FIFAクラブワールド杯開幕戦「サンフレッチェ広島×オークランドシティ」 2015.12.10


実況
ヨーロッパチャンピオン・バルセロナ。
南米王者リバープレートなど世界6大陸を制したチームに開催国王者、日本の実況
FIFAクラブワールドカップジャパン2015。
サッカークラブチーム世界一を決める戦いがいよいよ開幕します。
開幕戦は開催国王者・日本のJリーグチャンピオン・サンフレッチェ広島とオセアニア王者オークランドシティの一戦です。
舞台は横浜国際総合競技場です。
先程から少し雨がピッチに落ちてきている横浜です。
サンフレッチェ広島は先日行われましたJリーグチャンピオンシップでガンバ大阪を下して2年ぶり3度目のJリーグ王者に輝きました。
そしてこのクラブワールドカップ開催国王者として出場権を手にしました。
2012年と同じ開催国王者として出場。
3年ぶり2度目のクラブワールドカップの舞台です。
一方のオークランドシティは5大会連続大会最多の7度目のクラブワールドカップです。
岩田は4度目のクラブワールドカップの舞台に立ちます。
前回は3位と大躍進。
間もなく両チームの選手達がピッチに姿を現します。
去年、この白いユニホームオークランドシティは準決勝で南米王者アルゼンチンのサンロレンソ相手に延長戦まで行きまして惜しくも敗れましたが、互角の戦いを演じました。
その自信を胸に今年もオセアニアチャンピオンズリーグを制してクラブワールドカップの舞台に帰ってきました。
一方のサンフレッチェ広島、3年前はJリーグの初優勝を成し遂げてその勢いだけで戦ってしまった結果、5位だった。
キャプテンの青山は振り返りました。
あれから2度リーグを制し、アジアを舞台にした国際大会アジアチャンピオンズリーグも戦いました。
3年前と比べて自信も経験値も上積みされた、日本を代表して戦うという意識を強く持って戦いたいと話していました。
キャプテンの青山です。
日の丸が掲げられています。
森保監督はJリーグチャンピオン広島にはサッカー文化があり、サッカー熱があるというポテンシャルを示した、サンフレッチェは広島で生まれ、広島で育ったチーム。
広島の街から日本のサッカーを世界のサッカーを盛り上げたいと話しました。
チャンピオンシップのメンバーからは6人が変わりましたが、全員攻守、サンフレッチェらしいサッカーで世界を驚かせることができるでしょうか。
ヨーロッパ王者スペインのバルセロナ、南米王者アルゼンチンのリバープレート。
北中米カリブ王者メキシコ、クラブアメリカ。
アフリカ王者コンゴ民主共和国実況
FIFAクラブワールドカップジャパン2015。
開幕戦、開催国王者・日本のJリーグを制したサンフレッチェ広島とオセアニア王者ニュージーランドのオークランドシティの一戦です。
横浜国際総合競技場のピッチコンディション、天候は雨、気温が12度、湿度79%。
風は2メートルというコンディションです。
霧雨のような雨が降り注いでいる横浜国際総合競技場です。
開幕戦の審判はカメルーンのアリウム、今大会の最年少レフェリー33歳です。
サンフレッチェ広島、森保一監督。
一方オークランドシティ、トリビュリエッチ監督です。
この放送は世界180を超える国と地域に配信されています。
放送席の解説は都並敏史さん、城彰二さん、リッチリポーターは広島サイド中野謙吾アナウンサー。
オークランドシティサイドは山本紘之アナウンサーでお送りしてまいります、FIFAクラブワールドカップジャパン2015開幕戦、まもなくキックオフです。
実況
今、ゲームが始まりました、クラブチーム世界一を決めるFIFAクラブワールドカップジャパン2015開幕戦です。
紫のユニホームが開催国王者Jリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島。
白いユニホームがオセアニアチャンピオン、ニュージーランドのオークランドシティです。
まず広島が野津田から。
ゆったりとしたボールキープ。
前回大会3位に輝いたニュージーランドのオークランドシティ、一度最終ラインに下げます。
つい先日、ガンバ大阪を下して見事2年ぶり3度目のJリーグ王者に輝きました紫のユニホーム、サンフレッチェ広島。
そしてこのピッチに立っています。
塩谷から千葉、ボールをつないでいきます。
ミスになった。
ソロモン諸島代表のレアアラファ。
まず立ち上がり1分ですが、少し広島のディフェンスラインにミスがありましたね。
都並
先ほど雨がかなり降ったので、ピッチがスリッピーですよね。
しっかり計算しないと危ないですよ。

サンフレッチェは前線からかなり高い位置でプレスに行ってます。
ですが、中盤あたりがちょっと開いてしまっているのでオークランドシティもつなぐ技術がありますので、このへんのやり取りが、どこまでの時間、続けられるかですね。
実況
7回目の出場になる白いユニホーム、オークランドシティ。
初出場は2006年大会でした。
その時はほとんどボールをつなぐことができずに苦しい戦いでした。
スペイン人監督のトリビュリエッチが来てからは、このようにパスをつなぐサッカーになりました。
都並
熟成されたパスワーク、どんな相手に対しても自分達の色を出す。
この2〜3分を見てもしっかりとつなげている。

こういう競り合いでサンフレッチェはどう戦えるか。
実況
柏が倒された。
ここはホイッスルです。
右サイド柏と岩田のマッチアップでした。
都並
岩田選手は経験が豊富になってきてドリブラーの柏が強烈だと分かっているので、飛び込まずに2対1になるまで粘りました。
実況
広島、セットプレーのチャンスです。
蹴るのは野津田です。
広島ユース出身です。
今シーズンJリーグでは10試合、公式戦でプレーしました。
中には塩谷、千葉も上がっている。
水本はニアサイドにいる。
都並
サインプレーもありそうですね。
実況
ボールのそばに青山も寄って来ました。
野津田の左足。
ドフリースが縦につなぐ。
実況
手前のラインを割っています。
実況
さぁ、ボールを奪った。
しかし向こう側のラインを割りました。
今日の広島のメンバーですが、都並さんはどうご覧になっていますか?都並
若い選手を先発に使ってきている感じがします。
コンディションの面があるので後半勝負ということも考えながら戦っていくのかなという感じもします。
実況
丸谷をとらえましたが、ダブルボランチを組むのは丸谷と青山です。
今シーズンのJリーグを制した大きな要因としても選手層の厚みというのがありますよね。

誰が入っても同じサッカーができる。
チームにとって大きな力です。
それを世界でどれだけ通用するか、ぜひ私達も見たいですよね。
実況
浅野の魅力ですが、どんなところですか?城
彼の突破力、スピードです。
そこに皆さんも注目して見てもらいたいですし、世界の選手となると、スライディングの幅とかも広いですからね。
このあたりもどう対応して行くか見てみたいですね。
実況
柏から皆川、飛び込んでいった。
しかしベルランガ、ジョルジェビッチがマークについていました。
都並
柏選手はディフェンスが寄せてこないと見ると素早いクロスが得意なんですよね。

ディフェンスとしては、タイミングが図りづらいところでしょうか。
野津田のシュート。
ここはGKのスプーンリーです。
野津田には強烈な左足のミドルがあります。
24番の野津田。
ユース出身です。
22歳以下日本代表ですから来年のリオデジャネイロのオリンピックメンバーに入ってくるような選手ですよね。

