釣りバカ日誌(最終回)最終回2時間スペシャル サヨナラ…みち子さん!!濱田岳×西田敏行 2015.12.11


あぁ…なんだ来ねえなぁ。
なんだんだなぁ。
きりたんぽはかなり出てるからあと200追加してけれ。
あそれから稲庭うどんいぶりがっこじゅんさいそれから山ぶどうのジュースもな。
こんなとこまで来て仕事の話しちゃって。
へばそういうごとで。
よろしく頼むなうん。
うるさくてすまなかったなあんちゃん。
あぁいえいえ。
でも見ない顔ですね。
俺は秋田から出張で来たんだ。
出張?あぁ。
今トウシン・デパートで秋田の物産展やってる。
ふ〜ん秋田か。
ちょうど小1時間ばかり時間ができたから息抜きに来たとこだ。
でもさ小1時間のわりには大漁じゃないすか。
そっちはボウズが?いやあのねヘチ釣りとはちょっと違うんですよねこっちは。
狙いは何だ?クロダイです。
クロかぁ。
クロダイは警戒心が強えんだ。
静かに潮が澄んでるときはハリについてる餌なんか見向きもしねえ。
トウシロウにはちょっと無理でねえか?トウシロウだ?釣りバカつかまえてトウシロウとは言ってくれるじゃないすか。
おっ来た!お?来た来た来た来た。
早合わせすんでねえぞ。
はいはいわかってますよ。
ウキがもう少し沈むの待て。
わかってますって。
今だ!ほれ!よっしゃ〜来た!クロダイだ。
あんちゃんほら。
何も言わないで楽しくない。
潜られっぞほら。
ほら!俺がやってんの今。
あら〜!ほら釣れた〜!よいしょ!ヘヘヘ。
来た来た。
あら?ちっせえなぁ。
は?タモ使うほどでもねがったな。
何言ってんのこれだって立派なクロダイでしょう。
ハハハ!そりゃそんだ。
そうだよ。
あんちゃん名前は?浜崎です。
ハマちゃんか。
おら小林修三っつうもんだ。
修三さんか。
じゃあシュウさんね。
よろしくな。
ちっせえな。
リリースすっか。
待って待って待って。
ん?お待ちどおさまでした。
おっ来た。
何?この料理。
黒鯛の和風アクアパッツァです。
アクア…何じゃそりゃ?いただきます。
ん〜うまい!
作り方はこちら。
まず下処理した黒鯛に塩コショウをします。
そしてオリーブオイルで香りが出るまでしょうがを炒めます。
次に黒鯛を入れ両面に焼き目をつけます。
焼き目がついたらアサリレンコンカブプチトマトお酒を加えアルコールを飛ばします。
仕上げに昆布ダシを入れフタをして弱火で10分。
最後にパセリをちらせば完成。
残った煮汁にご飯とパルメザンチーズを加えればリゾットにもなりますよ。
お試しあれ
いや〜みち子さんこれ最高だよ。
ありがとう。
ハマちゃんは本当にうまそうに食うな。
うまいぜ。
そんなの俺には出ないよ。
このいもの煮っ転がし。
スーさんの好物だからさ食べさせてあげたかったよ。
今日スーさん一緒じゃなかったんだ。
なんか仕事でどうしてもダメって言われてさ。
日曜日に仕事だよ。
もうヤボの極みだよ。
釣りどころじゃないんじゃない?ん?大変なんでしょ今。
ん?なんだハマちゃん。
週刊誌見てないのか?何なに?ほら。
この子脱いだの!違うよこれ。
え?「官民プロジェクトで談合か!?鈴木建設に疑惑の目」?何じゃこりゃ!?ずいぶん派手に出ちゃいましたね。
入札をめぐって国交省の役人を接待か。
まずいよなぁ。
でもねほんとかどうかもまだわかんないし。
この写真をどう説明するんだよ?この根拠のない自信ありげな顔どう見てもうちの常務でしょ。
だな。
たまたまほら同じ店で鉢合わせたっていうの。
たまたま鉢合わせてたまたまマスコミが押さえたってできすぎてるだろ。
「地に堕ちた鈴建渦中の常務は創業者長男」か…。
岡本専務。
鈴木建設は青山ミッドシティ計画への入札参加を見送ることにします。
いや社長。
いや…世間から疑いの目をかけられたまんま参加するわけにもいかんでしょう。
お気持はわかりますが2,000億の大事業です。
すでに取り引き銀行からの融資も決まっておりますし今年度の業績にも少なからぬ影響が…。
もう決めたんです。
しかし…。
決めました。
いやはや…とんだことになりましたね。
あなたじゃないんですか?あなたが仕組んだんじゃないですか?あっいや本当にバカでした。
私座敷にケータイ忘れてきちゃって。
ちょっと失礼します。
お父さんお元気ですか?あぁおかげさまで。
いや〜もう何年もお会いしてないなぁ。
そうでしたか。
おいくつになられるんでしたっけ?68になります何のことですか?おかしな言いがかりをつけるのはやめてください。
失礼します。
ただいま。
おかえりなさい。
だいぶお疲れのようね。
あぁ。
夕方昌之から電話がありましたよ。
あなたと話がしたいって。
やっと仲直りできたと思ったのにこんなことに。
先に寝るわ俺。
ねぇあなた。
もしもし?スーさん?あっ奥さん。
ごめんなさいね。
疲れたって言って今しがた寝たところなの。
だいぶ堪えてるみたい今度のことは。
ありゃ〜そんな会社大変なんですか。
ねぇハマちゃん。
主人の力になってあげてね。
あいや俺なんてそんな何も。
あなたといるとあの人元気が出るから。
おはようございます。
あぁおはようどうも。
おはようございます。
あっおはよう。
社長。
うん。
入札見合わせの件今一度お考え直しいただけませんでしょうか。
しつこいよ岡本君。
私はもうやめると言ったはずだよ。
いやしかし青山ミッドシティ計画は我が社にとって重要な案件でして。
待った!待った待った待った!はいはいおぉ〜。
おっ社長おはようございます。
おはよう。
なんか会社大変そうですね。
大丈夫なんですか?こら新入社員ごときが軽々しく話しかけるんじゃない。
いやだって暗い顔してたからさ。
やっぱり我が社は社長が元気じゃないと社員も楽しくないですから。
いや楽しいとか楽しくないの問題じゃないの。
社長の気持っていうものも考えなさい。
うるさいな。
あなた誰?新しい秘書?え?え?え?あれ?そうだあの死にかけのチンアナゴどこ行ったの?チンアナゴ。
います。
ハハハハ!似てるわ。
じゃあ誰?ますます誰?専務の岡本だ。
うわ〜やっちった専務か。
前に査問委員会で会っているはずだがね。
あそう…そうですか。
忘れてましたすみません。
おっ!じゃあ今日も元気に頑張りますか。
まったく!ヒラが専務の顔を忘れて専務がヒラの顔を覚えているとは。
この会社もおしまいだ!失礼しましたはい。
あの誹謗記事以来営業部かなり風当たり強いか?いやご心配いりません。
これくらいのことで鈴木建設…。
(ノック)はい。
失礼いたします。
社長今しがた社長にこれを渡してほしいと小林と名乗る女性が受付にお見えになったんですが。
小林?お開けしてもよろしいですか?あぁ。
これは何でしょうか…。
ちょっと待った!おぉびっくりした。
社長。
え?お心当たりは?小林?小林さん。
いや今考えたんだけどちょっと思い当たらんわなぁ。
ない?はい。
社長。
え?今我が社はマスコミや世間から非難轟々。
うん。
新手の嫌がらせ…。
危険物かも。
え?いやそんな…。
なんかカチカチいってる!気がした!カチカチいってる?いってますいってます。
ダメです!いやいやこれ…。
これは何だろう?脅迫状で〜す。
見てみるぞ。
