テレビ朝日、4月30日深夜放送「タモリ倶楽部」
「スポーツ紙の性域を守れ!ピンク面の未来を考える」より。
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日刊スポーツ文化社会部部長・笹森文彦さん、サンケイスポーツ文化報道部次長・野口良和さん、東京スポーツ特集部主任・鬼塚越郎さんをゲストに呼び、タモクラ出演者とスポーツ紙「ピンク面」(アダルト面)について大いに語る。

各紙の編集方針。
ニッカン「活字で立たせる!」
「勃つ」は新聞用語の範疇外で使えず「立つ」に、と言う笹森氏「エロ面では使ってイイ」
ニッカンは東スポと違いピンク面はモノクロなので、いかに活字で興奮させるか考える、とのこと。
サンスポ「飲み屋で話せるエロ!」
「うんちくのあるエロですね」と野口氏。会社では話せない?
東スポ「エロく明るく面白く!!」
「うちはエンターテイメント路線」と鬼塚氏。昔東スポで連載していた「童貞ハンター」を保存していた、と玉袋筋太郎。

旧ナイガイが廃刊、デイリーがエロ撤退…今後は?
ニッカン「エロは不滅!ピンク面撤退はない!」
サンスポ「競馬とピンク面は絶対にやめない!」
東スポ「ピンク面は死守!他紙の撤退はむしろ大歓迎!」
ピンク面には「三行広告」などエロ広告も掲載されているが、「ピンク面」消滅で消えてしまうことについて「どっちがいいのか。(ピンク面消滅で)経費削減になるのか(広告収入減で)減収になるのか」と語るニッカン笹森氏。

ピンク面担当者の”職業病”や「名物記事」(20年以上担当している、ニッカン掲載の佐藤量氏のイラスト、東スポ「街頭淫タビュー」、サンスポ「エログやろうぜ」など)、出演記者による、エロDVD「灘坂舞 私を今夜泊めてください」のレビューを紹介。
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今後の展開。
ニッカン「日刊スポーツも(ピンク面を)カラー化したいと思います」
サンスポ「どこ(の新聞社)が消えても、ウチだけはエロの灯を消さない」
東スポ「エロが看板なので、2ページ使ってやっていきます」


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放送では触れられなかったが、3月のデイリースポーツに続き、スポーツ報知も5月1日からアダルト面を廃止。特集面「Let's」に衣替え。ただ、エロ広告もなくなったデイリーと違い、報知は他の面でエロ広告は存続。

もともと報知(東京・大阪発行分)にはアダルト面がなかった。
25年ほど前のスポーツ紙は、今のような「W一面」ではなく、裏一面は各紙「テレビ番組表」で、即売版(駅、スタンド、コンビニ売り)は報知以外はアダルト面。

女性から新聞社に、裏一面のアダルト記事を電車の中で広げて読む男性が多いので何とかして欲しい、という苦情が相次ぎ、各紙はアダルト面を裏一面から中面に移行。

報知も即売対策で、それまで掲載していなかったアダルト面を開始。社内にノウハウが無いので、アダルト雑誌出版の三和出版の協力を得てスタートした。

東海地区では、報知新聞社ではない読売新聞中部支社発行のスポーツ報知(旧・報知スポーツ)は、金津園などのエロ広告が充実している。東海地区発行部数トップの中日スポーツにはアダルト面がない。

ネットにエロ情報がタダで氾濫している今、スポーツ紙のエロ記事に需要はあるのだろうか、と思ったのですが、出演の記者さんの話を聞いていると、まだまだ楽しみにしている読者がいる限り続けて欲しい、と思いました。