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自衛隊が大型装甲車使い邦人輸送訓練 群馬12月17日 13時17分
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海外で不測の事態に巻き込まれた日本人を安全な場所に運ぶ邦人輸送訓練が群馬県の演習場で公開され、ことし導入した大型装甲車も使われました。
群馬県の相馬原演習場で17日に行われた訓練は、海外で災害など不測の事態に巻き込まれた日本人を、現地の空港など安全な場所に運ぶ手順を確認するもので、陸上自衛隊のおよそ180人が参加しました。
邦人輸送訓練は毎年行われていますが、今回は、自衛隊がことしから導入し、オーストラリア陸軍がアフガニスタンなどで使用した大型装甲車が使われました。定員10人のこの車両は、全長およそ7メートルと中型トラックほどの大きさで、車体の底がV字型の特殊な形となっているため、道路に仕掛けられた爆弾が爆発しても、爆風を左右に逃がすことで耐えられる構造になっています。17日は小銃を携行した隊員が日本人役の人たちを素早く車内に誘導し、天井のハッチを開けて機関銃で周囲を警戒しながら目的地に向かう訓練を行いました。
ことし9月に成立した安全保障関連法では、武器使用を伴う邦人救出が可能となりましたが、防衛省は今回の訓練で、この法律に基づく新たな任務は想定していないとしています。
邦人輸送訓練は毎年行われていますが、今回は、自衛隊がことしから導入し、オーストラリア陸軍がアフガニスタンなどで使用した大型装甲車が使われました。定員10人のこの車両は、全長およそ7メートルと中型トラックほどの大きさで、車体の底がV字型の特殊な形となっているため、道路に仕掛けられた爆弾が爆発しても、爆風を左右に逃がすことで耐えられる構造になっています。17日は小銃を携行した隊員が日本人役の人たちを素早く車内に誘導し、天井のハッチを開けて機関銃で周囲を警戒しながら目的地に向かう訓練を行いました。
ことし9月に成立した安全保障関連法では、武器使用を伴う邦人救出が可能となりましたが、防衛省は今回の訓練で、この法律に基づく新たな任務は想定していないとしています。