中心人物にならなければいけない存在です。
彼としてもクラブワールドカップで戦う、世界で戦えるというのは大きな経験になると思います。
そこで何とか活躍をしてほしいですね。
広島ベンチ
森保監督は前回との違いについて、今回はJリーグで2回勝っているし、青山が代表に行ったり、野津田なども21歳以下の代表になっていたり、経験値を持ってのぞめていると話しました。
実況
3年前は開幕戦でオークランドシティを倒しましたが、次、準々決勝でアフリカ王者に敗れ5位決定戦に回って、韓国の蔚山に勝って、5位という成績でした。
その時よりは経験や自信が増しているという広島。
実況
ドフリースが攻め上がって行こうというところ、青山の対応です。
しかしここはパスワーク。
スペイン出身のアルバロです。
そしてドフリース。
前があいている、後ろから野津田が行った。
野津田のディフェンス。
都並
サイドを使って縦に来るのかなと思ったら中央を使う、こういうパスワークが非常にうまいので広島はだまされないように対応しなければいけません。
実況
清水が上がって来てクロスをあげる。
今度は逆の位置で柏です。
クロスを上げますが、長い足でディフェンスがカットです。
都並
サイドバックとしては、やりにくいと思います。
このサイドチェンジ。
実況
コーナーキックは1本目です。
先制点なるか。
Jリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島、ショートコーナーで来た。
シュートを打った、こぼれている。
詰めた。
決まった。
サンフレッチェ広島、先制点を取りました。
開幕戦、前半の9分。
野津田のミドルシュート。
最後、詰めたのは誰でしょうか?都並
皆川でしょうね。
スリッピーなピッチ、濡れていますから、ボールも濡れているわけで、それを想定した低いシュート、いい対応です。
3人こぼれ球に詰めていました。

野津田君のシュート。
強烈ですよ。
伸びてきますからね。
実況
最後は水本、塩谷、皆川が詰めていて皆川がプッシュしました。
都並
こぼれ球に対しての意識、これは完全に広島が上回りました。
こういう所がチームとしての経験、強みだと思います。
これは大きいよ。
実況
5日前に行われたチャンピオンシップから6人メンバーを入れ替えてきた広島、見事に若手中心のメンバーで先制点を奪っています。
先制点を取りました、サンフレッチェ広島、フォーメーションです。
左から右に攻めます。
キャプテンは青山です。
広島の特徴的なフォーメーションとしては2シャドー。
浅野と野津田。
シャドーというのは影を意味します。
皆川の後ろ、浅野と野津田がシャドーストライカーとして動くわけですね。

彼のスピードも生かせるポジションです。
ただ、今ちょっとひざを痛めましたね。
実況
野津田が倒れています。
起き上がることができません。
右の膝、内側を押さえています。
ちょっと右のひざがピッチに着いた後、伸びるような形になりました。
都並
曲がったまま体重がかかっちゃったかな。
内側膝の内側のじん帯が伸びる可能性がある。
トレーナーがチェックしていました。
広島ベンチ
茶島がウオーミングアップを始めました。

ひざなので無理はしないほうがいいですね。
実況
今、ピッチ上は10人のサンフレッチェです。
都並
野津田はやりたくてしょうがないでしょうからね。
頑張ればできるんですけど、やっちゃうと2か月、3か月行っちゃうんですよね。
軽くならいいんですけど。
実況
柏のクロス、ヘディングでのクリアとなりました。
実況
野津田は戻りそうですね。
都並
伸びてなければいいんですけど。
広島ベンチ
森保監督はウオーミングアップが終わっていない、柴崎を呼んでユニホームに着替えています。
実況
今、野津田が入りました。

ピッチに戻りたいでしょうね。
こういう大会でプレーしたいという思いはありますからね。
ただやっぱり無理をし過ぎると大変な大けがになります。
都並
野津田、ダメですよ。
ダメ。
実況
ピッチ上で座り込んでいます。
ピッチ上ではフリーキックが告げられました。
都並
一瞬、やれそうな気がするけど入ってみると伸びているのが分かるんですよね。
自分でも危険だと分かるような状況なんでしょうね。
かわいそうだな。
つらいね。

この大会にかける思い、経験値が上がるということを本人はよく分かっていますからね。
ただまぁ、先ののことを考えると。
都並
伸ばしてたらやらないほうがいいな。
そりゃあ泣くよな。
実況
目頭を押えています、野津田岳人。
来年のリオデジャネイロオリンピックで主力として活躍してほしい選手です。
都並
戻る気持ちがあるというのは強い気持ちがある証拠です。
実況
柴崎が準備しています。
セットプレーの前に入れます。
野津田が交代し柴崎に代わります。
ウオーミングアップもまだ十分ではない中で柴崎がピッチに入りました。
ここはセットプレー。
サンフレッチェ広島は気を付けなければいけません。
アルバロが右足。
左足なら4番のビレンです。
20mありませんね。

上も狙えますが、下もスリッピーですしね。
実況
こぼれている。
クリア。

迫力がありますね。
セットプレーは。
都並
怖いね。
今入った柴崎もウオーミングアップが完全じゃないので、気を付けなければいけません。
力を抜くということはできませんが、やりながら温めていって、ぶつからなければいけない局面におっと。
実況
シュートを打ったモレイラ。
都並
無理して使うと大ケガにつながるし、間合いを見て安全な状態にしておく、これも経験なんですけどね。
実況
浅野から清水、皆川が呼んでいる。
ジョルジェビッチがクリアしました。
オークランドシティのスターティング・メンバーをフォーメーションでご覧いただきます。
スペイン人のトリビュリエッチが就任して5年目、バルセロナのスタイル、4−3−3というフォーメーションで来ています。
ニュージーランドといいますとラグビーの国、オールブラックスが今年ワールドカップで史上初の2連覇を達成しましたが、去年のクラブワールドカップでこのオークランドシティは3位に輝く大活躍でした。
さぁ、柏。
ニアサイド、ボールがこぼれている。
去年3位になったことで、テレビの全国中継でもリーグ戦が行われるようになって、ハイライト番組も週に2回、サッカーを始める子供達も多くなったそうですね。
オークランドベンチ
スクールに入会する子供達がおよそ30パーセント増えた。
大きな影響があったと関係者は話しています。
自分達で全て動画投稿サイトに練習や試合の様子をアップしていましたが、テレビで放送されるようになりました。
実況
今日もおそらくニュージーランド全土に中継されているはずです。
間もなく日付が変わろうというところですが、眠い目をこすりながら、テレビ中継を見ていることでしょう。
1対0、サンフレッチェ広島が前半9分に皆川のシュートで1点を先制しています。
ピッチ上、また雨が強くなってきたでしょうか。
日本の岩田です。
下げます。
トリビュリエッチ監督が出て来て大きな声で指示を送っています。
オークランドシティはどうでしょう。
ここまではなかなかうまくいっていないという見方ですか。

ディフェンスラインはうまく回していますが、前線の選手に全く動きがないので、恐らくその指示だと思います。
動きながらボールを受けろという指示だったと思います。
オークランドベンチ
左サイドバックの岩田ですが、ドフリースに守備の時に早く戻って来いと序盤から声を掛けています。
実況
まずは守備の意識が強いのかもしれませんね。
都並
かなり広島のことを分析してサイドのドリブルが強烈だということを折り込み済みで2対1で守るということをチームとして準備していると思います。
7番のアルバロと4番のビレンのポジションが低い所でボールを回している。
サンフレッチェは中盤の選手がひいてしまって9人ぐらいが状況だと攻めづらいので、スペースを作ってFWを動かすような狙いでやっていると思う。
ただFWが全然、動いていないのでそこが問題だと思う。

そこが連動してくるとサンフレッチェの間をつけるんですけどね。
実況
モレイラ、前にスペースがある。
塩谷のクリアとなりました。

ちょっとしたサンフレッチェのミスですよね。
自分たちのミスというのは、こういう大きな大会では致命的なミスになります。
しっかりと集中を保ってやらなければいけません。
実況
チャンピオンシップからは大きくメンバーが変わりました。
佐藤寿人に話を聞きますと練習の質が向上してBチーム、普段は控えの選手達の実力が上がって来て日々の練習のクオリティーが本当に高くなったと話していました。
都並
練習が本番以上に激しいプレッシャーの中でテンポを上げてやれると試合が楽になります。
実況
まもなく前半の20分を経過します。
なかなか選手の強化費用が多くないサンフレッチェ広島ですが、大型補強をするよりは個々の力を伸ばして行くというところに主眼を置いていますよね。
都並
育成の部分にも力をかけているチームです。

