激動の時代を迎えている日本の農業。
高齢化や後継者不足耕作放棄地の増加。
更に10月にはTPP環太平洋パートナーシップ協定が大筋合意。
今後海外から安い農産物が輸入されると見られています。
今農業にはどんな可能性があるのでしょうか。
今回は農業に挑戦しようという会社を特集。
経済成長率7%と発展を続けるカンボジアでは大阪の企業が日本の野菜を売りこもうとしています。
一方国内では規制緩和で農業と無縁だった企業が参入。
(増田)ありがとうございます。
ITを駆使し社員6人で1億5,000万円を売り上げる企業も。
まだまだいけまっせ。
日本の農業。
…という事で「ルソンの壺11月号」は農業の話なんですがどうでしょう?名越さん。
もともと農業って聞くとどういうイメージですか?先祖伝来の土地を守って伝承していくっていうイメージが強い。
どうやって維持していくかっていう方向だと思ってたので今のちょっとVはびっくりしましたね。
それまでとは違う新しいものが入ってくるんではないかと。
チャンスがあるって本当?みたいな。
そうですね。
では壺ナビゲーターは今月はますだおかだの増田さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
農業も生まれ変わらなければいけないというような話題とかちょこちょこテレビでも見るじゃないですか。
でもほんまかいな?みたいなね。
いやそれは分かってんねんけどなかなか難しいでしょうみたいなイメージがずっとあったんですけど。
今回見てきて「あっ農業もうかるんや」と。
ほう!きた!やり方次第にそっちに向かって頑張ってる方を見てきたんでねそう見えたんかもしれませんけれどもさあ今月のテーマはこちらです。
この番組では海外で頑張ってる企業をいっぱい紹介してきましたけど農業の分野でも海外で頑張ってる企業があるんですよ。
海外で作ってるんじゃなくて日本の農作物を海外で売ろうという事ですか?売るだけじゃなくてですね日本の農業のやり方を海外で実践してる企業が関西の企業にありました。
ご覧下さい。
経済成長が続くカンボジア。
人口およそ1,500万。
人件費が安い上外資への規制がほとんどない事から新たな成長を求めて海外の企業が続々と進出しています。
経済発展に伴い野菜の消費も拡大しています。
カンボジアではもともと稲作が中心。
国内の農家が作る野菜だけでは生産が追いつかず需要の半分も賄いきれません。
更にカンボジアの人々が心配しているのは農薬の影響です。
検査機関や法整備がまだ十分に整っていないからです。
カンボジアの人たちの間では食の安心安全への関心が高まっており政府も対策を強化しています。
これをビジネスチャンスと捉え大阪から進出した企業があります。
従業員26人の小さな会社です。
3年前ほとんどなかった無農薬野菜の栽培を始めました。
去年プノンペンにオープンしたショッピングモールです。
阿古さんの野菜は売り場でひときわ目立つように置かれています。
一つ一つ包装され「Japan」のシールが貼られています。
会社の昨年度の売り上げは1,500万円。
今年度は2倍の3,000万円を見込んでいます。
しかし無農薬野菜の栽培は初めから順調だった訳ではありません。
カンボジアでは外国人が直接農地を持ち野菜を栽培する事ができません。
そこで阿古さんは地元農家と契約し共に無農薬栽培に取り組もうとしました。
初め育てようとしたのはきゅうりなどおよそ10種類。
しかしカンボジアの気候では病気が発生しやすいなどほとんど生産する事はできませんでした。
一体どうやって乗り越えたんでしょう?ツボは…。
カンボジアの農家は稲作が中心。
野菜を本格的に栽培した事がありません。
一から栽培のノウハウを教え込む必要がありました。
阿古さんが契約している…2年前から田んぼを一部畑に転換し無農薬でオクラの栽培を始めました。
農薬を使わずに育てるには常に畑の状況に気を配らなければなりません。
この日前日から降り続いた雨がたまっていました。
阿古さんは通訳を通してアドバイスをしました。
米農家だったリムさん。
