日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc
日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、
ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪


テーマ:
「あさが来た」 第59回
第10週 「お姉ちゃんの旅立ち」
お互い精一杯お家守ろな?精一杯幸せになろな?


はつ) 何で新次郎様は、
    あさを選びはったんだすか?
    山王寺屋がうちを選び、
    あなた様はあさを選びはった。
    それを知った日から…何やろ?
    それがさだめやったんやて分かりつつも、
    何かが、喉に刺さった小骨のように、心に
    ずっと引っ掛かって、取れへんかったんだす。
    何でその時あなた様は、うちやのうて、
    あさを選びはったんだすか?
新次郎) それは…何でやったんやろなぁ?
はつ) は?
新次郎) ああ~せや。確か、小ちゃい頃にお父ちゃ
     んが、ラクダいう獣を見たいう話をしてくれま
     したんや。こう、背中に、大きいこぶが、2つ
     も付いてるんやて。
はつ) へぇ。


**********

あさ) はれ? お母ちゃん、遅いなぁ。
    ちょっと見てくるわな。
うめ) じゃ、やろうか。


**********

新次郎) わて、その話いっぺん聞いてから、その
     ラクダいうのに、どないかして会いたなって
     しもてなぁ。「見せてくれ、見せてくれ」言う
     て、ようお母ちゃん困らしてましたんや。ほ
     んで、そないな頃に、ちょうどお父ちゃんと
     一緒に、京都に行く事になって。そしたら…
     まだ、こない小さい女の子が、頭にカエル
     載せて、走り回ってましたんや。
     それがあさだす。
はつ) ああ…。
新次郎) それ見た時にわて、「ああ…ラクダなんか
     見られへんかっても、この子見てたらおかし
     いなぁ」思てなぁ。ハハハ。
はつ) 姉としては笑えまへん。
新次郎) ああ、すいまへん。
     せやけど、もしあさを選んだのに、何か理由
     があるとしたら、ただ、それだけの事だす。
     がっかりさしてしもたかいな。
はつ) へぇ…。ラクダとか、ペンギンとか、
    みんなで妹の事を好き勝手言わはって…。
新次郎) もちろん、今は、それだけやあらしまへん。
     あさのいろんなとこ知って、その度に、惚れ
     直したり、あきれたり…。いや…今は、その
     うちあさに置いていかれそうで、不安になる
     ぐらいだすわ。わては、自分では何もでけへ
     ん、ボンボンだすさかいなぁ。
はつ) あさが今みたいにしていられるのは、
    旦那様が新次郎様やったさかいだす。
    ほかの男の方やったら、あさは、閉じ込められ
    て人が変わってしまうか、逃げ出して今井の家
    に帰るかの、どちらかしかありまへなんだ。
    あさは、あなた様が認めてくれはるからこそ、
    自由に羽ばたけてるのだす。
    せやからどうか、ご自分に自信持っとくなはれ。
    どうぞこれからも妹を、
    よろしゅう、お頼み申します。

あさ) お姉ちゃん…。

はつ) (小声で)
    洋行帰りのお人に負けたらあきまへん。
新次郎) へ?

(あさがふすまに触れる音)
(ふすまを開ける新次郎)
新次郎) 何やあさ!? いつからいてましたんや?
あさ) ええ? いつからて…。
はつ) ええから、ええから。行こ。
新次郎) はぁ…かなわんなぁ。

**********

とうとう、姉妹が大阪で共に過ごす、
最後の夜が訪れました。

あさ) よう寝てますなぁ。
はつ) こないええお布団で寝るの初めてやさかい、
    気持ちええのだすやろなぁ。
あさ) こないしてたら、思い出しますなぁ、小さい頃。


(回想)
あさ) 許嫁さん、こ~んな顔やったらどうするん?
はつ) アハハハハ!

はつ) 大阪、行きたないなぁ。
あさ) うん。
はつ) けど、行かなあかんなぁ。
あさ) お姉ちゃん…。
はつ) (泣)
あさ) (泣)


はつ) あの時、あない泣いてたあんたが…
    こない立派な女商人になるてなぁ。
あさ) お姉ちゃんこそ、
    立派なお母ちゃんになりはったやんか。
    うちなんかほんまにまだまだや…。
    今かて、お姉ちゃんが大阪からいて
    へんようになる思たら…。
はつ) あさ。うちな…。
    う~ん…もうええわ。言うてしまいましょ。
    うちな、ず~っとあんたに、
    やきもち焼いてましたんや。
あさ) へ…? お姉ちゃんが?
はつ) うん。
あさ) うちが、お姉ちゃんにやきもちやのうて?
はつ) そうや。うちが、あんたにや。
あさ) 何で…? 何でだす? 何でお姉ちゃんが、
    うちにやきもち焼きはるんだす?
    信じられへん。
はつ) そら、おじいちゃんによう構てもろたり、
    許嫁さんに恋文もろたり…。今かて、
    うちの代わりにこの家に嫁いで、
    こないええお布団で寝てたり。
    あ~言うてしもた。
あさ) びっくりぽんや。
    お姉ちゃんがそないな事言わはるやなんて。
    そやかて…
    やきもち焼くんはいつもうちの方や。
    お姉ちゃんばっかりいつも褒められて、
    自慢の子ぉや言われて。
    うちはいつでもあかん子ぉで…。
はつ) そうだすなぁ。
    でももうあんたは、あかん子ぉやあれへん。
    うちがそばにいてへんかっても、
    十分、やっていけますやろ? うちもや。
    うちも今、ようよう…ようやく心の底から、
    この道でよかったって思てる。
    もうあんたに助けてもらわんかて、胸張って、
    前に歩いていけます。人が生きるいう事が、
    少~しだけ、分かってきた気ぃしますのや。
あさ) そうだすか…。
    うちが、そないな事分かるようになんのは、
    まだまだず~っと先の事になりそうだす。
    うちらもう、子どもやあれへんのだすなぁ。
はつ) そうや。
    これからが、うちらのほんまの勝負だす!
    ええか? お互い精一杯、お家守ろな?    
あさ) うん…。
はつ) お互い精一杯、幸せになろな?
あさ) う…うん! 負けへんで。
はつ) その意気や。うちかて負~けへん!
あさ) お姉ちゃん…!(泣)