ご覧になるんですか?な…何て書いてあります?あ〜っ。
開けるぞ。
いやいや!ダメっす!ダメっす!ここで開ければ…。
やだ〜!あ〜っ!犠牲は3人で済むんだよ。
家族がいます!開けるぞ!死にたくない!あぁ…ダメっす!あ〜!あ〜っ!だっ!なんですか?おいもちゃん。
焼きいも?煮っ転がし。
いもかよ…いも…。
そうだと思った。
なんか煮っ転がしのような気がしてたんだうん。
おかしいな…カチカチいってたんすけどね。
カチカチ…あっこれだ。
カチカチ。
社長。
ん?家庭的な人ですな。
小林さんえぇ?そんなんじゃないよ。
秘書課に取り皿あるか?はいございます。
みんなで食べよう。
私も?ああ。
ありがとうございます。
急いで急いで…。
うまそうだ。
ハハッみち子さんですか。
おいもの煮っ転がし本当にありがとうございました。
おいしくいただきました。
いやいやよけいなお節介かなって思ったんですけど。
でも私にはこれくらいしかできることないから。
お節介なんてとんでもないですよ。
ほんとありがとう。
おかげでねみち子さん元気が出ました。
よかった〜。
スーさんちゃんとご飯食べてる?いつでも来てくださいね。
待ってますから。
はい。
はい。
それじゃ。
スーさんなんだって?うん。
「煮っ転がしおいしかったよ。
元気出た」だって。
そうかよかったな。
うん。
ねえおじさん。
うん?おじさんはさなんでこのお店始めたの?なんだよ急に。
いっぺん聞いてみたくて。
そうだなぁ…。
嫌なことがあってもおいしいものを食べてるときは少しだけ嫌なことを忘れるだろ?俺は自分の料理で人を幸せにしたかったんだ。
ってなことどっかのカリスマシェフが言ってたなハハハ…。
俺の料理あんまりうまくないけどな。
ところでこの大量の絹さや何に使うんだ?え?おじさん買ってきたじゃん。
う…うん。
安かったんだよ。
おっと…。
佐々木君。
はい!え?あっ…ああどうも。
キミどう思う?はい?いやぁ今回の件は我が社にとっても大きな痛手だ。
常務の更迭は免れないだろうね。
常務派もこれで一掃だろう。
キミはここんとこ常務とずいぶん懇意にしていたようだね。
あっいやあの…そのえぇ…。
まっそれ相応の覚悟はしておくんだね。
あの…部長!ひっ!部長!は〜い到着!おぉ危ない危ない!危ない危ない危ない!何が「それ相応の覚悟」だって。
ええ?なあじゃがいも頭が!ミソついた部下は必要ないってことですか?ああそうですか。
ああそうですか!ねえ課長返してよこれ。
や〜だや〜だ。
変なニオイするんだよこれ。
お前のこれも魚臭いよ。
荒れてるなぁ。
無理もないですよ。
部長から常務派の烙印押されたんですからねぇ。
出世コースから完全にアウトですからね。
俺たちも気をつけたほうがいいな。
ついていく人間間違えるとああなるぞ〜。
(2人)はい。
早く来い。
(3人)はい〜。
寝た寝た寝た。
どうします?帰ろう。
帰る?帰る?帰りましょう帰りましょう。
私が何をしたっていうんだよ!うんうんそうだねそうだね。
飲もう飲もう!社長と次期社長の間をフラフラして何が悪いっていうんだよ?なんでみかんなんだ!私はサラリーマンなんだ!ねえ!誰だってコウモリになりますよ。
そうだそうだ。
ハマザキ!おうハマサキ!うん。
お前よく見たらかわいい顔してんな。
もうほら何言ってんのよ。
ハッハッハ…。
今日はさ思い切りハメ外そう。
ねっみんなもとことんつきあうよね。
よしみんな!
(一同)はい!踊るぞ!
(一同)え〜っ…。
よし準備準備!準備!それでは改めて。
うん。
今度のことであなたには一方ならぬ世話になりました。
とんでもない。
副社長のイスはいつでも空けてありますよ貞松さん。
座り心地のよさそうなイスですね。
(笑い声)しかしそちらの常務はいとも簡単に罠にかかってくれましたね。
常務といってもねしょせん七光りのコネ入社。
アマちゃんのボンボンですよ。
そのボンボンをさんざん担ぎ上げてきたんでしょう?なのに裏切るなんて…悪い人だ。
『白鳥の湖』〜なんでお前のほうがうまいんだよ。
才能かな…。
「世界を回せ回せ回せ回せ回し続けろ今」「後の事はHey!パイセン任せ」「おしぼり回せ回せ回せ回せ回し続けろ今」「心配ないさHey!」「だって俺達ROOKIES」私ああいうの踊れないんですうまく。
ああそう。
「社会人甘くない」「百も承知一事万事お昼まだかなねぇ今何時?」「俺絶対バンバンジー腹一杯快男児」「今度のコンパ誰幹事?お茶にしようよもう三時」「世界を回せ回せ回せ回せ回し続けろ今」「出たとこ勝負Hey!ハッタリかませ」「ネクタイ回せ回せ回せ回せ回し続けろ今」「関係ないさHey!」「だって俺達ROOKIES」キャッ!すみませんちょっと…。
ああもう…。
すみません…。
いやいいんだよ。
全然気にしてないよ。
あれどこかでお会いしました?いや私この店初めてだけどね…。
あやべえ!鈴建の人だよねこの人。
ん?えほんと?あっ貞松専務!どうも。
佐々木君!?あ…やべえ!キ…キミ!ははい!な…なんだその格好は!ええっ?鈴木建設の社員ともあろう者が恥を知れ!どういうことです貞松さん。
なぜおたくの社員が…。
あいやこれはその…あれですね。
まああの…。
ん?あんたどっかで見たことあるぞ。
たしか…カネタカ建設の。
人違いです!カネタカ建設ってうちのライバル会社じゃないですか。
どうして専務が一緒に?そういうことはねキミたちには関係ないんだよ。
なんか怪しいですね。
キミのほうがよっぽど怪しいよ。
なんだキミは。
貞松さん遅くなりました。
カネタカ建設の磯田さんですね。
『週刊シャッター』の大森です。
ん『週刊シャッター』?うちのスキャンダル載せた週刊誌だ!え…専務。
それどういうことですか?それはあのね…。
わ…私はこれで。
どこ行くのどこ行くの。
ちょっと追っかけて。
専務どういうことですか。
じゃあ私もこれで。
ちょっと…。
ちょっとどこ行くの!ほら挟み撃ちだ。
そっち行った!浜崎浜崎!捕まえろ!何やってんだよ!さあ課長捕まえちゃえ捕まえちゃえ!どきなさい!はっ!だせえ課長!課長追って追って!どけどけ!お〜来た来た。
押せ押せ押せ…。
失礼します!減給だぞお前ら!減俸だ!精力絶倫か…ふ〜ん。
みち子みち子。
え?鈴建の記事が出てるぞ。
「鈴建スキャンダルは役員のでっち上げ」?建設業界にはびこる黒い闇…。
発覚は鈴建社員Sの内部告発…。
いやぁよくやったよみんな!貞松の悪事を見抜き反対にマスコミにリークするとは…見事だ!私は日ごろから佐々木君の能力を高く買っておりました!彼はやる時にはやる男です!ね!ありがとうございます。
しかし私は鈴建社員として当然のことをしたまで。
こういった席は少々照れくさいです。
しかも謙虚だ!佐々木和男君。
そして三課の諸君。
あなた方のおかげで鈴木建設の名誉は守られました。
私はねあなた方のような社員を持ってほんと誇りに思いますよ。
(一同)ありがとうございます!泣いてる泣いてる。
私からも礼を言わせてください。
佐々木課長皆さんほんとにありがとうございます。
みんな聞いてくれ。
あのね我が鈴木建設は青山ミッドシティ計画へのまあ…入札にだな参加しようと思うんだがどうかな?社長!ハハハまああらぬ疑いも晴れたわけだからね。
