【ミスチルパクリ騒動】早稲田大学の校歌も……? 完全にアウトなソックリ楽曲5選!
2015.12.16
画像は「わたしゃ百歳まで恋をする」(フリーボード)より
歌手・平浩二(66)が5月に発売する新曲「ぬくもり」の歌詞が、ロックバンドMr.Childrenが1992年に発表した「抱きしめたい」に酷似していると指摘されていた問題で、CDの発売元である徳間ジャパンコミュニケーションは13日、公式ホームページ上に謝罪文を掲載し、「著作権侵害に相当する」ため商品の回収を決定したことを発表した。確かに指摘されている歌詞を見ると、一部の表現を除くほぼすべてが同じとなっており、これはヒドいとの指摘も頷ける。
しかし世間を見わたせば、盗作かと勘違いするほど歌詞やメロディーが似通った曲が溢れているのが実情だ。そこで今回はメロディーが驚くほどソックリな5曲を、編集部で厳選して紹介しよう。
●ソックリ楽曲 その1
『踊る大捜査線』のテーマ曲と、メキシコの歌曲「El Cascabel(エル・カスカベル)」
画像は「踊る大捜査線 THE FINAL」 (ポニーキャニオン)より
フジテレビ系で放送されて人気を博し、後に映画化もされたドラマ『踊る大捜査線』。その印象的なテーマ曲が、今も耳に残っている読者は多いことだろう。しかし、メキシコの歌曲「El Cascabel」を聴いてみてほしい。イントロ部分から、“ほとんど同じ”としかたとえようがないほど似ている。
ちなみに、メキシコの作曲家ロレンソ・バルセラータ(1889~1943)が作曲した「El Cascabel」は、あのボイジャー探査機が異星人に地球の文明を知らせるために搭載した「ゴールデンレコード」にも収録されるほどの名曲だ。
El Cascabel 動画は「YouTube」より
●ソックリ楽曲 その2
早稲田大学の校歌「都の西北」とイェール大学の学生歌「Old Yale」
画像は「早稲田大学生協」より
早稲田大学出身の詩人である相馬御風が作詞、東儀鉄笛が作曲した同大学の校歌「都の西北」。イントロから「み・や・こ・の・せ・い・ほ~く~」という歌い出しの部分にかけて、アメリカの名門イェール大学の学生歌と瓜二つだ。
現在では、「早稲田大学校歌研究会」の調査によって、東儀鉄笛が「Old Yale」を元ネタとして作曲したことが決定的となり、『校歌百年 ~歌い継がれた 都の西北の謎~』というDVDにまとめられ、生協などで販売されている。早稲田の主張としては、「Old Yale」はあくまでも「都の西北」の“ルーツ”らしい。
●ソックリ楽曲 その3
童謡「しゃぼんだま」と賛美歌「主われを愛す」
生まれて間もない長女を失った悲しみを表現した(とされる)野口雨情の詞に、日本を代表する音楽家である中山晋平が作曲した。日本人なら誰でも一度は耳にしたことがある名曲だが、これが賛美歌「主われを愛す」とソックリだということはあまり知られていない。
主われを愛す 動画は「YouTube」より
「主われを愛す」の歌詞は、もともとアメリカの女性作家であるアンナ・バートレット・ワーナーの小説「Say and Seal」の一節。1862年に作曲家ウィリアム・ブラッドベリーが曲をつけ、特に明治期の日本でよく歌われた賛美歌として知られている。
冒頭の書き出しで、そこで今回はメロディーが驚くほどソックリな5曲を、編集部で厳選して紹介しよう。
とか書いてあるだろうが
歌詞比較サイトにでも勝手に行ってこいや