野菜の栽培が加わった事で収入もアップしました。
こうした努力の結果阿古さんの契約農家は40軒以上に増えました。
もう1つ課題がありました。
野菜を運ぶ体制です。
せっかく無農薬で作った野菜も新鮮なまま消費地に届かなければ価値は下がってしまいます。
そこで作ったのが野菜を集めて発送する…日本ではおなじみの仕組みもカンボジアにはこれまでありませんでした。
泥のついた野菜は洗ってきれいにし一つ一つ包装します。
更に配送でも一工夫。
冷蔵車が普及していないため保冷剤を入れ鮮度を保ちます。
暑さで野菜が傷まないようにするのです。
朝取った野菜をその日のうちに送り届ける。
日本では当たり前の輸送システムを作り市場の野菜の2倍以上の価格で売る事ができるようになりました。
阿古さんは今更に大きな市場を見据えています。
アスパラガスやミニトマトなど生産できる野菜の種類を増やそうとしています。
カンボジアでは急速にインフラの整備が進んでいます。
今年4月に開通した…メコン川の両岸を結びます。
タイカンボジアベトナムをつなぐ陸上輸送の大動脈がつながりました。
ASEAN地域…そのちょうど中心に位置するカンボジアから来年以降周辺の国に無農薬の野菜を輸出する計画です。
カンボジアに来て3年。
4人だった社員は26人まで増えました。
5年後には10億円の売り上げを目指しています。
安心安全な日本の農業がカンボジアから新たな市場を切り開こうとしています。
すごいね。
無農薬の野菜があれだけ引っ張りだこになってるというのがまず驚きでしたわ。
…んでアジア地域で見るすてきな市場なんですけどスーパーに行ったら日本のスーパーと変わらないね。
時々「ここは日本か!?」って叫んでましたね。
そう。
パッケージされていて…。
だから周りもね普通のカンボジアの野菜あるんですけど日本がプロデュースしてる野菜は若干値段がね高めにはなってると思うんですけどその分やっぱりねカンボジアでも景気がよくなってきたら食の安全を意識する消費者がそれを選ぶようになってきてるんじゃないんですか。
急激ですよね。
ある意味知識とか感覚の流布というか。
長らく内紛が続いていた国ではあるのでもしかしたら後れてそういう時代を迎えているところがあるかも…。
そこに外国人日本人が入ってひょっとしたら加速してるんかも分かんないですけどね。
これからTPPになってね高い国産の野菜を買うのか安い海外産の野菜を買うのかの選択になると思うんですけどその中に今回の会社みたいなんは逆輸入も考えてる訳ですよ。
向こうで作ったものを日本に…ってなったら海外で作られてる日本人が製造管理してる野菜がひょっとしたら国産と海外産の野菜の間に入ってくるんちゃうかなという。
そうか。
日本で作ったものあるいは日本の企業が入ったものあるいは日本の人がプロデュースしたものを安全だからみたいな事言ってはったじゃないですか。
あそこ大事ですよね。
絶対そこ壊したらあきませんよね。
日本という国のやり方あるいはそういった企業のやり方が全体を包んで信頼になってると。
そうですね。
一人間力がおっきくなってブランド力やと思うんですけどね。
その根本の人間力で勝負してはる感じはしましたけどね。
企業ですけど。
大事やわ。
本当にカンボジアの地っていうのは可能性がたくさんありまして平均年齢が24歳。
だからこれから労働力あと人口あと消費者としても可能性がたくさん。
えっ!国の平均年齢?国民の平均年齢が24歳なの?歴史的な事情がいろいろある関係ですごく若くて…。
若い!子どももどんどんどんどん増えていく国になっていくかもしれませんもんね。
さあ海外での農業の動き見てまいりましたが国内でも農業にまつわる新たな動きが始まっています。
国の成長戦略の一環として農業特区というものが全国で2か所まず米どころの新潟市そして関西でも兵庫県の中山間地域にある養父市が去年指定されました。
兵庫県の僕らから見たらちょっと奥の方。
兵庫県おっきいからね。
おっきいですよ。
この養父市も結構ね車と電車乗り継いで約3時間。
行ってきました。
ほんまですか?行ってきました。