何ももう入札辞退する理由などどこにもないわけだからね。
では!あのねこれ受注したらね大きな仕事ですよ。
はい。
もう社員全員が一丸となってもうみんなこの仕事に取り組もう。
な!いや〜ご苦労さん!社長…。
まあ今度の件に関してはだな鈴木建設の常務として取ったお前の行動がこのような事態を招いたわけだから。
処分は追って下します。
はい。
佐々木君怒ってる?ねっねっ機嫌直してさ。
全然怒ってませんけど。
佐々木君キミのことは悪いようにはしないからさ。
ね?ああそれはそれはありがたいことですね。
貞松専務の失脚で役員のイスがひとつ空いた。
これはまだ内々の話なんだがどうやら私になりそうなんだ。
そのあとの私の部長の席に座るのは…。
わかるね!悪いようにはしないから。
ありがとうございます!あ…あっそうか。
う〜いやまさかさ佐々木君とハマちゃんに我が社のこの危機を救ってもらうなんて夢にも思わなかったからね。
もう1回もう1回。
あ〜!ハハハハ!いやほんと大きな大きな借りができちゃったなあほんとに。
あっその借りはさ給料アップで返してもらってもいいんですよ?イヒヒヒ。
何笑ってんの。
ハマちゃんほら会社はいろいろあったしもうなかなか釣りも行けなかったしブランク出来ちゃったからもう行きたい!釣り行きたい。
アハハいいっすね。
もう水たまり見るとねもうすぐ釣りしたくなっちゃう。
よっしゃじゃあ久々に勝負といきますか!OK!いいね久々だね。
いけね会議だ会議だ。
はい?ほら足腰弱ってるんだから鍛えときな!ごめんね。
ありがとうございました。
1…2…。
〜うんおいしいおいしい。
どうしたの?こんなに作って。
ん?そろそろ来るかなと思ってあの釣りバカが。
ああハマちゃんね。
体冷えてるからあったかいものが欲しいかなぁと思ってさ。
あの〜どういう風の吹き回し?え?別に。
休みの日なのに押しかけてくるってあんなに嫌な顔してたのにねぇ。
そういうんじゃないから。
はいどいてどいてどいてどいて。
あっ来た。
(戸が開く音)ハマちゃん今日はどんな魚釣ってきた…。
おお薫ちゃんか!大きくなったな〜。
おじさん!お父さん…。
ああ着いた〜。
久々に楽しかったねぇ。
じゃあスーさん俺はこれで。
ちょっと待って。
え?いやいくらさ俺いろいろあってさ釣り行けなかったからブランクありました。
うん。
確かにボウズですよ。
うん。
でもさここでさよならはないと思うな俺。
だって食べるのないじゃん。
え?なないけど…そこにあるでしょ。
俺は釣ったよカワハギ。
いっぱい釣れちゃった。
カワハギね。
カワハギいっぱい釣れた。
二十何匹か釣れてんじゃないの。
いっちゃったねぇ。
その1尾ですよその1尾をくださいって言ってるんですよ。
どうしても?うんどうしても。
お願いしますは?お願いします。
はいいいよ。
ヘヘヘ。
ありがとうございます。
あれ?あれ?みち子さ〜ん!ちょっとみち子さ〜ん!どうした?ん?なんだよおじさんか。
こんにちは。
ドア閉まってんだから素直に帰ってよ。
あのみち子はねちょっと外出てんだ今。
え?いないの?中で待つかな。
いやいや帰りはものすごく遅くなるって。
痛いな痛いな!遅くなるの?でもお腹すいてるからな俺たち。
ね腹ペコだから。
今だと俺の料理になるぞ。
ちっ5秒で帰りやがった。
家飛び出して3か月。
ろぐすっぽ連絡もよごさねえで。
まったぐおめって娘は…。
俺やおかあがどんだけ心配していだが考えだごどあんのか?何どかしゃべれ。
ごめんなさい…。
まあまあ修三。
みち子だって遊んでたわけじゃねえんだ。
いろいろ店手伝ってもらって俺も助かってんだ。
兄貴も兄貴だ!こういう時は諭してけえすのがおじの役目でねえのが?はい。
でもおじさん突然どうしたの?出張でこっちさ出てくる用事があったからちょうどいい機会だと思っでな。
みち子俺はおめを連れ戻しに来だんだ。
お父さん!秋田さけえるんだ。
農協の谷口さんさ口利いてもらってちゃんと仕事も決めである。
勝手にそんだごど決めでぇ。
勝手はどっちだ!だって…。
おめあの音楽かぶれにフラれ…。
フラれだんだが?もう東京さ残る理由ねえが?あるよ!こんなちっぽけな食堂でも私の料理おいしいおいしいって食べてくれるお客さんがいるの。
もっとおいしいもん作りてえって思っでる。
私やりがい見づげだの。
だがら…。
だがらお父さんこっちにいさせでけれ。
修三。
ダメだ。
ダメか。
お父さん!ダメだったらダメだ!なしてぇ!おめを1人にしどぐどフラフラフラフラ危なっかしくていげねえんだ!みち子には俺がついてる。
余計心配だ。
はい…。
縁談だってあんだ。
縁談!?谷口さんが口利いでくれだんだ。
県庁に勤めでるまじめないい男だ。
会うだけ会ってみれ。
やんだ。
みち子!見合いなんて絶対やんだ!まさがおめ…また好ぎな男でぎだんでねえべな。
そんだ。
ヘッ見合いしたぐねえがらってそんた見え透いだウソ…。
ウソでねえ!つきあっでるの結婚しだいの!んだから帰らねえ。
絶対帰らねえ。
ほんとが?その話。
ほんとにほんとが?へば会わせろ。
え?その男に会わせでみれ。
いいよわがった。
みち子さ〜んみち子さん。
うう〜ん。
恋人役ならうってつけの人がいるじゃん。
ん?あっすみません質問です。
あのここ…ここら辺がもう全体的にもうわからないんですけど。
もうこの間教えたばっかじゃん。
ちょっといい?もう1回教えるよ。
ここのほら数字あるでしょうこれ。
ここを基準にして…。
(バイブ音)人件費から引くんだこれ。
(バイブ音)どうぞどうぞ。
何?何?聞いてる?ねえ。
一応先輩だよ俺。
いただきます!すみませんお水ください。
はい。
ありがとうございました!ありがとうございます!う〜ん脂が落ちちゃってんだよな焼きすぎか?やっぱりねお魚はみち子さんが一番ですよ。
言うわりにはすごい食べてますよね?やっぱ働くとねお腹は減るんですよね。
仕事してるんですねあなたも。
そりゃそうですよ。
今日はどうしたんです?ええまぁその…。
実はお願いがありまして。
お願い?ちょっと言いづらいんですけど。
あのお金を貸せるものなら貸したいんですけど…。
釣りっていうのはどうしてもお金がかかりまして。
いやあなたがお金ないことくらい前から知ってますよ。
じゃあよかった。
なんだ。
で何ですか?あの実は…。
(戸が開く音)あれ?浜崎じゃないか。
あっ先輩。
ったくお前仕事もできないくせに昼飯だけはいの一番に出ていく。
あのね先輩と同期と。
あれ?あなたあの時の。
このバカケ!どうも。
彼女か?何言ってんすか!いいからほら行って行って。
違います違います。
全然そういうのじゃないです。
この野郎。
釣りしか興味ございませんってやることやってるねえ!いいから早く…。
彼女なのか?イタッ…イタ…。
早く行きなさいよ。
靴が脱げない。
うるさいってもう早く…もう。
ごめんなさいねもう…。
何ですか?話は。
え〜っとそれは…。
うん。
それは…。
あんな状況で言えるわけないじゃん。
もう。
みち子さん。
スーさん?アハハやっぱりそうだ。
なんか似てる人歩いてるなぁと思って。
