米Googleが、現在「Google X」で開発中の自動運転車プロジェクトを2016年中に持ち株会社Alphabet傘下の独立企業にしようとしている──。米Bloombergが12月16日(現地時間)、この計画の概要を知らされたという匿名希望の情報筋の話としてそう報じた。
新企業は自動運転車による配車サービス事業を展開するという。
米Uberも今年の2月に自動運転車開発のための技術センターを立ち上げており、自動運転車による配車サービスを計画中とみられている。
Googleの自動運転車サイトで公開されている11月の月次報告書によると、2009年の立ち上げ段階から2015年11月末までの自動運転車での公道走行累計距離は約132万マイル(約212万キロ)で、LexusベースのSUVと純正プロトタイプを合わせて53台が公道を走行しているという。
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