだしますよね。
捕まえにくくなります。
実況
ほとんど情報がない中で、どう慣れていくのかポイントになります。
広島。
ここまで粘り強く守っています。
0対0です。
およそ30メートルのフリーキック。
9番のサマタか。
アサーレが蹴る。
こぼれたところをサマタが狙っていました。
北澤
こぼしたら、やられていましたよ。
都並
こぼれる場所に2人で行っていましたね。
マゼンベベンチ
サポーターも大いに盛り上がりましたがサッカーは家で見るものではない。
スタジアムで見て初めてサポートになる。
今日も試合の最初から最後まで歌い続けるよと話していました。
実況
マゼンベにはプロのサポーター集団がいますがビザの関係で来日できないということです。
マゼンベベンチ
今日、テレビで観戦したり、テレビがない方は教会に行って祈りをささげたりして応援したりしているサポーターもいるそうです。
実況
FIFAクラブワールドカップジャパン準々決勝の第2試合です。
第1試合ではアジア王者の広州が北中米カリブ王者のクラブアメリカをやぶって準決勝に進出。
17日、横浜でバルセロナと対戦します。
16日にサンフレッチェとしては勝ったら、中2日でまた試合が待っています。
アサーレのシュート。
ポストの右。
北澤
足元のところ、うまいですね。
パンチ力もあります。
小さい選手ですけれどね。
振りが早い。
都並
隙間を埋めるのが広島はうまいんですけれど、それより早く打ってきます。
実況
ジャンプももうひと伸びしてきます。
滞空時間があります。
都並
縦パスもミスがあるんですけれど、本来なら通っている感じで出していると思います。
スッと横取りするような動きがマゼンベは速いんですよね。
速さに、まだ調節ができていません。
実況
広島のシュートはまだ3本です。
セカンドボールの処理が1つ鍵になると佐藤寿人も話していました。
パススピードを上げましたね。
ファーサイドを見るべきでしたでしょうか。
都並
読まれているし、横に動くのも速いですね。
実況
これを乗り越えれば、本当に大きな成長が待っているんじゃないですか。
都並
前半と後半も違うと思います。
非常に大きな財産になりますね。
実況
森保監督も次のステージに上がりたいと話していました。
そういった意味では格好の相手です。
アフリカチャンピオン。
他の大陸に先駆けて、南米王者ブラジルのインテルナシオナルを2010年に破って決勝進出しました。
アフリカが歓声に包まれた瞬間でした。
あれから5年。
一方、広島はエジプトのアルアハリに敗れてから3年です。
その悔しさを晴らす時がきています。
茶島は24歳です。
下部組織の出身です。
プロ入り2年目。
今シーズンは12試合目の公式戦です。
12試合目の公式戦がこの大舞台ですよ。
都並
自分の努力の中でつかんだチャンスです。
実況
開幕戦、最初にゴールを決めたのは皆川佑介でした。
悔しさを抱えていた選手です。
北澤
自分がやるべき仕事を広島の選手はよく分かっていますからね。
実況
シュートの数ではマゼンベが8本、広島は3本。
ボールポゼッションも大きな差がありそうです。
ボール保持率はマゼンベが50パーセント以上です。
またコーナーキックです。
北澤
寄せが速いですね。
実況
さぁ、カウンターです。
北澤
遅れたかな。
マゼンベは戻りも速いですからね。
実況
柏は今このステージで僕は成長しているんですと話していました。
北澤
意欲も必要ですよね。
実況
先程からなかなか抜き切ることができません。
逆サイドでミキッチが待っていました。
北澤
大事なところで森崎が止めているんですよね。
そんなに目立ったプレーが出てくるわけではないんですけれど大事な仕事をしています。
実況
残り時間前半5分を切っています。
まだ0対0です。
自信を感じさせるマゼンベのボール回しです。
シングルマは2010年の試合を経験しています。
今日のGKはキディアバではなく、グボウオです。
広島ベンチ
サブのメンバーがウオーミングアップに入りました。
その先頭は浅野です。
実況
広島にハンドがありました。
快足FWの29番・浅野です。
ベストヤングプレーヤー賞を獲得しました。
都並
流れをしっかり変えられる、決定力を見せつけられる素晴らしいプレーヤーです。
実況
ハリルホジッチ監督も浅野の活躍を評価しています。
先制点を許してはいけません。
広島は34試合あった中で19試合、先制しています。
先制した試合は18勝1分けです。
1敗もしていません。