**********

藍之助) あさちゃん、ほなね。
あさ) 藍之助。達者でな。
藍之助) うん。
菊) さあ、人けのないうちに出立しまひょ。
はつ) へぇ。
栄達) よっしゃ。
はつ) あさ。またな。
あさ) お姉ちゃんも。
惣兵衛) ほな行こか。
栄達) よし。


あさが、
はつと大阪で再会するようになるのは、
このあとずっと、先の事となります。


**********

時は、流れて…

あさ) 大阪から神戸にも、陸蒸気が走るようになりま
    したんやで。日本で2番目の鉄道だす。こない
    だな、それ、梅田のステンショまで、1人で見に
    行ってきましたんや。
カズ) へぇ。陸蒸気っち、どげなもんですと?
あさ) それがなぁ…。

(陸蒸気の絵を見せるあさ)
あさ) ボ~ッて、ものすごい音して、モクモク黒い煙
    出して…。あない大きい乗り物を、石炭が動か
    してるやんなんてなぁ。あ~早あの景色、みん
    なにも見せてあげたいんだす。
女子衆) 見てみたかねぇ。
女子衆) 早見たかぁ!
カズ) 何か今の奥さんのお顔、まるでみんなの、
    おっ母ちゃんの事ありますが。
あさ) へ? おっ母ちゃん?
カズ) へぇ。ちょこっと会わんうちに何か知らん、
    優しいお顔されるようになんなさったですが。
    ねえ?
女子衆) 優しいお顔しとる。
あさ) やぁ、そないな事…。
サトシ) おい、次のが行くぞ!
あさ) あっ、サトシさんや。
    すんまへん。ちょっと行ってきます。

(しゃがみこむあさ)
カズ) 奥さん!
あさ) ああ…大丈夫だす。
カズ) いけんちゃ。戻りまっしょ。よいしょ。
あさ) ウゥ…。
亀助) へ!?
あさ) すんまへん。何やこのごろ、なんぼよう寝ても、
    体の調子が戻らへんようになってきて…。
福太郎) おい、どげんしたと? 姉御。
伊作) さあ?
カズ) 奥さん、ああた、もしかして…!
あさ) え?


**********

世の中には、珍獣を好む男性と、好まない男性がい
る…って、そんな極端なお話ではないにしろ、好みな
んて人それぞれ。蓼食う虫も好き好き。花子とアンの
花子がナマケモノに似ていると好かれたように、ペン
ギンに例えられ…珍しいラクダよりも面白い子ぉだと
思われ…。珍獣好き男子のハートをガッツリと鷲掴む
ヒロイン・あさ。見ているだけで楽しい。面白いのがあ
さ。もちろん、受け取る側の器の大きさが必要ですが。
ロマンチックな理由からは程遠いけれど、あさの明る
さ、面白さに救われてきただろうはつには、一番納得
できる理由だったかも。適材適所。少なくとも、あさに
は新次郎が必要で、新次郎にしかあさを自由に羽ば
たかせることはできなかったのだと…。そして惣兵衛
は、あさではなく、はつじゃなければ救われなかった。
相性って…やっぱりあるよねぇ。そこそこの相性って
のもあるけど、本当に合う相性には敵わない気が…。

新次郎の自信のなさを知って、上手に応援、よいしょ
しつつ、ライバルの存在を匂わせてハッパをかける。
ホント妹思いのお姉ちゃんにはかなわんなぁ…てな。

ずっと気になっていた事を新次郎に聞いて、ようやく、
ちゃんと自分の運命を受け入れることができたはつ。
吹っ切れたはつが、ずっと隠してきた自分の気持ち、
あさへのやきもちを語り出すところで、もう涙が止まら
ない。子供の頃の回想から、本当に、いろいろあって、
今があって。ずっとやきもちを焼いていた気持ちを笑
って語れるはつの、芯の強さ、優しさに泣けて泣けて。

でももうあんたは、あかん子ぉやあれへん。
うちがそばにいてへんかっても、
十分、やっていけますやろ? うちもや。
うちも今、ようよう…ようやく心の底から、
この道でよかったって思てる。
もうあんたに助けてもらわんかて、胸張って、
前に歩いていけます。人が生きるいう事が、
少~しだけ、分かってきた気ぃしますのや。

ああ、お姉ちゃんだぁ…。はつはやっぱりお姉ちゃん。
はつのお姉ちゃんぶりが愛おしくて、こんなお姉ちゃ
が欲しかったよ~と本気で思う。あさが羨ましすぎる。
でも、あさがいてのはつ。はつがいてのあさなんだよ
ね、きっと。だからこそ、お姉ちゃんであり、妹であり。
「うちらもう子どもやあれへんのだすなぁ」のセリフが
切なくて…。子供時代の2人を思い出して、また涙…。

お互い精一杯、お家守ろな?    
お互い精一杯、幸せになろな?

あさもはつも、精一杯幸せになってもらいたいって心
から願えるドラマは、やっぱりいいなぁと思うこの頃。
残るはサトシ問題と、コウノトリがやってきたの巻?


「あさが来た」関連ブログはこちらから↓
「あさが来た」関連ブログリスト

●「あさが来た」HP


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