冬の定番…室内に飾る鉢花…だけじゃあないんです!「趣味の園芸」…第1弾は外で楽しめるシクラメン。
今年の冬は庭に彩りを。
(テーマ音楽)おはようございます。
三上真史です。
屋外で咲くシクラメンといえば「ガーデンシクラメン」。
そしてもう1つがこちら「原種シクラメン」です。
この2つそれぞれに違った魅力があります。
あなたはどちらを選びますか?原種とガーデン上手な育て方をお伝えするラインナップはこちら。
徹底比較ガーデンと原種の違いに迫ります。
華やかなガーデンシクラメン。
寒さに負けない対策をお伝えします。
野草の趣原種シクラメン。
その魅力と育て方にご注目。
今日の講師は…東京でクリスマスローズや原種シクラメンなどの育種生産に携わっています。
屋外で育てるシクラメンの魅力を存分に伺いましょう。
というわけで今日は部屋の中ではなく部屋の外で楽しめるシクラメンそれがこちらという事ですね。
もうすっかりおなじみになりましたガーデンシクラメン。
そしてこちら原種のシクラメン。
原種シクラメン。
原種という事はこちらのガーデンシクラメンも原種から生まれたという事なんですか?そうですね。
大本を正せばこの原種の仲間から生まれたものです。
そしてこちらも。
はい。
ありがとうございます。
いや〜あでやかですね。
ミニシクラメンと大きなシクラメンですね。
これらも?全て原種の仲間から品種改良されて出来たものです。
こうやって見るとシクラメンと言えどもたくさん種類あるわけですね。
どちらかというとこちらは室内で楽しむもの。
こちらのガーデンシクラメンと原種シクラメンは屋外で楽しむものという感じです。
こちらが今回のテーマですよね。
ガーデンシクラメンと原種シクラメンその違いをこちらにまとめましたので見ていきましょう。
まず花ですね。
こちらです。
花といったら見た目のとおりですかね。
ガーデンシクラメンは見てのとおり色・形ともに豊富。
本当に華やかですよね。
そうですね。
ゴージャスです。
でこちら原種シクラメンの方。
小ぶりでかわいらしいでもうほんと淡いピンクもしくは白ぐらいしかないんです。
でも優しい雰囲気がすてきですよね。
そして花の咲く期間ですね。
こちらはいかがでしょうか。
こちらもまた違うんですね。
ガーデンシクラメンの場合本当に上手に育てると5か月から6か月ぐらい春まで咲かせる事が出来ます。
それに対して原種のシクラメンこちらは大体2か月ぐらいなんですね。
とはいっても原種シクラメンいろんな種類があって秋に咲くもの冬に咲くもの春に咲くものとあるんですがそれぞれが2か月ずつぐらい。
原種の中でも咲く時期が違うものがあるわけですね。
そして手に入れやすいかどうかなんですがこちらはどうでしょうか。
ガーデンシクラメン広く知られるようになっているので園芸店やホームセンター多くの場所で手に入るようになっています。
それに対して原種シクラメンまだまだ認知度が低いので限られた園芸店だったりインターネットで入手したりというのが方法だと思います。
あと価格的な事をいうとガーデンシクラメン種をまいてから3か月4か月半年ぐらいで出荷できるものです。
それに対して原種シクラメンは種をまいて3年ぐらいかかるのでどうしても価格が少し高くなってしまうというのもあります。
やっぱりガーデンシクラメンと思いきやここからに注目。
屋外で育てられるといってもガーデンシクラメンまだまだ寒さに強いというわけにはいかないやや弱いという感じだと思います。
それに対して原種シクラメンの方はもうほんとべらぼうに強いというのが言えます。
植えっぱなしでも寒さ暑さに負けないで育つという感じです。
それはありがたいですね。
まさに今回の屋外で育てられるシクラメンという事ですね。
そして寿命ですがいかがでしょうか。
お〜こんなに違うんですか。
ガーデンシクラメンも上手に育てると3〜4年という感じだと思います。
主に一年草として扱われる事が多いんですが。
夏越しが大変な部分ありますもんね。
