【レスリング】沙保里「監督、病気かも」ぜんそく発症していた

2015年12月17日6時0分  スポーツ報知

 リオ五輪で4連覇がかかる女子レスリングの吉田沙保里(33)=ALSOK=が「ぜんそく」の診断を受けていたことが16日、分かった。この日行われた全日本選手権(21~23日、代々木第2体育館)の説明会で、日本協会の栄和人強化本部長(55)が明かした。

 吉田は9月の世界選手権前から体調不良を訴えていた。練習中にせき込むことも多く、夜は眠れないこともあった。症状が最近3週間で悪化。「監督、病気かも」と吉田が申し出て、10日に病院で診察を受けた。今は薬を服用しながら練習を続けており「楽になった」と話しているという。

 全日本選手権は通常より1階級上の55キロ級で出場するが、万全の状態で臨むことは難しそうだ。また、男女フリーとグレコローマンの3団体が都内で年越し合宿を行うことも発表された。(高木 恵)

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