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【メディア裏通信簿】
SEALDsって何者なんだ? それにそれを持ち上げるマスコミって…
教授 TBSの武田信二社長は記者会見で「弊社の報道が『一方に偏っていた』というご指摘があることも存じ上げているが、われわれは公平・公正に報道していると思っている」と述べたそうです。まさにヘソが茶を沸かしますね。(笑)
先生 安保法制成立直後の9月20日のサンデーモーニングはヒドイもんだったぜ。司会の関口宏が「平和主義を空洞化させる動き」、岸井成格が「どう考えても採決は無効」「憲法違反の法律を与党が数の力で押し切った」だって。妥協に妥協を重ねて、維新などの野党とも合意したうえでの可決成立なのに、「与党が数の力で押し切った」は言い過ぎだし、法政大学総長の田中優子が「長い間議論したというが議論していない」と言ったのもおかしい。百時間以上審議したとか、国会を2カ月も延長したとか、俺は政府の代表ではないから、そんなことは言わないが、実際、国民の多くは、もういい加減決めるべきだと感じてたと思うぜ。
教授 参院本会議で民主党の福山哲郎参院議員がした長い長い演説にいたっては、飽き飽きして、国民は誰一人、真剣に聞いていなかったんじゃないですか。
先生 東京新聞記者の半田滋は「憲法の制約が取り払われて、ほぼオールマイティで何でもできる」と強調したが、しょせん集団的自衛権の限定行使なんだぜ。何でもできるわけないだろ! ほかにもウソのオンパレードで、法制を評価する意見はなし。TBSの社長様、これのどこが公平・公正なんでしょうか。