…で農業特区というのはいろいろな規制緩和がされるんですけれども企業が農業という分野に参入しやすくなるんですね。
具体的に見ていきますとまず企業が農地として使う土地を購入しやすくなる。
そしてお金を借りやすくなる。
更に農業生産法人という農業をするための会社を作りやすくなるという規制緩和が行われて1年半たって既に新規参入で14社。
意外な会社が農業に乗り出してるんですよ。
全然ちゃいますやんっていう。
どんなやろ?結構まだ見た事もない農業のビジネスモデルがありました。
(橋本)・「知っているのか赤いトラクター」・「燃える男の赤いトラクター」すんません。
はいはい…。
初めまして。
よろしくお願いします。
(小林旭のものまねで)・「燃える男の赤いトラクター」ちょっとおちゃめなこの方特区をきっかけに新しいビジネスを始めた会社の社長橋本康治さんです。
兵庫県養父市は2万5,000人が住む山あいの町です。
全国平均を11ポイント上回っています。
過疎化も進み農業の担い手は減る一方です。
農地のおよそ2割が耕作放棄地。
4年で倍増しました。
橋本さんの会社は従業員10人。
本社は大阪にあります。
特区に指定された事を受けて今年4月地元の農家と生産法人を立ち上げニーズが高い国産にんにくの栽培に乗り出しました。
耕作放棄地をうまく使ってもうかる農業を展開しようというのです。
(2人)・「燃える男の赤いトラクター」しかしそんな簡単に農業でもうける事ってできるんでしょうか。
我が社のツボは…。
橋本さんはにんにくの栽培を拡大するためまず地元の企業を巻きこみました。
(2人)こんにちは。
パートナーになったのは製本を手がける会社です。
養父市に工場を構えて40年。
デジタル化の影響で製本の注文が減り売り上げは10年前の3分の2に。
雇用の確保と業績回復をねらい農業に乗り出しました。
この会社が今年手に入れた畑を案内してもらいました。
休耕地を耕した0.7ヘクタールの畑です。
私製本の方で…ありがとうございます。
来ました。
泥のついた名刺。
泥のついた名刺っていう。
工場がフル稼働する冬を前に比較的手が空いている従業員が農作業を担当。
労働力を効率的に配分し雇用を確保します。
でも工場の人がいきなり農業できるんですか?そこで橋本さんの会社では…にんにくの植え付けの実演会勉強会したいと思います。
初心者に農機具の使い方を一から丁寧に指導します。
「作業」に入れると作業クラッチ…橋本さんの会社は種となるにんにくを提供したり農機具を貸したりする事で素人でもスムーズに農業を始められるようサポートしています。
こうして少しずつ栽培面積を増やし5年後にはこの地域で20ヘクタールの畑を耕す計画です。
橋本さんたちは将来を見越して販路の拡大にも力を入れています。
まずは神戸市内のスーパーで販売。
この夏から老舗ホテルのレストランでも取り扱いが始まりました。
みずみずしさと豊かな風味が持ち味のにんにく。
薬味として重宝されています。
にんにく栽培が軌道に乗れば製本会社の5年後の利益は1億2,000万円。
その10%が橋本さんの会社の利益になります。
耕作放棄地からもうかる農業へ。
地域を巻きこんだ新たな農業の姿が見え始めています。
大きなにんにくやったね。
僕にんにく好きやから分かりますよ。
あれはね素揚げしたらおいしいやろね。
そう思う。
もともと養父市がねにんにくの産地として有名やった訳ではないんですよね。
そこに目をつけはった訳ですよね。
まあもともと農機具を売られてる会社ですよね。
…でその会社さんが言うたら違う会社さんに「農業やりませんか?」って。
「やる以上は製造から販売までプロデュースしますよ」と。
指導しますよと。
ええ。
最初はねだから言うたら製本やりたいんやと。
アルバム作りたいんや言うて入ってきてる人が農業をね…。
そこに部署を行かして大丈夫ですかって心配あったんですけど趣味のような感じでできたりする人もいてると。
へえ〜。
そうなんですか。
実はですね製本会社が農業でびっくりされていましたけどあの養父市ではほかの業界例えば金融サービスの会社がピーマンを作っているとか鉄工所の会社がトマトを作っていると。