そうなんですか。
どうしたの?なんかこのへんで用事?ええまぁちょっと。
どうした?そうですか。
お父さんに好きな人がいるってウソついちゃったの。
つい意地張って言っちゃいました。
でもこんなウソつきとおせるわけないですよね?うん。
ねぇもしよかったら…。
差し支えなかったら私からお父さんに話ししてみようか。
スーさん。
うん。
あどどれぐれえで着ぎそうだ?取っでくる。
1時間?あぁ急に寒ぐなったがきりたんぽ飛ぶように売れでよ。
お客さん待だせでらんだ。
ああわかった。
とにかく急いでけれ。
待っでるからな。
うん。
今日はねデパートにね家内に頼まれてねこれをね取りに行ってたの。
へぇスーさん愛妻家なんだ。
ハハハ…あのこれはねあの…鈴木建設を立ち上げたときに家内にプレゼントしたんですよ。
へぇ見せてもらっていいですか?どうぞ。
ありがとうございます。
修三さん本部と連絡ついたかい?ああ…渋滞にはまったんだど。
あど1時間ぐれえかかるそうだ。
しようがねえな。
これで俺たちの車に載ってあった全部だ。
とにかくこれだけでも急いで会場運ぶべ。
修三さん傘。
あ…ああ。
傘!ああ!へぇ〜。
何?何?見て。
年の差婚?そう最近流行ってるんだって。
20歳とか30歳違うカップルもあるんだって。
そんなに中年モテるのか?うん。
落ち着いててお金もあって若い男にはない魅力があるんだってさ。
ふ〜んそれじゃ俺もそろそろモテキがくるかな?いやぁお父さんダメだよ。
だって落ち着きもお金もないじゃない。
俺だってお前その気になりゃお前20代の女の1人や2人…。
くだらねえ話してんでねえ!はいすみません。
ただいま。
おかえり!ハマちゃんとうまくいった?お父さん。
なんだ?会って話聞いでもらいてえ人がいんだ。
週末時間作ってくれねが?お願えします。
あっつ〜い!キャー!はい鈴木建設営業三課でございます。
はい私あの鈴木と申しますがね。
浜崎さんお願いします。
あっスーさんね?ハハ覚えていてくれましたね?ええ覚えるつもりなかったんですけどね。
あのねさっきから浜崎さんに電話してるんですけどねあの全然出ないんですよね。
は?うんちょっと待ってええとねその数字は1じゃなくて8。
わっハマザキ珍しく仕事の電話中だ。
あのねハマザキじゃなくてハマサキですよ。
何度も言われてんでしょう?そんなのどっちでもいいですよ。
あのスーさんねじゃない鈴木さんね仕事中に電話してこないでっていつも言ってるでしょう。
だいたいなんで私のデスクの番号知ってんの?すみませんけどねあの〜今度の釣りなんですけどね行けなくなっちゃったって浜崎さんに伝言お願いできませんかね?あんたから。
あんたからってあんた私のこと何だと思ってんの?あんた。
あのねもしもし?はいよろしくお願いしま〜す。
ったく勝手なジジイだな。
おいハマザキ。
ハマサキ。
スーさんていう鈴木さんから伝言だ。
今度の釣り行けなくなったんだって。
行けない?何でよ!知らないよ。
ちゃんと理由聞いといてよそこは。
お前ら2人とも私のこと何だと思ってんだ!まったく使えない上司だなぁ。
まったく失礼な部下だなぁ。
行こう行こう!みち子さん。
はい。
お父さんとは何時に約束したんだっけ?1時です。
お父さんどうすたのかなぁ?よいしょ〜!釣れた!ヘヘヘヘよいしょ〜!たまりませんなぁよいしょよいしょ。
あれ?そっちはボウズですか?あらあらあら…調子悪いっすね名人ヒヒヒ!ケータイ鳴ってるよシュウさん。
なんかあったんすか?もうどうしたのよ?シュウさん!今日おかしいよ。
娘がよ結婚してえ男がいるんだど。
え?今日会ってくれねがって。
おおおめでとうございます!めでてえもんが!いいじゃないよ娘さんが好きになった人なんだからさ祝福してあげたら。
でぎっか!相手は俺より年上のジジイだど!ジジイ?なしてあんたジジイど〜!いや本当にジジイなの?なんかすごい老け顔の人なんじゃないの?あれは確かにジジイであった。
娘はよきっとそのジジイに騙されてあんだ。
だったらさ会って確かめてきたら?けんどもしも本当に好き合っでだら…。
ハマちゃん!ん?一緒についてきてくれねが?えっ俺が?俺は冷静に話しする自信がねえ!ごめんねシュウさん今日調子がいいんだ。
頼むハマちゃん!このとおりだ!いやう〜ん…。
頼むで!ジジイね〜。
あっすみません。
はい。
コーヒーおかわりいただけますかねぇ。
かしこまりました。
やっぱり出ません。
あっそう。
どうしたんだろうね?すみませんスーさんわざわざ来ていただいたのに。
いやいやまぁ週に一度の日曜日ね。
まぁふだんだったらハマちゃんと釣りに行くか古女房とつきあうかどっちかなんだけど。
今日はなんかスペシャルな感じがしてねとっても幸せです。
フフフフ。
お待たせいたしました。
あっどうもありがとうはい。
キャ〜!ああ!ああ!申し訳ございません!大丈夫!?申し訳ございません!いやいや大丈夫あっ!あっ!あっ!あっ!申し訳ございません!あっあ〜っ!あ〜っ!チンチンが!チンチンが!ねぇいいの?こんな格好で。
着替えたほうがよかったんじゃない?かまね!俺はこっちのほうが落ち着ぐんだ。
いやぁ…。
たいへん申し訳ございません。
日ごろからごひいきいただいてる鈴木様と大事なお連れ様にとんだ失礼を。
なんとお詫びしたらよろしいか。
いやいや支配人そんな大丈夫よ。
ねぇこんないいお部屋までとっていただいてしかもこれルームサービスシャンパンですか?お気遣いなく。
とんでもございませんお召し物はクリーニングが終わり次第すぐにお持ちいたしますので。
失礼いたします。
はい。
(ドアの開閉音)せっかくのお休みなのに私のせいでこんなことになっちゃってもうほんとごめんなさい。
何言ってんのみち子さんのせいじゃないでしょだって。
それよりお父さん大丈夫かね。
う〜ん約束の時間から1時間以上経ってるしもうあの人来ないと思います。
昔っから頑固親父で。
ハハハ。
でもねお父さんの気持もわからないでもないなぁ。
だってさこんなに美人の娘さんさ東京に1人で置いとくなんてもう心配でしようがないんじゃない。
美人じゃないです。
いやいや美人ですよあなたは。
すごいですよ目がクリンとしてかわいらしいまぁほんと。
私もねあと10歳も若かったらね狼になっちゃってたかもしれないぞって。
フ〜ッウィ〜!ウゥ〜!なんて。
もうやめてくださいスーさん。
ベッドルーム行くの?お手洗いです。
ああそうね。
ねぇどういう人?美人?んだんだ俺に似てる。
答えになってないな。
どなたかお待ち合わせでございますか?娘だ。
お嬢様…。
あっ。
なんだあんじゃないよちょっとなんで?少々お待ちくださいませ。
捜せないじゃんよ。
ねぇねぇどういうことなんすかねホテルの都合でお部屋にお控えいただいてるっての。
知るか。
膝つき合わせてとことん話し合おうって魂胆だがそっちがその気なら受けて立ってやる。
どんなジジイなんです?その相手のジジイっていうのは。
それがよずんぐりむっくりしたタヌキみてえなやつでよそのくせ目つきだけはいやらしくってよ。
いやらしい?エロジジイなんだうわぁ。
ああったく何がいくてあんだジジイに惚れだんだか!女の人の好みってね…。
アゥッ!