森崎という兄貴的な存在の選手もいますしね。
実況
こちらは佐藤寿人です。
佐藤寿人と浅野の交代。
Jリーグでは後半の10分に必ず佐藤から浅野に交代して浅野がチャンピオンシップで得点するというシーンがありました。
都並
強力な交代です。
相手チームにとっては嫌ですよ。

あそこで浅野選手も得点していましたしね。
何とか先発で長い時間出て得点を決めたいところでしょうね。
広島ベンチ
浅野は佐藤寿人に対して、3年間自分に足りない所、自分が通用するところ、佐藤寿人というものさしで測ることができた。
私は佐藤選手の分までいつも頑張っているんですと話していました。
都並
佐藤選手のように、うまくディフェンスを外してフリーになる動きというのは、本当に日本一だよね。
それを練習から見られるというのは、本当にうらやましい、素晴らしい勉強になりますよ。
実況
今年J1リーグで中山雅史選手の持つ通算ゴール記録。
その記録に並びました。
佐藤寿人です。
157ゴール。
Jリーグで最も得点を取っている先輩の元で、普段学んでいる29番の浅野です。
実況
塩谷も2度目のクラブワールドカップ。
左サイドを使ってくる。
この後のサイドチェンジですね。

サイドチェンジから縦パスを狙っているんですけど、オークランドシティもこういうプレーに対して、守備がしっかりしています。

逆サイドが空いてますね。
都並
速い。
実況
フットサルの代表選手でもありました、レアアラファ。
実況
岩田がクロスを上げて塩谷に当たった。
もう一度下げて。
実況
ハドソン・ウィホンギ。
両親はラグビーファンだということですが、自分はボディコンタクトができるからサッカーを始めたということです。
徐々にサッカー熱も高まってきているニュージーランド。
1点を追います。
実況
皆川、抜けて来た。
今の青山の奪ってからのパスですが。

足元に入ってるんですけど、そこでもやっぱり出せる技術、すごいですね。
都並
すっと流して縦パスを見ていますからね。
視野が良くなければ無理ですよね。
実況
運動量と頭を使うサッカーというのは高校時代、作陽高校で培ったものだと話している青山、広島のエンジンとも言われています。
JリーグのチャンピオンシップでもMVPに輝く活躍でした。
都並
視野が広いし頭を使ったプレーというのは光りますよね。
いぶしぎんというタイプです。
本当にいい選手。
実況
3年前のクラブワールドカップでは青山の無回転ミドルシュートが決まって、1対0でオークランドシティをしりぞけているサンフレッチェ広島です。

この技術は本当に素晴らしいですよね。
都並
僕は代表クラスだと思うんですけれどもハリルホジッチさんは、選ばないよね。
僕はフィットするんじゃないかなと思うんですけど、実際、使われた時は点を入れて活躍しています。
実況
バルセロナがヨーロッパチャンピオンとして17日から登場します。
横浜国際総合競技場。
北中米カリブチャンピオンのクラブアメリカと広州の勝者と戦います。

うわ〜、来た。
実況
皆川。
しかしここはスプーンリーが防ぎました。
柴崎のパスでしたでしょうか。
都並
シュートは、どういうイメージでしたか。

おそらくファーサイドに浮かしてというようなイメージがあったと思います。
実況
画面は先制点のシーンです。

スプーンリーの間合いというか、あの辺は経験値があるなという動きでした。
実況
187センチのGKスプーンリーです。
普段は弁護士をしているというGKです。
プロクラブではありませんので、普段は特定の仕事に就いて、その仕事が終わってから練習をしているセミプロチームです。
オークランドシティです。
そのセミプロチームが去年の大会では南米王者アルゼンチンのサンロレンソと準決勝を戦って延長まで行きました。
3位決定戦ではメキシコのクルスアスルに勝って、クラブワールドカップの3位に輝きました。
オークランドシティです。
都並
7回出場して最初の頃はセミプロの状態でコンディションが悪いのではないかと心配しましたが、去年はそんなことは一切、忘れましたよね。
素晴らしいサッカーを見せてくれるので。
実況
去年までキャプテンを務めていたビセリッチ。
今大会はケガがあってベンチに入っています。
都並
おなじみだね。
実況
今回はアシスタントコーチとして帯同しています。
我々はアマチュアだが試合に臨む姿勢はプロと変わらないと話しています。
ビセリッチの後継者といわれるのが、ハドソン・ウィホンギです。
11番。
都並
今のような場面も塩谷選手がかなり相手からプレッシャーを受けて本来なら詰まってしまうところですが、青山選手をフリーにするような形を作ってあそこにパスが出ている、チームとして逃げ場所というかそういうものがしっかり整備されている広島なんですよね。
実況
チームとしての逃げ場所があると戦っていく上でどんなメリットがありますか?都並
逃げ場所がないと個人の判断だけでは詰まってしまう。
チームとしてのルール作りがあることによって、脱出方法があれば、守備として大きなメリットになります。
実況
この4年間、3度のJリーグチャンピオンに輝いているサンフレッチェ広島です。
日本の日本人の岩田、高校生の時は岐阜工業高校は決勝まで進みましたが、岩田は出場することができませんでした。
オークランドベンチ
岩田は初めて出場した時は緊張して何が何だか覚えていなかったそうです。
年を重ねて経験をつんで今大会はリラックスできている、リラックスし過ぎないように気を付けたいと話していました。
実況
去年のクラブワールドカップでもメキシコのクルスアスルのテナ監督、メキシコオリンピックのメキシコ代表の監督も務めていた監督ですが間合いの取り方であったり、メンタルの部分恐怖心が彼の中にはないのか、評価していました。
皆川が抜け出した。
1対1。
遠めからシュートを打ちました。
都並
浮かそうとしたのかな。
実況
皆川がスルスルっと裏をとって抜け出すシーンが何度かありますね。

シュートのところ、焦らずにアイデアはいいと思います。
選手はテンションが上がりますからね。
実況
1トップの皆川は今シーズン、リーグ戦はわずか8試合でした。
天皇杯では3試合で4得点と結果を残しています。
前橋育英高校から中央大学を経てサンフレッチェ広島へ。
都並
岩田選手はとても勉強家なんですよ。
モロッコでメールの交換をしたんですが、いろいろ教えてくださいとメールが来ました。
実況
岩田は4大会目ですが成長はどう感じますか?都並
中盤のつなぎとサイドのクロス、中盤の仕事がうまくなったと感じます。
ペナルティーエリア近くまで持っていくというところ。
都並
この後のつなぎをうまく。
ここですね。
こういうときにパスを通しているようでしょうけれど、体を使ってうまくディフェンスをだましていたり、リズムを変えたり、テンポを変えたり、このへんに小技があるわけです。
非常にうまいなと感じます。
実況
3年前にクラブワールドカップに初出場者した時には将来の夢はJリーガーと話していました。
今の夢は来年もこのクラブ大陸でチャンピオンになって、このクラブワールドカップに出ることと話していました。
実況
今の浅野の突破はどうですか?城
相手も研究して来ているので打てるタイミングではあるんですけど、そこに足が出てきたので、一回やめましたよね。
間合いとか足の長さも違いますからね、この辺は戦いながら吸収して次にどういうタイミングで行こうかなとか考えて変わったりしますからね。
実況
50メートル5秒9という俊足の浅野です。
都並
おさえようという技術を持ったディフェンスと対戦する、それに対応する考え方を身につけなければいけなくて、それが経験だと思います。
そういう意味ではこの大会でたくさんプレーすれば引き出しが集まっている大会ですから、一気に成長できます。
選手はピッチで肌で感じて成長しますからね。
都並
岩田は今もパスコースはなかったんですけれども柴崎の右ひざの前に浮かして出している。
実況
岩田の突破からチャンスを掴んだオークランドシティ、まもなく前半の35分です。
コーナーキックです。
高さがありますからね。

