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「4年間、どうもありがとう」橋下徹市長、最後の市議会 あいさつ全文

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「4年間、どうもありがとう」橋下徹市長、最後の市議会 あいさつ全文

最後の市議会で発言する橋下徹大阪市長=17日午後、大阪市役所

 18日に任期満了で退任する大阪市の橋下徹市長は17日、最後の大阪市議会に臨んだ。議場でのあいさつは以下の通り。

 僕や市議会議員のみなさんは、選挙で選ばれてこの職につきますので、自分の個人的見解はどうであれ、有権者の求めにきちっと応じていくのが使命だと考えています。

 議員の皆さんは日々の政治活動の中で有権者の皆さんの声をくんでいらっしゃると思いますが、有権者の声として最も重視しなければいけないのがやはり選挙だと思います。

 5月17日の(大阪都構想の)住民投票、そして11月22日の市長選。そこで示された有権者の意思を素直にくみ取れば、都構想は支持できないが、継続をして新しい案を見せてほしい、そして大阪維新(の会)が提案してきた改革についても前に進めてほしい、と解釈するのがごく自然だと思います。

 市議会議員の皆さんは、新市長(吉村洋文氏)のもとで、都構想についてしっかりと議論を継続し、新しい案を市民の皆さんに見せていただきたいと思います。維新の提案している改革についても前に進めていただきたいと思っています。

 ただ、大阪維新が公認した新市長は、約60万票。そして相手方候補(柳本顕氏)もですね、約40万票という大変多くの票が集まっておりますので、大阪維新の主張が100%支持されているわけではない、大阪維新以外に投票した有権者の声もくんで、大阪維新の皆さんも他会派との議論をやってほしいと思います。

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