(チャイム)おっクリーニングできたかな?はいどうもご苦労さま。
あれ?あんた誰?お父さん!お前!あああああ!つがうって!つがうって!おめえはいつからこんたふしだらな真似を!お父さんお父さんお父さんお父さんお父さんあのあのこんな格好ですみません。
あのご挨拶遅れましたあの…。
すみませんおめえ誰だ?いや鈴木ですけど。
みち子おめえこんた男と結婚してえのか!?違う違う違う!違う!何が違う?つがうからつがう!スーさん?おい聞いてんのか?おめえ。
聞いてんのか!?やめてけれ!お父さん!聞いてんのか!え〜っ!?みち子さ〜ん!なんであんたがここさ!?え〜っ!?スーさん!?ハマちゃん。
何?その格好どうしたの?そういうこと!?スーさんねえ。
ハマちゃんこの男知り合いだが!?いやもうね恥ずかしながらねこのスケベジジイは私の釣りの弟子なんです。
弟子?ねぇみち子さんなんで?いいの?それでいいの?ちょっと待てハマちゃんみち子とも知り合いだが?そうだあんたさ!すてきな奥さんも息子もいるじゃない!何やってんだよ!えっ!?もうみち子さんなんで!?なんだおめえ家族持ちか?はい孫もいます。
この野郎!よくもみち子をおもちゃにしやがって!お父さんやめてけれ!みち子はどきなさい!はい!もうさあんまりだよ〜!ああそうかデレデレなあの店に通ってたのは料理じゃなくてみち子さんの体だったのか!この野郎!この野郎!殺してやるぞ!落ちる落ちる落ちる!死んでしまう!全然違うから!あっ落ちた。
あ…。
どうしよう…。
いや本気で絞めるんだから。
落ちた真似か〜!このジジイ!よくもみち子を!なんとか言え!スケベジジイ!いや俺今はここしか触ってないけど。
俺はただ喉を押さえただけだ。
やめてけれ!手でやってたもん素手でやってたし。
すっごい力…。
なんだよ!やめてけれ!2人とも!落ちた真似か!おい!ほんとに死んでしまう!すまねがった!スーさん目見えんの?あんま見えないですね。
とんだ勘違いしちまってほんとに申し訳ねえ。
このとおりだ。
いやもうお父さんいいですよもう。
ったくお前は昔っからそそっかしいんだから!私からも謝りますほんとすみませんでした!みち子さんあんた何も悪くないんだからいいのよ。
おかしいと思ったんだよだってスーさんとみち子さんでしょ?何かあるわけないじゃない。
よく言うよ。
しかし修三とハマちゃんが知り合いだったとはな。
うん。
そう鴨居の波止場でさばったり会っていやシュウさんすごいのよもう初めてのポイントなのに大物どっさり釣っちゃうんだから。
出張で来たんでねえの?息抜きでちょっこし行ってみただけだ。
シーッ!そう…じゃちょっとおしっこ行ってこよう。
何よ私の心配だなんて。
のんびり釣り行ってるでねえの。
のんびりだ!?人の気持も知らねえでおめえのことは首に縄つけてでも秋田さ連れてけえるだからな!いやしかしねお父さん。
これはうちの家族の問題だ。
お父さん!ちょちょっと意味がわかんないどういうこと?えっ!?みち子さんが秋田に帰っちゃうってこと?ああ。
ウソウソでしょ?俺聞いてないものみち子さん。
だって言ってないもん。
ほんとなんだウソでしょ。
あっ!なんだハマちゃんに彼氏のフリ頼まなかったの?あ〜っ!薫ちゃん!彼氏のフリだ?どしたことだ?終わった。
あの話はウソが?結婚してえ男がいるあれはやっぱりデタラメか!?でもここで働きたいっていうのはほんとだ。
私もっと料理勉強して…。
もういい!おめえはいっつもそんだ。
何でもかんでも行き当たりばったり。
男を追いかけて家飛び出してちょっと料理褒められたからってのぼせ上がって!んだども私今度は本当に…。
もうこの話はおしめえだ。
お父さん!お父さん!荷物まとめておけ。
バスの切符とれたらすぐにけえるだからな。
お父さん!
(扉の開閉音)みち子さんが秋田に…?ハァ〜修三おじさん勝手すぎ。
いきなり来て連れて帰るなんてさ。
みち子さんおじさんなんかに負けないで。
私みち子さんの味方だから。
薫。
だって。
修三もそれだけみち子のことが心配だってことだ。
どこ行ったのかな?お父さん。
頭に血が上っただけだすぐ帰ってくるよ。
私ちょっと見てくる。
やっぱり娘だねヘッ。
なんだかんだ言っても心配かけてんのは自分だってみち子がいちばんよくわかってんですよ。
うん。
そういえばハマちゃんはトイレから出たの出ないの?どっち?いつも長いんですよ。
あ…。
(くしゃみ)シュウさん。
ハマちゃんか。
今日はいろいろすまねがったな。
お話があります。
ハッえらく真面目な顔だな。
大切なお話があります。
なんだ?みち子さんを連れて帰らないでください。
あっ?秋田に連れて帰らないでくださいお願いします!みち子さんの料理はとってもおいしいんです。
食べると元気がモリモリ出ます。
料理?俺は初めて…。
母ちゃんよりうまい魚料理を出す女性に出会いました。
これからもずっと俺の釣った魚をみち子さんに料理してもらいたいんです。
みち子さんの料理が食べたいんです!だから…。
そんたらおめえの勝手な理由でみち子を東京さ置いていくわけにはいかねえ。
ああっ待って!お願いしますお願いします!ダミだ!ちょっとねお願いします!ダメだ!あお願いしますお願いします!おっ。
うっあっ!どうしてもダメですか?どうしてもだ!じゃあ…じゃあ俺と釣りで勝負してください。
勝負だ?俺が勝ったらみち子さんは連れて帰らない。
そう約束してください。
勝つ自信あんのか?俺は海釣り大会の東北チャンピオンさなった男だど?勝ちますなんとしても勝ちます!ふ〜んいい度胸だ。
よ〜しその勝負受けて立ってやら。
その代わりおめえが負けたらみち子のことはきっぱり諦めれ。
男と男の約束だど!はい!絶対絶対負けません!ねえお父さん…。
お父さん。
風邪ひくぞ。
今ごろゴマすったっておせえんだ。
そんでねえって。
なしたの?ハマちゃんと何話してたの?何でもねえ。
(くしゃみ)ハァ…。
うん…うっ。
はい鈴木建設営業三課でございます。
あっあのそちらに浜崎伝助さんっていう方いらっしゃるね。
あなたスーさんでしょ?ハハッすごいな。
声だけでわかるんだハッハッハッ。
こう何度もかけてこられちゃね否応なしに覚えちゃいますね。
あ〜浜崎だったら今日は休みですから。
休み?へぇどうしたんでしょうかね?知りませんねあいつがいなくても仕事にはなん〜の支障もないんで理由は聞きませんでした。
じゃあ。
やめるんなら今のうちだぞ。
それはねこっちのセリフですよ。
ほほうハハハッ!東北チャンピオンだか何だか知りませんけどねこっちはガキの頃からの釣りバカなんすよ!意地でも負けませんからね。
釣りバカは釣りバカでも俺に言わせりゃまだまだヒヨッコだ。
いづまででけえ口たたけるかな?〜ハマちゃん準備でぎだが?OKっすよ。
制限時間は3時間。
魚は何でもありのちょっとでも大物を釣ったほうの勝ちです!いいっすね?いいだが。
そんだば!いざ!
(2人)勝負!
(鼻歌)おぉっ。
ハマちゃんと修三おじさんだ。
ハマちゃん!今日は何作んだ?う〜ん。
会社帰りにまた来るだろハマちゃん。
この間豚汁食わせそびれたからまた作ってやんなよ。
うん。
うん。
みち子さん!