この時間ですから、集中してサンフレッチェは守らなければいけませんね。
実況
蹴るのは、キム・デウクでしょうか。
ビレンは190cmあります。
ドフリースが182センチ。
都並
このセットプレーもあって、皆川という選択もあるんでしょうね。
実況
ニアサイドにクリアしました。
都並
一番危ない所に立つ選手がストーンと言われるんですが、逆にいる選手が皆川なんですよね。
長身の選手をケアしています。
実況
3−6−1、1トップ2シャドーというフォーメーションですが誰が出ても変わらないプレーができるようにと森保監督は話していました。
ここまでの戦いぶりはどうですか?都並
チーム全体としての戦いは誰が出てもという形になっています。
最後の精度のところで個人の力みがあったりというところだけですね。
実況
この1試合を通じて格段に肌で感じて成長していくということですね。
都並
間違いないです。
実況
勝ち進んでいきますと、次がアフリカチャンピオンのアルアハリですが、失礼、マゼンベですがマゼンベには佐藤寿人であったり、中心選手のミキッチであったり、森崎であったり、ベストコンディションで臨んで来るであろうサンフレッチェ広島です。
まずは開幕戦、勝利を収めて次に進みたいサンフレッチェ広島です。
キム・デウクのセットプレー。
クリアします。
レアアラファ、手に当たったでしょうか。
アルバロから縦へ、よく読んでいた塩谷。
さぁ、浅野のスピード。
レアアラファもスピードがある。
都並
レアアラファも速いね。
都並
オークランドシティも今、スピードダウンしましたね。
サンフレッチェも無理だと思ったらスッと引く30失点しかしていない、行ける時は行く、無理ならやめるという判断、簡単じゃないんですよね。
実況
カウンターに入ります、浅野。
周りを見て、一度スローダウンします。
都並
ここらへんもいいですよ。
浅野は一人でどんどんいけるスピードがありますが、多勢に無勢ということで後ろに下げて、皆でいい状態で攻めて行く、ボールを奪われた時のバランスを考えてもいいわけです。
このへんの割り切りを若い選手ができる。
今のは本来であればベテランの選択です。
若ければ1人でいってしまいます。
1人で行ってんじゃねえと先輩に怒られながら気付くようなものですが、チームの練習で培われている。
実況
足立強化部長も若くて出場機会の少ない選手には他のクラブからレンタルのオファーがあるけれども、広島で練習したほうが成長するということで外に出ていきだがらないと話していました。
広島ベンチ
足立強化部長は、もう一つベテランの体力的な数値が下がるどころか上がっているそうです。
そういうところで競争が生まれていると話していました。
実況
競争というところがJリーグチャンピオンになった理由のひとつかもしれませんね。
都並
毎日追い込む嫌な練習ですが、自分で走ったりとか自分をいじめる。
そうすれば体力値も上がっていきますし、いい循環です。
実況
広島はこの時間帯ブロックを作ります。
右サイドのレアアラファはスピードがあります。

さっきから見ていると、この選手は本当に面白いですよね。
バネがある。
実況
ソロモン諸島出身です。
ワイタケレというチームにいました、トトリという選手がソロモン諸島出身の選手として、クラブワールドカップで活躍しました。
都並
小技もうまい。

膝下がやわらかいような感じ。
献身的にディフェンスもしますからね。
実況
柏がクロスを上げますが、ラインを割っています。
ゴールキックに変わります。
オークランドベンチ
去年とは別のチームだと岩田は話しています。
若い選手が入って同じチームスタイルなのでチーム力が上がっていると話しています。
実況
去年はクラブワールドカップで見事3位に輝く大躍進を遂げました。
サポーターの姿もとらえていましたが佐藤寿人をはじめとした控えの選手がウオーミングアップを始めています。
後半、もしかすると佐藤寿人が出てくるかもしれません。
J1通算157得点は歴代1位タイです。
右サイド柏、クロスを上げますが、ここも岩田の対応です。
もう一度、柏です。
塩谷がオーバーラップ、縦へヘディングシュート。
塩谷が上がってきてのヘディングシュートでした。
最終ラインの右を務める塩谷がここまで上がっていました。
都並
その間はずっと青山選手が塩谷選手のポジションにいるというルール作りが出来上がっています。
だからお家を留守にできる。
実況
2006年にペトロビッチ監督が就任して3−6−1というフォーメーション、攻撃的なサッカーを標榜しました、その後森保監督が就任して守備の意識を植え付けて、この4年間で3度Jリーグチャンピオンに輝いています。
同じスタイルで10年目のシーズンということになります。
都並
ベテランに若手が怒るような意識作り、監督が言い過ぎると選手は萎縮してロボットになりがちですが、森崎選手が兄貴分として存在している。
チームが一番まとまりやすい形です。
実況
千葉にイエローカードが出ました。
セットプレーのチャンスを迎えました。
白いユニホーム、オークランドシティです。
前半まもなく43分というところです。
7番のアルバロの突破です。
去年のオークランドシティ。
クラブワールドカップの活躍を見て自ら売り込んでオークランドシティに入ったという7番のアルバロです。
千葉にイエローカードが出ています。

先ほどフリーキックは壁の下を狙う形でしたが、次はどう打ってくるか。
実況
7番のアルバロ、そしてモレイラ。
ハドソン・ウィホンギも助走をとっています。
都並
パワーで行きそうな助走ですね。
壁の割れた所を行こうかというような。

壁に入るのが嫌ですよね。
実況
ハドソン・ウィホンギのシュート。
ジャストミートしませんでした。
力が入ったでしょうか。
まだ20歳。
ニュージーランド代表に選ばれたばかりというウィホンギです。
実況
ラインを割っています。
実況
ホイッスルです。
挟み込むようなかたちでボールを奪いました。
都並
縦パスに入って受けたFWを囲む。
ディフェンスが非常に利いています。

チームスタイルというか約束事になっているんですよね。
実況
1対1で仕掛けるレアアラファ。
ワンツーを使って抜けてきた。
ここはコーナーキックです。
今、手元の時計で45分を過ぎました。

外に出るかなと思ったんですけれども、グッと伸びてきました。
都並
この選手は、キープレーヤーになりますね。
サンフレッチェにとって、やっかいな選手だと思います。
実況
キム・デウクのコーナーキックから。
こぼれて基点を作りたいサンフレッチェ。
ホイッスルがありました。
サンフレッチェボールに代わります。
キックオフ前に降っていた雨は今はやんだでしょうか。
ただピッチコンディションは比較的、水を含んでいまして、滑りやすいコンディションになっています。
間もなくアディショナルタイムの1分を経過します。
ここで前半終了の長いホイッスルが鳴りました。
FIFAワールドカップジャパン2015開幕戦。
開催国チャンピオンJリーグのサンフレッチェ広島とオセアニア王者オークランドシティの一戦は1対0。
前半の9分に皆川のシュートが決まりまして、サンフレッチェ広島が1点をリードして折り返します。
手越
この後は前半を振り返ります。
北澤
サンフレッチェがよく仕掛けています。
手越
柏選手と岩田選手のマッチアップは面白かったですね。
そして得点シーンですかね。

野津田のミドルシュートから最後は皆川でした。
北澤
ぶれてましたね。
GKも大変だと思います。

抜け出したシーンもありました。
北澤
皆川は先発起用に応えたなという感じです。
カウンター的なところもありましたけれども。
手越
さぁ、視聴者の皆さんが作ったオリジナルキャラクターTOVYがこの試合の勝敗予想を発表します。

