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【メディア裏通信簿】
SEALDsって何者なんだ? それにそれを持ち上げるマスコミって…
実際、集団的自衛権が「戦争への道」だと訴えた反対デモは、共産党の主張と同じだっただろ。そんなこと言えば、これまでの個別的自衛権だって戦争は可能だし、個別だろうが、集団だろうが、主権国家が自衛権を持つのは当たり前の話なのにな。NHKは、マイクで反対を叫んでいた人が、近くを通った人に「それ個別も一緒じゃん」と矛盾を指摘されて、たじたじと撤退するシーンも流していたが、痛快だったぜ。
教授 そういうデモの本質を気づかずに、おっちょこちょいな人が参加してしまったから、デモも3万3000人まで膨れあがっちゃったんでしょう。ま、それでも大した数ではないですが。
先生 しかし、問題はそれでマスコミや言論人までも媚びを売り始めたこと。SEALDsが若者の代表と思って「僕、若者の気持ちが分かるんです」とPRしようとした連中は愚かとしか言いようがない。
古谷経衡も自著の『左翼も右翼もウソばかり』で「右派の一部は『共産党(系団体)の動員か、金目当て』と断じていたが、さすがに数千人全員がそうであるというのは無理がある」「中には純粋な気持ちで参加した人もいるだろう」なんて擁護していたけど、甘いな。もちろん、デモにいたみんなが共産党だなんて、誰も言っていないが、影響を受けたことは否定できないだろう。