いい本でした。
ミニマリストってこういうことだよ。
日本でも始まっている小さな住みかた。都市との距離、住まいのありかたを見直し、実行した先駆者たちの言葉。
スモールハウス関連の事業を展開するYADOKARIの一冊。よくまとまっていて、紙の本で持っていたい作品です。本棚にあるといい感じ。
この本はまさに「ミニマリスト」を扱っています。最近関連本が増えているので、どっかで聞いたこともあるかもしれません。ざっくりいうと、こういう暮らしです。Google先生がいうんだから間違いない。
「徹底的にモノを持たない暮らし」くらいの意味合いのようですが、このニュアンスって、なんかちょっと間違っている気がするんですよ。「ミニマリスト」って、もっと射程が広いと思うのです。「断捨離」の延長にはないんじゃないかな、と。
ミニマリストはクリエイティブだ!
「アイム・ミニマリスト」を読んだら、その違和感が、うまく言語化できました。そう。ミニマリストは「身の丈に合った生活を取り戻し、創造的に生きること」を実践する人々なんですよね。「断捨離」だとただ捨てているだけですが、本書に紹介されているミニマリストたちは、みんな超クリエイティブなんです。
たとえば女手ひとつで家を作っちゃった本山早穂さん。もう、写真を見ればわかりますよね。こんな家を自分で作っちゃうわけです。約20平米と超コンパクトな家です。
めっちゃ素敵。ステンドグラスも自作だとか。
もひとつ本書より。われらがgreenzの鈴木奈央さんも紹介されています。彼は千葉県いすみ市で、トレーラーハウスに住んでいるんです。もう写真からしてクリエイティブというか、突っ込みどころありすぎw 家族三人で35㎡とこちらもコンパクト。
ほら、わかりますか?見ているだけでワクワクしますよね!Google先生が提示する「ミニマリスト」にはないワクワク感。こんなの面白くないっすよ。勝手にやるぶんにはいいですけどね。
「月極本」も面白かったよ。
YADOKARIが発行するオリジナル書籍「月極本」も読んだのですが、こっちもすばらしいミニマリストがたくさん。これとか刺さる。大きな敷地に小さな家を建てるとか、超ワクワク。
家は小さく、野望は大きく。
ミニマルを志すのは「余白」がほしいからだと思うんですよね。余計なモノを捨てて、余剰のエネルギーを獲得する。そのエネルギーを何に使うか。それが現代版のミニマリズムの本質ですよ。
勝手にコピーをつけるとすると、さしずめ「家は小さく、野望は大きく」というところでしょうかね。ぼくも42平米の家に住んでいますが、まずは年商1億と、野望は大きく考えております。
最後に、小さな我が家から見える景色を。ほら、ワンルームマンションとか、なんか違う気がしません?
東京から高知県に移住したよ!
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