あなたが作ったTOVYが画面に映るかもしれません。
よくご覧ください。
畑下
このTOVYを作って応援ヒートグラフに参加するとあなたの気持ちに合わせてTOVYが動き回ります。
手越
さぁ、皆さんの勝敗予想は?手越
北澤さんが注目した前半のプレーは?北澤
広島のサイドの攻撃、柏選手の突破です。
サイドで受けて縦に仕掛けますよね、必ず。
岩田とのマッチアップ面白かったです。
突破できることによってゴール前のシーンを作り出しています。
両チームとも似たようなボールをつなぐサッカーをしていますが、違いはサンフレッチェに突破があることです。
これによって脅威を生むようなプレーをしています。
ただちょっと合わなかった。
そうすると後半ゴール前に職人の佐藤選手がいたりするとという感じです。
北澤
浅野選手はスピードがあるんですけどマッチアップする選手も速いですからね。
手越
後半はどうなると思いますか?北澤
同じような実況
3年ぶりの日本開催となりました、クラブチーム世界一を決めるFIFAクラブワールドカップジャパン2015。
開幕戦を迎えています。
開催国王者・日本のJリーグチャンピオン・サンフレッチェ広島とオセアニア王者オークランドシティの一戦。
前半を終えて1対0。
皆川のシュートが前半の9分に決まりまして、開催国チャンピオン・サンフレッチェ広島が1点をリードしてこれから後半を迎えます。
前半を振り返ってどんな印象ですか?都並
広島がいい時間帯に点を入れたことによって無理をせず相手が出てきたら裏を狙うよというしたたかな戦いを広島は選んでいる感じがします。
実況
先制点を9分に奪ってからは相手にボールを持たせてじっくり守ってという戦い方をしていますね。

慌てて追加点を取りに行くのではなく、守備的に入って相手の様子を伺ってからとどめをもう一度差しに行こうというシーンが何度もありました。
実況
シュートの数は広島6本、オークランド4本ですが、今、後半のキックオフです。
ボールの支配率は71パーセント、オークランドシティが支配しているという前半の展開でした。
支配というか持たせていたというサンフレッチェ広島ですね。
都並
来させて、裏のスペースを狙っていました。
実況
ラインを割りました。
ゴールキックです。
柏がクロスを上げました。
Jリーグの優勝を決めるチャンピオンシップでは見事、柏のクロスから、決勝第2戦では浅野のゴールが決まりました。
途中交代で出て来て柏のクロスは本当に見事でしたね。
都並
浅野の高いところのジャンプに合わせた狙いすましたクロスでした。
実況
ここは塩谷が押しから落ちまして、また後半キックオフと同時に雨が強く降ってきました。
今日、開幕を迎えましたクラブワールドカップ、この開幕戦に勝ちますと、3日後、13日。
今度は大阪長居スタジアムに舞台を移しまして、準々決勝が行われます。
相手はアフリカ王者、コンゴ民主共和国のマゼンベ、クロスが入った。
こぼれている。
スプーンリーがおさえました。
浅野と皆川が飛び込んでいました。
都並
サンフレッチェの良さが全て出ていた攻撃でした。
最終ラインから浅野選手に縦パスが出る。
ウィホンギのこのスペースが空いている所にシュっと来てフリーになってからサイドチェンジをする。
柏がいい仕掛けで岩田を翻弄する。
漠然とボールを回しながら個人が考えているのではなくて、チームとしてどうやっていくかというルールがあるという感じがします。
実況
サンフレッチェサポーターからもまた大きな大きな歌声が響いています。
開催国王者として2度目のクラブワールドカップの舞台に立っているサンフレッチェ広島です。
さぁ、レアアラファ。
前半はトリッキーなプレーを見せました。
ソロモン諸島代表。
実況
ここは柴崎でしょうか。
岩田がファールを取られました。
サンフレッチェ広島ボールです。
ここは岩田と柴崎のマッチアップ。
ほぼ同時にボールに行く形になりました。
ちょっと柴崎も右の膝の裏のあたりでしょうか、押さえていますね。
前半は野津田が先発でしたがアクシデントがありました。
右膝を押さえてピッチをあとにして、柴崎が入りましたが。
広島ベンチ
野津田の状況ですがチーム関係者によると、正直、詳しいことは分からないけれども、すぐに病院に運ばれるというようなことではないということです。
実況
野津田に代わった柴崎が今、バツです。
柴崎も交代です。
選手層が分厚くなったという広島ですが、シャドーのポジションの2人が交代を余儀なくされるような形になりました。
左の膝ですね。
これはサンフレッチェ広島にとってはアクシデントとなりました。
都並
僕が心配していたことが実際のことになりました。
もう十分に温まっているからやったと思うんですけど、守備のシーンでこういうシーンは出やすいんですよね。

ちょうど疲れが出る頃でもありますからね。
都並
心と体のバランスが悪い時にケガというのは出ますね。
ハーフタイムで一度体が冷えますよね。
その瞬間でしたから。
実況
森保監督は今、山岸にウオーミングアップを命じています。
広島ベンチ
ただ、屋根がある所で数名がウオーミングアップをしています。
チーム関係者が急いで呼びに行きました。

歩くのが難しいような状況ですね。
広島ベンチ
ドウグラスが呼ばれています。
実況
J1リーグで21得点を挙げているドウグラスが呼ばれたようです。
虎視眈々とカウンターを狙っているのがサンフレッチェ広島。
ただ現状ピッチ上は10人です。
この時のオークランドシティは前線の動き出しがないというお話が前半にありましたが。

場所もないんですけれども。
実況
ポルトガル21歳以下の代表の経験もあるモレイラ。

サンフレッチェ、1人少ない状況ですから、早く対応したいところですけど。
実況
ここはサンフレッチェボールです。
さぁ、選手の交代です。
ドウグラスが入ります。
丸谷もちょっと今どこか痛めているようですが立ち上がりました。
ドウグラスがJ2京都から移籍してきまして、得点ランキング2位。
21得点、8つのアシストをマークしています。
柴崎に代わってドウグラスを投入しました。
森保監督ですが、ちょっとケガ人が出たことで表情がかんばしくありませんね。
都並
誰が出てもチームクオリティーは間違いないのが強みですが、シャドーのポジションから2人いなくなりましたから、大会を通して考えると嫌な感じになりましたね。
実況
選手達が口々に話すのが南米王者のリバープレートと戦って、恐らく決勝に進むであろうバルセロナと決勝戦を戦うのが大きな大きな夢だと佐藤寿人も話していました。
今日は若い選手で経験を詰んで開幕戦を乗り切ってベストメンバーで次をという考えがあったと思います。

選手を休ませる期間も作れますからね。
そしたら大阪に行って、フルメンバーで戦って、広島は近いですからね大阪から。
サポーターがたくさん来ると思いますけどね。
実況
チャンピオンシップ第2戦でもホームスタジアム3万6000人を超えるサポーターで埋めました、サンフレッチェ広島です。
広島の熱を世界に伝えたいと森保監督も話していました。
広島ベンチ
サポーターの前で主力級の佐藤であったり、森崎、ミキッチという選手がウォーミングアップを始めています。
実況
残る交代枠は、サンフレッチェ広島は1つです。
さぁ、ここからのカウンター。
トリビュリエッチ監督もサンフレッチェ広島のカウンターを警戒していました。
実況
浅野も足首をおさえていますが、大丈夫でしょうか。
ラフプレーがあって森保監督はかなり感情をあらわにしています。
左の足首の後ろ。
都並
踏んでるよ。
実況
キム・デウクですね。
左のここは危ないですね。
スパイクの裏を見せて、タックルに行きました。
イエローカードがキム・デウクに出されました。
いくら選手層が厚いとはいえこれ以上のケガ人は絶対に避けなければいけませんね。

先を見据えて考えると、ここでけが人続出だと厳しくなりますからね。
都並
負けているチームはいろんな当たりかたをしてきますし、そういうこともこのゲーム、この大会の中で学べるものなんですよね。
ケガの起きそうな場所、どういうタイミングでどういうことをされるのか。
日本のDFではしてこないこともしてきますから。
実況
南米王者アルゼンチンのリバープレートですが激しさが一つのポイントです。
画面上は得点のシーンです。
皆川がシュートを決めました。
天皇杯で3試合で3得点という結果を残している皆川がスタメン起用に応えました。
前半9分でした。
オークランドベンチ
トリビュリエッチ監督は時折、前に出てきて、奪われた後、青山であったり森崎であったりに早くプレッシャーに行けと指示を出しています。
都並
中継地点は全部、青山選手達ですから、そこでつぶしておかないとカウンターは止められないというトリビュリエッチ監督の判断です。
実況
青山に対してジョルジェビッチ。
都並
でも青山は素晴らしいプレーでかわしていました。
実況
ドウグラスが交わした、一瞬のスピード、ドウグラスはスピードが一つの大きな武器です。