(扉の開閉音)あっおかえり。
ねえ大変なの!今ね…。
まあまあまあ落ち着け。
お前の大変…。
ハマちゃんと修三おじさんが勝負してんの。
えっ?みち子さんの秋田行きをかけて釣りで勝負だって。
どういうこと?おっあぁ…。
逃げられたか。
そっちは何匹だ?クロダイ1カワハギ3の4匹です。
こっちはクロダイ2フグが2カワハギが2の6匹だ。
だから大物勝負って言ってんじゃないすか!一発逆転のチャンスはいくらでもあるんですからね!ヘッそんたもん俺がひねり潰してやら。
ほいっと。
お父さん!お〜う。
あんだも何やってるだが2人とも!みち子さん応援しに来てくれたんすね。
何が応援よ!私に黙ってこんたことして!おめえは黙ってれ。
これは男と男の真剣勝負だ。
そうです!そこでおとなしく見ててください。
んだども!あっきた!きたきたきたきた。
うぅ…。
え〜いほらこの引き。
間違いなく大物ですよこれヘヘッ。
この勝負いただきですね。
ヘヘヘッ!クッ…この〜!おめえみてえな若造に負けたとあっては東北チャンピオンの名が廃る!ヘヘッ!過去の栄光にすがるなんてね歳とった証拠ですよ。
なにを〜!?これでみち子さんの将来いただきですね。
エヘヘヘッ!かぁ〜。
釣りバカにつける薬なしだな。
でかいでかいほらクロダイ!ほらでかいこれよいしょ…。
よっしゃ!え…うっと。
うっよっしゃこれでかいよ。
うっほらほらシュウさんでかいよ!あら〜!みち子さんみち子さんやった!よいしょ!みち子さんヘヘヘヘッ!大物アハハハッ!おぉクロダイだぞ。
あれかなりでかいぞ。
へ〜すごい!あっ…。
アハハハッアハハッ!あっみち子さんみち子さんほら。
ほら釣れたよ!ハハハッ!あ〜っあ〜あ〜ウソあっ…。
みち子!あっ…。
はぁ〜あ〜ちょっとま…。
ななんでせっかく釣ったのに…。
なんでみち子さん…あ〜あっちょっと!ちょっ…えっななんで…。
アハッみち子いぐやった。
みち子さんどうしたのかな?どういうつもり?これ。
まんずまんずハマちゃん!とんだアクシデントだな〜。
アクシデント!?いや違う今だってさねえ!男が女々しく言い訳すんでねえ。
何が起こるかわかんねえのが勝負の世界だ。
ずるいよそんなの命令したんでしょ!ねえずるいよねえ…。
あ〜みち子!それは俺の魚だ。
いいかげんにしてけれ2人とも!人のごど何だと思ってるの?私の人生釣りなんかで決めねえでよ!釣りなんかとはなんだ!俺たちは真剣におめえのことを考えてそれで…。
俺だってみち子さんが秋田に帰ってほしくないから一生懸命頑張って…。
何が頑張ってよ?私にかこつけて釣りしたいだけでねえの?そんな言い方ないじゃないみち子さん。
せっかく釣ったクロダイも捨てちゃってさ。
あんな大物めったにお目にかかれないよ?勝負だって勝てそうだったのに。
人の気も知らないで。
じゃああんたはわかってるの?えっ?私の気持わかってるの?みち子さん。
この…このバカケ!みち子。
修三!大丈夫?みち子さん。
いいの?このままで。
ねえ。
あの…そろそろ店開けたいんだけど。
もう仕込みしないと俺が作ることになっちゃう。
いやあの…独り言です。
今日は俺が作ってみようかな。
そうかそんなことがあったの。
みち子さんのためを思って勝負に挑んだのに。
うん。
嫌われてしまいました。
アハハハハマちゃん。
私の気持わがってんの?って…わかんないよ〜。
アハハそんな落ち込まないの。
え?
(ため息)え?え?えっなんでさこんなツヤツヤしてんの?あっもう出てんのかなコラーゲン。
いや今しがたさご接待受けてすっぽんのフルコースをごちそうになったのよ。
それ出てんだねじゃあ。
俺がこんななってんのにさスーさんはすっぽんのフルコースだ。
アハハ。
そんなこと言うだろうと思ってハマちゃんおみやげはいすっぽん精活。
ねこれ飲んで元気出してください。
もう必要なくなったの!もう…。
ハマちゃんすまねがったなぁ。
あいづはちっせえときから変なとこで頭がかてえっつうか融通が利がねえっつうか曲がり角曲がるときもよこう直角に曲がらねば気が済まねえ性格でよ。
アハハ…そう。
それでお父さんとしてはどうなさるおつもりですか?やっぱりみち子さん秋田へ連れて帰るんですか?当だりめえだ。
そのために出できだんだが。
あのみち子さんは納得されたんですか?ああ。
はぁ…。
ハマちゃんみち子さんは納得したんだって。
ハマちゃんどこ行くの?知らない。
え知らない?ダメよダメよ。
変な気起こしちゃダメだよ。
(戸が開く音)踏切の音がする。
ハマちゃん?バカバカバカバカバカ!バカ!よいしょうん。
はい。
はいありがとう。
ねえ。
うん。
どうなさるの?ハマちゃんのこと。
あぁかなり落ち込んでるみたいだからさもう少し寝かせといてやって。
そうじゃなくてみち子さんとのこと。
あぁ。
う〜ん…。
まあ奥の手を使うしかないだろうね。
奥の手?鈴木建設代表取締役鈴木一之助伝家の宝刀を抜くしかないでしょ。
は?はぁ〜そのためのパワーちょうだい。
はい。
みち子さん。
はい今度は大丈夫だね。
はい。
もう誤字脱字はないように。
はい。
はい一発で決めてこういうのは。
はいすみませんでした。
あ部長。
おうお疲れさん。
社長!あお仕事ご苦労さん。
まあまあまあそう固くならないで。
社長は今日は辞令を持っていらっしゃったんだ。
はい。
辞令…。
そのあとの私の部長の席に座るのは…。
わかるね!はっはい〜ありがとうございます!栄えある鈴木建設営業部長を拝命したからには不肖佐々木和男会社のために身を粉にし倒れるまで働かせていただくあ所存でございます。
何言ってんだキミは。
は?えっだって次期部長のポストは…。
あぁ〜!次佐々木君が…。
「秋田名物八森ハタハタ」秋山部長…。
「男鹿で男鹿ブリコ」ですよね?あっあぁ?ハハハそうなんですよあのねこの営業三課の皆さんのなかでだなあの秋田の営業所にね行ってくれる人はいないかなと思って来たんだけどもね。
はああ秋田?秋田。
秋田…どういうことでしょうか?いや秋田営業所はここ数年業績が低迷していてねで社長は本社の優秀な人間を派遣して何とか立て直しを図りたいとそういうことなんだ。
はあ…。
貞松専務の一件で三課の活躍には目覚ましいものがあった。
そこでキミたちに白羽の矢が立ったとそういうわけなんだ。
どうですかね三課の諸君。
我こそはと思う人はおらんかな?あっそれはもちろん社長じきじきのご指名とは身に余る光栄でございますよな?山口君。
俺?うん。
えっいやあ…私は両親と暮らしておりましてその年老いた両親を残して急に東京を離れるのは…。
私一人っ子でして。
あのキミねそういう理由で…。
あ〜一人っ子かキミは。
申し訳ございません!あぁ一人っ子。
はい。
じゃあ無理だね。
だってご両親大切にしなきゃね。
そうだろ?佐々木君。
はあ。
じゃあ石見お前兄弟いるもんな?えっいやしかし僕は建設中のタワーマンション4つも担当中ですよ?おぉ偉い。
じゃあ大原お前今何にも担当してないな?たいした仕事はしていませんが今都内のラーメン屋1,000軒制覇の最中でして。
制覇って食べるほうの?そうです。
現在498軒目まもなく折り返し地点なんです。
あ〜あと2軒で500じゃない。
そうです。
大事なときだな。
はい。
そら東京離れられんわな。
え〜。
ああのそういうことでしたら僕が…。
いやぁそりゃまずいだろ魚住君。
お父様に申し訳が立たないようん。
あの社長がじきじきにお話に来られてんのによし俺が!という気概のある者はいないの?みんなそれぞれ事情があるんですよ。
そうですよ突然転勤しろと言われましても。
