渡辺康人
2015年5月20日03時00分
滝川市が所有するビール製造施設で、10年ぶりに地ビール造りが復活した。空知地方で現存する唯一の地ビールで、15日には「お披露目会」が開かれて市民らが喜びの乾杯をした。
市内の温泉施設「滝川ふれ愛の里」では1997年から2005年まで、市の第三セクターが「スカイビール」を製造していた。地ビールブームが去って赤字となったことで撤退したが、約1億円のドイツ製の製造施設は残っていたため、市が無償貸与を条件に指定管理者を募集。旭川市の「大雪地ビール」が引き継ぐことになり、醸造所を「滝川クラフトビール工房」と名付けた。
仕込みは4月から始まり、小麦が主原料の白ビール「空知ヴァイツェン」と赤褐色で苦みのある「空知エール」など4種類を製造。井内敏樹社長は「水のおいしさから質の高いビールが生まれた」と話す。お披露目会では滝川市の前田康吉市長が「喜びでいっぱい。有名な空知のワインとともに、地ビールに合う食や原料の生産につながるといい」とあいさつした。
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