はあ〜。
いろんな業種がこういった動きに今メリットを見いだして養父市で参入しようという動きがあってそこに橋本さんの会社はチャンスを見いだしたという事なんですよね。
だから別に関連性はないでしょ?別にそのトマトがね鉄工所がやってるからって鉄分が多い訳でもないですしね。
実際に土地を使ってない場所もたくさんあるっていうところがね。
270ヘクタールも休んでるって広大な…。
実際にその畑の持ち主は休ませてた土地を企業が入ってくる事によって貸す事によって賃料が入ってきますよね。
そうやね。
ただ一方では不安の声もあって今は来てくれてるけどこれがもし成功しなくてみんなが離れてったらまた元の状態に戻るんじゃないのかなっていう不安である人もいてるみたいですけれどもね。
だから何年計画でちょっと長い目で見てほしいですよね。
新潟市とこの養父市が選ばれた訳ですからここで成功を収めないともう世界に全国に広がらない訳ですから。
何百ヘクタールとある訳やからまさに今実験段階というか…。
ねっ?はい。
…の段階やから一番大事な時期ですよね。
あの耕作放棄地っていうのが日本全国で見ますと面積がおよそ40万ヘクタール。
40万!?はい。
これ我々計算しましたら奈良県の面積よりも更に広い面積になる訳です。
奈良県というのは吉野も全部…。
全部含めた奈良県全部。
えっ本当ですか?はい。
もし養父市でそういった土地をうまく活用する方法がうまくいけばこれは我々にとってもすごく期待がかかる動きですよね。
可能性の塊じゃないですか。
そうなんです。
宝なんです。
では増田さん続いてはどんな会社でしょうか?続いてはですねこちらご覧下さい。
はい。
あっおいしそう。
さあこちらの野菜このプチトマト490円でございます。
さあ一方こちら。
これまず何か分かります?名越さん。
これはカボチャのように見えます。
さすが鋭い。
これカボチャです。
さてこのカボチャいくらや思いますか?え〜っちょっと待って…。
えっ?カボチャ…。
え〜っと…どれぐらい…600円ぐらい?600円?う〜ん。
まあまあ…。
600円?分かりました。
答えはこちらです。
えっ!2,095円です。
このカボチャ。
これ中メロンとかそんなんと違います?違います。
でも2,095円のこのカボチャ。
実はめっちゃ売れてるんです。
えっ!何で?ねっ?…って事はこの野菜を求めてるお客さんがいてるって事ですよ。
こういう高い野菜を買いたい人と作ってる人を結び付けるシステムでもうかってる会社がありました。
高級野菜を売りにしたイタリア料理店です。
旬の料理を求めて平日でも大勢の人が押しかけます。
失礼致します。
お待たせしました。
この店で使う野菜は契約農家から送られてきます。
スーパーではなかなか手に入らないものばかりです。
この店を支えるのはそうした野菜を確実に手に入れる事ができる…
(大森)これが注文できる数なんです。
そこから例えばここにタップして…注文すると週に3回野菜が届きます。
店の人が自ら野菜を探す必要がないため使い勝手がいいといいます。
このシステムを運営している大阪のIT企業です。
6人の従業員ながら1年間の売り上げは1億5,000万円を超えます。
社長の河村賢造さんです。
8年前に会社を立ち上げました。
これがうちの「のら産直システム」なんですけど…。
河村さんが作ったインターネット上のシステムです。
ホームページで売られる野菜は高級品ばかりです。
全て誰が作ったか分かるようになっています。
システムに登録している飲食店は800店。
この規模で生産者を指定して野菜を買えるシステムはこれまでありませんでした。
業界では名の知れた農家3,000人とを結ぶ野菜専門のネットワークです。
しかし最初このシステムに登録してくれる農家はほとんどありませんでした。
IT機器を使う農家が少なく河村さんのアイデアが理解されなかったのです。
どうやって壁を乗り越えたんでしょうか。
我が社のツボは…。
この日河村さんは和歌山県に向かいました。
訪ねたのは糖度が通常の2倍というトマトを作る農家です。
入っていいですか?
