まる得マガジン 今から始める筆ペン(8)「季節のあいさつに挑戦」 2015.12.10


(テーマ音楽)冠婚葬祭の場で筆を使う事が増えきれいに書けずお悩みの方も多いのでは?そこで今回学ぶのは「筆ペン」。
筆ペンの上達法を教えて下さるのは書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん。
筆づかいが上手になるさまざまなコツを教えて頂きます。
最終回は季節のあいさつに使う文字に挑戦したいと思います。
え〜。
というとどんな言葉がありますか?「あいさつ」というと代表が年賀状ですかね。
そうですね年賀状。
筆を使いたいですよね。
私がお薦めしたいのが今日この2つ。
今回教わるのは重厚感のある「どっしり文字」とリズミカルな「かろやか文字」。
特徴は2つとも「逆筆」という書き方を使って書く事です。
「逆筆」とは始めに進行方向と逆の向きに筆を入れ引っかけるようにします。
毛の弾力を使い進行方向に筆を進めて書いていきます。
そうする事で特徴的な線になります。
このまま行くとただ太い線になっちゃうじゃないですか。
どっしり文字に挑戦。
味のある文字になりました。
スタートが全然違いますね。
重厚感が感じられますよね。
じゃもう一つかろやか文字を。
かろやかも引っかけるんですか?そうなんです。
毛ですから…そういう事ですね。
かろやか文字はどっしり文字のような太い文字ではなく毛の弾力を使いリズミカルに書く事で軽快な文字になります。
早速かろやか文字に挑戦。
弾んだ感じの「迎春」です。
どちらも独特の雰囲気に仕上がりました。
筆本来の機能をね引き出してこんなふうに書き分けられるってとってもすてきですね。
すごいですね。
スタートが違うだけでだいぶ遊びが広がります。
ここまで8回にわたっていろいろな筆ペンのルールを覚えてきましたね。
では最後に習った事を生かしてお名前を書いて頂きたいと…。
うわ〜!これまで教わった事を生かして名前を書きます。
あ!それは一番最初に書いた「奥山佳恵」です。
何か元気いっぱいでいいんですけれど…。
大人になりましたね。
うわ〜!ほんとに基礎をちょっとやったというぐらいですけれどなんとこう違ってきたでしょうか。
こちらが最初に書いたもの。
比べると本当にきれいな筆ペンの文字になりました。
こんなに表情豊かにいろんな字が書く事ができるんだなってとっても楽しく学べました。
筆って書けば書くほど楽しくなる奥の深いものだっていうふうにね思って頂けたと思うんですよね。
今度は本格的なね筆に進んで頂けるとうれしいですね。
分かりました。
ありがとうございました。
ほんとに8回ありがとうございました。
勉強になりました。
2015/12/10(木) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン 今から始める筆ペン(8)「季節のあいさつに挑戦」[字]

季節のあいさつ「迎春」をいつもと違う文字で書いてみる。太さと丸みを帯びた重厚な「どっしり文字」と線に抑揚があり、軽妙で洒脱な「かろやか文字」を使って挑戦する。

詳細情報
番組内容
季節のあいさつ「迎春」をいつもと違う文字で書いてみる。太さと丸みを帯びた重厚な「どっしり文字」と線に抑揚があり、軽妙で洒(しゃ)脱な「かろやか文字」を使って挑戦する。講師は書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん、生徒は女優の奥山佳恵さん。
出演者
【講師】書家・横浜国立大学教授…青山浩之,【生徒】奥山佳恵,【語り】戸丸彰子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 生涯教育・資格
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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