それがサラリーマンの宿命でしょ?もう嫌だったら辞めちゃいなさい。
そこまで言うんだったらさ佐々木さんあなたが行ってくれますかね?秋田。
痛い。
あっなんだろうこれ。
あぁ…社長行きたいのはやまやまなんでございますが私主治医のほうから病院から離れるなと言われておりまして行きたいんだけどな〜。
オホホホあれ〜。
あっ浜崎はどうでしょう?浜崎?ええあいつは釣りができるとこだったらどこでも行くと思うんですよね。
ふ〜ん。
でも彼は入社して1年目だろ?はあ。
そんな秋田営業所の立て直しなんていう重荷背負わすことできるか?あ〜いやあいつは荷が重いとか軽いとか考えてません。
というか荷を背負わされても自覚しないと思うんですよ。
そこが彼のよさでもあると思うんですよね。
秋田営業所を任せられるのは浜崎以外にいません。
なあみんな!そうですね。
浜崎にはピッタリですね。
どうして思いつかなかったんだろう。
そうかそこまでみんながね推薦してくれるならばえっとハマザキ?サキ?ハマサキです。
あハマサキ。
浜崎君に秋田に行ってもらおうかね。
いいと思います。
あら。
おはようございます。
おはようございます。
といってももうお昼すぎね。
会社にはお休みの連絡しときましたよ。
今期の有給休暇これでもうおしまいですって。
すみません。
どう?うまいっす。
それインスタント。
最近インスタントもいいのあるのよね。
あぁインスタント。
私みち子さんと違ってお料理苦手なのよね。
ケンカしちゃったんですって?私ねみち子さんが怒った気持よくわかる気がするの。
好きならまず自分に打ち明けてほしかったんじゃないの?お父さんと釣り勝負より何より。
女ってそういうところにこだわる生き物なの。
ねえハマちゃん諦めちゃダメよ?今ならまだ間に合うわよ。
最後の有給休暇大事に使わなきゃ。
あっ秋田におみやげ買って帰るからって2人とも早く出ちゃったんだよ。
たしか新宿発の高速バスに乗るって…。
(通話が切れる音)なんだよ切っちまいやがったよ。
奥さん行ってきます。
表にタクシー呼んであるから。
頑張ってね。
すみません急ぎでお願いします。
任しといてこの辺りの道は詳しいんだ。
ありがとうございます。
そこの階段下りたらすぐバス停だ。
はい。
あっ忘れた財布。
えぇ?よく見て。
ない…。
あんた誰かに似てんな。
え何?まいいや鈴木社長には昔からお世話になってるからな。
しゃあないもう出世払いだ。
ありがとうございます!いいよ。
あぁはい。
もしもし。
あこっちか。
はいはい向かってる今。
悪い悪い今薫が学校から帰ってきて聞いたんだけどバスは新宿じゃなくてえぇ…。
どこだっけ?ハマちゃん新宿じゃなくて箱崎のバスターミナル8時発だから。
頑張ってね。
箱崎!全然違うじゃねえかあの親父クソ!どっちどっちだ。
もう…。
よし。
〜よいしょ。
〜いんだが?本当にいんだが?お父さん私のこと連れて帰りてんでしょ。
悪ぐねど思うけどなハマちゃん。
俺は好きだなああいう男。
もしももしもお前が…。
もう言わねえで今さら。
雨だ…雨か。
あの秋田行きはあっちですか?はい。
ありがとうございます。
えああのう。
ちょっとちょっと。
みち子さん!みち子さん行かないで!あれ。
あのお客様秋田行きの最終は10分前に出ましたけれども。
〜みち子さん…。
シュウさん…。
あいやまいった。
仙台の手前で大雪降られてな高速ひきけえしてきたんだ。
え…。
何よ。
行かないで。
俺はみち子さんが東京に残ってくれてもみち子さんを幸せにする自信はありません。
だけどみち子さんがそばにいてくれたら俺は幸せになる自信があります。
だから…。
もうどこにも行かないでください。
大好きです。
このバカケ!〜兄貴酒だ酒出してくれ!ふぅんそうね…。
とうとうそげな話になったとね。
うんいや母ちゃんにはいろいろ心配かけたかい。
一応報告しとこうと思ったかいよ。
うんうんそうねそうね。
ほんならそういうことやかい。
待ちないてお前何て言うてみち子さんに告白したとや?いやいいがそげんこつ。
いいがね教えないって。
ならん2人だけの秘密やが。
お〜秘密主義やね。
まいいっちゃ。
あんげお嫁さん捕まえるっちゃお前にしちゃ上出来やわ。
ヒヒヒお嫁さんって気が早いが。
そこにみち子さんおるっちゃろ。
ちょっと替わんない。
え?いいから替わんないって。
え〜もう。
あのみち子さん母ちゃんが。
え?もしもしみち子です。
みち子さん。
こんげ釣りバカやけど伝助んこつよろしく頼みます。
お母さん…。
秋田に転勤!?いやだってさみち子さんが東京に暮らせないんだったらさいっそハマちゃんがさ秋田に行ったらいいんじゃないかなって思ったから。
何よけいなことしてくれてんだよもう。
だってだって知らなかったんだもん。
知らなかったんだもんじゃないよ。
だったらさだったらさうまくいったんだったらいったってさなんで俺に言ってくんないんだよ。
なんでスーさんにいちいち言わなきゃいけないんだよ。
何よその言い方。
ん?あれかじゃみち子さんとうまくいったんだったらまわりの人間はどうでもいいってのか。
いじけてんじゃねえぞジジイおい。
みち子さんと離れ離れになっちゃうだろ。
どうすんだよおい。
離れ離れになっちゃうんだよ。
お?離れ離れになっちゃうんだよ。
おっ逆ギレか。
ほう。
なんだよいいじゃん。
頭きたな。
キレてるわけじゃねえよ。
ああそうか。
じゃあ俺会社辞めればいいんだ。
えっ。
俺みち子さんいるしな一人で釣りだねこれからね。
バカ言ってんじゃねえぞおい。
頑張って練習するんだよさいなら。
バカ野郎バカ野郎!まああっちへ行ったらなお前のやることはたくさんあるだろうし一からやり直すつもりで頑張ってこいや。
はい。
嫁さんと子供たちにはなんて言ったんだい?単身で行くと。
置いていくのか。
よろしくお願いします。
わ〜お。
〜ああキミキミ。
ちょっと待ちたまえ。
は?えっとあった。
あっ!今社長からじかに俺んとこに電話かかってきたんだ。
社長から?どういうことですか?わからん。
とにかくこの男浜崎伝助の異動は取りやめだ。
結局お前の異動はなしか。
うん。
いや確かに辞令は出たはずなんだけど。
だって人事部でも噂だったのに。
なんでそんな嫌そうなんすか。
ひどいでしょ知ってるなら言ってくださいよ。
いいの?三課のムードメーカー消えて。
まあまあまあまあ…。
胃の痛いおじさんとずっと一緒だよ。
結果よかったじゃん。
営業三課に残れたわけだしさ。
いいや俺は秋田に行ったってよかったんですよ。
男鹿半島日本海渓流だってねいいポイントたくさんあるんだから。
お前はある意味サラリーマン向いてるよ。
え?それに引き換え落ち込んでんな。
うわ〜。
部長の椅子は確実だって信じてたからな。
水がない。
この間までは会社のピンチを救ったヒーローだったのにな。
現実はシビアってことさ。
まあ部長の器じゃなかったってことだよ。
もうほらそんなに落ち込まないの部長。
課長。
ねえほら部長になんかなったってさ胃薬の量が増えるだけだから。
肩書きなしノルマなし責任なしそれがいちばんだよ。
ほら気分転換に釣りでもどう?行くかバカ!みんな元気になったよこの人。
グッドキャスティング。
師匠。
ん?潮が止まってる。
だって私3匹でしょ。
師匠ゼロだもんね。
ゼロだもんね。
なんかさそういう潮とかの判断って俺にさせてくんない?え?俺にさせてくんない。
早い早いよ。
スーさんにはまだ。
あら。
なんかおもしろくないな。
なんかやだ。
ごめんなさいねハマちゃんごめんなさいね。
やだなもういいやお昼にしよう弁当。