周りをうまく使いながらね。
ワンタッチ、ワンタッチで連続してそこに入っていくスピードというのは脅威です。
都並
今日はゴールが濡れて行くから、ちょっとミスになった。
実況
ボールの支配率、オークランドシティが71パーセント、サンフレッチェ広島が29パーセントです。
今はボールを持たせてカウンターを狙っているというサンフレッチェ広島です。
都並
勝ってますし、引いてのカウンターはサンフレッチェの十八番ですから。
ただオークランドシティも前半よりもサイドチェンジで相手の網に捕まらないようなプレーをしています。
実況
ボールは支配されていますが攻撃のためのスペースは非常に広く有しているサンフレッチェ広島です。

サンフレッチェ広島の前線の選手は守備にまわらなければいけないのでね。
実況
青山が逆を使う。
ここには柏です。

1人プレーヤーが倒れていますね。
実況
丸谷ですかね。
一度ボールを出しました。
清水です。
27番、右の足首を押さえていますが。
キム・デウクの腕の上に乗った時に右の足首をひねっています。

内側にひねっている感じがしました。
都並
いや、こんなに出るかね。
嫌な感じだね。
実況
野津田、柴崎とケガで交代。
清水も足首を痛めたでしょうか。
Jリーグのチャンピオンシップからは、中4日で今日のゲームを迎えています。
実況
ミキッチ、山岸、このあたりがベンチに入っているサンフレッチェ広島です。
期待の34番、島根県の立正大淞南高校出身の高橋壮也19歳も控えている、サンフレッチェ広島です。
かなり痛そうです。
右の足首、清水です。
またピッチ上は10人になったサンフレッチェ広島です。
後半の15分を過ぎました。
ただ、今走ってピッチの中央に戻ってくる清水です。
どうやら大丈夫そうですね。
都並
何とか行けそうですね。
いや、ダメだ。
ダメですね。
実況
走った間隔で自らバツを出しました。
交代です。
トレーナーから森保監督に交代が告げられて、森保監督も眉間にしわを寄せています。
思わぬ事態です、サンフレッチェ広島、3人の交代はいずれも、いや本人が入りましたね。
トレーナーはバツを出していますが、本人が戻っています。
実況
モレイラのシュート、オークランドシティは前後半を通じて5本目のシュートです。
実況
清水が戻ってきましたね。
右の足首をひねったようにスローVTRで見えましたが。
都並
間違いなくひねっていますし、伸びているんでしょうけれども、本来であればできないという判断、これが悪くならないような形の頑張りであればいいんですけどね。
先ほどの野津田のように途中で駄目というケースもありますしね。
実況
戦術的な交代のプランも森保監督は考えていたと思います。
都並
全部なくなります、ケガで。
実況
現在、1対0。
後半は残り30分を切りましたが、どうゲームをものにして行くかですね。
ドウグラスが抜けた。
そして浅野。
浅野がシュートを打った。
わずかに左。
浅野は今日、自身初めてのシュートとなりました。
このプレーはどうでしょうか。

角度をうまくつけながら打ちましたが最後、力が入りましたね。
いい狙いだったと思います。
ああいったシーンがどんどん出て来ると相手は怖いですからね。
広島ベンチ
3人目は佐々木です。
佐々木に対して佐藤が行くぞと声を掛けていました。
実況
佐々木翔が準備しているというコメントでした。
しかし先ほど清水がオーバーラップしていましたね。
都並
ただ足をひきずってました。
実況
まだ1点差です。
1点を取ればオークランドシティ、ゲームを振り出しに戻します。
19番の佐々木が準備しています。
26歳、甲府から今シーズン新加入した佐々木です。
J1リーグでは今シーズン22試合出場しています。
さぁ、キム・デウクのコーナーキックです。
中にはモレイラ、ビレン、190cmがいます。
ビレンはファーサイド。
その前でGKの林がおさえました。
林から青山、青山から縦へ。
浅野にボールが入った。

右サイドが空いている。
実況
さぁ、柏。
水本、ディフェンスがクリアした。
見事な速攻を見せたサンフレッチェ広島。
やはり青山が起点になりました。
都並
素晴らしい縦パスから速いからディフェンスよりも先に着きましたね。

これハンド。
実況
ジョルジェビッチのハンドをスローVTRでは捉えていましたが判定はコーナーキックです。
コーナーキックの前に選手を投入します。
19番の佐々木です。
清水に代わって佐々木を入れました。
サンフレッチェ広島は、これで3人の交代。
交代枠を全て使いました。
いずれも負傷による交代です。
野津田、それから柴崎、清水。
ピッチ上をあとにしています。
さぁ、コーナーキック。
ヘディングでのクリアとなりました。
コーナーキックを蹴るのは青山です。
広島からもサポーターが詰めかけています。
セットプレーではタオルを回す、広島、独特の応援のスタイルです。
ボールがこぼれている。
今度はドフリース。
ドリブルで上がって行く、右サイドはレアアラファ。
都並
この後、オークランドシティはパワー、攻めに圧力をかけてきますから、少し出て行かなければいけない時にどうしても疲れが出てくる。
そこで交代枠を普通は使うわけです。
それがないわけですから、勢いで攻められてしまうという、形が出て来るケースもあります。
選手が自分達の判断で今、前に出なければダメだ。
一致団結してプレーしなければ、なかなか対応できない。
青山選手のコントロールが大事になってきます。
実況
ピッチの中で個々人がどう判断するか。
都並
青山選手のパス1本でメッセージを送ることもできますし声を掛け合うこともできます。
実況
2006年、初めてクラブワールドカップに出場した時には、全くパスをつなぐことができませんでした、オークランドシティ。
水本、外に蹴り出しました。
都並
縦パスが入るとサンフレッチェの選手は1回集結する形を取らなければいけないので疲れが生じる。
その後にサイドを突かれると前半の柏対岩田のようにサイドの選手が苦しむ。
これ実は嫌なんです。
そしてまたサイドに出す。
実況
Jリーグチャンピオン・サンフレッチェ広島、我慢の時間帯です。
都並
これもクロスが来ますよ。
実況
クロスを上げますがコーナーキックです。
高さが武器。
オークランドシティ。
都並
サッカーではコーナーキックを取られるのは劣勢の状況です。
実況
ショートコーナー気味にきました。
キム・デウクからクロスを上げた。
モレイラ。
オフサイドフラッグが上がっています。
1点をめぐる攻防です。
ここからサンフレッチェとしては、リーグを制した時のように粘り、あえてというところですね。
都並
耐えて、そして攻めですよね。
相手陣内に何回も入っていくことが大事になります。
実況
浅野がクロスを上げた。
こぼれている。
都並
相手陣内に入ってボールを回せばオークランドシティの選手は動きますし、回されて振り回されます。
そうすると攻めに出た時にスピードがなくなっていたり、それがサッカーです。
都並
素晴らしい、マイナス。
実況
やった、決まった!塩谷のシュートが決まりました。
苦しい時間帯を耐えて粘って守って、そしてディフェンスの塩谷が追加点を取りました。
後半の25分。
これがJリーグチャンピオンの力。
苦しい時間帯で追加点を取りました。
都並
すごいわ。
塩谷、相当長いランニングをしました。
ここで塩谷が出てくると相手もつらいよね。
実況
準々決勝、アフリカチャンピオン・マゼンベの待つ準々決勝に向けて貴重な追加点を取りました。