粘り強い戦いが重要になってきます。
ミキッチ、クロスを上げる。
コーナーキックのチャンスを得ました。
これが1本目です。
マゼンベは、ここまで8本。
これが初めてのコーナーキックです、広島。
前半終了間際、先制点を取れるか。
蹴るのは茶島。
ヘディング。
きた。
シュート。
決まった。
先制点は広島。
塩谷、開幕戦に続いて今大会2得点目。
1本目のコーナーキック。
見事に先制点を奪ってみせました。
都並
この戦い方、手堅いね。
実況
ここは冷静に行こうという森保監督です。
北澤
前で触ったのがよかったですね。
これで後ろのスペースも空きます。
実況
相手としてもゾーンで守っていたでしょうか。
都並
狙い通りですね。
広島ベンチ
サポーターも爆発しましたね。
実況
間もなく前半45分になります。
先制点は44分。
33番、ディフェンスの塩谷です。
塩谷は3年前にもクラブワールドカップを経験。
しかし、控えメンバーでした。
5位決定戦のみの出場になりました。
今前半45分を経過です。
油断は禁物です。
1点先制に成功しました、開催国王者・日本のサンフレッチェ広島です。
アディショナルタイムは1分です。
都並
この形を増やしたいんですけれどね。
実況
広島もディフェンスの網のかけ方にだいぶ慣れてきています。
北澤
茶島もコーナーを切っていましたよね。
実況
森保監督の采配が見事に当たっています。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015準々決勝アフリカ王者マゼンベ対開催国王者サンフレッチェ広島、前半を終わって1対0。
チャンスを見事にものにした前半44分、サンフレッチェ広島が塩谷のゴールで先制をして折り返します。
手越
前半のハイライトです。

いいシュートでしたよね。
手越
前半は、マゼンベが驚異でしたね。

個人技を生かして攻めてきましたよね。
手越
このゴールは見事でした。

最高のゴールです。
手越
視聴者の皆さんが作ったオリジナルキャラクターTOVYがこの試合の勝敗予想を発表します。
あなたが作ったTOVYが画面に映るかもしれません。
よくご覧ください。
畑下
このTOVYを作って応援ヒートグラフに参加すると、あなたの気持ちに合わせてTOVYが動き回ります。
手越
視聴者の皆さんの勝敗予想は、サンフレッチェが84パーセント、手越
城さんが注目した前半のキープレーは?城
前半44分のこのシーンです。
何といってもコーナーキックから先制点のシーンです。
これまで、かなり押されていて、少ないチャンス。
セットプレーをものにできたというのは、サンフレッチェにとって大きいと思います。
マゼンベにとって先制点を奪われたということで精神的にも、かなりプレッシャーになっていると思うんですよ。
後半の立ち上がりをうまく入れれば僕はサンフレッチェが行くんではないかと思います。
手越
前半終了間際でしたよね。

このまま波に乗って後半、行ってほしいと思います。
手越
後半は浅野選手がいますからね。

長谷川監督も話していましたよね。
追加点を取れるかもしれません。
入り方をもう一度リセットして、0対0と思って入っていくと、しっかり守れると実況
3年ぶりの日本開催。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015。
アフリカ王者マゼンベ対開催国王者サンフレッチェ広島。
前半終了間際、少ないチャンス、ワンチャンスをものにした塩谷のゴールで見事に1対0。
先制したのはサンフレッチェ広島です。
前半を振り返って、いかがですか?都並
マゼンベの身体能力の高さに苦労しながらも、ワンチャンスをものにした広島らしい戦い方をしたと思います。
実況
シングルマに代えてウリムウェングを投入してきました。
カルテロン監督です。
広島は4本のシュートとマゼンベは10本のシュートです。
シュートの数では圧倒されました。
北澤
こういったことも想定しながらゲームに入っていたと思います。
想定以上にマゼンベが良かったという印象を持ったのではないでしょうか。
対応力が国際舞台では大事です。
決められるところで決めることが自分達の優位性を保つことになります。
実況
茶島のコーナーキックを塩谷がゴールしました。
さぁ後半のキックオフです。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015、準々決勝の第2試合です。
