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大阪 「副首都化」へ 猪瀬氏に顧問就任を要請
12月16日 22時42分

首都機能の一部を担う「副首都化」を目指す大阪府は、具体的な議論を進めるために東京の行政を知る有識者の意見を聞きたいとして、東京都の前の知事の猪瀬直樹氏に特別顧問への就任を要請しました。
大阪府は、東京への極端な一極集中が進み、大規模な災害が起きれば国家としての機能が停止するおそれがあるとして、大阪が首都機能の一部を担う「副首都化」を目指しています。
今後、具体的な議論を進めるにあたって、大阪府は首都・東京や国の行政を知る有識者の意見を聞きたいとして、日本道路公団の民営化などにも携わった東京都の前の知事の猪瀬直樹氏に特別顧問への就任を要請しました。
大阪府は、近く副首都推進本部を設けて、副首都に必要な行政機能や交通網、通信といったインフラ整備などについて検討を進めることにしており、猪瀬氏にもこうした計画の策定などに携わってもらいたいとしています。
大阪府によりますと、猪瀬氏は「協力はしたい」と話しているということで、引き続き、働きかけていくことにしています。
これについて大阪府の松井知事は記者団に対し、「猪瀬氏は首都とは何かをいちばん理解している人だ。経験と知識をぜひ大阪のために生かしてほしい」と述べました。

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