社名残した車、シリアで過激派の手に 米配管業者が損害賠償要求
2015年12月16日 16:39 発信地:シカゴ/米国
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【12月16日 AFP】米テキサス(Texas)州の配管業者がこのほど、下取りに出したピックアップトラックが社名を残されたままの状態でシリアの武装勢力の手に渡り、そのトラックの写真がネット上で拡散したとして、自動車販売店に100万ドル(約1億2000万円)余りの損害賠償を求める訴えを起こした。
訴訟を起こしたのは「マーク1・プラミング(Mark-1 Plumbing)」社を経営するマーク・オーバーホルツァー(Mark Oberholtzer)氏。
昨年12月、シリア北部アレッポ(Aleppo)近郊で活動するイスラム過激派組織のメンバーが、ドアに同社の社名が書かれた車の荷台から対空砲を発射する写真をツイッター(Twitter)に投稿。オーバーホルツァー氏によるとそれ以来、抗議や脅迫の電話が相次いで同社に寄せられ、その数は写真が投稿された日だけで1000件に達したという。
先週提出された訴状によると、罵倒の電話があまりにも頻繁にかかってきたため、会社は一時営業を停止し、オーバーホルツァー氏自身もテキサス市(Texas City)の自宅から退避した。
また、販売店でトラックを下取りに出した際、同氏が社名入りのステッカーをはがそうとしたところ、店員から止められた。店員は塗装が傷むのを心配したとされ、もっと良い方法があると説明したという。だが結局、トラックは会社の名前や電話番号が残されたままオークションで落札され、トルコへと運ばれた。(c)AFP
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