アフリカ王者マゼンベが青いユニホーム。
左から右に攻めて行きます。
白いユニホーム、セカンドユニホームが世界を紫に染めたいと意気込んでいるサンフレッチェ広島。
前半、目立った選手はいますか?都並
佐々木がいいんじゃないですか。
佐々木のアシストもありました。
佐藤寿人のシュートにつなげたスルーパスも佐々木でしたよね。
実況
1対0。
前半終了間際、1本目のコーナーキックを見事にものにしたサンフレッチェ広島です。
コーナーキックのチャンスです。
北澤
ミキッチはいい仕事をしますよね。
実況
契約更新はしない方向と聞いています、ミキッチです。
7年目。
クロアチアからやってきた助っ人です。
再び、茶島が蹴ります。
24歳の茶島。
小柄な166センチです。
先ほどは、このコーナーキックからの先制点でした。
高さがあるので、高いボールは蹴らないようです。
都並
速いな〜、速い。
実況
スピードがあるシュート。
ポストのわずかに左。
北澤
カウンターを狙っていましたね。
実況
22歳のウリムウェングが出てきました。
マゼンベベンチ
カルテロン監督も手をたたいていましたね。
サポーターによるとウリムウェングがチーム一番の俊足ということです。
実況
主審が転んでしまいました。
去年のブラジルワールドカップでも2試合で主審を務めた方です。
国際審判員です。
1対0。
1点リードはサンフレッチェ広島です。
先制したら今シーズン、J1では1敗もしていません。
都並
後半も前半同様の粘り強い守備をしながら、テンポの早いパス回しが必要でしょうね。
実況
ウリムウェングはタンザニア代表です。
控えている選手達も各国の代表選手ばかりというマゼンベです。
北澤
スピードや個人技、高さがありますよね。
実況
アフリカでは恵まれたインフラ設備があるチームです。
各国の有力な選手達が自分もマゼンベで活躍したいと集まってくるようになったといいます。
こちらの方がオーナーです。
クリバリーからウリムウェング。
ウリムウェングの2本目のシュートです。
セットプレーでのクリバリー。
193センチが効いています。
193センチでバネがありますので、これを上回る選手は、なかなかいません、サンフレッチェ。
北澤
塩谷の対応、スピードは追いついていますね。
実況
塩谷は今シーズンJ1で3ゴールですが、クラブワールドカップでは、すでに2ゴールを決めています。
ミキッチは攻撃にも絡んでいます。
クロアチアのディナモザグレブからやってきて7年、35歳、チーム最年長のミキッチです。
しっかりと1トップの位置からディフェンスにも参加しています、佐藤寿人です。
しっかりと塩谷が寄せていました。
この試合の勝者が南米王者リバープレートと対戦します。
ずっと試合を見続けていますね。
広島ベンチ
試合前は、しっかりと練習をこなしてから、このスタジアムに入ってきました。
実況
アルゼンチンの名門です。
ボカ・ジュニアーズと並ぶ名門です。
リバープレートが久々に日本にやってきています。
北澤
ミキッチは、いいところにいますよね。
広島はシフトチェンジがうまくできます。
柏は大丈夫か。
実況
柏が立ち上がりました。
先制ゴールの塩谷。
都並
集中していますね。
北澤
そろそろ浅野の時間もやってきますね。
実況
後半10分ぐらいになると浅野拓磨が投入というタイミングになります。
北澤
引いたら負けますからね。
実況
ピッチに横たわっているのは森崎です。
自らタックルに行ったところで右足を痛めました、森崎です。
サンフレッチェ広島の頭脳です。
重要な役割をしっかりと黒子として果たしている森崎です。
3年前の悔しさを口にしていました。
この試合で勝って勝てば勝つほど強い相手とやれる、それを夢見て、この舞台に立っています。
逆サイドはミキッチ、シュート。
これは高速クロスでした。
佐藤寿人がワンタッチゴールを狙っていましたが、わずかに合いません。
左サイドの柏から。
都並
切り返しの角度を少しきつくしているんですよね。
前半から学んでいるわけです。
これが大事なことです。
考えながら、それぞれがプレーしている感じがしますね。
実況
ケガ人が出れば、ハードスケジュールであれば代わりの選手がチャンスを迎える。
そのように森保監督はポジティブにとらえるんだと話しています。
広島ベンチ
長居スタジアムもかなり冷え込んできました。
前半も後半もプレースタイルは変わらない。
選手それぞれが役割をまっとうするだけです。
最後は気持ちですと話していました。
実況