それに対して原種シクラメンの方は見てのとおりこちら40年以上たってる株なんですが。
こちら40年たってるんですか?小さい球根から育て始めて徐々に徐々に大きくなってって見事なシクラメンになってると思います。
文献では150年生きたという記録も残ってるぐらいなんですよ。
代々受け継ぐような感じですね。
それだけ丈夫な原種シクラメンという事ですね。
そんな対照的なお二つなんですがひと言で表すとこうなるという事でまずガーデンシクラメン。
庭の主役。
まさにですね。
華やかさもありますし色合いもきれいですし庭の主役にもなりうるという事でこのように書きました。
対して原種シクラメンをひと言で表すと。
庭の名脇役という感じですね。
野草の趣があるというのと地面に植えっぱなしにできるという事でそうさせて頂きました。
これだけ大きくなったら主役にもなりうるという感じですよね。
ただ長い年月がかかるという事がネックかもしれないですが。
でもそれがまた楽しみでもありますね。
それだけ対照的な屋外で育てられるシクラメンなんですが是非育て方それぞれの楽しみ方を教えて頂けますか。
お願いします。
庭の主役ガーデンシクラメン。
まずはその性質を知っておきましょう。
すっかりおなじみになったガーデンシクラメン寒さに強いと思っていたんですが。
簡単に庭で育つというイメージを持ちがちなんですが実はやや寒さに弱いという事なんですね。
でもガーデンという名前がつくじゃないですか。
もともとは寒さにあんまり強くないミニシクラメンそこから品種改良したものがガーデンシクラメンになっているんです。
なのでまだまだ寒さには完全に強いとはいえないまだ発展途上というんですかね。
今の段階でどれぐらいまで寒さは耐えられるものですか?大体5度ぐらいまでが生育適温成長するという感じです。
それ以下になってくると生育が著しく衰えたりとか最悪ストップしてしまうという状態になります。
となると0度以下になったら。
かなり花びらが傷んだり葉っぱが傷んだり本当に寒い状態になると最悪の場合枯れてしまう事も考えられます。
0度以下になる地域にお住まいの方は庭植えは厳しいという事ですかね?上手に工夫をして寒さ対策をすれば何とか耐えられると思います。
寒さ対策どんな事をしたらいいんですか?まずは暖かい場所に植える寒風を避けるだとかそういう場所に植えてあげて夜は不織布を掛けて霜よけなどをするといいと思います。
霜よけが大事なわけですね。
あともう1つポイントなのは早めに植える。
例えば10月いっぱいもしくは11月上旬ぐらいまでに植えてしっかり根っこを張らせる。
そうすると寒さには強くなっていきます。
あとこれはあくまで個人的な感想なんですがこのように赤い濃い花は他の品種に比べて強いような気がします。
こういった濃い色を選ぶといいわけですね。
でも12月に入りましたよね。
これから楽しみたい方はどうしたらいいですか?12月は寒さが厳しい時期になってきます。
なのでこのように鉢植えだったりゴージャスな寄せ植えにして夜は寒さ対策のために室内にしまってまた昼間出してきて外で楽しむのがいいと思います。
移動できますもんね。
ガーデンシクラメンを庭植えで楽しむには…。
これから育てるなら屋内に移動ができる鉢植えがオススメですよ。
清そで控えめな原種シクラメン。
見た目とは裏腹?ワイルドな性質にご注目下さい。
ガーデンシクラメンの華やかさとは対照的にこちら楚々とした姿が魅力の原種シクラメン。
その中でも横山さんオススメの品種があるんですよね。
こちら2つ。
まずこちら秋咲き9月から11月に咲く「ヘデリフォリウム」という種類です。
風に揺れる姿がまたかわいらしいですね。
そしてこちら冬咲き大体1月から3月ぐらいまで咲く種類です。
「コーム」という名前です。
こちらこれから咲くという事ですね。
こちらの2品種なぜオススメなんですか?原種シクラメンの中でも1〜2番を争うぐらい非常に強い育てやすい種類なんです。
そんなに強いんですか。
どれぐらい?こちらは横山さんの農園。