ちょうどキーパーの脇というか抜けていきましたね。
都並
これは足を振ったから。
大事、大事。
実況
ジョルジェビッチに当たって。
控えの佐藤もガッツポーズでした。
都並
これは大きい1点です。
実況
2対0となってからタデを投入してきます、オークランドシティ。
アルゼンチン出身。
スピードのあるドリブラーです。
去年のクラブワールドカップでの活躍が認められてアルゼンチンの2部リーグでプレーしましたが、またオークランドシティに戻ってきました。
ビレンとの交代です。
実況
サンフレッチェの劣勢ではあったんですが、そこから追加点を取りきるところ。
都並
これが経験です。
粘り強く守って必ず隙ができるから、隙ができた時に一気に行こう、その時にはチャンスがあるヤツが出ていっていいよというチーム作りをしています。
塩谷は思い切って出ていった。
なかなか普通は掴まえづらいオーバーラップでした。
センターバックの選手ですから、したたかだね。
これでまた少し元気が出てくる、不安がなくなってくるから。
実況
90分間の中でゲームをマネジメントできるようになった塩谷や佐藤寿人も話していました。
さぁ、外を使って来る柏です。
この1対1の力、選手達も得点が入ったことで動きがエネルギッシュになっていますね。

前への推進力が増しました。
都並
1対0の時って一番難しいんですよ。
守り過ぎていると、疲れてやられちゃいそうだし、少しは出なきゃいけないんだけど、出たら危ないんじゃないですかというところもあって、2対0というのは、行っちゃったほうがいい。
1対0の時には迷う時間帯もあって攻撃が単調になったり薄くなったりする。
実況
難しい1対0というきん差でのゲーム運びといいますと、クラブのワールドカップは、これが11回目ですが、過去10回南米チャンピオンが3度、誕生していますがいずれも1対0というスコアで勝ちきっています。
都並
サッカーの醍醐味ですよね。
これができるかできないか。
実況
誰しもが今大会バルセロナと対戦したいでしょうからね。
都並
間違いないでしょう。
実況
バルセロナと対戦することを夢見ている。
合計7チームで争われているクラブワールドカップです。
広島ベンチ
後半の途中までスタンドでリバープレートのチーム関係者が、じっと試合を見ていまして、途中で退席したんですが、前のめりで両チームを研究していました。
実況
準決勝まで勝ち上がってきて対戦相手になるかもしれない両チームというものをしっかりと分析しているリバープレートですね。
都並
その謙虚さも強さの秘けつです。
実況
もしクラブ世界一になりますとトヨタカップ以来29年ぶりとなるリバープレートです。

今大会はどのクラブも強いですからね、アジアチャンピオンになった広州も強いですからね。
バルセロナも分からないんじゃないかなと思うぐらいレベルが結構上がっています。
実況
佐々木からのクロスでした。

狙いはいいけどな。
実況
後半の30分を経過しました。
貴重な追加点を後半の25分に奪いました、サンフレッチェ広島。
ゲームプラン、ゲーム運びという点でいいますと、この1年間でチームの成長というものを感じますよね。
都並
感じますね。
どのような局面でも共通理解が出来上がっているという感じがします。
実況
長いシーズンを戦い終えましてファーストステージは3位、セカンドステージが優勝。
オークランドベンチ
ピッチ上は雨が強くなっています。
オークランドシティのユニホームを着た日本人も多くスタンドに駆けつけています。
おりもなおとさんという40歳の男性ですが、オークランドシティのひたむきさに引かれて生で見たいと思って、今日来たということです。
ひたむきさを期待して見てみたいと思いますと話していました。
実況
全世界にクラブワールドカップは中継されますのでいたる所でクラブのスタイルが好きだ。
この戦いに感銘を受けたというサポーターが生まれるわけです。
都並
大陸の個性あふれるサッカー、価値観がありますからね。
私はここが好き、このチームがいいといったね。
実況
各大陸の王者がそれぞれのサッカー文化を世界に発信し、そのスタイル、カラーで世界中のファンを楽しませる大会、それがクラブワールドカップの魅力でもあります。
都並
ここで広島がいいサッカーを披露して躍進すると世界にJリーグの素晴らしさを発信できるわけです。
ぜひ頑張ってもらいたい。
実況
選手の交代がありました、オークランドシティ、キム・デウクに代わってホワイトが入っています。
実況
ドウグラスのシュートは見事にスプーンリーがおさえました。
ドウグラス、高さを見せました。
得点ランキング2位の21得点です。

うわ〜。
今のすごい。
実況
柏のクロスからドウグラスのヘディングシュートでした。
都並
このキックもインステップといってボールが回転しないような形で蹴るキックを選んでいます。
ドウグラスのジャンプした最高点に到達するようなキックです。
チャンピオンシップで浅野に送ったキックと同じキックです。

飛んで合わせるだけといったボールです。
やりやすいというか、受け手のことを考えたボール、すごくやりやすいですね。
実況
ホワイトにイエローカードが出ています。
まもなく35分を経過します。
オークランドシティは去年は開幕戦で開催国王者を倒して、去年はモロッコ開催でした。
モロッコ王者でした。
セティフを下して、サンロレンソ戦まで進んで、ここで敗れて3位決定戦で勝って3位という結果でした。
今大会、現在は開催国王者サンフレッチェ広島を前に2点のビハインドです。
オークランドは少し苦しい戦いになりました。
都並
去年、素晴らしいスタイルを見せていますから研究されますよね。
相手を引き出しておいてそこをつきたい。
広島とのマッチングで考えると広島は出ていかないということで攻めあぐんでいます。
実況
大会を重ねるごとに力をつけてきたオークランドシティ、今大会もここからの粘りを見せることができるでしょうか。
2対0。
2点を追います。
さぁ、一方のサンフレッチェ。
Jリーグチャンピオンですが前半9分に皆川のシュート。
後半の25分に塩谷のシュートが決まりまして2対0。
2点をリードしています。
さぁコーナーキックです。
ここは浅野との競り合いです。
4本目のコーナーキックです。
また雨が強くなってきました、横浜国際総合競技場。
青山のコーナーキック。
ヘディングのクリア。
レアアラファはスピードがありますが、ここはしっかりディフェンスが戻りました。
実況
塩谷がクロスを上げて、逆サイド。
ホワイトのクリアです。
ここはオークランドシティボールです。
広島サポーターからの歌声がかんだんなく響いています。
横浜国際総合競技場です。
森保監督からも大きな声がベンチから飛んでいます。
残り10分を切りました。
開幕戦を勝てば準々決勝はアフリカ王者、コンゴ民主共和国のマゼンベです。
4度目のクラブワールドカップとなりました岩田です。

あいてますね。
実況
ドウグラスのシュート。
シュートで終わるかたちを見せました。
森保監督もベンチから飛び出して拍手を送っています。
今の一連の攻撃はどうですか?城
守備ばかりではなく、最後フィニッシュで終わるというのがひと区切りになりますので、オークランドシティは今、細かいパスをつないでいますが以前はロングシュートも出ていましたよね。
そういうシーンが出てくると、どんどん変わってくるとは思うんですけれどもオークランドシティのシュートもちょっと見てみたいですね。

これをされるとディフェンスはシュートされないように行きますからね。
実況
ドフリースのシュートでした。
ニュージーランド代表です。
実況
モレイラに代わりまして、ルイスが入ります。
18歳です。
今大会、登録選手の中で最年少です。
大会最年少のルイスです。
この後、両チームが勝ち上がるとコンゴ民主共和国のマゼンベ、待ちます。
マゼンベのGKキディアバは39歳、最年長です。
ゴールを決め勝利を飾ると独特なお尻を地面につけて踊るダンスがあるキディアバですが、アフリカチャンピオンのマゼンベの待つ準々決勝に進むのはサンフレッチェ広島かオークランドシティが後半の40分を過ぎようというところです。
実況
また雨足が強くなってきました。
実況
スライディングがありました。
岩田が頭を押さえています。
かなり激しくスライディングタックルに行きました。
これは切れてるかもしれませんね。
都並
ひざが当たっちゃったよ。
実況
柏の膝が岩田の顔面に当たりました。
都並
恐怖心も関係ないというね。
ファイターというか。
実況
去年はクルスアスルのテナ監督が彼に恐怖心はないのかと驚いていましたがタフな精神力ですね。
都並
中で、ためを作ってサイドチェンジというのを読んでいたんですよね。
ぶつかり合いでした。
大したもんですね。
オークランドベンチ
試合前に岩田は自分のプレーを通して諦めない姿を見せたいと話していました。
自身も日本でプロになれずにニュージーランドに挑戦して今や4回目の挑戦となったクラブワールドカップ、日本でチャンスがなくても海外に行けば、そこには日本になかったチャンスが転がっているかもしれない。
諦める勇気があるならチャレンジする勇気を持ってほしいと話していました。
実況
もう交替選手枠を使い切っているオークランドシティ、交代はできません。