3−6−1という独特のフォーメーションです。
コーナーキックのチャンスを得ました、サンフレッチェ広島。
都並
最後の柏も素早くポジションを取るようになってきましたね。
ボールの回りが良くなってきています。
柏が広がって、茶島が下りてくる。
このタイミングが合ってくるようになってきました。
実況
高いボールを蹴ってきた。
ヘディングシュート。
千葉です。
DF2人で2得点。
コーナーキックで2得点。
茶島が輝いています。
後半11分。
2対0。
開催国王者、日本のサンフレッチェ広島が南米王者リバープレートとの準決勝にまた一歩、近づきました。
北澤
タイミングですよね。
ちょっと早めでした。
実況
先ほどまでは低いボールを蹴っていました。
都並
この得点は必然です。
実況
見事に千葉が決めました。
前半先制。
センターバックの3人が得点に絡んでいます。
都並
しっかりとした守備ができていて得点につないでいきます。
実況
前半は厳しい戦いでした。
シュートの数では倍以上打たれていた広島ですがコーナーキックで2得点。
しっかりとサイドの攻防も勝ち切っています。
代わって入ってくるFW陣がコンゴ民主共和国代表など各国の代表です、マゼンベ。
これは浮かしたボール。
佐藤寿人がセンターサークルのところで倒れています。
先制点は低いボールを角度を変えて決めました。
野津田と柴崎にも笑顔が見えます。
ファールはありません。
北澤
もう余裕すら出てきましたね。
実況
ゆったりとボールを回せるようになってきました、サンフレッチェ広島。
北澤
ただ1点取られたら状況は変わりますからね。
時間帯や判断をどうチームで共有するかです。
実況
残り時間はまだ30分以上あります。
コーナーキックのチャンスをものにしました。
後半に入って、柏の左サイドの突破。
ミキッチも走り込んでいました。
このあたりは、しっかりと連動した動きを見せました広島。
ただカウンターも怖いマゼンベです。
5年前、準優勝の実績があります。
ミキッチが林に返します。
後半15分を経過しました。
2対0です。
広島ベンチ
サポーターは日本を代表して各国のサポーターとの勝負なんですと話していました。
熱狂的なリバープレートのサポーターと勝負したいと話していました。
北澤
フリーのスペースが生まれてきましたね。
北澤
ボールの奪われ方は気を付けたほうがいいですね。
実況
浅野はどの段階で出てくるのかも気になります。
クリバリーのファールはありません。
ここは逆にドウグラスがファールを取られました。
このあたりも切り替えがしっかりしている広島です。
マゼンベは2人目の交代があるでしょうか。
マゼンベベンチ
カラバがピッチのそばで準備しています。
実況
アフリカチャンピオンズリーグでは4得点を挙げている選手です。
2点のリードはサンフレッチェ広島。
佐藤寿人のゴールも見たいですよね。
北澤
佐藤までには少し距離があるんですよね。
実況
今はチームプレーに徹している時間帯です。
4番のボランチのシンカラに代えて、トップ下の位置を務めることが多いカラバを投入してきました。
攻撃により厚みを持たせてくるでしょうか。
カルテロン監督、フランス人の指揮官です。
日本のJリーグ王者と戦うことは厳しいということはカルテロン監督は話していました。
2人目の交代をしました。
マゼンベです。
サンフレッチェ広島はまだ交代のカードは切っていません。
1トップのサマタがちょっと低い位置にポジショニングしています。
都並
ちょっと焦れて下がってきていますね。
実況
少ないチャンスをしっかりとものにしてサンフレッチェらしく、ここまでできているんじゃないですか。
北澤
森保監督の狙っている成長もあります。
ただ、失点だけは避けたいですね。
実況
オーバーヘッドシュート。
このスピードのあるバイシクルキックです。
都並
今までは2対1でしたが、茶島が今、カバーリングを怠ったのですが、そうすると、抜かれました。
実況
最後はアサーレでしょうか。
都並
何重もの壁を作っておかないと高い身体能力があるから危険です。
茶島は柏の近くにいました。
でも意識的にゆるめてしまった時にピンチが生まれましたね。
大丈夫じゃないですよ。
実況
これを学んで茶島にはしっかり対応してほしいところです。
北澤
森保監督が守備的にシフトするのかどうなのか。
判断する時間帯になっていると思います。
実況
後ろから足が伸びてきましたが。
青山が1本のパスを狙っています。
これは持ち味ですね。
都並