片隅に咲いているのは…。
勝手にタネがこぼれて生えてきたやつなんです。
こぼれダネでこんな咲いちゃうんですね。
どんどん増えていってるんですよ。
ワイルドですね。
まさに野草という感じ。
植えっぱなしで寒さに強いからこそこのように育てられるという事ですね。
なので少しでも庭にスペースがあったら地植えで試してもらいたいですね。
是非植えつけ方を教えてほしいんですが肝心の植えつけの適期はいつなんでしょうか?本来は夏の休眠期大体6月から8月ぐらいに植えるのがベストです。
となると今の時期は厳しいですか?でもこの生育期寒さに強いものなので花葉っぱに十分注意しながら植えつければ大丈夫です。
是非その方法を教えて下さい。
今回原種シクラメンを植えつけるのはこちら。
ここってあまり日が当たらないですが大丈夫ですか?原種シクラメンは半日陰ぐらいがちょうどいいと思って下さい。
もともと落葉樹の木の下だとかそういう所に生えてる物なのでこのような場所が意外と適してる。
ありがたいですね。
花が少なくなるような場所ですもんね。
あと水はけがいいというのも条件です。
なのでクリスマスローズのそばだとかそういった場所は一番いい場所ですね。
原種シクラメンが好むのは大きな庭石のそばや玉石の敷いてある場所。
いずれも水はけがよいためです。
芝生も水はけがよく好条件。
伸びた芝が適度に光を遮ります。
寒さに強い原種ならでは。
雪が積もったり凍結しやすい場所にも問題なく植えられます。
まず植える前に土を調整したいと思います。
お願いします。
より水はけをよくするためにこのヤシ殻チップまたは腐葉土がいいと思います。
やはり水はけがよい土が大切なんですね。
どれぐらい掘るんですか?大体10〜15cmぐらい掘れば十分かと思います。
植えるのはこの2つの原種。
シクラメンの球根なるべく根っこを崩さないように球根を隠すように埋めます。
シクラメンを植える時の鉄則は球根を土から出して植える事。
でも原種の場合はなぜ球根を隠すように植えるんですか?原種シクラメンは落ち葉が積もるような場所に生えてるんですね。
なので地中をはうようにして葉っぱをよけるようにして地上に葉っぱを出す花を咲かせるという癖があるんです。
だから茎が伸びるという事ですね。
その次。
成長点が強い光を嫌うんです。
芽が焼けちゃうんですね。
なのでそれを保護するため。
あと球根が上に出ていると害虫ナメクジだとかダンゴムシにかじられたりそういう事もあるのでその3点を気をつけながら植えるのでやや埋めるという感じです。
普通のシクラメンは成長点を出した方がいいんですが原種シクラメンは大体1〜2センチぐらい埋めてあげた方がいいです。
埋めなきゃいけないんですねむしろ。
霜対策としてヤシ殻や腐葉土でマルチングをしておきましょう。
ガゼボの足元にまるで野草のように咲く原種シクラメン。
冬の庭をさり気なく彩る名脇役です。
というわけで今日は華やかなガーデンシクラメンそしてまさに名脇役とも言える原種シクラメン屋外で育てられるシクラメンについてたっぷりと伺いましたけどまさにどちらも違った魅力が満載ですよね。
どちらかというと見て楽しむものというよりはこちらガーデンシクラメンも原種シクラメンもそうですが育てて楽しむ育むという感じだと思います。
来年も再来年も大きくしていこうという気になりますもんね。
長くつきあえる友達を見つけたみたいなそんな感じですかね。
是非皆さんにも育ててみてほしいですね。
今やりたい旬の園芸作業をご紹介する「しゅみえんダイアリー」。
今回は…講師は観葉植物の事ならこの人にお任せ。
青々とした葉で癒やしと潤いを与えてくれる観葉植物。
でもなぜか冬になると元気がなくなってしまったという経験ありませんか?一年中同じ管理のしかたでは駄目なんですよ。
植物の状態や環境を理解して季節に合った管理をしましょう。
まずは置き場所からご紹介します。
観葉植物の多くは熱帯亜熱帯が原産で寒さが苦手です。
リビングの日当たりの良い窓際などが最適です。
