ニュース 2015.12.13


そのころ大阪では…

(正吉のうめき声)お父様?お父様!大旦さん!
こんばんは。
6時になりました、ニュースをお伝えします。
安倍総理大臣は、地球温暖化対策の国連の会議、COP21で、温室効果ガスの削減に取り組む新たな国際的な枠組み、パリ協定が採択されたことを受けて談話を発表し、革新的な技術開発の推進などを通じて、温室効果ガスの削減や、気候変動対策に取り組む考えを示しました。
地球温暖化対策の国連の会議、COP21は、発展途上国を含むすべての国が協調して、温室効果ガスの削減に取り組む新たな国際的な枠組み、パリ協定を採択し、閉幕しました。
これを受けて、安倍総理大臣は談話を発表し、パリ協定が採択されたことを、高く評価する。
テロに屈することなく、COP21を開催し、成功に導いた議長国フランスの尽力に、深甚なる謝意を評するとしています。
その上で、日本は26%削減という目標に向け、温室効果ガスの計画的な削減に取り組まなければならない。
経済成長を犠牲にせずに、これらを達成していくとしています。
そして、その鍵となる環境・エネルギー分野での革新的な技術開発を推進する。
日本の技術や経験を生かし、途上国においても気候変動対策を実施していく。
気候変動の影響は、国内でも顕在化しつつある。
将来に備え、今のうちから影響を最小化するよう対策を講じていく。
これらについて、内閣の最重要課題として取り組むなどとしています。
平成8年、東京・葛飾区で、上智大学の女子学生が殺害され、自宅が放火された事件で、事件当日、現場近くの電柱に、隠れるように立つ不審な人物が目撃されていたことが、警視庁への取材で分かりました。
被害者の家の前で目撃された、犯人と見られる男と特徴が似ていて、警視庁は、事件に関わった疑いがあると見て調べています。
19年前の平成8年9月、上智大学の4年生だった小林順子さんが、東京・葛飾区の自宅で刃物で刺されて殺害されたうえ、自宅が放火されました。
現場に落ちていたマッチ箱や、焼け残った布団についていた血の跡から、犯人のものと見られるA型の男のDNAが検出され、警視庁は有力な証拠と見て、捜査しています。
警視庁が公開している犯人と見られる男のイラストです。
事件の直前、雨が降っているのに傘を差さず、小林さんの家の表札を見つめる姿が目撃されています。
さらに、この男に特徴が似た人物が、事件当日、ほかにも、現場近くの路上で目撃されていたことが、警視庁への取材で新たに分かりました。
その人物を目撃した女性が、NHKの取材に応じました。
小林さんの家の近くで、電柱に隠れるように立ち、丈の長いベージュのコートを着て、髪は黒く、短かったということです。
警視庁は、イラストの男と同じ人物で、事件に関わった疑いがあると見て、ほかに目撃した人がいないかなど、事件前後の行動を調べています。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で発生した、指定廃棄物の宮城県への処分場建設を巡り、宮城県と県内すべての市町村長を集めた会議が開かれ、候補地の3つの自治体が、いずれも候補地を返上する考えを明らかにしました。
処分場建設に向けて環境省は、宮城県内の3か所の候補地で、候補地を1か所に絞りこむための現地調査を試みましたが、現地で抗議活動が続いたことなどから、年内の調査を断念しました。
こうした事態を受けて、環境省は、宮城県の村井知事や、県内すべての市町村長を集めた会議を開き、井上環境副大臣が宮城県内に処分場を建設する方針に、改めて理解と協力を求めました。
続いて、候補地の3つの自治体が発言し、栗原市と大和町が、候補地を返上する考えを示しました。
また、調査の受け入れに強く反対してきた加美町も、3か所とも不適切な場所だ。
候補地を返上すると述べ、3つの自治体が、いずれも、候補地を返上する考えを明らかにしました。
このため、処分場建設の行方は、一層不透明な情勢となりました。
旧日本軍が、多くの中国人を殺害したなどとされる、南京事件について、中国政府はきょう、現地で追悼式典を開き、出席した共産党の幹部は、ユネスコ・国連教育科学文化機関の記憶遺産に、ことし、中国が申請した事件に関する資料が登録された意義を強調しました。
中国政府は、去年から12月13日を、南京事件の国家追悼日と定めていて、きょう午前、南京で追悼の式典が開かれました。
去年は、習近平国家主席が出席しましたが、ことしは、中国共産党の最高指導部のメンバーは出席せず、これに次ぐ地位の政治局委員で、全人代・全国人民代表大会の李建国副委員長が演説しました。
この中で、李副委員長は、ことし、ユネスコの記憶遺産に中国が申請した、南京事件に関する資料が登録された意義を強調しました。
一方、日中関係については、歴史をかがみとして未来と向き合う精神で、隣国どうしの友好と協力を絶えず推進し、共同で世界の平和に貢献するなどと述べました。
長崎市の爆心地公園近くで、平和を願ってともされる、ナガサキ誓いの火が、初めて海外に分けられることになり、ブラジル南部の都市で式典が行われました。
ナガサキ誓いの火は、長崎を最後の被爆地にするという誓いを込めて、原爆が落とされた月命日に当たる毎月9日に、爆心地公園近くの灯火台に掲げられています。
この誓いの火が分けられたのは、日本からの移民が暮らす、ブラジル南部のフレイ・ロジェリオ市で、海外では初めてです。
誓いの火は12日、現地の平和の鐘公園にある平和資料館で開かれた式典で、灯火台にともされました。
このあと参加者は黙とうをささげ、平和への誓いを新たにしていました。
次に、初日の出の名所として知られる大分県佐伯市の海岸にある夫婦岩で、新年を前に、2つの岩の間にかけられた巨大なしめ縄が、新しいものに張り替えられました。
400人が参加したしめ縄作り。
材料には、丈が長くて丈夫なもち米のわらが使われ、骨組みのワイヤーに、わらを巻きつけて、3本の縄を作りました。
そして長さ65メートル、重さ2トンの、1本の巨大なしめ縄を完成させました。
このあと、参加者全員で夫婦岩まで運び、ワイヤーやロープを使って、岩の間に新しいしめ縄をかけました。
2015/12/13(日) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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