リバープレートには見せたくなかったね。
今、全員がおっと思ったと思いますよ。
北澤
最初は逆サイドに出そうとしましたね。
北澤
さすがですね。
集中させる時間帯には森保監督が声を掛けています。
実況
ドーハの悲劇を経験している森保監督です。
北澤さんは同じ年でもあって、レギュラー争いをしていましたよね。
北澤
そうですね。
都並
佐藤寿人選手も体を入れてファールを取りに行ったんじゃないですか。
実況
マゼンベがとにかく攻撃的に人数をかけてきていますね。
前線に18番のカラバが位置しているようです。
茶島は2つ、アシストを決めています。
広島はコーナーキックから2得点です。
ここは佐藤寿人へというボールでした。
グボウオが押さえています。
190センチあります。
このまま行けば中2日で迎える、ここ大阪での南米王者リバープレートとの対戦です。
青山が体を投げ出しました。
ここは塩谷がいい対応を見せました。
3人目の交代です。
17番の選手、ボリンギです。
長い手足を生かすストライカーです。
185センチあります。
FWをサイドバックに代えて投入してきましたカルテロン監督です。
パワープレーに出るわけでしょうか。
北澤
サンフレッチェは浅野を使ってカウンターということも考えられますね。
攻撃的な選手3人を入れてきましたマゼンベです。
ヘディングシュート。
これは、クロスバーの上。
サマタです。
180センチあります。
時計の針をいかに進めていくか。
勝てば、中2日で準決勝ということになります。
キャプテンの青山は広島一筋12年目。
去年のワールドカップのメンバーでもあります。
両チームの応援が今ピタリと止まりました、大阪長居スタジアム。
9番サマタのファールです。
ドウグラスもコントロールをしたでしょうか。
2対0です。
残り20分を切りました。
ここから何がポイントですか?北澤
全体が守備に回らなければいけなくなっているので、攻撃に移行しにくくなっています。
水本を入れて広島は守備の枚数を増やしたりとか、いくつかの選択肢があります。
監督がどう決断するかですね。
実況
FW浅野の投入も楽しみですが、広島は、まだ交代のカードを一枚も切っていません。
マゼンベは攻撃の圧力を高めてくるはずです。
北澤
冷静にプレーしなければいけません。
1人少なくなると大変です。
実況
マゼンベは、このあたり落ち着いています。
あせっているようには見えません。
クリアをしました。
シュートの数では前半10本のマゼンベ。
4本の広島でした。
都並
広島の選手はシュートコースに入って、ブロック、当てるのがうまいんですよ。
実況
広島のベンチが動いたようです。
さぁ、危ない。
シュートを打ってきました。
広島ベンチ
浅野が呼ばれました。
実況
今日は、ご両親と兄弟も応援に駆けつけているという浅野拓磨です。
誰に代わって投入されるのか。
佐藤寿人でしょうかちょっとサマタがイライラしはじめたか。
2点リードは開催国王者・日本のサンフレッチェ広島、白いユニホームです。
追加点ということになれば準決勝進出がさらに近づきます。
中2日でのゲームです。
オークランドシティ戦では先発した浅野拓磨が開幕戦、温存されてこの試合スタメンだった佐藤寿人に代わって、いつもの交代ということになります。
ここで、どんな言葉を佐藤寿人は浅野にかけるのでしょうか。
何か言葉を交わしました。
シンプルな言葉だったように見えました。
最後はお前が試合を決めてこい、ヒーローになってこいといわれて交代するというふうに話しました。
森保監督は全選手にとっての兄貴分と言われています。
佐藤寿人、今日の役割、いかがでしたか?都並
前線と中盤をつなぐ時の基点になる動きもできていました。
ペナルティーエリアに入った回数が少し少なかったけれど、いい仕事をしましたね。
実況
浅野選手の家族も今日は応援に駆けつけていると聞いています。
広島ベンチ
弟さんも来ていて世界大会に出ているお兄ちゃんは本当にカッコいいと話しています。
実況
7人兄弟の3番目です。
家族の前で浅野は活躍することができるでしょうか。
浅野のスピードがどれだけアフリカ王者に通用するか楽しみですね。
北澤
球際のところですよね。
与えられた役割はJリーグを通してやってきています。
実況
守護神キディアバを温存したマゼンベに対して2ゴールを挙げているサンフレッチェ広島です。
左サイドからシュートを狙っていった。
さらに茶島が積極的な姿勢を見せました。
都並
攻守によく走っていますよ。
