これが計13往復ダイヤだ 18日正式発表
来年3月26日に開業する北海道新幹線(新函館北斗−新青森)で、計13往復のダイヤが16日、分かった。新函館北斗−東京を最速4時間2分で結ぶ列車は上り1本、下り2本の計3本。新函館北斗からの上り始発列車は午前6時35分、東京からの下り始発列車は午前6時32分にそれぞれ出発する。JR北海道が18日、正式発表する。
新函館北斗−東京の所要時間は4時間2〜33分で、平均は同19分となる。最速列車は上りが午後5時21分発の「はやぶさ34号」、下りが午前8時20分発の「はやぶさ5号」と午前9時36分発の「はやぶさ11号」。いずれも大宮▽仙台▽盛岡▽新青森−−に停車する。
このほか、新函館北斗−新青森間の木古内は8往復16本、奥津軽いまべつは7往復14本が停車。北海道南地方の自治体や経済界などが交流人口の拡大などを目指して要望していた宇都宮の停車はゼロだった。
新幹線開業に合わせて運行する新函館北斗−函館の在来線アクセス列車「はこだてライナー」については、16往復32本のうち13本(函館行き7本、新函館北斗行き6本)が快速となり、最短15分で結ばれる。また、来年3月に廃止される札幌発青森行きの夜行急行「はまなす」の代替として、はまなすと同じ午後10時札幌発の室蘭行き特急「すずらん」を運行する。【小川祐希】