茨城県のニュース
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東海村の核燃料研究施設で火事
17日午前、茨城県東海村にある核燃料の研究施設で、施設内に電気を供給する電気室の一部が焼ける火事がありました。
火はまもなく消し止められ、環境への影響はないということです。
17日午前10時すぎ、東海村にある核燃料の研究施設、「ニュークリア・デベロップメント」で、建物の2階にある電気室から火が出ました。
社員が消火器で消火にあたったところ、火は30分ほどで消し止められ、社員にけがなどはありませんでした。
県や施設の説明によりますと、火が出たのは施設内に電気を供給する電気室の高圧盤と呼ばれる設備で、1平方メートルほどが焼けたということです。
この施設は三菱重工業が出資する子会社で、原子力発電所で使われた使用済み核燃料を分析し、核燃料の安全性向上に向けた研究や試験などを行っています。
施設では使用済み核燃料がプールで保管されていますが、火が出たあと、建物の電源はすぐに非常用電源に切り替わり、放射性物質が外部に漏れるような影響はありませんでした。
ニュークリア・デベロップメント社の高阪裕二・環境技術研究部長は、「周辺の住民や関係機関にご迷惑をおかけしおわびします。原因を究明し、再発防止に努めます」と話しています。
12月17日 16時28分