(中前)どうぞ。
4年前から河村さんのシステムに登録しています。
当初は野菜をインターネットで売る事に抵抗があったと言います。
河村さんは何度も足を運んで会話を重ね信頼を勝ち取りました。
消費者の声を聞きたいという中前さんのために客にアンケートをとるなど一緒になって野菜を育ててきました。
河村さんは北から南まで農家を訪ねました。
その数は5,000人。
走った距離は15万キロ。
地球3周を超えます。
このシステムを利用する事は農家にもメリットがあります。
商品力があるため相場の2倍近い金額で売れるといいます。
このシステム今のところ利用できるのは注文の量が多い飲食店だけです。
将来は高級志向の消費者にも広げたいと考えています。
せっかくなのでどうですか?試食ありですか?試食どうぞ。
カボチャの方どうぞ。
いやいや…。
じゃほんならトマトの方を。
頂きます。
はい。
甘い!ほんまに甘いわ!実際にそれぐらいの違いがないとなかなか売れないんでしょうね。
この量で490円ですからね。
しかも野菜を食べてるって実感もあるんです。
妙に甘い甘さじゃないねん。
でもよう出来たシステムでしょ?すごいな。
ちょっと手が届きにくいなという値段もあったんですが…。
かなりね立派なお値段の野菜が多かったです。
ただ一方でこの値段で絶対この味質と値段で売りたいという農家さんは少数ながらいらっしゃってそれを買いたいという消費者も確実にいらっしゃると。
そこを結び付けるという意味ではなかなか珍しい形のサイトでは…。
偉いね。
あの人はもう全く「縁の下の力持ち」じゃないですか。
変な事言うようやけど間違いなく運ばれてそれが全部傷ついていないというのが当たり前の世界であの社長だけは生きてる訳でしょ。
偉い人やなと思ったわ。
でもね地道な活動もされててね言うたらIT関係なんですけれどもアナログやなって思うのが実際に飲食店さんの人を集めて実際に野菜を食べてもらったりとかね。
「こういう野菜なんですけどいかがですか?」言うて。
ほんで登録してもらって会員さんを増やしていってるっていう。
そういう地道な活動もされてるみたいですけれどもね。
そこでも直接顔を見合わせて話してらっしゃる。
一方では実際にお店も持ってはるんですよ。
こういう野菜を売ってはるお店も持っててそこは一般の方が買いに来てそこで意見を聞いてね「この野菜こうやわ。
この野菜こうやわ」というのを聞いて生産者に伝えて商品の言うたら質をどんどん上げる努力もされてるという話ですけれどもね。
面白いな。
いろんな業種に対応広がっていくスタイルじゃないかなと。
実際に今でもあると思うんですけれどもね。
さあ3社見てまいりましたがでは増田さん今回の「増田のツボ」教えて下さい。
はい。
今回の私のツボはこちらです。
今日は納得やね。
ほんまやわ。
びっくりや。
ふだんね我々そんな農業の人らと接する機会ってそんなないじゃないですか。
だからそこにはいろんな問題あるんかもしれないんですけど今回はねいいモデルを拝見して成功してったらどんどんどんどんそこにね手を出そうとする企業とか人が増えてきて何か新たな農業の分野が広がるんじゃないのかなという。
閉ざしてたら駄目ですよね。
異業種の人とのコミュニケーションをいかにとっていくかっていう事でこの耕せる土地耕せる分野が何か感覚的には90%ぐらいまだ残ってるような感じが…。
素人から見ても可能性を感じるビジネスだなと思いましたね。
何かつないでくれる人がいたら脱皮できるんでしょうね。
脱皮する時一人では何か無理やけど後ろのチャックシュッと下ろしてくれる人がいたらパッと脱皮できるようなね。
そういう後ろのチャックを下ろしてくれる企業ばっかりを見てきたような感じがしましたけどね。
これもいっぺんかじりたいな。
駄目ですよ。
無理っすか?2015/12/13(日) 17:15〜17:55
NHK総合1・神戸
ルソンの壺・選〜11月号〜「可能性をひらけ 挑戦する農業」[字]
高齢化、過疎化などの変化にさらされる日本の農業。その最前線で可能性を見出そうとする企業を漫才師の増田英彦さんが取材します。見えてくるのは新たな農業の形です。
詳細情報
番組内容
安心・安全な日本の農業スタイルを海外に輸出し、壮大な市場を視野に入れて動き始めた野菜栽培ビジネス。規制緩和で新しい農業の形を模索するメーカー。高級野菜を生産する農家と飲食店を、ITを駆使して結びつける会社など。「変化あるところにチャンスあり!」と挑戦する企業の姿には、物づくりで世界を驚かせた元気な日本の姿が重なって見えます。そんな企業の成功の壺がどこにあるのか探ります。
出演者
【出演】名越康文,増田英彦,河村賢造,阿古哲史,橋本康治,田代杏子
ジャンル :
ニュース/報道 – 経済・市況
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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