えへへへ。
あははは。
でんぶでハート。
うんうん。
かわいい。
みち子さん弁当かわいい。
うんね。
あのハマちゃん私の弁当…。
みち子さんの手作りの弁当。
いやいやえ?私のあるでしょ?なんで?なんでうちのみち子さんがスーさんのお弁当作んの?えっ。
だってあのみち子さんだよ。
私がほら初めて釣りに連れてってもらってアジいっぱい釣れたでしょ。
そうよそうよ。
あのときにいっぱいもうアジフライ優しく作ってくれたじゃないの。
いやいやわかるけどだってさスーさん今日くるかこないかわかんなかったじゃんギリまで。
釣りだったら万難を排して行くに決まってんじゃん。
だったらじゃあじゃあ奥さんに作ってもらえばよかったじゃないよ。
ちょっとお言葉返すようだけどうちの久江ちゃんはかなりの低血圧なんです。
ああ。
ですから朝はもう全然ダメです。
そうか。
こうやってベッドのそばでこう見るとドラキュラの妻みたいな感じで…こうやって寝てるからね。
目開いてんの?ちょっと半分開いてんの。
怖いなそれ。
怖いよ。
でもでもねみち子さんは俺の彼女なの。
そんなスーさんのさ作らないでしょ。
そんなことそんなことはだって…。
コンビニとかもあったしさあなた社長でお金持ってるんだから買ってくればいいじゃない。
いや…。
よしいただきます。
嫌みな言い方するな。
玉子焼き。
う〜んおいしい。
みち子さ〜ん。
あっにんじん。
全部ハートなの?あっハマちゃん。
ん?俺の竿は上げてるからあれなんだけど今ちょっとハマちゃんの竿がギューンとしなったんだけどあれアタリかな?ほんとだ。
来てるわ来てるわ。
1匹目1匹目きた。
なんだ?潮が止まったって釣れる人には釣れるんだよ。
なんだなんだこの感じ。
ん?なんだなんだ。
来たか?何かな?何かな?えっ…。
なんだよ。
タコだった。
ちょっと!ねえちょっと!あっあっスーさん!ちょっと何やってんのよねえ!何なに食べてんのよねえ!何無視してんだよ。
ハートも食べてんじゃん!ねえちょっと!何やってんのよ返してよ。
返さない。
なんでよ!おいしいから。
俺の弁当だろスーさん!おいしいから返さない。
ねえちょっと!おいしいからおいしいから返さないって。
なんでよ!あもう全然ないじゃん!返しなさいよねえ!スーさんちょっと!俺ねハマちゃん。
あ?俺はねこの弁当食べたときにねとってもうまかったの。
うまかった。
だからねこれからずっと一生このみち子さんの料理作ってもらって食べるんだなと思ったらなんか嫉妬みたいなものがねわいてきてね感情が。
妬んでんじゃねえぞスー。
おいちょっと。
返してよ!あんたは幸せだよ。
あんたは幸せ。
ねえいいから。
いいから。
1個くらいねえ。
今日だけは今日だけは私にこの幸せをくださいよ。
意味がわかんないよ。
何言ってんだよおい。
返してって。
いいから。
ちょうだいよ!トマト食べなさい。
ねえねえみち子さんまだ?もうできるよ。
ジャーン!うわすっげえ。
そんでスーさんに全部食べられちゃったの?そうだよ。
絶交してやろうかと思ったけどねだけどねスーさんは俺がみち子さんの料理ずっと食べられるのがうらやましかったんだって。
へえ〜じゃあこれからはスーさんの分も作んなきゃだね。
いいんだよそんなの。
甘やかすとねクセがついちゃう。
もう。
はいハマちゃん。
はいみち子さん。
じゃあ新しいの入れようかな。
もう1個ハート入れちゃおう。
あっそうだ。
キスどうする?えっ?だから今日釣ったキス。
天ぷらにする?いらない。
そんなんいらない。
こっちのほうがいい。
えっ。
みち子さん。
えっ。
みち子さんみち子さん。
ちょちょ…。
続きはまた今度。
なんでなんで?クリスマスじゃん。
だってまだ早いじゃん。
つきあい始めたばっかりだよ。
薫さんもおじちゃんも出かけちゃってるしさいいじゃん。
でも今日じゃないと思う。
なんで〜。
えっでもだってほんと早いと思うんだよね。
照れ屋さんだなみち子さん。
いやいや照れてるとかそういうのじゃなくて全然あの…。
いいじゃんいいじゃんみち子さん。
いやお願いもうちょっとだけ待って。
ううん待てない。
でも釣りは一日中待ってるじゃん。
ううん釣りは待っててもこれは待てないの。
みち子さ〜ん。
ねえまだ早いってば。
早い!早いって言ってんだろ。
このバカケ!
(ビンタの音)ごめんなさ〜い。
2015/12/11(金) 20:00〜22:03
テレビ大阪1
釣りバカ日誌[終]最終回2時間スペシャル サヨナラ…みち子さん!!濱田岳×西田敏行[字]

みち子さんが秋田へ帰る!?娘を連れ戻しに来た父・修三とハマちゃんが、みち子の秋田行きをかけて釣りバカ同志の釣り対決!!一方、鈴木建設はスキャンダル発覚で大ピンチ!!

詳細情報
番組内容
常務の鈴木昌之(駿河太郎)が官僚と写った写真が週刊誌に掲載され、談合疑惑をかけられた鈴木建設は大ピンチ!鈴木一之助(西田敏行)も対応で疲れ果て、かづさ屋にも顔を出さない。浜崎伝助(濱田岳)は鈴木久江(市毛良枝)からも元気づけてほしいと頼まれる。そんな中、小林みち子(広瀬アリス)の父・修三(石黒賢)が上京し、娘を秋田に連れて帰ると言い出す。地元で縁談も用意しているらしい。
番組内容2
一方、東京に残りたいみち子は、とっさに「恋人ができた」と嘘をついてしまう。そこで伝助に恋人のフリを頼もうとするが、どうにも切り出せない。修三がみち子を連れて帰ろうとしている事を知った伝助は、ぼう然。意を決した伝助は、みち子の秋田行きをかけて、釣り名人の修三に釣り対決を申し込む。

みち子お魚レシピ
今回は「クロダイの和風アクアパッツァ」です。お楽しみに!
原作・脚本・監督
【原作】
「釣りバカ日誌」「釣りバカ日誌番外編 新入社員 浜崎伝助」
作:やまさき十三 画:北見けんいち
(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
【脚本】佐藤久美子
【監督】朝原雄三
出演者
 浜崎伝助…濱田岳
 小林みち子…広瀬アリス
 佐々木和男…吹越満
 鈴木昌之…駿河太郎
 小林平太…きたろう
 魚住伸太郎…葉山奨之
 小林薫…田辺桃子
 貞松専務…佐戸井けん太
 岡本専務…名高達男
 野上人事部長…小野了
出演者続き1
 植木秘書課長…猪野学
 山口雄二…敦士
 石見聡史…三浦力
 大原守…森田甘路
     ○
 小林修三…石黒賢
 ????…笹野高史
     ○
 浜崎とし子…榊原郁恵
出演者続き2
 鈴木久江…市毛良枝
 秋山部長…伊武雅刀
 鈴木一之助…西田敏行

音楽
【音楽】信田かずお

【主題歌】
「俺たちルーキーズ」DISH//
 (SONY RECORDS)
製作
【製作】テレビ東京 松竹株式会社
ホームページ
【番組公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/tsuribaka/

【番組公式Twitter】
https://twitter.com/tx_tsuribaka

【番組公式Facebook】
https://www.facebook.com/tx.tsuribaka

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
バラエティ – その他
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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