でも頭ですからね、心配ですね。
実況
あきらめる前に海外で挑戦すれば、そこには日本になかったチャンスが転がっているかもしれない。
単身2012年にオーストラリアに渡ってそしてニュージーランドで練習をさせてくださいとオークランドシティのスタッフに頼んでも断られました。
何度も何度もスタッフにお願いしてようやく練習に参加してチームと契約をこぎ着けました。
そして自身、これが4度目のクラブワールドカップ出血がなかなか止まりません。
都並
止まれば、やるでしょうよ。
実況
果たして、ピッチに戻ってくることができるでしょうか。
オークランドシティは現在、ピッチ上、10人です。
2対0。
サンフレッチェ広島2点リード。
今日、開幕を迎えました、クラブワールドカップです。
12月の20日に決勝戦が行われます。
11日間で8試合行われるクラブ世界一決定戦クラブワールドカップです。
去年、一昨年とモロッコで開催されましたが今年は3大会ぶりに日本開催に戻りました。
実況
ホワイトのシュート。
J1最少失点を誇るサンフレッチェ広島。
ここまで今日の試合も無失点です。
実況
岩田は立ち上がって、頭にバンテージを巻いています。
都並
うまい。
実況
レアアラファ、ボールコントロールが前後半を通していいですね。
世界180以上の国と地域に配信されています、クラブワールドカップ。
19番のレアアラファ、ソロモン諸島代表ですが、この選手のプレーにも世界中の目が注がれています。
都並
岩田が入ってきましたね。
実況
頭に白いバンテージを着けてピッチに立っている岩田です。
実況
自らの恐怖心に打ち勝ってスライディングタックルに行きました。
頭からの出血を止めてピッチに戻ってきました岩田です。
都並
背番号がついてないんじゃないの。
実況
出血があったので着替えていましたので背番号のないユニホームを身に着けているかもしれません。
そうですね。
都並
これダメでしょう。

そうですね。
どういう形になるのか。
実況
背番号のないユニホームを身に着けてピッチに立っている岩田です。
都並
レフェリー、気づいていない。
第4の審判も見ていない。
実況
副審の目には入っているはずですが。
実況
岩田、ヘディングでのクリアです。
額が傷ついている中でヘディングでのクリアです。
都並
こういう男だよ。
すごい。

僕なら絶対逃げますけどね。
実況
城さんでももちろんやったと思いますけど。

いやいや、できない。
実況
オフサイドフラッグが挙がっています。
実況
わずかではありました。
岩田もしっかりとオフサイドラインを見ていました。
さぁ、日本のJリーグチャンピオン・サンフレッチェ広島、開催国の代表としてクラブワールドカップ、3年ぶり2度目。
3年ぶりに2度目のクラブワールドカップの舞台で前回に続いて初戦突破が近づいてきました。
2対0です。
勝てば3日後13日、大阪長居スタジアムでコンゴ民主共和国アフリカ王者のマゼンベとの対戦です。
実況
青山から皆川。
縦に入った。
ここはディフェンスの対応です。
ジョルジェビッチ。
都並
サンフレッチェはリベンジマッチですからね。
マゼンベに対して。
実況
佐藤寿人、森崎和幸、ミキッチという選手は今日、使っていませんからね。

おそらくコンディションは戻りますよね。
都並
マゼンベの2トップも強いからね。
マタとかとんでもないからね。

アフリカのチームとやる機会なんてほとんどないですからね。
実況
ワンプレーワンプレーで選手が肌で感じて、どこまで修正できるか。
アディショナルタイム3分台に入っています。
ホワイトが蹴ります。
上げてきた。
逆サイドからのシュート。
クロスバーの上。
ゴールキックに変わります。
大会最多7度目のクラブワールドカップ出場となりましたオークランドシティ。
開催国王者サンフレッチェ広島の前にここまで2対0、2点のビハインド。
今大会は苦しい戦いになっています。
GKの林から長いボールを前線に送ってドウグラス。
ホイッスルはありません。
岩田がまた競り合いに行きました。
ルイスから縦にパスが送られた。
縦のシュート。
ブロックに入っていたのは青山でしょうか。
都並
また岩田行ってるよ。

本当にすごいな。
実況
ここで長いホイッスル。
クラブワールドカップ開幕戦、開催国王者サンフレッチェ広島が見事、オセアニア王者オークランドシティを2対0で下しました。
前半9分、皆川、後半25分、塩谷のシュートが決まりまして2対0。
Jリーグチャンピオンらしい見事な試合運び。
オークランドシティを下しています。
これで準々決勝進出。
準々決勝は3日後、13日、大阪長居スタジアムでアフリカチャンピオン・マゼンベとの対戦となります。
敗れたオークランドシティの岩田ですが、額を割りながらも見事に最後まで気迫のこもったプレーを見せました。
オークランドシティはオセアニアチャンピオンとして出場しましたが惜しくも初戦敗退です。
サンフレッチェ広島、次は準々決勝、アフリカ王者マゼンベとの対戦です。
手越
世界中が見守った開幕戦。
この後、試合を振り返ります。
畑下
勝った広島は13日、アフリカ王者マゼンベと戦います。
手越
苦しみながらもしっかり2対0で勝利、安心しました。
ホッとしましたね。
北澤
後半、相手が攻めてきたところをカウンターで行くというのがJリーグチャンピオンのうまさかなと思いました。
けが人の心配はありますけれどね。
手越
そして岩田選手、ガッツあふれるプレー。
北澤
戦う男ですよね。
最後、柏ともお互いをリスペクトしながら手越
13日は準々決勝です。
北澤さん、広島対マゼンベ。
北澤
マゼンベは身体能力が高いです。
要注意です。
2015/12/10(木) 19:35〜21:44
読売テレビ1
FIFAクラブワールド杯開幕戦「サンフレッチェ広島×オークランドシティ」[二][字][デ]

※最大70分延長 ★欧州王者バルセロナら6大陸王者と開催国王者の7クラブが世界一を争うFIFAクラブワールドカップがついに開幕!J王者広島が開幕戦に挑む!!

詳細情報
おしらせ
クラブワールドカップサポーターズフェスタ開催中!
<詳しくは日本テレビクラブワールドカップHPまで>

FIFAクラブワールドカップ準々決勝
12月13日(日)ごご3時30分〜放送
番組内容
世界30万1000クラブの頂点を決めるFIFAクラブワールドカップが開幕。開幕戦に登場するのはJリーグ王者のサンフレッチェ広島。2012年大会では準々決勝敗退。2度目の出場で準決勝進出以上の結果が求められる。Jリーグ通算最多得点記録を持つエース佐藤、急成長するスピードスター浅野ら、多彩な選手たちに注目!!対するオークランドシティは昨年3位と大旋風を起こした!日本人岩田が今年もチームを牽引する!!
出演者
【メインキャスター】
手越祐也
【スタジオ解説】
北澤豪
【進行】
桝太一
畑下由佳
【解説】
都並敏史
城彰二
【実況】
田邊研一郎
【リポート】
中野謙吾
山本紘之
音楽
【大会オフィシャルソング】
「ANTHEM」NEWS

ジャンル :
スポーツ – サッカー
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
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英語ステレオ
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