2015年12月16日09時34分
2027年のリニア中央新幹線開業に向けたJR名古屋駅の整備で、名古屋市は東西をつなぐ2本目の通路を新設する計画を固めた。混雑を緩和し、駅東の名鉄や近鉄へのアクセスも改善する狙い。JR各線をくぐるため、JR東海と工事の方法や費用負担について検討を本格化させる。
リニアも含め10路線になる駅を東西に貫く通路は、今は太閤通口と桜通口をつなぐ中央コンコースのみ。駅周辺再開発で混雑が増す中、市は駅東西のネットワーク強化を掲げ愛知県や鉄道各社と協議している。
東西の新通路は、太閤通南口と広小路口を地上でつなぎ、東に整備予定の名鉄や近鉄との乗り換え空間に接続。西の新幹線やあおなみ線と連絡が円滑になる。名鉄には中部空港行きもあり、県は広域ネットワークの改善にも期待する。
残り:265文字/全文:599文字
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
PR比べてお得!