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 岐阜市は15日、後輩に対し殴るなどの暴力行為を伴うパワーハラスメントを繰り返したとして、市消防本部の男性消防士(26)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、男性消防士は、今年4月に配属された後輩の男性消防士(27)について「放水訓練でホースの持ち方が悪い」といった不満を持ち、6~9月、手のひらで顔を打ったり、胸付近を手で10回ほど殴って首を絞めたりした。後輩の胸にはあざが残ったという。後輩の親族が10月に市に相談し、発覚。男性消防士は「一人前に育てたいという使命感に燃えていた」と話しているという。