「あ?」清水寺・森貫主揮毫の「安」、達筆すぎて分からなかった
2015年12月16日6時0分 スポーツ報知
「今年の漢字」は、例年通り京都の清水寺で森清範貫主(かんす)の揮毫(きごう)により発表された。
ただ、森貫主の筆の運びが通常の筆順と異なることに加え、あまりの達筆ぶりに、書き上がった字を見ても「何て書いてあるんだろう…」と頭の中に「?」マークが浮かんだ人も多数いた様子。司会の女性は「『安心の安』という声が(会場の)後方から上がりました」と“フォロー”した。
75歳の森貫主は1955年に15歳で入寺し、88年にトップである貫主に就任。95年から始まった「今年の漢字」を初年度から手掛けている。日本漢字能力検定協会によると、同協会の本部が京都にあり、清水寺が市内の観光地の中で最も訪問客が多い京都を代表する寺であることから、お披露目の場所としているという。書かれた文字は、年内は同寺で展示される。