ニュース詳細
ガソリン価格126.2円 最安値の更新続く12月16日 14時52分
今週のレギュラーガソリン、1リットル当たりの小売価格は原油価格の下落を受けて、全国平均で126.2円に値下がりし、ことしの最安値の更新が続いています。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、14日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たりの全国平均で126.2円と先週より1.6円下がりました。これは8週連続の値下がりで、ことしの最安値の更新が続いており、水準としては平成22年1月上旬の調査以来、およそ5年11か月ぶりの安値水準です。
また、灯油の店頭価格も1リットル当たりの全国平均で1.1円値下がりして72.8円、18リットル当たりでは1310円となり、23週連続で値下がりしました。
これは、今月4日、OPEC=石油輸出国機構が原油の減産を見送ったことなどで原油価格が一段と下落し、石油元売り各社がガソリンや灯油の卸売価格を引き下げたことが主な要因です。
今後の見通しについて石油情報センターは、「供給の過剰感が世界的に広がっていることで、原油価格は2008年にリーマンショックの影響で大幅に下落したころの低い水準に近づいている。これを受けて石油元売り各社も卸売価格を引き下げていて、来週もガソリンや灯油の値下がりは続きそうだ」と話しています。
また、灯油の店頭価格も1リットル当たりの全国平均で1.1円値下がりして72.8円、18リットル当たりでは1310円となり、23週連続で値下がりしました。
これは、今月4日、OPEC=石油輸出国機構が原油の減産を見送ったことなどで原油価格が一段と下落し、石油元売り各社がガソリンや灯油の卸売価格を引き下げたことが主な要因です。
今後の見通しについて石油情報センターは、「供給の過剰感が世界的に広がっていることで、原油価格は2008年にリーマンショックの影響で大幅に下落したころの低い水準に近づいている。これを受けて石油元売り各社も卸売価格を引き下げていて、来週もガソリンや灯油の値下がりは続きそうだ」と話しています。