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日産中国合弁、サッカーアジア王者「広州恒大」を提訴 別の広告入りユニホームで出場 スポンサー契約違反で
日産自動車によると、現在、日本で開催されているサッカー「FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015」に出場している中国のクラブチーム、広州恒大を、日産の中国合弁会社が、16日までに、約6億円の損害賠償を求める訴訟を中国の裁判所に起こした。アジア最強クラブを決める試合で広州恒大の選手が、スポンサー企業である日産グループとは異なる別の広告の入ったユニホームで出場したのは契約違反だとして抗議していたが、状況に変化がないため、提訴に踏み切った。
広州恒大は今シーズン、「東風日産」の社名などが胸に書かれたユニホームを使用。しかし、先月21日、広州で開催されたアジア・チャンピオンズリーグの決勝第2戦では、広州恒大の親会社の傘下にある保険会社「恒大人寿」の名前が入ったユニホームで試合に臨み、アジア王者となった。