これが広島のハードワークですよね。
実況
チーム全員がこのハードワークの精神を忘れません。
ドウグラスが待っています。
浅野、決めた。
都並
素晴らしい。
実況
21歳のスピードスター浅野拓磨が見事に決めました。
途中投入。
入ったばかりの浅野拓磨が見事に決めました。
森保采配、見事的中。
都並
青山のサイドへのボール。
これが大事なんですよね。
これで中が厚くなることを想定しながら本当は素早くスルーパスも出せたんですけれど、この形のほうが確率が高いという判断でしょうね。
いいボールです。
実況
ミキッチから浅野、見事に3点目です。
ここでイエローカードです。
17番のボリンギに対してイエローカード。
ちょっとマゼンベの選手達はイラつき始めたでしょうか。
もう3人の交代枠を使い果たしています、マゼンベです。
北澤
3点目を取れるか、相手に1点取られるかというせめぎ合いでしたからね。
実況
大丈夫でしょうか。
これはファールではないのかという佐々木がアピールしています。
イエローカードですか。
北澤
これはプレーではなくて、今の態度に対してではないでしょうか。
都並
これは危ないよね。
実況
残り10分を切りました。
3対0です。
準決勝にまた一歩近づくゴールは浅野拓磨が決めました。
完封できるか。
セットプレーのチャンス。
アサーレが蹴ります。
林がおさえています。
残り10分を切っています。
このまま世界の頂を目指すクラブ世界一を目指すベスト4につなげることができるか。
浅野がディフェンスラインとの駆け引きをしています。
攻めの形も見せられるようになっていますね。
都並
スペースが結構空いてきました。
実況
マゼンベが前がかりになってきています。
シュート。
ほとんど助走がなく、一気にシュートを打ってきます。
これが身体能力の高さです。
ここでDFの4番の水本を投入します。
都並
ミキッチは素晴らしいなぁ。
本当によく働きました。
実況
35歳のベテラン、ミキッチに代えて水本です。
ミキッチは最後、アシストも完璧に決めました。
水本が左サイドのストッパーに入って佐々木が左サイドに入ります。
柏が右に回りました。
都並
速攻もできるし、守備もかたいですよね。
森保監督の素晴らしい采配です。
実況
ゲームを締めにかかっています。
GKのキックミスになりました。
明らかにアフリカ王者コンゴ民主共和国のマゼンベが焦っています。
アフリカ諸国の代表クラスが顔をそろえるマゼンベを相手に3対0。
完璧なゲームといっていいんじゃないですか。
北澤
マネジメントという意味ではすばらしいですね。
実況
佐々木は体の強さもあります。
北澤
フィジカルでアフリカの選手に負けないですよ。
実況
コーナーキックになりました。
日本代表招集経験もあります、林です。
長身の選手がいるマゼンベに対して、低いボールでした。
ここはキックミスがありました。
さぁ、カウンターです。
北澤
やっぱり早いですね。
実況
四日市中央工業高校から広島に入りました浅野です。
今日も途中投入からすぐの得点でした。
都並
前半でマゼンベの身体能力を計算してすばやく仕掛けたほうがいいという考えだったのでしょうね。
頭がいいですよね。
実況
あっという間に追加点、3対0です。
広島ベンチ
全力で戦いますと話していました、浅野です。
実況
ここは、マゼンベが守っています。
後半40分を経過。
あとはアディショナルタイムです。
塩谷が先制。
前半終了間際のコーナーキックからでした。
千葉が2点目。
後半11分でした。
そして浅野が後半33分に見事に決めました。
日本のJリーグ王者・開催国王者のサンフレッチェ広島がアフリカ王者、5年前に準優勝を果たしたマゼンベを相手に見事3対0の試合展開です。
ドウグラスと浅野が圧力をかけていきました。
すっかり広島のペースです。
北澤
ゴール前に入ってこなくなりましたね。
マゼンベベンチ
サポーター達は最後まで諦めずにコンガをたたいてリズムをつくって応援しています。
実況
3度目のクラブワールドカップの舞台です。
5年前の再現は、ちょっと難しくなりました。
5年前は準優勝です。
皆川佑介、24歳が投入されました。
これが3人目の交代です。
攻撃の選手を投入してきました、森保監督です。
このままゲームをしめたいサンフレッチェ広島。
北澤
今、全員で守りましたよ。
このへんの切り替えはチームの一体感ですね。
実況
前半は攻められ続けました。
しかしそれを我慢して、しのいだことで生まれたチャンス。