葉が乾燥して傷んでしまいます。
続いて水やりのポイントをご紹介します。
冬は土が乾きにくいので一見乾いているように見えますがちょっと見て下さい。
どれどれ。
あら?中の土は黒っぽい。
まだ湿ってるって事ですね。
根腐れの原因になるので水は土が完全に乾いてから与えましょう。
湿っている時の色と比較するとよく分かります。
実際に触って…表面だけでなく鉢底穴から指を入れて底の土も乾いているか確かめましょう。
ただしサンセベリアだけは違うんですよ。
サンセベリアは土が完全に乾いてから2か月ほどたつと葉がしおれシワが入ってきます。
こうなるまで水はやらないようにしましょう。
へぇ〜2か月も水をあげなくて大丈夫なんですね。
心配に思うかもしれませんが冬は植物の成長が鈍いので十分なんですよ。
水をやる時は鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。
根腐れの原因になるので…寺井さん大きい鉢は重いから受け皿の水を捨てるのが大変ですよ。
そうですよね。
大鉢に関してなんですけど必要最低限の水の量を知っておくと楽になりますよ。
観葉植物の鉢に合わせた水の量の量り方です。
用意するのは…ペットボトルに水を入れ鉢全体に行き渡るように少しずつ与えます。
鉢底から水が出てきましたよ。
ここで一旦ストップします。
この時にやった水の量は1ほど。
水が受け皿に流れ出ず鉢全体を満たすにはそのおよそ3分の2が適切な量になります。
この場合は600〜700ml。
ふだんの水やりはこれで十分なんです。
ただし5回に1回は鉢底から流れ出るくらい…土の中の老廃物やガスも一緒に流し出してくれますよ。
皆さんいかがでしたか?観葉植物と一緒に我々も元気に冬越ししましょう。
今日ご紹介するのは亡くなったお母さんが愛した赤い花の話です。
「私の母は認知症が進みグループホームでお世話になっていました。
花が大好きで赤いゼラニウムを持って行くと…」「…と眺めて喜んでくれました。
元気で笑っている母の顔が離れて暮らす私の心の支えでした。
しかし母はやがて病気で旅立ってしまいました。
ある日母が大好きだったゼラニウムを家に持ち帰ると寒い時期なのに一輪の花を咲かせてくれました」。
「…と言われているようでした。
それからタネが出来芽が出てたくさんに増えました。
あれから3年今も変わらずゼラニウムの赤い花が咲いてくれます」。
今日ご紹介した「シクラメン屋外講座」そして「しゅみえんダイアリー」は「趣味の園芸」テキスト12月号に掲載されています。
今後の放送内容と併せて参考になさって下さい。
2015/12/11(金) 21:00〜21:25
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「原種orガーデン? シクラメン屋外講座」[字]
12月特集【冬の花ワイルドに行こう!】第1弾。花壇で楽しめるガーデン系、過酷な環境で育つ原種系。魅力と栽培法。<ミニ>しゅみえんダイアリー・観葉植物冬管理/花信
詳細情報
番組内容
12月特集【冬の花 ワイルドに行こう!】第1弾。シクラメンと言えば、鉢花&室内のイメージが強いが、花壇で楽しめるガーデンシクラメンや過酷な環境に耐える原種シクラメンが注目されている。ガーデン系は華やかな品種が多い。原種系は素朴な花が魅力。花期、耐寒性、入手などガーデンと原種を比較して栽培方法を紹介。司会:三上真史<ミニコーナー>しゅみえんダイアリー【観葉植物 冬の管理】/花信〜こころ咲かせる〜
出演者
【講師】園芸研究家…横山直樹,グリーンコーディネーター…寺井通浩,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,園部啓一
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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