白鵬、馳文科相に将来の夢語る「部屋を開きたい」

2015年12月16日19時47分  スポーツ報知

 大相撲の横綱・白鵬が16日、東京都千代田区で馳浩文部科学相を表敬訪問し、現役引退後は親方として部屋を持つ希望をあらためて語った。

 今年、横綱・大鵬さんの32回を超えて優勝回数を35回まで伸ばした白鵬は、20日に開かれる史上最多優勝記念パーティーへの出席を馳文科相に要請。大臣から「一代年寄になれるの?」と現役名のまま親方になれる特権について聞かれると「国籍の問題があるものですから」と苦笑いし、すぐに「将来は白鵬部屋を開きたいです。内弟子も4、5人いるので」と述べた。

 日本相撲協会の規則では日本国籍を取得しなければ親方になれず、現状ではモンゴル人の白鵬の夢は実現しない。馳文科相は「相撲協会のルールがあるから、私は口出ししたらいけないな」と複雑な表情だった。

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