前半、枠内のシュートはゴールの1本だけでした。
都並
前半で我慢して後半には別の姿を見せていますね。
実況
我慢、成長が今シーズンキーワードになっている広島です。
一人一人のプレーを見ても成長しているように見えます。
これが前半はできませんでしたよね。
塩谷は2試合連続ゴールです。
出場するからには結果を追い求める。
皆川はそう話していました。
茶島はフル出場になりました。
柏がクロスを上げる。
森崎がシュート。
しかしGKが抑えています。
北澤
マゼンベにも意地がありますからね。
実況
3対0。
完璧なゲームコントロールを見せてきました。
相手を翻弄しているパス回しです。
紫に染められるか。
紫の色を世界に広めることができるか、サンフレッチェ広島。
アディショナルタイムは2分です。
開幕戦に続いて完封勝ちとなれば、さらに自信を深めることになります。
右サイドから展開しようというマゼンベです。
前半から攻守に渡って活躍を見せました、佐々木です。
シュートがなかなか打てなくなっているマゼンベです。
マゼンベは打つ手がなくなってきたか。
アディショナルタイムは2分です。
0点で抑えたい。
開幕戦、オークランドシティに2対0。
そして中2日での準々決勝で3対0でアフリカ王者マゼンベに勝つことになれば、さらに自信を深めることになります。
成長というキーワード、これをさらに次のステップに持ち上げることができます。
森保監督率いるサンフレッチェ広島、開催国王者・日本のチャンピオンです。
苦しくなったマゼンベ。
ここで主審の長い笛です。
見事に3対0。
FIFAクラブワールドカップジャパン2015準々決勝、第3試合、サンフレッチェ広島、開催国王者がアフリカ王者、かつて準優勝したコンゴ民主共和国のマゼンベを下しました。
都並
粘り強くしたたかな戦いぶりで、Jリーグ王者がこれだけやれるんだということを世界に示してくれました。
北澤
素晴らしいです。
自分の役割をこなしながらチームのために戦うサンフレッチェ広島は成長していると思います。
実況
16日の南米王者リバープレートとの対戦を広島が実現させることになりました。
手越
広島が世界と戦った準々決勝、このあとハイライトで振り返ります。
手越
快進撃は、ここからでしたね。

前半44分、セットプレーから取れたのは大きかったですね。
手越
追加点はコーナーから千葉選手。
森保
身体能力にすぐれたチームで序盤、少し戸惑った部分もあると思いますけれど粘り強く対応して、相手に自由にやらせない。
そこから自分達のペースに持ち込む。
ボールを我々が保持した時にはカウンターなどプレスに来るところは外しながら、いい形で得点できたと思います。
手越
3対0ですよ。

実力で奪い取りましたね。
手越
次は南米王者リバープレートとの戦いです。
2015/12/13(日) 19:20〜21:29
読売テレビ1
FIFAクラブワールドカップ 準々決勝 「マゼンベ×サンフレッチェ広島」[二][字][デ]

※最大70分延長 ★2010年大会では準優勝したアフリカ王者マゼンベが登場!開幕戦快勝のサンフレッチェ広島が南米王者リバープレートとの準決勝に駒を進めるのか?

詳細情報
おしらせ
クラブワールドカップサポーターズフェスタ実施中!
<詳しくは日本テレビクラブワールドカップHPへ>

FIFAクラブワールドカップ準決勝&5位決定戦
16日(水)ごご4時〜生中継
*一部地域をのぞく
番組内容
この戦いに勝てば優勝候補の一角、南米王者リバープレートとの準決勝が待っている!開幕戦に勝利したサンフレッチェ広島、勝ち進んでいくことが出来るのか!?アフリカ王者マゼンベは5年ぶり3回目の出場。2010年大会では決勝に進出、欧州×南米の構図を初めて崩すという歴史を残してきたクラブ。守護神キディアバも健在。今大会も高い身体能力と独特のリズムを持った攻撃で旋風を巻き起こすか!?
出演者
【メインキャスター】
手越祐也
【スタジオ解説】
城彰二
【進行】
畑下由佳

【解説】
都並敏史
北澤豪
【実況】
寺島淳司
【リポート】
川畑一志
鈴木崇司
音楽
【大会オフィシャルソング】
「ANTHEM」NEWS

ジャンル :
スポーツ – サッカー
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:8715(0x220B)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: