下山祐治
2015年12月16日10時34分
国土交通省は、3世代が一緒に住む家を建てる時に工事費を補助する仕組みを、来年1月にも新たに始める方針を固めた。来年度からは、3世代で住むためのリフォーム費用分の一部を所得税から差し引く仕組みも導入する。
3世代が同居し、子育てや介護を家族どうしで支え合うことで、社会保障にかかる公的な負担を減らす狙い。一つの家に、キッチン、浴室、トイレ、玄関のうち、2種類以上が複数あることを条件にする。
まず早ければ、来年1月以降に建設する住宅を対象に建設費の2分の1を補助する仕組みをつくる。上限は100万円台とする見通しで、多くは満額が支給されそうだ。政府が来年の通常国会に出す、今年度の補正予算案に100億円前後の関連費用を盛り込む。
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