サッカーの11年女子W杯ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」の主将として初優勝に貢献し、得点王と最優秀選手にも輝いたMF澤穂希(37=INAC神戸)が今季限りで現役を引退する。16日、マネジメント会社が発表した。17日に東京都内で記者会見を開く。
角界の絶対王者も女王の引退を惜しんだ。祝賀会などで澤と面識のあった横綱白鵬(30=宮城野)は、馳文科相を表敬訪問後に報道対応し「いろいろと(澤とは)話したことがあります。日本のために本当に精いっぱい頑張ってくれたと思います」と話した。W杯などでの魂のゴールを思い出すように「世界の大舞台でゴールを決めた。神様が決めた女子サッカーの代表だったと思う」とねぎらった。