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国際陸連 ロシア陸連に資格回復の基準示す12月12日 7時22分
国際陸上競技連盟は、組織的なドーピングで資格停止処分にしたロシア陸上競技連盟に対し、過去4年間の代表選手への聞き取り調査の義務づけなど、資格回復に向けた基準を示しました。
ロシアの陸上界を巡っては、先月、WADA=世界アンチドーピング機構が組織的なドーピングを認定し、これを受けて国際陸連はロシア陸連を資格停止処分としました。
国際陸連は11日、過去4年間のすべての代表選手から聞き取り調査を行うことや、陸連の幹部や職員がこれまでドーピングに関わっていないことを証明し、新たに倫理規程や幹部の任期制限を設けることなど、ロシア陸連の資格回復に向けた基準を提示しました。
そのうえで、資格が回復されたあとも、ロシアの陸上選手が国際大会に出場するためには、大会前の半年間で国外の検査機関による検査を3回受けることを条件としています。
国際陸連の調査チームは、来月現地に入って改善状況をチェックし、3月の国際陸連の理事会までに報告書を提出する予定です。
国際陸連のセバスチャン・コー会長は、「われわれが示した基準は不正の疑いをなくすものだ。ロシアはこの基準に沿って明確に変わったことを証明し、恒久的に守られることを調査チームに示さなければならない」というコメントを発表しました。
国際陸連は11日、過去4年間のすべての代表選手から聞き取り調査を行うことや、陸連の幹部や職員がこれまでドーピングに関わっていないことを証明し、新たに倫理規程や幹部の任期制限を設けることなど、ロシア陸連の資格回復に向けた基準を提示しました。
そのうえで、資格が回復されたあとも、ロシアの陸上選手が国際大会に出場するためには、大会前の半年間で国外の検査機関による検査を3回受けることを条件としています。
国際陸連の調査チームは、来月現地に入って改善状況をチェックし、3月の国際陸連の理事会までに報告書を提出する予定です。
国際陸連のセバスチャン・コー会長は、「われわれが示した基準は不正の疑いをなくすものだ。ロシアはこの基準に沿って明確に変わったことを証明し、恒久的に守られることを調査チームに示さなければならない」というコメントを発表しました。